自民党の二階俊博幹事長は28日、安倍晋三首相が辞任を表明したことについて「今日、このような事態を招かざるを得なかったことは本当に残念の極みだ」と述べた。その上で「総裁として、首相として立派な実績を収めてこられた。自民党の長い歴史の中に輝かしい1ページを残されたと思っている」と首相の政権運営を評価した。党本部で記者団に語った。 次の総裁選びについては「時間にゆとりがあれば党員投票を考えるべきだが、そこに至るかどうか」と述べ、主に国会議員票で決める両院議員総会で選出することを示唆。「安倍首相の実績を汚さないように、それをやがては上回っていけるような人を選んでいきたい」と述べた。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「政治信念支持していた」 元長野県議会議長 首相辞任の決断惜しむ(産経新聞)
安倍晋三首相が突然の辞任を表明した28日、長野県政界からは驚きとともに功績をたたえる声や今後の新型コロナ対策を心配する声が相次いだ。 長野県の阿部守一知事は記者会見で、新型コロナウイルスの感染が再拡大していることを踏まえ、「オールジャパンで取り組んでいる。国民、県民の健康を守るためしっかり対応していく」と、自民党総裁選後に新首相が選出される間も、引き続き徹底した対応をとる重要性を指摘した。 長野県議会議長を務めた自民党の鈴木清県議は「安倍首相は、憲法改正を旗印にして自民党総裁になられた。辞任したことで、改正に向けた党内の機運が途絶えてしまわないか不安である」と述べた。そのうえで「地方議員の一人として安倍首相の政治信念を支持していた」と語り、辞任を惜しんだ。 自民党県連では、安倍首相が党総裁として、国政選挙で6連勝を果たした功績を評価する向き強い。特に、県内には地盤が脆弱(ぜいじゃく)な選挙区もあるため、関係者は「『党の顔』として安倍首相が総裁であったことは、選挙戦で追い風となっていた」との見方を示した。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
経費でキャバクラと提訴 維新の大阪府議「私的利用ない」(共同通信)
大阪維新の会所属の坂幸樹大阪府議(35)が昨年4月に初当選する前の2015~17年、代表取締役を務めていたパンケーキ店経営会社の法人クレジットカードで、キャバクラやすし店での私的な飲食代などの支払いをしたとして、会社側が28日、約2300万円の返還を求め、大阪地裁に提訴した。坂府議は取材に「私的利用は一切ない」と争う姿勢を示した。 訴えたのは、大阪府や金沢市などで店を展開していた日本グローバル。18年には坂府議の一連の支出が会社に損害を与えたとして、会社法違反(特別背任)容疑で大阪府警に刑事告訴している。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
首かけの空間除菌商品「裏付け無し」消費者庁が措置命令
「首にかけるだけで空間のウイルスを除去」などと合理的な根拠のない表示をして空間除菌商品を販売したとして、消費者庁は28日、東亜産業(東京都千代田区)に対し、景品表示法違反(優良誤認)で再発防止などを求める措置命令を出したと発表した。 消費者庁によると、同社は「ウイルスシャットアウト」と称する携帯型商品を販売。今年2月、自社のウェブサイトや楽天市場で「半径1mの空間除菌」「幅広く・様々な環境に最適! 学校 オフィス 病院 電車」などと表示し、生活空間で効果が得られるかのような表示をした。 東亜産業は根拠を示す資料を提出したが、消費者庁は「日々の生活空間とかけ離れた狭い密閉空間での実験データしかなく、合理的な裏付けとはいえないと判断した」と説明している。 同社は「残念ながらご理解頂けませんでした。今後、正式な手続きを踏むことによって正当性を明らかにして参りたい」とのコメントを発表した。(兼田徳幸) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
新幹線の車いす席、3~6席義務化 国交省が省令改正へ
新幹線車内の車いすスペースについて、国土交通省は28日、基準を改めて1編成あたり3~6席以上に増やすことを決めた。この日にあったJR各社や障害者団体との検討会で方針を確認した。これまでは、1~2席以上の設置を義務づけていた。今秋にも国交省令を改め、新たに投入される車両から適用になる。 新たな基準では、車いす利用者が優先的に使える「多目的室」のほかに、定員500人未満(秋田、山形など)は3席以上、500~1千人(北海道、東北、北陸など)は4席以上の車いすスペースを求める。1千人を超える場合は5席以上で、さらに定員が200人増えるごとに1席増やすことを求める。東海道、山陽で使われる定員1323席の新幹線では、6席以上となる。 また新基準では、これまでになかった窓側のスペースも2席以上設置するよう求める。検討会に参加した全国脊髄(せきずい)損傷者連合会の安藤信哉事務局長は「車いす使用者が複数人で旅行できるようになったことは大変朗報だ」と話した。(贄川俊) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
米軍跡地の転落事故、男性の遺体発見 重機の操縦室から
横浜市金沢区の旧米軍施設「小柴貯油施設」の跡地で、土砂の仮置き作業をしていた60代の男性作業員が、使っていた重機ごと行方不明になった事故で、横浜市消防局は28日夕、直径約45メートル、深さ約30メートルの貯油タンク内で作業員とみられる男性を発見した。男性は現場で死亡が確認された。市消防局は重機ごとタンク内に転落したとみている。 市消防局によると、男性は、タンクの底の泥に埋まっていた重機の操縦室から発見された。タンクの上部には鉄やコンクリート製のふたがあり、上部を土が覆っていたが、一部が崩れ落ちていた。 事故は25日午後4時5分ごろ「重機と人が穴に落ちたかもしれない」という工事関係者からの119番通報で発覚。市消防局などは26日夜から、ポンプを使ってタンク内にたまった水(推定約1万立方メートル、水深約14メートル)の排水を始めた。28日午前10時45分ごろ、水深は4メートル余りになり、地上から重機の一部を発見した。 横浜市などによると、現場では… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
首相辞意表明 松本関経連会長「大変な驚き 経済面で大きな実績」(産経新聞)
安倍晋三首相の辞意表明を受け、関西経済連合会の松本正義会長(住友電気工業会長)は以下のコメントを発表した。 ◇ 安倍総理の突然の辞意表明に大変驚いている。 2012年の就任以来、いわゆるアベノミクスを通じ、日本経済をリーマンショックによる落ち込みから回復させ、デフレからの脱却を目指すとともに、消費税引き上げによる財政再建への取り組み、TPP11や日欧EPAをはじめとする自由貿易体制の推進など、経済面で大きな実績を残されたと認識している。 この間、国際的にも存在感のある首脳としてわが国の外交力を大きく高められた。 2025年大阪・関西万博の誘致の実現に向けては、政府・与党を挙げて尽力していただいたことに、改めて感謝申し上げたい。この間のリーダーシップに敬意を表したい。 新型コロナウイルスの収束と経済回復という大きな課題に直面するわが国にとっては、国政の一刻の停滞も許されない。政府、与党におかれては、速やかに力強い新たな体制を確立していただきたい。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
宮内庁関係者、譲位尽力に「感謝」 残る儀式や皇位継承議論は道半ば(産経新聞)
安倍晋三首相が辞意を表明したことで、新型コロナウイルスの感染拡大で延期されている代替わり関連儀式や、その後に本格化するとされた安定的な皇位継承をめぐる議論は、次の政権に持ち越されることとなった。宮内庁関係者からは、安倍首相が一連の代替わり関連儀式を取り仕切ったことへのねぎらいと、残る儀式の挙行や皇位継承議論への影響を懸念する声が上がった。 「譲位による代替わりがつつがなく進むよう方針の決定や特例法の制定など力を尽くしていただき、感謝している」。ある宮内庁幹部は、平成28年に上皇さまがビデオメッセージで譲位の意向を示された後、皇室典範に規定がない譲位のための特例法制定などを進めた安倍首相をねぎらった。 一方、秋篠宮さまが皇位継承順位1位となられたことを内外に示す「立皇嗣(りっこうし)の礼」は、一連の代替わり儀式の締めくくりとして今年4月19日に執り行われる予定だったが、感染拡大を受けて延期された。その後も儀式の日程などについて政府と宮内庁の間で調整が続いてきたが、挙行時期は定まっていない。 別の宮内庁関係者は「首相交代でこれまでの議論が白紙に戻るようなことがあれば、影響は避けられない」と不安を口にする。 また、立皇嗣の礼の後に本格化するとされた安定的な皇位継承をめぐる議論も、儀式の挙行時期が定まらないため、見通しが立っていない。側近部局の職員は「いつ議論が始まるかなど、行政の長である首相の考えで大きく変わってくるので、注視していきたい」と話した。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
小沢氏、「権力私物化」究明必要 森友、加計学園問題挙げる(共同通信)
国民民主党の小沢一郎衆院議員は28日、安倍晋三首相の辞意表明を受け「安倍政権は国民でなく、自分たちのために仕事をする国家行政を完成させた」と非難する談話を発表した。森友、加計学園問題を挙げ「権力の私物化に関わるさまざまな事件について、真実を究明する必要がある」と訴えた。 同時に「安倍政権は国の倫理観・道徳心を破壊した。一日も早く国民の命と暮らしを第一に考える政権をつくらなければならない」と政権交代を目指す姿勢を強調した。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
イルカ漁妨害想定し訓練、和歌山 太地で海保、これまでも被害(共同通信)
第5管区海上保安本部(神戸)は28日、和歌山県太地町でイルカなど小型鯨類の追い込み漁が9月から始まるのを前に、イルカを運ぶ漁船の航行を反捕鯨活動家の小型船が妨げたとの想定で、警備訓練を同町の港で実施した。 5管は漁期に、臨時駐在所を同町に設けている。訓練には約40人が参加。停船命令を無視して逃げる小型船を、ゴムボートやヘリコプターで追跡。小型船を停止させて乗り込んだ海上保安官が、反捕鯨活動家の役を務めて抵抗する保安官を取り押さえた。 太地町ではこれまでに、イルカのいけす網が切られたり、捕鯨の記念碑が壊されたりする被害があった。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース