東京都医師会の尾崎治夫会長は30日、記者会見し、東京都の新型コロナウイルスの感染確認者が増えていることについて「東京は何もしていないのではないかと言われる。(しかし)日夜都の職員、保健所、医療者も毎日頑張って(感染者を)隔離している。私はかなり効果があるんじゃないかと思っている。東京も決して無策ではない。しっかりやっているということにご理解いいただければと思う」と語った。 尾崎会長は、ウイルスを収束させるためには(1)無症状者含めて感染者の積極的隔離(2)エピセンター(感染の震源地)の徹底的対処(3)エピセンターからの周辺感染拡大防止――の3点が必要だと説明し、「この3つがしっかりしないと対策は進まないだろう」と述べた。 (1)については、都でも自治体、保健所、医療者らが連携し、感染確認者を入院やホテルでの宿泊療養へ導き、自宅で療養している感染者も「自宅でも決して野放しになっている訳ではなくて保健所が指導している」と述べ、対策を取っていると訴えた。 一方で、(2)については「上手くいっていない」と指摘。コロナ対策の特別措置法を改正して法的拘束力のある休業要請を可能にし、全国一斉に休業を進める必要があるとし、そのためには「国が動く」必要があると述べた。「各都道府県にお任せして、『休業お願いします』、『できれば検査もしてください』ではもう無理だ」と訴えた。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
岩手県で初の感染者 達増知事が訴えも…やはり始まった誹謗中傷と特定作業(ABEMA TIMES)
全国で新型コロナウイルスの感染者が続々と確認される中、29日に話題の中心となったのが、初めての感染者が出た岩手県だ。Twitterでは、「岩手県」のほか「岩手陥落」がトレンドに入るなど、感染防止の努力を続けていた岩手県で感染者が出たことへの衝撃が広がった。 【映像】やはり始まった誹謗中傷と特定作業 感染者ゼロを続けていた5月、岩手県の達増知事は会見で「感染することは悪ではない」と県民に向けメッセージを送っていた。 「第1号になったとしても、県はその人のことを責めない。第1号の患者さんについては、特に丁寧に優しく対処して命と健康を守るようにしたいと思うし、県民の皆さんに対しても第1号の陽性者、患者さんについてはお見舞いの言葉を送ったりとか、気持ちの中だけでも優しく接してあげてほしい」(達増知事) しかし、この知事の言葉が届かなかったのか、県内での感染者が判明すると、地元の話題に関する匿名掲示板やSNSには一部のユーザーによる厳しい言葉が書き込まれた。 「危機管理できてない馬鹿が」 「この時期関東行くとか馬鹿じゃねーの マジでありえん帰ってくんじゃねーよ」 感染した盛岡市の男性が関東のキャンプ場に滞在していたことについて、その行動に対する批判が相次いだのだ。 さらに、他の地域でも行われた“感染者の特定作業”が岩手県でも始まった。 「◯◯関係の仕事って本当ですか?」 「特定しました 盛岡は◯◯◯◯(実名)」 自分の近くに感染者がいるかもしれないという県民の不安に対し、達増知事は「感染拡大の防止に全力で取り組むとともに、正確かつ迅速な情報の提供に努めていく。新型コロナウイルス感染症は誰でも感染する可能性があるということで、県民の皆さまには、引き続き冷静に感染対策に努めていただくようお願いしたい」と改めて訴えた。 (ABEMA/『ABEMAヒルズ』より) Source : 国内 – Yahoo!ニュース
GPSで居場所確認「見張り」に当たらず ストーカー規正法めぐり最高裁(産経新聞)
女性の車に衛星利用測位システム(GPS)を取り付けて居場所を知った行為が、ストーカー規制法の禁じる「見張り」に当たるかどうかが争われた2件の刑事事件で、最高裁第1小法廷(山口厚裁判長)は30日、見張りについて「機器などを用いても家の付近など一定の場所で動静観察を要するのが相当」とし、GPSで居場所を把握するだけでは該当しないとの初判断を示した。その上で見張りと認めなかった2審福岡高裁判決をいずれも支持し、検察側の上告を棄却した。 1件目の被告は、当時の妻の車にGPSを取り付けたとして同法違反罪などで起訴。1審福岡地裁はGPSによる位置情報の把握を含め同罪が成立するとして懲役1年としたが、2審福岡高裁は見張りを「視覚など感覚器官を用いた行為」と限定的に判断。実際に近くで妻を注視した行為のみの成立を認め、懲役8月とした。 もう1件の被告は、元交際相手の女性の車にGPSを取り付け、長期にわたり位置情報を把握し続けたとして起訴され、1審佐賀地裁が有罪と判断。しかし2審福岡高裁は位置情報の把握を見張りと認めず、1審判決を破棄した。ただGPSを取り付ける際に女性がいないかを確認する行為などが見張りと解釈する余地があるとして、審理を地裁に差し戻した。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
緊急地震速報は「誤報」だった 気象庁が会見でおわび
30日午前9時36分、東京都心から500キロ以上南にある鳥島の近海を震源とする地震があり、気象庁は同38分、関東甲信や東海、東北の一部の広い範囲を対象に緊急地震速報を発表した。だが、震度1以上の揺れは観測されなかった。 震度1以上を観測する地震ではなかったことについて、気象庁は同日午前、記者会見を開いた。加藤孝志・地震津波監視課長は「誤報」だったと認め、「国民の皆様に多大なご迷惑をおかけしましたことをおわび申し上げます」と謝罪した。 気象庁によると、地震の揺れの検知から震源地の決定、震度の予測、緊急地震速報の発表までは、すべてシステムが自動的に処理する。今回は各観測点からのデータを集めて震源地を決める際に、実際の震源より約450キロ本州に近い房総半島南方沖に決めてしまったという。さらに地震の規模を示すマグニチュードを実際には5・8(速報値)だったが、7・2と過大に推定した。 加藤課長は「今後も精度向上に努める」とする一方、同じ条件の地震が発生すれば再び誤報が起きるとし、「我々も悩んでいるが、改善の方向性があるかを検討したい」と話した。 気象庁の関田康雄長官は、30日の参院国土交通委員会で今回の誤報について問われ、「これからしっかり原因を究明し、早急にシステムの改善に努めてまいりたい」と答弁した。(山岸玲) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
読者が選んでくれました! 思い出に残る私の関西遺産
2015年以降に取り上げた「まだまだ勝手に関西遺産」は260編。読者の皆さんに印象深い「遺産」を思い出とともに募ったところ、多くのメールやお便りをいただきました。その中から4人の方を紹介します。 拡大するコミニケ出版では下井謙政社長(前列中央)と社員がそろって朝礼。月刊朝礼につづられた、その日のエピソードと「今日の言葉」について意見を述べる。1月9日の言葉は「もらった親切を数えましょう」=大阪市北区、滝沢美穂子撮影 月刊朝礼 2020年1月9日掲載 大阪市北区のコミニケ出版が発行する「月刊朝礼」は、会社の朝礼で使えるネタを提供する雑誌。1日1話、偉人の行いやスポーツのエピソードなどをつづり、教訓で締めくくる。約2千社が定期購読する。 ■朝礼ネタ 執筆に誇… 【8/7まで】シンプルコース(月額980円)が今ならキャンペーン中!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
日本一短い川の「ぶつぶつ川」 大水害時は「命の水」に
昨今の豪雨による水害からは、人間と河川との付き合い方を考えさせられる。普段は穏やかに見える川が「暴れ川」に姿を変えることもあれば、水不足時に命の水となることもある。 数ある川のうち、日本一長い川は信濃川(全長367キロ)。では日本一短い川は? 答えは、和歌山県那智勝浦町の粉白(このしろ)地区を流れる「ぶつぶつ川」だ。河川法に基づいて指定された川としては最も短く、全長13・5メートル、川幅は1メートル前後。水深30センチに満たない。 2008年に2級河川に指定された。和歌山県河川課は「河川環境の維持保全には県で管理するのが好ましい。『日本一』とPRし、地域を活性化するために指定した」と説明する。 国内の川は河川法に基づき、国管理の1級河川、都道府県管理の2級河川、市町村管理の準用河川に指定されている。ぶつぶつ川の指定までは北海道島牧村の2級河川・ホンベツ川(30メートル)、山形県真室川町の準用河川・東町塩野川(15メートル)が「短い川」だった。 ぶつぶつ川は、近くにある玉の浦海水浴場に注ぐ粉白川の支流。1918年発行の「下里村誌」に「清泉を湧出(ゆうしゅつ)する泉あり、俗にブツブツと称す」と記され、上流の川底から沸々と湧き出る際に気泡がたつ様子から名付けられたらしい。 住民らは指定を機に「ぶつぶつ川周辺を美しくする会」を作り、草刈りや清掃を続ける。「子どもの頃は水量も多く、海水浴の後に飛び込んで遊んだ」と近所で育った畑中利之さん(79)は振り返る。野菜や魚を洗ったり、飲み水をくんだりと、今も生活用水に使われ、憩いの場でもある。 水温は年間を通じて16度前後。かつてはウナギやアユも確認された。2011年に台風12号の大水害で断水した時は、きれいな飲み水を求める人たちの行列ができた。近くの桑原暁一さん(72)は「水が途切れることはなく、ありがたい。命の水です」と話す。 10年余り前から付近の自然環… 【8/7まで】シンプルコース(月額980円)が今ならキャンペーン中!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
藤井棋聖に殺害予告疑いで男逮捕 「対局やめろ」43歳の会社員(共同通信)
日本将棋連盟のウェブサイトに今月4日、藤井聡太棋聖(18)を名指しし「対局をやめさせなければ殺害する」と書き込んだとして、警視庁原宿署は30日、威力業務妨害の疑いで、住所不詳、会社員畠山拓也容疑者(43)を逮捕した。 当時は棋聖戦5番勝負の期間中で、その後、藤井棋聖は史上最年少でタイトルを獲得した。同署が動機を調べている。 逮捕容疑は4日午後11時半ごろ、スマートフォンで連盟ウェブサイトにある問い合わせフォームに殺害を予告する内容を書き込み、業務を妨害した疑い。 日本将棋連盟は脅迫を受け警備を強化したといい、「逮捕されてほっとしている」とコメントした。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
大教大に爆破予告 威力妨害容疑で捜査(産経新聞)
大阪教育大(大阪府柏原市)について、「主要建造物と付属校などを30日に爆破する」との予告がインターネット掲示板に書き込まれていたことが30日、関係者への取材で分かった。大学側は学生らの入構を原則禁止とし、大阪府警が威力業務妨害容疑で捜査している。 捜査関係者や大学によると、ネットの掲示板に23日、「大教大の各キャンパス主要建造物と付属学校の計20カ所を7月30日の午前から午後にかけて爆破する」などと書き込まれた。大阪府立大と大阪市立大との統合に対する不満を示す内容も書かれていたという。 大学側は、大学と付属11校園の学生や生徒らの同日の入構を禁止。府警は関係施設を調べているが、不審物は見つかっていない。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
日産元役員、9月に初公判へ ゴーン事件の金商法違反罪(共同通信)
金融商品取引法違反罪で、前日産自動車会長カルロス・ゴーン被告(66)=入管難民法違反容疑で逮捕状=が起訴された事件で、共犯として起訴された元代表取締役グレゴリー・ケリー被告(63)と法人としての日産の初公判が9月15日に東京地裁で開かれる見通しになったことが30日、関係者への取材で分かった。 同事件でゴーン、ケリー両被告は2018年11月に逮捕された。裁判官と検察側、弁護側が争点を絞り込む公判前整理手続きは19年6月に開始。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で今年4月の手続きが取り消され、30日に協議を再開した。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
佐世保市が原爆写真展の後援断る 「政治的中立性保つため」(共同通信)
長崎県佐世保市と市教育委員会が、市民団体が企画する原爆写真展の後援を断っていたことが30日、市教委などへの取材で分かった。市教委は昨年も同様の対応を取っており「政治的中立性を保つため」と説明。団体側は「県民感情と異なる」と反発している。 主催団体の一つ、原水爆禁止佐世保協議会によると、写真展は8月8日に佐世保市内の公園で開催し、同時に隣接する商店街で核兵器廃絶を訴える「ヒバクシャ国際署名」を募る予定。 団体側は市教委に6月30日、市には7月1日に申請し、29日に後援しないと双方から回答があった。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース