All Nippon NewsNetwork(ANN) 安倍総理の突然の辞任表明について、ジャーナリストの後藤謙次氏とテレビ朝日・政治部の足立直紀部長に聞きます。 ※総理の会見をどのように見たのでしょうか。 後藤氏:「非常に悔しい思いがあったと思います。13年前の“投げ出し”ともいわれた退任劇だけは繰り返したくないという思いが強かったと思います。ただ、健康面が思い通りにいかない。今週の水曜日に、秘書時代から安倍さんを知っている国会議員に電話をしたら、「安倍さんが『今は薬が効いているが、ここから先、どうなるかわからない』と言っていた」と話しました。安倍さんの当選同期の閣僚経験者は、今週初め、珍しく安倍さんからメールが来て、そこには「お互い、長くなりましたね」という文案が来て、「いよいよ最後の覚悟を決められたのかなと思った」といいます。自民党本部は、その前から“ポスト安倍”の事務的な準備に入っていました。1回目の通院の後から、徐々に“ポスト安倍”体制の移行の準備が進んでいた。安倍総理は自ら退陣を決めて、きょう、コロナ対策を後から決めたという順番だと思います。自分の思い通りにならなかった、その悔しいまま、結果として、13年前と同じような形で退陣に追い込まれた。悔しさがにじみ出た会見でした。 ※報道などでは続投でしたが、なぜ、こういうことになったのでしょうか。 後藤氏:「結論はここに行くと、プロは見ていました。この結論しか出せないけど、プロセスと期間に問題があるにしても、ここしかない。ある意味、総理は一番早いタイミングで決断されたということです」 足立部長:「月曜日に辞任を決断していたことが驚きでした。自民党幹部は『通院した後、元気が戻った』と話していました。そんななか、総理は一人で、自らの体調と向き合って辞任を決めたことが印象的でした。今回は、投げ出し批判をされないように、新しいコロナ対策や新しいミサイル防衛を残したうえで、辞めるという形にこだわったのかなと感じました。安倍総理は、コロナ対応には、相当な責任感で臨んでいました。感染が広がっても、経済が悪くなっても批判を受けるという立場でいました。結果を出すのは難しいなかで、激務とストレスが重なって、心と身体が持たなくなってしまった。ある意味、燃え尽きてしまったのかなと感じました」 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「安倍さんは後継者を絞りきれてはいないのでは」「秋の解散総選挙も睨んだ総裁選になる」辞任会見、“ポスト安倍”争いをどう見る?(ABEMA TIMES)
まず、テレビ朝日政治部の官邸キャップ・吉野真太郎記者は「8月に入ってから急に“調子悪いな”と思い始めた。特に広島・長崎を訪問したあたりから声がかすれ、表情も暗く見えたので、正直、“あれっ?”と思った。そして17日に病院に行ったあたりからは永田町でも進退が取り沙汰された。官邸から発信される情報は“定期検診の続きだ”ということとだったが、おかしいぞ。悪化したのかなと怪しんではいた。それでも、さすがに辞めることはないんじゃないか、と思っていた」と明かす。 「13年前に退陣した時は、前日に当時の麻生幹事長や公明党の太田代表に表で会っていた。今回も、昨日は二階幹事長や山口代表に会うという日程はなかったが、最近では年配の方もスマホを持っているし、二階さんに伝わっていなかったとは思えない。情報を総合すると、おそらく二階さんは知っていたと思う。一方、安倍さんからすると、前回“放り出した”と批判されたことを今も悔やんでいて、今回も同じ批判をされるのは何としても避けたったのだと思う。辞める意思を固めたのは数日前だが、感づかれて大騒ぎにならないよう、コロナの対応を進めるだけ進めておいて、今日の発表にしたのだと思う」。 焦点となる“ポスト安倍”候補については、「安倍総理の“意中の人“については、正直なところわからない。これまで巷間言われてきたように、岸田さん推しなのかな、というのは取材していて感じたこともある。その一方、周辺に“今ひとつ突き抜けてくれないな、ネクストバッターズサークルでの素振りの音も聞こえてこない”とも漏らしていたので、悩ましいという思いもあると思う。しかも一連のコロナ対応でも存在感があったとは言えない。実は絞りきれていないのではないかとも思う」とした。 安倍総理とも親交のある元産経新聞政治部長の政治ジャーナリスト・石橋文登氏は、「月曜日の時点では自信を持って“体調での辞任はない”と断言していたので、月曜に決めたと聞いて驚いた。今井秘書官がどうだったかはわからないが、おそらく、周りを全て騙していたのだと思う。13年前に懲りているから、麻生さんに言ったのも今日の閣議後だと思う。そうしないと、絶対に広まるから。二階さんにも自分で直接伝えるまで一切情報を漏らさなかったというのはなかなか老獪だなと思う」と苦笑する。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
感染症対策は「国の役割」 東京五輪に向けて最重要はコロナ対策(産経新聞)
来夏に延期された東京五輪・パラリンピックの開催実現も大きな課題だ。大会の1年延期は安倍首相と国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長の会談で決まった。実質的な開催準備は大会組織委員会や東京都が担うが、国として果たすべき役割も大きい。 最大の課題は新型コロナウイルス対策だ。政府は従前から感染症対策は「国の役割」(橋本聖子五輪相)と位置づけ、水際対策など各種施策を進めてきた。政府は9月4日にも新型コロナ対策を検討する会議を設置し、東京都や組織委とともに入国制限の緩和条件などの具体的な運営方法を探る方針だが、現時点で有効な治療薬やワクチンがない中、世界中から選手や観客が集結する大会で、感染拡大を抑えることは難題だ。 「安全・安心な大会」の実現に向けては、テロやサイバーセキュリティー対策でも万全な対応が求められる。大会運営と経済活動を両立させる円滑な輸送や日本特有の暑さ対策、パラリンピック開催を契機としたユニバーサルデザインのまちづくりも途上にある。安倍首相が招致段階から訴えてきた「復興五輪・パラリンピック」の発信、ホストタウンなどを通じた「オールジャパン」での地域活性化や機運醸成も、政府の力によるところが大きい。 大会延期に伴い、数千億円ともいわれる追加経費の負担は今後の焦点となる。コロナ禍で経済状況が苦しい中、都を中心に国にも相応の負担を求める声は根強く、対応が注目される。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
20代?女性刺され死亡 銃刀法違反容疑で男逮捕 福岡
28日午後7時半ごろ、福岡市中央区地行浜2丁目の大型商業施設「MARK IS(マークイズ) 福岡ももち」で、女性が男に刃物で刺されたと110番通報があった。福岡県警によると、女性は病院に運ばれたが、間もなく死亡が確認された。男は自称住所不詳、無職少年(15)で、その場にいた人に取り押さえられ、県警が銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕した。 中央署によると、少年の逮捕容疑は約18・5センチの包丁1本を持っていたというもの。市消防局によると、女性は20代とみられる。施設はペイペイドーム近くにある。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
コロナ軽症は宿泊療養を徹底 インフル備え現場負担軽減
政府は28日、新型コロナウイルスに感染した軽症、無症状の人の宿泊施設での療養を徹底する方針を打ち出した。季節性インフルエンザの流行に備え、医療機関や保健所の負担軽減が狙いだ。入院に関する措置を含め、厚生労働省は今後、運用の見直しに着手する。 新型コロナは感染症法の指定感染症に指定され、政令で入院を勧告できるようになっている。厚労省は運用上、軽症、無症状の人の宿泊・自宅療養を認めているが、病床が空いていれば入院を優先する自治体は少なくない。全国保健所長会長を務める大分県東部保健所の内田勝彦所長は「法令上の『入院すべきことを勧告することができる』は、実務上『入院勧告する』と取り扱っている」と話す。 感染拡大すれば、軽症や無症状の人で病床が埋まる要因になり、厚労省は重症者への医療に重点化するため、政令の表現を見直すことにした。加藤勝信・厚労相は会見で「入院しないといけないと受け止められないようにしないといけない」と話した。 実際、自治体によって運用に違… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
がんと仕事の両立を研究 夫みとり退職のいま、目標は?
