9月7日(月)5時現在、台風10号(ハイシェン)は大型で非常に強い勢力を維持したまま、長崎県の対馬近海を北上しています。この先台風10号は北上を続け、昼頃までに九州から遠ざかる見込みです。 台風10号の接近に伴い、長崎県で最大瞬間風速59.4m/sの猛烈な風を観測するなど、記録的な暴風が吹いたところがありました。7日(月)6時までの観測記録をまとめます。 【暴風】長崎県で59.4m/s、沖縄県で50.7m/s 長崎県長崎市のアメダス野母崎(のもざき)では、1時45分に最大瞬間風速59.4m/sの猛烈な風を観測しました。野母崎の最大瞬間風速の統計期間が10年余りと短いものの、観測史上1位の値を更新しました。 同じく統計期間が10年余りの長崎空港、福岡空港でも、それぞれ観測史上1位の値を更新しています。 また、沖縄県の南大東島地方気象台では、昨日3時32分に最大瞬間風速50.7m/sを観測しました。なお南大東では昨日、最低海面気圧941.8hPaを観測し、観測史上2位の値を更新しました。 【大雨】宮崎県で2日間に595mm 台風の外側をまわるアウターバンドという活発な雨雲がかかって雨が降り続いた宮崎県や鹿児島県、高知県、奈良県などで、まとまった雨となりました。 宮崎県美郷町のアメダス神門(みかど)では、48時間雨量の最大値が595.0mmとなりました。元々多雨地域であるため記録的とは言えないものの、神門の平年9月の降水量が438.6mmであることを考えると、2日間で平年1か月分以上の雨が降ったことになります。 被害の全容は未だ不明 夜間の襲来であったことから、被害の全容はまだわかっていません。局地的には家屋が倒壊してもおかしくない程の暴風となった可能性があるため、大きな被害が発生していてもおかしくありません。 ウェザーニュースが集計している被災状況の中には、電柱が倒れかけている様子の写真などが寄せられています。 今回の台風は直撃を免れたものの、今年も秋にかけて台風が日本列島を襲来する可能性があります。今回何事もなかった地域の方も決して他人事と思わず、日頃から災害への備えを行うようにしてください。 ウェザーニュース Source : 国内 – Yahoo!ニュース
地鳴りのような響きが…停電のホテルから中継(テレビ朝日系(ANN))
All Nippon NewsNetwork(ANN) 長崎県平戸島のホテルから報告です。 (延増惇記者報告) 猛烈な風が吹き付けていて、大しけとなっています。この激しい風とともに雨が滝のように降り付けています。風によって海水が巻き上げられる時もあります。うねりを伴った高い波が岸壁を打ち付け、海岸の県道にも波が乗り上げる時もあって激しいしぶきを上げました。ホテルの部屋全体が猛烈な風によって地鳴りのように響く時もあります。このホテルには100人を超える人が避難していて、眠れぬ夜となりました。平戸市では暴風警報、波浪警報がまだ出されていて、避難勧告も出ています。海面も上昇していて、沿岸は非常に危険な状態です。今もホテルは停電している状態です。現在、平戸市では25カ所に避難所が設けられていて、7日午前4時現在で2760人が避難しています。平戸市の消防本部によりますと、台風の被害はまだ確認されていないということですが、まだ雨風の勢いが衰える気配がないので、まだまだ不安な状況が続きます。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
アルフォンス・デーケンさん死去 日本に死生学を広める
日本に死生学を広めた上智大学名誉教授でカトリック司祭のアルフォンス・デーケンさんが6日、肺炎で死去した。88歳だった。葬儀は11日午後4時から東京都千代田区麴町6の5の1のカトリック麴町聖イグナチオ教会でイエズス会員のみで行う。喪主はイエズス会司祭・瀬本正之さん。主司式はイエズス会のレンゾ・デ・ルカ日本管区長。 ドイツ生まれ。イエズス会の派遣により1959年に来日し、65年に司祭に。いったん渡米し、ニューヨーク州のフォーダム大学大学院で哲学博士の学位を取得。再来日し、70年代から上智大学で「死の哲学」「人間学」などを担当し、その後、死をタブー視する状況に対して「死への準備教育」を提唱した。死との向き合い方を若いうちから学び、最期まで心豊かに生きようと呼びかけた。賛同した市民による「生と死を考える会」は各地に広がり、その全国協議会名誉会長を務めた。ホスピスの普及や終末期医療の充実のための支援活動にもかかわった。 ユーモアで包んだ一般向けの「キリスト教入門講座」は人気を呼び、40年以上続いた。著書に「死とどう向き合うか」「よく生き よく笑い よき死と出会う」など。91年には、日本に死生学という概念を定着させたとして菊池寛賞を受賞した。ほかの受賞に、全米死生学財団賞、東京都文化賞(99年)など。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ボート突っ込み水泳中の8歳児死亡、3人けが 猪苗代湖
6日午前11時ごろ、福島県会津若松市の猪苗代湖で「ボートが人を巻き込んで、けが人がいる」と110番通報があった。県警によると、千葉県野田市の豊田瑛大(えいた)君(8)が死亡。ほかに母親(35)と兄(10)、栃木県栃木市から来ていたもう1家族の男児(8)も巻き込まれ、重軽傷を負った。 県警や消防などによると、2家族のうち4人が、湖西岸の中田浜の沖合200~300メートルで泳いでいたところ、10人ほどが乗れるモーターボートが突っ込んだという。 県警によると、現場はボートが航行できる区域で、県警が事故原因を調べている。近くには湖水浴場があるが、今年は新型コロナウイルスの影響で開設が中止されていた。(上田真仁、力丸祥子) 猪苗代湖西岸の中田浜(会津若松市)で6日、泳いでいた千葉県野田市の男児(8)がモーターボートとぶつかって死亡し、家族ら3人も重軽傷を負った。暑さが続く県内有数の観光地で痛ましい事故が起きた。 「どうしてあそこで泳いでいたのか」。事故を起こしたボートを操船していた男性の知人(39)は驚いた様子で話した。会津若松署によると、モーターボートには10人が乗っており、沖合200~300メートルほどのところで、男児やその母親らとぶつかったという。 署によると、この日、男児らは2家族で猪苗代湖を訪れ、浜や水の中で遊んでいた。例年、夏には近くに湖水浴場が開設されるが、新型コロナウイルスの影響で中止された。 6日午前11時ごろ、福島県会津若松市湊町の猪苗代湖中田浜で「ボートが人を巻き込んで、けが人がいる」と110番通報があった。男児(8)が死亡した。ほかに10歳未満~40代の男女4人がけがをして病院に搬送された。意識はあるという。 福島県警や消防によると、遊びに来ていた2家族が泳いでいたところ、ボートが突っ込んだという。30代女性と10歳未満の男児が重傷、40代と10代の男性が軽傷を負った。 新型コロナウイルスの影響で今夏の湖水浴は中止されていた。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
引き分け2度経た将棋・叡王戦 七番勝負なのに第9局へ
将棋の第5期叡王戦七番勝負(ドワンゴ主催)の第8局は6日、神奈川県秦野市の旅館「元湯 陣屋」で行われ、挑戦者の豊島将之竜王(30)が永瀬拓矢叡王(28)=王座とあわせ二冠=に75手で勝ち、対戦成績を3勝3敗(2持将棋)とした。第9局は9月21日に東京・将棋会館で行われる。 先に4勝した方がシリーズを制する七番勝負は、新型コロナウイルスの影響で開幕が2カ月以上遅れて6月に開幕した。第1局は千日手で即日指し直し、第2局と第3局が連続して持将棋(じしょうぎ)(引き分け)になるなど、異例の進行をたどった。2勝2敗で迎えた第7局を永瀬叡王が勝って初防衛まであと1勝としたが、豊島竜王が土壇場で踏ん張り、異例の第9局が行われることになった。 第8局終了後の振り駒で、第9局は先手が豊島竜王、持ち時間は各6時間で行われることが決まった。(村上耕司) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
台風10号 長崎県で80ミリ以上の猛烈な雨(tenki.jp)
台風10号本体の発達した雨雲が長崎県にかかっています。五島市では午前2時までの1時間に87.5ミリの猛烈な雨を観測しました。 五島列島は土砂災害に厳重警戒 大型で非常に強い台風10号は、7日午前2時現在長崎県の五島市の東南東を北上していて、台風本体の発達した雨雲が五島列島にかかっています。午前2時までの1時間に五島市では87.5ミリ、福江空港では81.5ミリの猛烈な雨が降りました。この大雨の影響で、五島市では土砂災害の危険度が高くなっていて、警戒レベル4に相当する極めて危険な地域があります。長崎県と長崎地方気象台は、五島市に土砂災害警戒情報を発表して、厳重に警戒するよう呼びかけています。ただ、夜間は避難場所まで移動することがかえって危険な場合もあります。そのような場合は、崖などから離れた部屋や2階以上の部屋など少しでも安全な場所へ移動しましょう。 日本気象協会 本社 日直主任 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
動画 台風10号、長崎市野母崎で59.4m/s観測(ウェザーニュース)
ウェザーニュース 9月7日(月)1時現在、台風10号(ハイシェン)は大型で非常に強い勢力を維持したまま九州の西を北上していて、九州のほぼ全域が風速25m/s以上の暴風域に入っています。大阪など関西以西の各地が強風域に入っています。 長崎県長崎市のアメダス野母崎では、1時45分に最大瞬間風速59.4m/sの猛烈な風を観測しました。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
【台風10号速報中】10人けが 避難所設営中に骨折も
大型で非常に強い台風10号は6日午後10時現在、鹿児島県枕崎市の西約90キロを、時速約30キロで北北西へ進んでいます。 中心気圧は945ヘクトパスカル、最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートル。 気象庁によると、7日朝にかけて勢力をおおむね維持したまま九州の西岸付近を北上するとみられ、記録的な大雨や暴風、高潮に「最大級の警戒」を呼びかけています。各地の最新情報を、タイムラインでお伝えします。 拡大する台風10号の接近に伴う強風で通行人の傘が壊れた=2020年9月6日午後3時3分、鹿児島市、加藤諒撮影 22:00 九州の停電、22万戸超に 九州電力によると、台風10号の影響で6日午後10時現在、管内の全7県で約22万770戸が停電している。鹿児島県が約20万3340戸と最も多く、停電率は17・5%。その他は宮崎県が約1万2600戸、長崎県が約2090戸、熊本県が約940戸、大分県が約870戸、佐賀県が約680戸、福岡県が約250戸となっている。 21:00 宮崎県で転倒などで5人けが、堆肥舎も倒壊 宮崎県によると、台風10号の強風にあおられて転倒するなどして、6日午後9時現在まとめで、宮崎、延岡、串間、えびのの4市で60~90代の男女5人が軽傷を負った。小林市では強風により堆肥(たいひ)舎1棟が倒壊する被害があった。県内の全26市町村の1万1784世帯、2万2539人が体育館や公民館に避難し、不安な一夜を過ごした。 避難指示が出たのは日向市、木城町、美郷町、門川町の一部地域。宮崎市や延岡市、都城市など24市町村の46万6287世帯(99万7623人)には避難勧告が出された。(高橋健人) 避難指示・勧告、少なくとも850万人に 異例の勢力を保つ台風10号が接近した6日、九州と中国、四国地方で少なくとも850万人に避難指示・勧告が出されるなど厳戒態勢が敷かれた。暴風域に入っていた宮崎、鹿児島の両県では、負傷者計10人が確認された。沖縄・大東島地方では建物被害も出た。 鹿児島県などによると、6日午後9時20分時点で5人がけがをした。奄美・加計呂麻(かけろま)島で5日、70代男性が避難所の設営中に転倒し肋骨(ろっこつ)を骨折。喜界(きかい)島でも80代女性が雨戸に手を挟んで軽傷を負った。宮崎県でも60~90代の男女5人が軽傷を負った。 沖縄県によると北大東島・北大東空港のシャッターが破損したり、風で飛んだトタンで住宅の窓が壊れたりする建物被害が9件あった。負傷者はいなかった。 九州電力によると7日午前0時現在、九州全県で計29万3490戸が停電している。 台風の北上に伴い、九州や中国、四国地方の自治体は避難指示や勧告の発表を急いだ。6日午後8時時点で、少なくとも避難指示を計約179万人、避難勧告を約679万人に発出。九州では避難指示・勧告が計837万人に出され、避難勧告が愛媛県で約7万人、山口県で約4万人に出た。 福岡市では午後3時に市内の土砂災害や浸水被害の恐れがある地域に住む77万3914人に対して避難勧告を発出。夜間に風雨が強まることが想定され、天神や博多駅前など中心街も含めて出したという。一度に出した避難勧告では「記憶にない規模」(市の担当者)としている。 九州では7日も台風の影響が続き、JR九州は九州新幹線・在来線ともに全線の運休を決めている。JR西日本の山陽新幹線も博多―広島を運休する。 20:00 宮崎市、21カ所の避難所が満員に 宮崎県では午後4時までに、日向市の1298世帯2874人と、木城町の538世帯1329人に避難指示が出された。また宮崎市など22市町村の約46万3873世帯の約99万2108人に避難勧告が出された。県内全26市町村の7269世帯1万3533人が体育館や公民館に避難している。 宮崎市花山手東3丁目の市総合福祉保健センターは、午前9時に避難所として開設したが、次々と避難者が訪れ、午後1時ごろには満員に。ロビーなども開放したが間に合わず、市職員が急きょ、避難者を別の避難所に誘導した。市によると、午後8時現在、市内108カ所に開設された避難所のうち、21施設が満員となったという。 同市谷川1丁目、デザイナーの女性(41)は長女(1)を連れて市総合福祉保健センターに避難したが満員だったため、家の近くの中学校の体育館に移動した。「センターが空いていればと思ったけど、この状況なので仕方ないです」と肩を落とした。 宮崎市の宮崎小学校の体育館には、午後1時現在、約25世帯30人が避難した。新型コロナ対策として手の消毒と検温を実施。世帯同士が接近しすぎないよう、約2メートル間隔を示すビニールテープが床にはられた。 宮崎市恒久3丁目から夫と避難した浜田孝枝さん(66)は「自宅近くの川の水位が6割ほどまで上がった。過去に周辺が水につかったという話も聞いたことがあり、とにかく命を守るために避難した。怖いです」と話した。(川辺真改、高橋健人) 20:00 九州で停電拡大 約14万2630戸に 九州電力によると、台風10号の影響で6日午後8時現在、佐賀、長崎、熊本、宮崎、鹿児島の5県で約14万2630戸が停電している。鹿児島県が約12万6370戸と最も多く、停電率は10・8%となっている。その他は宮崎県が約1万2940戸、佐賀県が約1550戸、長崎県が約1180戸、熊本県が約600戸となっている。(宮野拓也) 19:00 九州で約8万9800戸が停電 九州電力によると、台風10号の影響で6日午後7時現在、長崎、熊本、宮崎、鹿児島の4県で約8万9800戸が停電している。鹿児島県が約8万5050戸と最も多く、宮崎県が約4070戸、熊本県が約580戸、長崎県が約170戸となっている。沖縄電力によると、南大東村などで約460戸が停電している。(宮野拓也) 19:00 愛媛県西部にも高潮警報 豊予海峡を挟んで九州の対岸にある愛媛県西部の南予地方では、台風の接近にともなって次第に風が強まり、波浪警報や高潮警報が出た。県内では6日午後8時時点で、宇和島市や西予市など3市町の約7万3千人に避難勧告が出された。 細長い佐田岬半島にある同県伊方町では強風が吹き付けやすい上、台風の接近と満潮の時間帯が重なっているため、町が高潮への備えに細心の注意を払う。町によると、町内にある堤防の出入り口(陸閘(りっこう))をすべて閉じたほか、防災行政無線を使って町民に注意を呼びかけているという。松山地方気象台によると、同県伊方町瀬戸の降水量は、6日午後6時までの12時間で29・5ミリを記録した。(藤家秀一) 17:00 鹿児島県で4万6500戸が停電 九州電力によると、台風10号の影響で6日午後5時現在で、鹿児島県内の4万6500戸で停電が発生している。総戸数に占める停電率は奄美市(1万700戸)、喜界町(5900戸)などが高くなっている。 16:30 熊本市、全域の73万人に避難指示 熊本市は6日午後4時半、市内全世帯にあたる約34万6千世帯、約73万2700人を対象に避難指示を出した。台風10号の接近で、大雨、暴風、高潮が予測されるとしている。 15:30 大分市、全域に避難勧告 「明るいうちに避難できるよう」 大分市は午後3時半、市内全域に避難勧告。風雨は本格的に強まっていない段階だが、市災害対策本部の担当者は「夜にかけての悪化を見越し、明るいうちに避難できるよう発令した。安全な場所にいる人は外出を控え、危険な場所にいる人は指定緊急避難場所に避難してほしい」と話している。 15:00 福岡市が77万人に避難勧告 「これほどの規模、記憶にない」 福岡市は6日午後3時、市内の38万7900世帯、77万3914人に対し、土砂災害や浸水被害のおそれがあるとして避難勧告を出した。対象は博多区や中央区など市内全区にまたがり、市の人口の約半数が対象となっている。 […]
全国で450人感染、台風10号の影響で3県発表見送り
新型コロナウイルスの国内感染者は6日午後8時現在で、新たに450人が確認された。台風10号の影響で集計作業ができないなどとして、大分、鹿児島、沖縄の各県は感染者数に関する発表を見送った。 東京都の感染者は116人で、3日連続で200人を下回った。全国の重症患者は9月に入って減少が続いていたが、前日より1人多い211人となった。 死者は全国で8人が確認された。クラスター(感染者集団)が起きた熊本県山鹿市の介護老人保健施設の80代女性のほか、福岡市の80代男性、三重県内の医療機関に入院していた70代女性らが死亡した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
10人負傷、850万人超に避難指示・勧告 台風10号
異例の勢力を保つ台風10号が接近した6日、九州と中国、四国地方で少なくとも850万人に避難指示・勧告が出されるなど厳戒態勢が敷かれた。暴風域に入っていた宮崎、鹿児島の両県では、負傷者計10人が確認された。沖縄・大東島地方では建物被害も出た。 鹿児島県などによると、6日午後9時20分時点で5人がけがをした。奄美・加計呂麻(かけろま)島で5日、70代男性が避難所の設営中に転倒し肋骨(ろっこつ)を骨折。喜界(きかい)島でも80代女性が雨戸に手を挟んで軽傷を負った。宮崎県でも60~90代の男女5人が軽傷を負った。 沖縄県によると北大東島・北大東空港のシャッターが破損したり、風で飛んだトタンで住宅の窓が壊れたりする建物被害が9件あった。負傷者はいなかった。 九州電力によると7日午前0時現在、九州全県で計29万3490戸が停電している。 台風の北上に伴い、九州や中国、四国地方の自治体は避難指示や勧告の発表を急いだ。6日午後8時時点で、少なくとも避難指示を計約179万人、避難勧告を約679万人に発出。九州では避難指示・勧告が計837万人に出され、避難勧告が愛媛県で約7万人、山口県で約4万人に出た。 福岡市では午後3時に市内の土砂災害や浸水被害の恐れがある地域に住む77万3914人に対して避難勧告を発出。夜間に風雨が強まることが想定され、天神や博多駅前など中心街も含めて出したという。一度に出した避難勧告では「記憶にない規模」(市の担当者)としている。 九州では7日も台風の影響が続き、JR九州は九州新幹線・在来線ともに全線の運休を決めている。JR西日本の山陽新幹線も博多―広島を運休する。 【動画】台風10号の接近で、荒れる奄美大島と屋久島=マリンスポーツ奄美提供、武田剛撮影 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル