日本海の好漁場・大和(やまと)堆(たい)の西部海域で日本漁船の安全が確保できないとして入域の自粛を要請している水産庁は28日夕、一部の海域の自粛要請を解除し、漁業団体に伝えた。自粛要請の緩和はほぼ1カ月ぶり。 自粛が要請されているのは日本の経済的な主権が及ぶ排他的経済水域(EEZ)内で、北朝鮮海域と接する海域。水産庁の漁業取締船が9月29日に北朝鮮の公船を見つけ、同30日から入域自粛を要請していた。その後、北朝鮮公船の動向などを監視し続けてきた結果、水産庁は大和堆寄りの3分の1程度の海域については安全が確保できると判断し、自粛要請を解除したという。 海底山脈の大和堆の周辺はカニやスルメイカなどの好漁場として知られ、周辺では今年、北朝鮮漁船が急減する一方、中国漁船の増加が目立っている。日本のEEZ内で、水産庁が自国の漁船に対し、入域自粛を要請したことに対し、漁業団体からは反発の声が高まっていた。(兼田徳幸) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
丸刈り・大声あいさつ強制 行き過ぎ指導、元生徒提訴へ
行き過ぎた生徒指導により、退学を余儀なくされたとして、広島県呉市の私立呉港(ごこう)高校に通っていた男子生徒が29日、同校を運営する学校法人と校長らを相手に約180万円の損害賠償を求める訴えを広島地裁に起こす。学校側は事実をおおむね認めて和解を望んでいるが、生徒側は提訴に踏み切る構えだ。 訴状などによると、男子生徒は同校に入学直後の昨年4月、通学途中の電車内でスマートフォンを操作しているのを同校の教諭に見つかり、没収された。母親が学校で注意を受け、スマホを返してもらえたのは2週間後だった。 同年5月には、授業の教材を忘れたとして、担任教諭の指示で自宅まで取りに帰らされた。電車で往復3時間。学校に戻ると授業は終わっていた。同校は他の生徒にも同様の指導をしており、「帰宅改善指導」と呼ばれているという。 さらに男子生徒を追い込んだのが「校内反省指導」だ。昨年5月、友人らと放課後に校外で喫煙したと疑われ、この指導を受けるように校長から通告された。 男子生徒は髪を丸刈りにし、約20日間、授業を受けられず、別室で自習を強いられた。休憩や登下校時間も含めて一日中私語は厳禁とされる一方、下校時に教員に会うと声を張り上げてあいさつするよう指導された。毎朝、前日に書かされたA4判1枚の反省文を大声で読み上げさせられもした。「内容が幼稚園レベル」「お前はこの学校にいらん」などと教員から罵倒されることもあったという。 男子生徒は大声の強制でのどに炎症を起こしたとして、通院のために欠席すると母親が学校に連絡したところ、「かすれた声で頑張り、努力の姿勢を示せば、反省の意思が伝わる」「休ませては駄目だ」などと言われたという。 部活顧問からも体罰 教諭「殴打は4回でなく3回」 7月にも、提出物を忘れたとして所属していた運動部の顧問の教諭に拳で4回、胸を殴られたという。同校によると、教諭は「殴打の回数は4回ではなく3回」と主張している。男子生徒は体罰の翌日から学校へ通えなくなり、昨年11月に退学を決め、今年2月に通信制高校に編入学した。 訴状では、校内反省指導などについて「生徒に苦痛を与えるだけで、合理性・相当性を著しく欠く」などとして、校長や教員は児童・生徒に懲戒を加える際に「教育上必要な配慮をしなければならない」と定める学校教育法施行規則に違反していると主張する。 同校の加賀英雄教頭は朝日新聞の取材に対し、「そういったことがあった」と事実をおおむね認めた上で、「退学の時期と体罰の時期がずれており、体罰が退学の原因になったとは考えていない」と話した。体罰をした顧問の教諭を処分したというが、内容は「個人情報にあたる」として明らかにしなかった。 同校では10年ほど前から、問… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
専門家会議の議事録不開示は「違法」 NPOが国を提訴
新型コロナウイルス感染症への政府対応を検討する専門家会議(7月廃止)の詳しい議事録が作成されていなかった問題に絡み、NPO法人「情報公開クリアリングハウス」が28日、詳細な議事録を求めたのに要旨のみの「議事概要」を開示したのは違法だとして、開示決定の取り消しを国に対し求める訴訟を東京地裁に起こした。 同法人は訴えを通じて、公文書管理のガイドラインが定める議事録を作らなかった政府の不手際ぶりも明らかにしたい考えだ。 ガイドラインでは、専門家会議などの懇談会について、「開催日時や発言者、発言内容を記載した議事の記録」を作るように行政機関に求めている。訴状によると、同法人は6月に内閣官房副長官補に対し情報公開請求したが、発言者がわからない議事概要だけが開示された。 専門家会議をめぐっては今年3月、議事概要のみで詳細な議事録が作られていなかったことが発覚。政府は「会議によっては発言者が特定されない形もありうる」として、「議事概要」で問題ないとの認識を示していた。ただ、野党からの批判などを受け、6月には議事概要に発言者名を記すとしたが、議事概要で足りるとの姿勢は崩していない。 同法人の三木由希子理事長は提訴後の会見で、「議事録は様々な人が議論した証拠で、政府が説明責任を果たすために重要だ」と指摘。訴訟を通じて公文書管理のルールやあり方も確認したいとも訴えた。 一方、被告の国側は「コメントは差し控えたい」としている。(新屋絵理) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
台風19号(コーニー)発生 10月に6つ以上発生は7年ぶり(ウェザーニュース)
10月29日(木)3時、フィリピンの東で発達中の熱帯低気圧が台風19号(コーニー)になりました。今月6つ目の台風発生で、10月の発生数としては7年ぶりの多さとなります。 台風19号はフィリピン付近を通過したあと南シナ海に進むため、日本への影響はありません。 ▼台風19号 10月29日(木)3時 存在地域 フィリピンの東 大きさ階級 // 強さ階級 // 移動 西北西 15 km/h 中心気圧 1008 hPa 最大風速 18 m/s (中心付近) 最大瞬間風速 25 m/s 台風が4つ連続で南シナ海を西進 今月これまでに発生した台風は、南シナ海を西に進む進路をとったものが多く、台風15号、16号、17号、18号に続いて、今回の19号も同様の進路を取る見込みです。なお、16号の後を追うように進んだ別の熱帯低気圧も同様の進路を取っていました。 台風がこのような進路をとるのは太平洋高気圧の偏りが影響しているものとみられます。夏の日本を覆う太平洋高気圧は既に本州の南へ離れていますが、今年は平年よりも西方向に大きく張り出している状況で、フィリピン付近で発生した台風が北上しにくくなっています。そしてこの太平洋高気圧の周囲の風の流れに乗って、フィリピン付近の緯度のまま西に進むことが多いというわけです。 こうした状況は11月にかけても続く見込みで、台風が発生しても日本には接近しにくいとみられます。一方で、10月上旬からたびたび大雨に見舞われているベトナムなどは台風の影響を受けやすい状況が続き、被害の拡大が懸念されます。 10月に入って6つ目の台風発生 今回の台風19号は今年10月に入ってから6つ目に発生した台風です。10月の台風発生数の平年値は3.6個なので、平年より多いといえます。 10月に6つ以上の台風が発生するのは2013年以来で7年ぶりになります。 台風の名前 台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。 台風19号の名前「コーニー (Goni / 고니)」は韓国が提案した名称で、白鳥(コハクチョウ)のことを意味する韓国語からとられています。 ウェザーニュース Source : 国内 – Yahoo!ニュース
東京都で新たに171人感染 4日連続で200人下回る
東京都は28日、新型コロナウイルスの感染者を新たに171人確認したと発表した。200人を下回るのは4日連続となる。 171人を年代別にみると、最多は20代の41人。30代が31人、40代が28人、50代が23人と続いた。65歳以上の高齢者は28人だった。 都によると感染者が相次いでいる大内病院(足立区)で新たに60代~70代の患者4人の感染がわかり、計72人となった。明理会中央総合病院(北区)でも90代男性患者の感染が判明し、計23人となった。 また、「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO(エクモ))を使用」とする都の基準の重症者は30人と前日から3人減った。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
歌舞伎町で乱闘容疑 組員とスカウト、引き抜き巡り対立
東京・歌舞伎町で乱闘をしたとして、警視庁は28日、指定暴力団住吉会系組員の男4人と、風俗店などの仕事を女性に勧めるスカウトグループの男3人を暴力行為等処罰法違反や傷害の容疑で逮捕し、発表した。いずれも否認や黙秘をしているという。 組織犯罪対策4課によると、暴力団側で逮捕されたのは住吉会傘下組織の幹部組員吉川八代隆(やよたか)容疑者(49)=新宿区大久保2丁目=ら4人。スカウト側は西田寛昭容疑者(35)=住所不詳=と2人の実弟。 逮捕容疑は6月4日午後10時すぎ、東京都新宿区歌舞伎町2丁目の路上で、組員側とスカウト側が互いに投げ飛ばすなどの暴行を加えたというもの。組員については別のスカウトの男性(29)にけがを負わせた疑いもある。両者はスカウトの引き抜きを巡り、トラブルになっていたという。 事件を巡っては、暴力団組員とみられる男らが数日間、歌舞伎町の路上でスカウトを捜し回った。多くの目撃者がSNSに「スカウト狩り」などと書き込んだことで、騒ぎになった。 現場周辺には多くの飲食店や風俗店が立ち並んでおり、事件当時も一般の人が行き交っていたという。東京五輪・パラリンピックを控え、都内では歌舞伎町を含む繁華街で安全対策が進められてきた。警視庁は事態を重くみており、全容解明と関係者の摘発を進める。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
対コロナ満席実験、実証できる? チケット売れ行き低調
大規模イベントの入場制限緩和に向け、横浜スタジアム(横浜市)で30日から、プロ野球の試合を満席に近い形にした実証実験が始まる。新型コロナウイルスの感染防止と両立できれば、来夏の東京五輪も観客を入れられると関係者は意気込むが、野球ファンからは「リスクが高そう」と不安の声が漏れ、チケットの売れ行きは低調だ。 実験は政府の分科会の了承を得て、30日~11月1日の3日間、横浜DeNAベイスターズ―阪神タイガースの3連戦で行う。入退場時の人の流れを確認するほか、マスクをした観客の声援で飛沫(ひまつ)がどのぐらい広がるのかを検証したり、接触確認アプリやLINEを使って感染者が出たときに通知したりすることを想定している。神奈川県や横浜市のほか、NECやLINE、KDDI、ベイスターズ親会社のディー・エヌ・エーなどが参加する。 プロ野球やサッカー・Jリーグなどの試合は9月19日から観客5千人の上限が緩和され、収容人数の50%まで認められた。今回は30日が販売可能な席数(約3万2千席)の80%、31日が90%、11月1日が満席と、段階的に上限を増やしていく計画だ。球団は観客を増やすため、チケットを最大35%割り引いたり、ユニホームを特典として付けたりして販売している。 昨季までDeNAのチケットは入手が難しかったが、売れ行きは芳しくない。球団は販売状況を明らかにしていないが、公式サイトを見ると、28日午後7時現在で、3日間とも複数の席種で空席が残っている状態だ。セ・リーグは巨人の優勝が間近で、DeNAは優勝を逃した責任を取り、ラミレス監督の今季限りでの退任が決まっている。今年はコロナ禍で、セ・リーグは日本シリーズ進出を争うクライマックスシリーズがないことなどが影響していそうだ。 「そもそも無料で実施すべき」 疑問や不安の声も さらに、実験を巡っては、ツイ… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
6歳女児に裸の画像送らせた疑い 愛知の男逮捕、ゲームアプリ通じ(共同通信)
小学1年の女児(6)にスマートフォンのゲームアプリを通じて裸の画像を送らせたとして、京都府警南署は28日、強制わいせつと児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで、愛知県江南市、会社員木野良典容疑者(33)を逮捕した。 逮捕容疑は8月10日、京都市の女児が13歳未満だと知りながら、ゲームアプリ「ゼペット」の機能を利用して「早く見せて」などとメッセージを送り、女児に裸などを自撮りさせたの画像を自身のスマホに送信させた疑い。 署によると、木野容疑者は女児とゼペットで知り合ったが、会ったことはなかった。容疑を認め「小学校高学年くらいと思っていた」と話している。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ワールドマスターズゲームズ 開催を1年延期の方針 組織委が発表(関西テレビ)
関西テレビ スポーツの国際大会「ワールドマスターズゲームズ」の開催を、1年延期する方針を組織委員会が発表しました。 「ワールドマスターズゲームズ」は、30歳以上なら誰でも参加できる「生涯スポーツ」の祭典です。 来年5月にアジアで初めて、関西を中心に開かれる予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で、大会組織委員会は開催を1年程度延期する方針を発表しました。 【ワールドマスターズゲームズ2021関西組織委員会・井戸敏三会長】 「楽しんで(選手同士が)交流をして、アフタースポーツとしてツーリズムを楽しんで頂くことを全うするには、1年の延期をせざるを得ないと」 大会は5万人の参加を目指していて、約1500億円の経済効果が見込まれています。 延期の正式な決定は来月4日、国際マスターズゲームズ協会で話し合われます。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
Hawks capture predictable pennant in unpredictable season
The most unpredictable of pennant races ended with among the most predictable of results: The Fukuoka SoftBank Hawks, once again, on top of the Pacific League and looking toward the Climax Series and possibly a fourth straight Japan Series title. Japanese baseball’s reigning dynasty wrapped up the 2020 pennant with […]