内科医から研究者に転じた高橋都さん(61)は、がん患者が働き続けられる社会にしたいと尽力してきました。国立がん研究センター(東京)を退職した今、患者らの交流の場を作ろうと準備を進めます。どんな思いが込められているのかを聞きました。 夫の仕事の都合で1989年から約1年、米ニューヨークに滞在し、社会や文化が医療にどんな影響を与えるかを学んだ。日本に戻り偶然、大学院の案内を目にした。生活者の視点で病気や健康を考えられたら――。34歳で大学院に進み、国際保健学を専攻した。 研究テーマに選んだのは、患者同士の交流やがん患者の性。「本人の価値観で決めることにひかれるんです」。患者らにインタビューやアンケートを重ね、治療と仕事の両立に悩んでいる人が多いことに気づかされた。 独協医大(栃木)に移った20… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
安倍首相辞任 ドイツのメルケル首相「残念」「常に共通の価値掲げた」(産経新聞)
【パリ=三井美奈】欧州連合(EU)の議長国ドイツのメルケル首相は28日、安倍晋三首相の辞任表明を受け、「辞任は残念だ。われわれは共によく働いた。安倍首相は常に、われわれにとって共通の価値と多国間主義を掲げてきた」と述べた。メルケル首相の報道官がツイッターで発信した。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
動画 台風9号(メイサーク)日曜には「非常に強い」勢力へ(ウェザーニュース)
ウェザーニュース 8月28日(金)21時現在、台風9号(メイサーク)はフィリピンの東をゆっくりと進んでいます。 週明けの31日(月)から1日(火)に、中心気圧925hPa、最大風速50m/s、最大瞬間風速70m/sの非常に強い勢力で沖縄本島地方に接近する可能性があり、沖縄では大雨や暴風、高波、高潮等に警戒が必要です。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
安倍首相が会見 辞意を表明(全文3完)政権を私物化したつもりはない(THE PAGE)
安倍晋三首相は28日午後5時、官邸で記者会見を行い、辞意を表明した。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「辞任の意向と報道 安倍首相が午後5時から記者会見(2020年8月28日)」の会見開始時間に対応しております。 【動画】辞任の意向と報道 安倍首相が午後5時から記者会見 ◇ ◇ 体調管理面で後悔はないか フジテレビ:フジテレビの鹿嶋です。総理、冒頭、体調の変化が起きてから検査の結果を聞いてという、一連の経緯をお話しになりましたけれども、6月の検診で再発の兆候が見られ、先月の中旬ごろから体調に異変が生じたということなんですけれども、今回の辞任という決断に至るまで、総理は土日も休みがなく、ほとんど公務当たられていた期間、時間、頭の中でもそういうふうに考えられていた時間が多かったと思うんですけども、最近総理に面会した多くの方々がしっかり休んでほしいと。疲れがたまっていると。でもやっぱり総理はなかなか休みたがらないんだという話も聞きました。今、思えば総理はもう少し、こういった決断をされる前にしっかり休んでおけば良かったとか、もうちょっとめりはりをつけておけばよかったとか、そういった後悔はありますでしょうか。 安倍:自分自身の健康管理も、これは総理大臣としての責任だろうと思います。それが私自身、十分にできなかったという反省はあります。同時にまさに見えない敵と悪戦苦闘する中において、全力も尽くさなければいけないという気持ちの中で仕事をしてきたつもりでございます。ただ、やはり、一国のリーダーとしてはしっかりとそうした健康管理をしなければならないなということは痛感をしているところであります。 司会:はい、それでは次の方。佐藤さん。 改憲の機が熟さなかった理由をどう捉えるか 北海道新聞:北海道新聞の佐藤といいます。憲法改正について伺います。憲法改正ですが、最長政権を樹立されも結果的には実現できなかった。機運が高まらなかった理由、機が熟さなかった理由ということを今この時点でどのように捉えられているかということと、今後実現というのは可能かということをお聞きしたいと思います。 安倍:憲法改正については、まずは党において4項目に絞り込んだ、なんとか改正案のイメージをしっかりと党で決定することができたと、こう思っております。ただ、残念ながらまだ国民的な世論が十分に盛り上がらなかったのは事実であり、それなしには進めることができないんだろうということを、あらためて痛感をしているところでございます。しかし、それぞれの、国会議員の皆さまも国会でお互いに案をぶつけ合って、議論をしなければどうしても国民的な議論は広がらないわけでありまして、国会議員としてその責を果たすように私も一議員としてこれから頑張っていきたいと思います。 司会:西垣さん。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
【詳報】吉村大阪府知事が安倍首相辞意に「僕にとっても素晴らしい総理だった。心からの敬意」(MBSニュース)
【大阪府 吉村洋文知事】 先ほどの総理の会見を受けて、思うところです。まず、持病を抱えながら長きにわたって日本を引っ張っていただいたことに感謝を申し上げたいと思います。最近ではコロナウイルス、未知のウイルスとの戦いの中で、強烈なストレスとプレッシャーの中で日本を引っ張っていくということで、まさに最前線でされた。持病もある中で対応されたことを本当に心からの敬意とありがとうございましたという気持ちでいっぱいです。振り返れば、外交にしても安全保障にしても景気の回復・経済にしても、歴代最長になるぐらい国民の皆さんから支持を受けてきたと。民主党政権でズタズタになった経済も立て直されて、本当に僕にとっても素晴らしい総理だったと感謝の気持ちでいっぱいです。持病が悪化されたということで、健康が何より大切ですから、治療されているということなので、お身体の回復をご祈念申し上げたいです。 僕自身も総理に何度か会わせていただきましたが、会うごとに「頑張っていますね」という暖かい声もかけていただいた。メディア等から批判もされていますが、僕の中では本当に優しい総理だと思っていましたし、また、中央政府対地方政府という関係でも、様々なご支援もいただいてきました。これから新しく総裁が選ばれる。これは自民党の中のことなのでわかりませんが、安倍総理には感謝の気持ちと、これまで引っ張っていただいたことへの敬意と、まずはお身体を休めて治療に専念してくださいと思います。 2025年万博も安倍総理の発信で動き出したというのがあります。地元の長としても、2025年万博の誘致も決まったのは大きな安倍総理のお支えがあってこれたとこでもありますから、何とか成功させて日本の成長の一助になるように地元自治体として頑張っていきたいと思います。 安倍政権のコロナ対策はメディア等でずいぶん批判はされていますが、僕は世界における日本のコロナ対策という意味では、安倍政権のコロナ対策は成功していると思っています。未知のウイルスとの戦いですから、被害ゼロを目指せというのは無理ですけれども、その中でも、当初チームを立ち上げられて、クラスターという概念をいち早くキャッチして、3密という概念もいち早くキャッチして、クラスターを抑えることを優先していこうと、そこで感染のしっぽを切っていこうと、これは今も引き継がれているわけですけども、それをいち早く見つけて実践してきた。トータルで考えると、他のどの国よりもそういった意味では、成功と言うのはあれかもしれませんけど、実績を残されていると思っています。感染症対策と社会経済はどっちも大切なので、この相矛盾する要請をどう料理するのかが難しい中で、僕自身も政府に対しては意見も忌憚なく申してきて、これからもやっていきますが、致死率についても世界的に見て非常に低く抑えられていますし、そういったコロナの特徴を踏まえた対策をとられていますし、そういった意味では、僕は成功している、世界との比較では成功しているほうじゃないかと思っています。入院の在り方や検査の在り方など大きな方向性は出されましたから、方向性は僕はまさにその通りだと思いますので、それをぜひ新しいリーダーの方には実践をしていただきたい。 カジノを含む統合型リゾート(IR)に関しても、日本の成長のために必要だということで法律を作らないといけないわけでしたが、安倍政権のもとでIRの法律が制定された。それに基づいて具体的な制度設計をやり、そして大阪においてはパートナー候補まで決まって非常に実現に向けて大きく前進した。これは安倍政権じゃなかったら難しかっただろうと思っています。 都構想は大阪の市民のみなさんにお願いすることですし、大阪で改革をやってきたことなので、そこは影響はないと思っています。松井市長、私、維新の会もやっています。反対派もいる。その中で、必要な改革だと思ってこれまで一丁目一番地で進めてきましたので、特に自民党の総裁が誰だとかはあまり関係ないと思います。 (IRは)自民党の政権で進めてこられたことですし、国として必要だということで進めてこられたことだと思っていますので、そういった意味では、政権が大きく変われば別ですけど、そうじゃない限りは大きな方向性について特に何か大きく変ずるものがあるものではないと思っています。次また総理が選ばれる、自民党で総裁を決められることになるので、僕らが関与する部分でもありませんので、それは見守りたいと思いますし、それが誰になろうとも、長きにわたって安倍総理がこれまで実績を積んでこられ、日本のリーダーとして持病も抱えながらやってこられたことに感謝と敬意の気持ちでいっぱいです。 次のことはこれから始まると思いますが、今日の段階では何か支障になると思っていなし、特に僕の中で感じるものはありません。ご病気で十分な体調じゃなかったら舵取りを誤るかもしれないと本当に強い責任感でのご判断と思っていますので、これまで安倍政権のもとでいろんな道筋、大阪においても万博とか道筋ができていますから、そこについては僕は後輩の政治家として、まだまだ未熟ですが、それをしっかりやっていきたいと思います。 さんざん安倍総理もメディアやいろんな方から批判もされていましたが、日本を思う気持ちはものすごく強い方だと思っています。まずは治療して、お体を大切にしていただけたらと思います。 トランプ大統領、プーチン大統領、世界各国の大統領、いろんな思いもある中で、外交をやっていくのは非常に難しいと思いますが、良好な関係で日本の国益を守るということを安倍総理はやってこられたと思う。G20大阪サミットの時にご一緒させていただきました。迎賓館でも一緒に世界の首脳を迎えさえていただきましたが、そこで安倍総理がトランプ大統領と話す素振りやプーチン大統領と話す素振りやお迎えする素振りをみた時に、世界の首脳・大統領は安倍総理のことを信頼しているし、信用を得て外交をされていると肌で実感をしました。トランプ大統領とうまく付きあっていける世界のトップって数少ないと思うんですが、日本の国益を考えて安倍総理がされていた。外交とか安全保障という意味ではすばらしい功績を残されたと思っています。 総理が国として1日20万件の検査体制とおっしゃいましたので、これは実務方において検査の手法や検査のキットとかそういったことも含めた上で総理は発信されたんだと、僕は理解しています。今の検査手法で20万件はなかなか難しいのは総理もご存じだと思っていますから、新たな検査手法や簡易な検査の仕方を前提に話されたと思っていますので、これから事務方とも協議を詰めていきたいと思っています。僕自身も検査体制を拡充していくべきだという考え方です。できるだけ早く陽性者を見つけてキャッチしておさえていくのが基本中の基本だと思っていますし、特に高齢者の方にも広がりつつありますから、施設の方にも何か少しでも症状があれば検査。これをどんどんできる体制、きょう総理は定期検査とおっしゃっていましたので、それは症状がなくても検査ということが含まれていると思いますが、それをしようと思ったら検査手法とか今の保健所がやっている仕事や体制、検査の仕組みを考えるとなかなか20万件にはならないと思います。でもこれはやっていくべきだと思っていますから、実務方に何か具体的な案もあると思いますから。この案までは聞いていませんので、それを確認して大阪においても検査を増やしていきたいと思っています。 観光イベントについて、安倍総理は率先して取り組みもされていました。大阪は大阪観光客を作ってそれを加速化させるということをやってきた。大阪のインバウンドはコロナ禍が起きる前の状況は、目標より早い段階で1000万人以上を達成するということができていた。また、世界の日本に対する評価も、「コロナが落ち着いたらどこの国に行きたいですか?」という調査でナンバーワンは日本。日本の魅力が非常にあるというのを世界に知らしめたのは安倍総理のインバウンド政策の功績の1つだと思っています。大阪においては独特の空気もありますから、人気が高い。それを大阪府市としても発信してきた。それがうまく作用したと思っています。入国やビザの関係などいろんな部分においても観光立国を目指そうと、国の大きな方向性を出されたことがインバウンドの大きな消費にもつながっている。日本の魅力を世界に伝えることにもつながっていると思っています。ですので、安倍総理の方針、インバウンドの政策は我々にとってもありがたい政策でありました。我々はそれに輪をかけた政策をとってきた。現状はコロナの状況ですので、まずは国内の感染症対策をきっちりやっていく。それぞれの国が対策をやっていく。それはまだ時間がかかるかなと。ですので、内需の拡大を最優先のテーマとしてやっていきたいと思います。 僕自身がやってもらいたかったと思うのは、憲法改正の国民投票。これはぜひやっていただきたかったかなと思います。拉致問題・北方領土・憲法改正、いずれも非常に重要なことだと思います。これは次の自民党の総裁の話になるので僕がどうこう言えるものではないですが、日本にとっても国家にとっても3つの課題は非常に重要なことなので、次の総理には安倍総理の意思も受けてその3つの課題に取り組んでいただきたい。ただ国政マターなので、僕は今知事という立場ですのでできることは限られていますが、知事としてできることはやっていきたいと思います。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース