群馬県の山本一太知事は2日の定例記者会見で、東京都の状況を「大変心配している。100人を超えたことは相当注視しないといけない」と警戒感を示した。ただ現時点で、群馬との往来自粛を求めるなどの措置は考えていないとした。 これまでの休業要請などで地域経済は傷ついているとして、山本知事は「経済活動を再び止めることは難しい。過剰反応することは避けなければいけない」と話した。一方、東京都で事態がさらに悪化した場合については、緊急事態宣言を念頭に「措置を取った方がいいと思ったら、早めにやった方がいい」との見解を示した。 経済活動の再開と感染拡大について知事は「『withコロナ』の世界では断続的に起こる現象だ。場合によっては規制と解除を繰り返し行う、不愉快なサイクルが常態化することも考えなければいけない」と話した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
梅雨の晴れ間に富士山 コロナ禍で登山客の姿なく
梅雨の晴れ間となった2日、富士山上空からは頂上付近がよく見えた。例年は1日に山梨県側で山開きを迎え、夏山登山シーズンが幕を開けるが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため山梨、静岡両県側ともに登山道を閉鎖。山小屋なども休業しており、山頂付近に登山客の姿はなかった。(嶋田達也) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
千葉で11人感染、69日ぶり2桁 知事「緊張感を」
千葉県内で2日、新たに11人の新型コロナウイルス感染が確認された。感染者が2桁になるのは4月24日以来で、69日ぶり。11人はいずれも軽症という。県内の感染者は再陽性も含め、延べ986人となった。 県の担当者は、11人のうち10人の感染経路が追えているため、「県内で市中感染が広がっているわけではない」とした。ただ、感染者が増加傾向にある6月22日~7月2日に感染が判明した54人のうち、少なくとも29人に東京都内との往来があったとして、「都内に行く時は気をつけてほしい」と呼びかけた。 千葉県は「第2波」に備え、警報(感染防止の協力要請など)や再要請(休業要請など)を出す目安となる三つの指標を示している。①直近1週間の新規感染者数の平均②その増加率③PCR検査の陽性割合のうち、①と②の二つで警報発令ラインを超えた。実際に発令するか現在、慎重に検討しているという。 森田健作知事は2日、「千葉県としても緊張感をもって行動する必要がある。発熱・せきのある方は医療機関へ行く以外は自宅にいましょう。人と接するときはマスクを着用しましょう。人ごみや人と人が密になることは避けましょう。特に高齢者の方はご注意ください」とのコメントを出した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
専門家「いまの状況続けば4週間後に6倍」 東京都、新型コロナの感染経路不明者(THE PAGE)
東京都は2日、新型コロナウイルス対策に関する専門家を交えた会議を開いた。その後、専門家の1人の国立国際医療研究センター病院・国際感染症センター長の大曲貴夫氏は、1日までの都内の感染者動向を説明したうえで、いまの状態が続くと4週間後には感染経路不明の新規陽性者が1日当たりの6倍(160人)に上ると説明した。 大曲氏は「7月1日時点の新規陽性者における接触歴が不明の方の数が27.1人(7日間平均)、(前週との)増加比が158%。この状況で変化なく増えていくと4週間後にはリンク(感染経路)が追えない新規の陽性者が1日当たり6倍に増える。具体的に言うと160人。それが10日続けば1600人の新入院患者が生じる。さらに4週間同じ状況が続くと、元々から計算すると40倍になる。かなりの数だ」と訴えた。 記者から「いまのまま行くと、いつごろ医療体制がひっ迫するのか」と質問が出ると、「正直見えにくい」としつつも「分かりやすい言い方をすれば、例えば、4週間後の6倍160人という数。このペースだと6日で960人。いま都が準備している病床が1000床なので、それくらいのペースで病床は埋まっていく」と語った。一方、3月4月に比べると、PCR検査、病床、救急車など医療体制が良くなっていると指摘し「その中でどのくらい負荷がかかるのかはもうちょっと見ていかないと分からない」と述べた。 会見には東京都医師会の猪口正孝副会長も同席。猪口氏は、5月2日以来の100人越えとなった2日の新規感染者について「20代30代の若年層が70%くらい」と説明。そして「これが50歳60歳以上になると重症化率が高くなり、入院に対する需要がぐっと増してくると思う。いまの数字がそのまま倍数化していくだけでなくて、その患者の年齢層が変わってくるだけで、かなり大きく医療の需要が変わってくる。このまま広がっていくと若年層だけでは収まらなくなってくる。そうするとかなり(医療体制の負荷に)スピードがついてくる可能性があると思う」と語った。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
【動画】3日の天気 – 西から雨雲広がる 激しい雷雨も 西日本は4日にかけて大雨警戒(2日18時更新)(ウェザーマップ)
ウェザーマップ 3日(金)は再び広い範囲で梅雨空が戻ってきます。 東日本や西日本を中心に雨で、雷を伴って激しく降る所もあるでしょう。 特に九州南部など西日本の太平洋側では4日(土)にかけて大雨になるおそれがあり、土砂災害などに警戒が必要です。 3日(金)は北日本は晴れ間がありますが、東日本や西日本では広く雨や雷雨となりそうです。 特に雨の量が多くなりそうなのが九州南部で、3日(金)の夕方までに多い所で200ミリ。 その他、近畿や四国、九州北部でも80ミリを予想しています。 このあたりでは、4日(土)の夕方にかけて、さらに200ミリ前後の大雨となる所がありますので、土砂災害などに警戒が必要です。 九州南部では日付が変わる頃から活発な雨雲がかかり始め、その雨の範囲は次第に東へと拡大します。 午後には東日本でも雨の降り出す所が多くなりそうです。 特に太平洋側ほど活発な雨雲がかかりやすく、大雨になるおそれがあります。 鹿児島は一日雨で、福岡や高知でも朝には雨が降り出し、夜からは激しい雨や雷雨となりそうです。 大阪や名古屋は昼過ぎから、東京では夕方以降、本降りの雨となるでしょう。 日中の最高気温は晴れる北日本では前日より高い所が多い予想です。 その他は前日より低い所が多いですが、湿度が高いため、ジメジメと感じられそうです。 (気象予報士・多胡安那) Source : 国内 – Yahoo!ニュース
地方の女性流出は「偏見が要因」 内閣府の有識者会議が指摘(共同通信)
内閣府は2日、女性の社会参画に関する有識者会議を開き、5年に1度策定する「男女共同参画基本計画」の素案を示した。地方から都市部に若い女性が流出していることについて「地域に性差への偏見が根強く存在している」と指摘。自治体や地域社会、企業が連携し、女性が働きやすい環境を整えるよう求めた。 素案では、地方の人口減少が進む要因として若い女性の都市部への転入が多いとし、その背景を「企業経営者などの理解が足りず、やりがいが感じられない環境になっている」と分析した。 女性や若者が地方に定着するために、地元企業への支援をする自治体の取り組みに国の交付金を活用するとした。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ストーカーで免職「重すぎ無効」 東京地裁、雇用関係認める判決(共同通信)
同僚の女性にストーカー行為をしたとして諭旨免職処分を受けた男性が、勤務先のPwCあらた有限責任監査法人(東京)に無効確認を求めた訴訟で、東京地裁は2日「処分は重すぎて無効だ」とした上で、雇用関係にあると認める判決を言い渡した。 判決理由で三木素子裁判長は「内部調査で被害者への配慮を欠く発言をしており、真に反省していたかは疑わしい」としながらも「警察から警告を受けた後も続けていたという事情や、ほかの懲戒処分歴もなく、処分は相当でない」と述べた。 判決によると、男性は2017年9~11月、同じ職場で働く女性が帰宅する際に後をつけたり、同じ電車に乗ったりした。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
駅員らに暴力581件、飲酒6割 19年度、週末や休日に多く(共同通信)
日本民営鉄道協会やJR各社などは2日、駅や列車内で2019年度に発生した駅員や乗務員への暴力行為は581件だったと明らかにした。18年度より49件減った。加害者のうち飲酒していた割合が356件で61.3%を占めた。週末や休日に多くなり、金、土、日曜はいずれも90件以上。深夜になるにつれて増加傾向だった。 581件のうち50代と60代以上が計238件で40%超。発生場所はホームが最多の223件で、改札214件、車内69件と続いた。 全国の鉄道各社は10日からの2カ月間、「たった一発で人生はこわれる。」とのポスターを掲示し、暴力をやめるよう呼び掛ける。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
被害の女子学生に「一方的好意」 殺人容疑で送検の大学生(共同通信)
静岡県沼津市の路上で近くに住む女子大学生山田未来さん(19)が刃物で刺され死亡した事件で、殺人容疑で送検された同じ大学に通う堀藍容疑者(20)が容疑を認め、山田さんに対し一方的に好意を抱いていたとの趣旨の供述をしていることが2日、捜査関係者への取材で分かった。 捜査関係者によると、襲撃には包丁が使われ、堀容疑者が同県三島市の自宅から事件当日に持参してきたことも判明。沼津署は襲撃が計画的だった疑いもあるとみて経緯を調べている。 同級生によると、2人はともに三島市にある日本大国際関係学部の2年生で、同じ国際教養学科に所属していた。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
オンラインお座敷、「ならでは」の新芸も 岐阜から発信
岐阜市の芸舞妓(げいまいこ)団体「鳳川伎連(ほうせんぎれん)」が6月から、花柳界の雰囲気を自宅で楽しめる「オンラインお座敷遊び」を始めた。新型コロナウイルスの影響で宴席などが減るなか、同団体代表で幇間(ほうかん)(男性芸者)の喜久次さん(50)は「新たなおもてなしの一つとして広めていきたい」と話す。 5月中旬、試験的に開いたオンライン宴席が岐阜市玉井町の古民家の2階であった。オンライン会議システム「Zoom」を使い、岐阜や東京のなじみ客ら10人が画面の中で顔を合わせた。 喜久次さんと舞妓の喜(き)りんさん(20)がパソコンのカメラに向かってあいさつ。岐阜の花柳界や舞妓の衣装の解説に続いて、金びょうぶの前で長良川鵜飼(うかい)を題材にした小唄「かざをりゑぼし」に乗せ、舞踊が披露されると、画面の向こうから大きな拍手が起きた。 客と一緒にじゃんけんをしたり… 980円で月300本まで2種類の会員記事を読めるシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル