競艇の順位操作をめぐる贈収賄事件で、モーターボート競走法違反罪に問われた元競艇選手西川昌希被告(30)=愛知県一宮市=と塗装会社員増川遵被告(53)=津市=の判決公判が21日、名古屋地裁であった。西前征志裁判官は西川被告に懲役3年と追徴金3725万円(求刑懲役4年、追徴金3725万円)、増川被告に懲役3年執行猶予5年と罰金1100万円(求刑懲役3年、罰金1100万円)を言い渡した。 判決によると、両被告は共謀し、昨年1~9月、西川被告が出走する20のレースで増川被告が舟券を購入し、西川被告と意図的に着順を調整。西川被告に総額約3725万円の賄賂を渡した。2人はレース前の使用が禁止されている携帯電話でレース運びを申し合わせていた。 増川被告については、払戻金を他人名義の口座に隠すなどして約3500万円を脱税した所得税法違反罪も認定した。 西前裁判官は、2人が不正に得た払戻金は計約1億1千万円以上と多額で、「競艇の公正や社会の信頼を著しく侵害した」と指摘。西川被告について「競輪や競馬などに費消するための犯行で、動機は身勝手」として実刑が相当とした。増川被告については税金を納付したなどとして執行猶予を付けた。(大野晴香) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「魅力度最下位」栃木、知事が上京し抗議 倍返しを誓う
14日に発表された47都道府県の「魅力度ランキング」で最下位に沈んだ栃木県の福田富一知事が21日、調査会社「ブランド総合研究所」(東京都港区)を訪ね、評価方法の見直しを求めた。同社によると、知事が乗り込んでの「抗議」は初めてという。 福田知事はこのためにわざわざ新幹線で上京。魅力度ランキングは「地域ブランド調査」の84項目の一つだとして、観光や居住への意欲も加えて反映させた総合評価を新たに設けるよう要望した。田中章雄社長は前向きに検討する考えを示し、「手打ち」となった。 県庁にとんぼ返りした福田知事は記者団に「強く抗議してきた」と拳を握り、「底からはい上がる。倍返ししたい」と最下位脱出を誓った。また、「栃木県には魅力がないのか。ぜひ訪ねてもらい、つぶさに確かめてほしい」とアピールした。 最下位を逆手にとって売りにす… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
米兵の性犯罪、途切れぬ年表 「とっくに完結のはずが」
海沿いの公園に数万人が集い、日米政府を動かした県民大会が25年前の10月21日、沖縄であった。そのころから、地元の女性たちが作り始めた、年表しか書かれていない冊子があり、今も版を重ねている。作成にかかわってきた一人は、自責の念を込めるようにして「とっくに完結していなければいけなかった」と言う。 冊子の第12版(2016年発行)を開くと全28ページのうち、凡例と出典を除く26ページが年表で埋まっている。 [避難民の中から女性が数人に拉致 1945年4月](町史) [2人の子どものいる女性、自宅近くの井戸で洗濯しているところを強姦(ごうかん)。男児出産 46年](証言) 年表は、太平洋戦争末期の沖縄戦の始まりから記され、戦後の米軍統治下、72年の本土復帰後へと続く。 [帰宅途中の27歳女性、側溝に落とされて4人に強姦される 51年9月2日](公文書) [海水浴に来ていた2人の女子中学生を石で殴って気絶させ強姦 75年4月19日](新聞記事) [高校生が学校の帰途、公園内で強姦 84年10月](証言) これらは沖縄で起きた米兵らによる女性への性犯罪だ。米軍統治下でまともに裁かれなかったり、事件化されず、被害者が何年も後に証言したりといったものも含まれる。12版には約350件が掲載されている。 冊子「沖縄・米兵による女性への性犯罪」を作成しているのは市民団体「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」(那覇市)。95年、県民大会のきっかけになった米兵による少女暴行事件直後に会を立ち上げた。 共同代表の高里鈴代さん(80)は当時、国内外のメディアから相次いで取材を受けた。決まって「米兵が沖縄で起こす女性への犯罪はいつ、どれだけあるのか」と聞かれた。女性相談員の経験から、訴えられず公にならない被害が何件もあることを知っていた。でも、実態を示す資料がなかった。 思い立ったのが年表作りだった。まもなく開催された県民大会で、途切れることのない人波を目にし、多くの県民にも、報道されることのない事件も含め、被害が繰り返されてきたとの実感があるとも感じた。 「もしかしたら私だったかもしれない」 96年2月、新聞記事をかき集め、7ページの冊子に年表をまとめた。基地被害を告発するために渡った米国で、英訳した年表を手に涙する人がいた。沖縄では「年表を見た。私の被害のことも残してほしい」と電話をもらった。証言を聞きとり、年表に書き足した。 米公文書、米軍統治下の琉球政… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
週間天気 明日23日(金)は広く雨 週末は北海道で荒天 暴風に警戒(ウェザーニュース)
■この先1週間のポイント■ ・23日(金)にかけて広範囲で雨 ・低気圧発達で北海道は荒天のおそれ ・東京など久々に週末は秋晴れの予想 23日(金)にかけて広範囲で雨 23日(金)にかけて、2つの低気圧が発達しながら日本列島を通過します。 低気圧や前線の周辺では雨雲が発達し、23日(金)は北日本や東日本を中心に強い雨や大雨となるおそれがあるので警戒が必要です。 低気圧発達で北海道は荒天のおそれ 日本各地に雨を降らせる2つの低気圧は急速に発達しながら北に進みサハリン付近で一体化。週末にかけてサハリン付近で停滞すると見られます。 低気圧に近い北海道では日本海側を中心に強い雨風が続き、沿岸部を中心に暴風に警戒をしてください。 さらに、強い寒気が流れ込み山沿いでは雨が雪に変化、標高の高い峠道では雪が積もり、道北の内陸部でも一時的にみぞれや湿った雪になる可能性があります。 東京など久々に週末は秋晴れの予想 今月は週末にスッキリとした晴れに恵まれず、運動会が延期になるなど秋晴れを満喫できていません。 ただ、今週末は東京を含む東日本・西日本の太平洋側で晴れる予想のところが多くなっています。 また、東京地方・近畿地方では、この週末は北よりの風が強く、木枯らし1号が発表される可能性があります。 ウェザーニュース Source : 国内 – Yahoo!ニュース
【22日の天気】西から雨雲広がる 夜は全国的に雨 西日本あすにかけて大雨のおそれ(ウェザーマップ)
きょう(木)は、低気圧や前線の影響で西から天気は下り坂で、次第に東日本や北日本にも雨の範囲が広がる見込み。西日本や沖縄、奄美では大気の状態が非常に不安定となり、局地的に非常に激しい雨が降り、西日本ではあす(金)にかけて大雨となるおそれがある。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫に警戒が必要だ。 西日本は大雨のおそれ 東~北日本もあすは強まる雨風に注意 きょう(木)からあす(金)にかけて、前線を伴った低気圧が西日本から東日本の太平洋側を通過して、日本海からは別の前線が近づく見込み。 午前5時現在、沖縄や西日本を中心に広く雨となっていて、沖縄や九州、四国には活発な雨雲のかかっている所がある。また、東日本や北日本も雨雲のかかり始めている所がある。 低気圧や前線に伴う活発な雨雲が次第に東へ進むため、昼ごろからは近畿や北陸、東海にもまとまった雨雲がかかり始める見通し。 西日本では局地的に非常に激しい雨が降り、あす(金)にかけて大雨となる所がある見込み。落雷や竜巻などの突風にも注意が必要となる。 夜は関東や北日本も雨の所が多くなり、夜遅くなるほど雨の範囲が広がる見込み。 夜には東海や関東でも本降りになる所があり、あす(金)は東日本や北日本でも雨や風が強まって荒れた天気となるおそれがある。 朝の冷え込みは全国的に緩んでいるが、日中の気温は、西日本や東日本ではきのう(水)より低い所が多くなりそうだ。西日本は22℃前後の所が多く、雨でも極端な寒さはない見込み。 東京はきのうと同じくらいとなるが、日差しがなくなる分、風が少し冷たく感じられそうだ。北日本はこの時季としては高く20℃前後の所が多い予想。 (気象予報士・及川藍) Source : 国内 – Yahoo!ニュース
菅首相 26日所信表明で携帯電話料金引き下げなど「国民のために働く内閣」標ぼう(スポニチアネックス)
菅義偉首相が26日の臨時国会召集日に実施する所信表明演説の概要が21日、判明した。「国民のために働く内閣」を掲げ、改革断行の姿勢を強調。具体例として携帯電話料金引き下げなどを挙げ「成果を実感していただきたい」と訴える。来年夏の東京五輪・パラリンピック開催への決意も示す。政府関係者が明らかにした。 首相がベトナム、インドネシア歴訪から帰国した21日夜以降、政府内で項目や表現を最終調整する。日本学術会議の会員任命拒否問題には触れない方向だ。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
山手線 最大20分終電繰り上げ コロナ禍で午前0時台の利用者66%減(スポニチアネックス)
JR東日本は21日、来春から山手線や東海道線など首都圏の17路線で最終列車の発車時刻を早めると明らかにした。繰り上げ幅の最大は高崎線と青梅線の約37分で、終電の一斉繰り上げは1987年の同社発足以来初めて。始発列車の時刻も5路線で繰り下げ、最大約17分遅くなる。新幹線や特急は対象外だが、各新幹線の最終列車から在来線を乗り継いで行ける駅の範囲は、横須賀線や常磐線など5路線で狭まる。実施日や詳細な時刻は12月に改めて発表する。 今回の発表は、東京都心から郊外方面に向かう列車が対象。主要路線では、山手線内回りの池袋発大崎行きが現在の午前0時51分から約20分、中央線快速の東京発武蔵小金井行きは午前0時35分から約30分繰り上がる。 JR東によると、影響を受ける乗客は、9月の利用状況の集計では平日約2万人。新型コロナウイルス対策として、混雑で3密が起きないよう、8路線で終電前の列車を増発する。終電繰り上げの最大の理由は、午前0時台の山手線利用者が新型コロナ感染拡大前から約66%も減少したこと。また、終電から始発までの間に実施する線路などのメンテナンス時間の確保や、作業人員の負担減も大きな理由。作業の効率化で年間十数億円のコスト削減につながるという。 JR東の深沢祐二社長は9月の記者会見で、東京駅から半径100キロ圏内の路線で終電を繰り上げると表明。「コロナ収束後も鉄道需要が元に戻ることはない」との認識を示し「保守作業員の働き方改革が急務で、効率的な作業体制の確保が課題だ」と説明していた。また、ウィズコロナの観点から、運賃の変更も行う意向。通勤ラッシュ時や旅行繁忙期の料金を高く設定することで3密を避け、また、日中や閑散期の料金を下げることで「オフピーク利用にメリットを感じていただける」(深沢社長)仕組みを構築するとしている。 東京都江東区で居酒屋を経営する女性オーナー(54)は「コロナ禍の午後10時までの営業にお客さんが慣れて、全体的に帰る時間が早くなっている。終電が早まるのは仕方ない」と納得顔。だが、東京都渋谷区の居酒屋店長(33)は「閉店後、後片付けしていたら終電に間に合わなくなる。閉店時間を早めるわけにもいかないし、正直困る」と複雑な表情を浮かべた。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
今日22日(木)の天気 西日本は強雨や大雨に警戒 関東も雨が降り出す(ウェザーニュース)
■ 今日の天気のポイント ■ ・西日本は強雨、大雨に警戒 ・関東は帰り道に傘の出番 ・一日の気温差小さく、過ごしやすい 今日22日(木)は東に進む低気圧と前線が西日本を通過します。西日本や南西諸島では局地的に雨が強まり、大雨に警戒が必要です。 雨のエリアは東へ拡大し、関東でも夜遅くにかけて雨が降り出します。 西日本は強雨・大雨に警戒 西日本では広く雨となり、局地的に雷を伴って激しく降るおそれがあります。 南西諸島でも前線や湿った空気の影響で雨が降りやすく、雷を伴う激しい雨に警戒が必要です。 関東は帰り道に傘の出番 低気圧や前線が東に進むにつれて雨のエリアも徐々に東に拡大します。関東でもにわか雨があり、夜遅くにかけては雨の降り出すところが多くなります。 朝に雨が降っていなくても、外出する際は折りたたみ傘をお持ちください。 一日の気温差小さく、過ごしやすい 各地で朝から雲に覆われているため、今朝は強い冷え込みは見られていません。 西日本では、昼間も雨で実際の気温よりも空気がヒンヤリと感じられます。 東日本や北日本はここ数日とは違い、一日の気温差はあまりなく、比較的過ごしやすい一日です。 ウェザーニュース Source : 国内 – Yahoo!ニュース
西日本 大気非常に不安定 あす(金)にかけて大雨のおそれ 局地的に非常に激しい雨も(ウェザーマップ)
西日本ではあす(金)の明け方にかけて、局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込み。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要だ。 前線を伴った低気圧が九州の西を東に進んでいて、低気圧はきょう(木)の朝には九州北部地方まで進み、あす(金)の午前中にかけて西日本から東日本の太平洋側を通過する見込み。また、今夜には別の低気圧が日本海西部で発生し、前線を伴って発達しながら日本海を北東へ進む見通し。これらの低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、西日本では大気の状態が非常に不安定となる。 <大雨・雷・突風> 西日本では、九州を中心に雷を伴って激しい雨の降っている所がある。西日本ではあすの明け方にかけて、局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込み。 予想雨量(多い所) 23日(金)午前6時まで 四国 200ミリ 近畿 120ミリ 土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒・注意をするとともに、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要となる。発達した積乱雲の近づく兆しがあれば、建物内に移動するなど、安全確保に努めたい。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「暴力的な言葉拡散、恐ろしい」伊藤詩織さんが意見陳述
「批判的、暴力的な言葉が(SNS上で)拡散され、あふれていく様子は恐ろしい」 ジャーナリストの伊藤詩織氏(31)が21日、自民党の杉田水脈(みお)・衆院議員(53)に名誉を傷つけられたとして東京地裁に提訴した裁判に出廷し、意見陳述書を読み上げた。 伊藤氏は、自身が訴えている性被害をめぐって「枕営業の失敗」「ハニートラップを仕掛けた」などと中傷するツイッターの複数の投稿に、杉田氏が「いいね」を押して拡散したとして損害賠償を求めている。 この日の第1回口頭弁論で伊藤氏は、ハニートラップなどの言葉は「私にとってセカンドレイプだ」と指摘。杉田氏がそうした発言の拡散を手伝ったことについて、「法律を変える力のある国会議員が行ったことに、衝撃、恐怖さえ感じる」と述べた。 杉田氏は9月、自民党本部での会議で性犯罪被害者への支援に絡み「女性はいくらでもウソをつける」と発言し、いったん否定したが、のちに認めて謝罪した。伊藤氏は、この発言についても「今まさに被害を告白したいと思っている人を黙らせ、親に『助けて』と言いたい人にもそれを言えなくさせてしまうものだ」と批判した。さらに「杉田氏が今後、同じような過ちを大切な人にしないでほしいと心から願っている」とも訴えた。 今回の裁判を審理する裁判官には「セカンドレイプに対して私たち被害者がはっきりと『NO』と言えるように、この訴訟と向き合ってほしい」と求めた。 一方、杉田氏側は、請求棄却を求める答弁書を提出した。 伊藤氏は2019年、望まない性行為をされたとして元TBS記者の山口敬之氏(54)を相手取った訴訟の一審で勝訴した。山口氏は判決を不服として控訴している。伊藤氏の告訴を受け警視庁が山口氏を準強姦(ごうかん)容疑で捜査したが、東京地検は嫌疑不十分で不起訴処分とした。(新屋絵理) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル