9月10日の開業を控え、世界最大級の大型客船が入港できる「東京国際クルーズターミナル」(東京都江東区)の内覧会が26日に開かれた。東京五輪の開催に合わせ、7月に開業予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、延期されていた。 既存の「晴海客船ターミナル」(中央区)も外国籍船に対応しているが、レインボーブリッジの内側にあり、大型船は橋の下を通れない。このため、都が390億円かけて整備した。岸壁の長さ430メートル、水深11・5メートルで、世界最大級の大型客船も入港できる。 内覧会に合わせて、現在は運航を中止している商船三井客船のクルーズ船「にっぽん丸」(全長約167メートル)も着岸して、開業を祝った。都によると、新型コロナの影響で当面は外国籍船の寄港予定はなく、まずは日本籍船の受け入れを目指すという。(長野佑介) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
米軍跡地で重機転落、男性不明 穴に大量の水、救助難航
米軍が使っていた横浜市金沢区の「小柴貯油施設」の跡地で25日午後4時ごろ、重機で作業をしていた60代男性が重機ごと行方不明になった。神奈川県警などは、直径約45メートル、深さ約30メートルの地下燃油タンク跡に転落したとみているが、内部には推定約1万立方メートルの水がたまっており、救助活動は難航している。 金沢署などによると、事故前にはタンク跡を屋根や土が覆っていたが、それらがなくなって巨大な穴が開いており、作業中に崩落した可能性が高いという。 市が跡地を公園にするための工事を進めており、男性は下水道工事で現場付近に仮置きした残土を、重機で整地する作業をしていたという。市の担当者は「地下タンクの上で盛り土をしないように指示していた」と話している。 26日夜ごろからポンプで約24時間かけて排水する予定で、崩落など二次災害の恐れがないことを確認した後に救助を進める方針だ。 現場は旧日本海軍が燃料貯蔵基地として建設。戦後は米軍が航空機燃料の備蓄基地として使い、2005年に日本に返還された。(黒田陸離) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
医療機関の負担軽く? コロナの運用見直し、政府が検討
新型コロナウイルス感染症をめぐり、政府は軽症や無症状の感染者も入院させることができるとする感染症法上の運用を見直す議論を進めている。保健所や医療機関の負担を軽減し、重症者に集中的に対応することが主な目的だが、新型コロナへの国民の不安を抑え、経済活動を活発化させたいとのねらいもある。 官邸関係者によると、政府は28日に対策本部を開き、安倍晋三首相が会見を行う見通し。医療機関への支援策などとともに、運用の見直しを打ち出すことも検討しているという。 現在の運用が妥当かどうかをめぐっては、24日に開かれた有識者で作る政府の分科会で問題提起され、メリットやデメリットを整理することで合意していた。コロナ対応を担う西村康稔経済再生相は26日の会見で、医療関係者から「指定感染症に指定されていることによって、軽症者や無症状者の入院措置も行われ、保健所や医療機関の負担が増大している」との意見が寄せられていると指摘し、感染症法上の措置の運用について、厚生労働省の助言組織などで「検討を行う」と述べた。 6月以降の感染再拡大では、感染者数が高止まりする一方、重症者は少ないことから、官邸内には「入院は重症者に特化していい」(幹部)、「(新型コロナに対する)国民の意識を変える必要がある」(首相周辺)などの意見が出ていた。経済と感染拡大防止の両立を掲げる政府にとって、運用を見直すことで国民の不安を緩和し、経済活動を促す効果が期待できる。政府高官は「態勢が整えば恐るるに足らない病気となる」と語った。 ただ、軽症者や無症状者の扱いについては、すでに宿泊施設や自宅での療養も広がっている。コロナ対応に関係する政府関係者は「見直しがどの程度現場の負担を軽減する効果があるのか分からない」と話す。(中田絢子) 感染症の位置づけは 新型コロナ感染症は2月に感染者への入院勧告や就業制限ができる、「指定感染症」に位置づけられた。対象は国民の生命や健康に重大な影響を与える恐れのあるもので、緊急時にスムーズな対応が取れるようにする。診断した医師は届け出る必要があり、医療費は公費で負担する。 感染症法では、感染症を危険度… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
全国で903人感染 山口県で初のクラスター発生認定
新型コロナウイルスの国内の感染者は26日午後11時45分現在で、新たに903人が確認された。東京都は前日より54人多い236人で、3日ぶりに200人台となった。死者は9都府県で計13人だった。 都内の年代別の内訳は20~30代が半数を占めるが、40~50代も3割に迫る。 千葉県では、船橋競馬場に所属する20~40代の男性騎手6人の感染が判明した。県競馬組合によると、19日に発熱を訴える騎手がいたため、所属騎手25人にPCR検査を実施していたという。同競馬場は31日~9月4日に無観客で開催予定だったレースの中止を決めた。 岩手県では過去最多の6人の感染が判明。いずれも前日に感染がわかった盛岡市の20代会社員男性の濃厚接触者だという。 三重県で確認された桑名市の20代会社員男性は、すでに感染がわかっている男性らと13日にバーベキューをしていた。 過去最多の15人が確認された山口県では、県内初のクラスター(感染者集団)発生を県が認定した。山陽小野田市の接待を伴う飲食店を訪れた客4人の感染が新たにわかり、同店での感染者の合計は客と従業員で14人に。県は、同じ地域内で酒を提供する飲食店約70店の全従業員を対象にPCR検査を実施する。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
岩手で新たに6人が新型コロナ感染 県内計19人に
岩手県と盛岡市は26日夜、県内で6人の新型コロナウイルスの感染が確認されたと発表した。6人はいずれも前日夜に県内13例目として感染が確認された盛岡市の20代会社員男性の濃厚接触者。県内で感染が確認されたのは、これで19人となった。 6人は盛岡市の20代の会社員男性と、遠野市の10歳未満と20~60代の男女計5人。 盛岡市保健所によると、13例目の男性は、18日夜に熱っぽさを感じ翌日も発熱や関節痛があったため、職場を早退して市内の医療機関を受診。自宅療養を続けたが、せきが出て嗅覚(きゅうかく)に異常を感じたため、25日に盛岡地域外来・検査センターを受診したところ、肺炎の所見が認められ抗原検査で陽性と判明した。 男性は発症前の2週間に県外との往来はなく、12~16日に遠野市の実家に滞在。濃厚接触者となった親族10人と職場の同僚2人が検査を受けていた。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
小川洋子氏、ブッカー国際賞逃す 作品が最終候補入り
世界で最も権威ある文学賞の一つ、英国のブッカー賞の翻訳部門にあたるブッカー国際賞が26日(日本時間27日未明)発表され、Marieke Lucas Rijneveldさん(オランダ)の「The Discomfort of Evening」に決まった。最終候補6作に入っていた作家・小川洋子さん(58)の「密(ひそ)やかな結晶」(英題「The Memory Police」)は、受賞を逃した。 「密やかな結晶」は、記憶の消滅が起きる島の物語。消滅が滞りなく進んでいるか、秘密警察が監視の目を光らせている。日本では1994年に刊行され、英語版は米ミドルベリー大教授(日本文学)のスティーブン・スナイダーさん訳で昨年刊行された。昨年の全米図書賞翻訳部門の最終候補にも残り、高く評価されていた。 ブッカー国際賞は2005年に創設。1969年から続く本賞のブッカー賞とともに、英国かアイルランドで1年間に出版された作品が対象となるが、本賞は英語で書かれたもの、国際賞は英語に訳されたものが対象となる。 アジアの作家では、韓国のハン・ガンさんが16年に選ばれた。18年に受賞したポーランドのオルガ・トカルチュクさんは、19年にノーベル文学賞(18年分)に選ばれた。 賞金は5万ポンド(約690万円)で、著者と訳者で折半する。(興野優平) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
LINEで「オンライン避難訓練」、「密」回避で福岡市
「LINE Fukuoka」と福岡市は26日、9月1日の「防災の日」からLINEを活用したオンライン避難訓練を実施すると発表した。名付けて「とつぜんはじまる避難訓練」。どんな訓練なのか――。 従来の訓練は、いつ、どこで実施されるか事前に告知されてきた。しかし、コロナ禍で大人数が同じ場所に集まることを避ける必要がある今年、オンラインで実施することになった。 1~6日のどこかのタイミングで1人につき1回、地震もしくは水害の発生通知が届く。訓練について説明する動画が見られるほか、ハザードマップが確認できる。地図上で自身がいる場所を選択すると近くの避難所も確認できる。 参加するには、9月5日午後9時までに市の公式アカウントを友だちに追加し、訓練の参加登録をする。市地域防災課の森山浩一課長は「オンラインだからこそ何人でも参加できると期待している」と話す。(島崎周) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
全国で897人感染 山口県で初のクラスター発生認定
新型コロナウイルスの国内の感染者は26日午後9時現在で、新たに897人が確認された。東京都は前日より54人多い236人で、3日ぶりに200人台となった。死者は9都府県で計13人だった。 都内の年代別の内訳は20~30代が半数を占めるが、40~50代も3割に迫る。 千葉県ではこの日、船橋競馬場に所属する20~40代の男性騎手6人の感染が判明した。県競馬組合によると、19日に発熱を訴える騎手がいたことをきっかけに、所属騎手25人にPCR検査を実施していたという。船橋競馬場は31日~9月4日に無観客で開催予定だったレースの中止を決めた。 三重県で確認された桑名市の20代会社員男性は、すでに感染がわかっている男性らと13日にバーベキューをしていた。 過去最多の15人が確認された山口県では、県内初のクラスター(感染者集団)発生を県が認定した。山陽小野田市の接待を伴う飲食店を訪れた客4人の感染が新たにわかり、同店での感染者の合計は客と従業員で14人に。県は、同じ地域内で酒を提供する飲食店約70店の全従業員を対象にPCR検査を実施する。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
被告「ラーメンだけごちそうに」 IR汚職事件の舞台裏
カジノを含む統合型リゾート(IR)事業をめぐる汚職事件で、衆院議員の秋元司被告(48)に賄賂を贈ったとして贈賄罪に問われた中国企業の元顧問ら3被告が26日、東京地裁での初公判で起訴内容を認めた。検察側は冒頭陳述や被告人質問で、日本のIR事業への参入を狙った中国企業「500ドットコム」側が秋元議員への贈賄を計画・実行した構図を描いた。 「500社」側は2017年5月23日、秋元議員と初めて面会。当時の最高経営責任者(CEO)が北海道や沖縄県への参入を支援してほしいと要望した。 同社は17年8月4日、那覇市でシンポジウムを開き、秋元議員を招いた。秋元議員は夜の懇親会で仲里被告らに「IR担当の副大臣に内定した」と告げた。紺野被告らは50万円の予定だった講演料を200万円に増額すると決め、秋元議員の管理する会社に振り込んだ。 「日本には選挙になると金を渡す風習」 9月中旬。解散総選挙が近いと… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大阪府で新たに119人感染 2人死亡(ABCニュース)
ABCテレビ 新型コロナウイルスによる新たな感染者が発表され各地で死者やクラスターが出ていることがわかりました。 大阪府では、新たに119人の感染が確認され80代の男女2人が死亡したこともわかりました。女性には基礎疾患がありました。忠岡町の高齢者施設では、これまでに8人の感染者が出たことが判明していて、府はクラスターが発生したと認定しています。奈良県では新たに4人の感染が判明しすでに感染していた高齢の男性2人の死亡が確認されました。このうち大和郡山市の80代の男性はクラスターが発生した特別養護老人ホーム「瑞祥苑」の利用者で17日から入院していました。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース