All Nippon NewsNetwork(ANN) 秋篠宮さまが30日に55歳の誕生日を迎え、記者会見で、長女の眞子さまと小室圭さんの結婚を認めると話されました。 秋篠宮さまは「結婚することを認めるということです。憲法にも結婚は両性の合意のみに基づくというのがあります」「本人たちが本当にそういう気持ちであれば、親として尊重するべきと考えています」と述べられました。 会見内容をノーカット映像でお伝えします。 【会見内容全文】 記者) 「立皇嗣の礼」が11月8日に執り行われました。新型コロナウイルスの感染拡大で、儀式の日程や内容は大きな影響を受けましたが、諸儀式に臨まれた感想とともに、改めて皇位継承順1位の皇嗣となったお心構えをお聞かせください。 秋篠宮さま) 11月8日に立皇嗣の礼が行われました。本来は春に行われる予定だったわけですけれども、COVID-19の感染が拡大し、それで延期になっていたわけですね。私自身、この秋に、11月に行うという時に、これから寒い時期に向かって、COVIDとインフルエンザの両方の流行が考えられるときに少しそのことは気にはなっていましたけれども、これ自体は国事行為でありますので、私が何か言うことではもちろんないわけですね。それですので決められたことに従って臨みました。昨年から行われていた即位礼関連の儀式、これが一連のものが終了したわけでありますけれども、そのことに安堵しております。 今、御質問にあったもう一つのことについてですけれども、私自身は生まれてから今まで個体として同じ秋篠宮文仁なわけですね、それでずっと来ています。したがって、何か区切り、節目があったから変わるということではないわけですけれども、私自身は以前と変わらず一つ一つのことを大切に務めていきたいと思っております。そしてまたこれも昨年もお話ししたことかと思いますけれども、やはり人間はできることなら進歩していくことが大切だと思っておりますので、そのことも常に頭に置きながら過ごしていきたいと思っております。 一つだけ今回、宣明の儀の後に宮中三殿にお参りをいたしました。今後は三殿でお参りをすることになるわけですけれども、私にとって今回が多分4回目なんですね。着袴の儀があった後と、成人の時と結婚の時で(今回は)4回目なわけですけれども、今後こちらでお参りすることになるのだなということで気持ちを新たに致しました。 記者)新型コロナウイルスの感染拡大により、皇室関連行事も延期や中止を余儀なくされ、人々と直接触れ合う機会が減少しました。一方で、ご一家ではオンラインを積極的に活用し、専門家による御進講や、国民との交流を続けられました。オンラインを活用して感じた手応えと課題についてお聞かせください。また、このような時代において、皇室が果たしうる役割や活動のあり方についてどうお考えでしょうか。 秋篠宮さま) そうですね。このコロナ禍において、私の生活も今までとは大きく変わりました。今までであれば何か式典があったりとかするときには、もちろん東京都内もありますし、それからほかの県で行われればそこに赴き、そしてその式典ないし主たる行事以外にもその地域に関連する所を訪ねていろいろと見聞する機会がありました。しかしながら、このように感染症が多くなっている時期には、人が特に多く集まるような催物というのはできません。 そうするとやはり、まず考えられることというのはオンラインになるわけですね。例えばある催物が現地で行われないときもありますし、それから規模を縮小して行われることもあります。そういうときに行く予定であったものについてやはりどういったものかという話を聞いておくというのは大切なことだと思います。そういうときに現地とつないで、画面上ではありますけれども説明を聞くことが幾度かありました。 また、このCOVID-19について、私、それから私の家族も理解を深める必要があると感じていましたので、これも関係者は東京都内でないこともありますので、そういう人たちから度々にオンラインで話を聞きました。 ある意味、非常にこういうときにあって有効な手段だと思いますし、何といっても顔が見えて電話と違ってですね、顔が見えてそれでお互いにやり取りをすることができるというのは、非常に便利であると考えます。しかし一方で、対面で話すのとは少し違う、どこかに大きなタイムラグというわけではないのですけれども、ちょっとした時のやり取りに難しさを感じることはあります。 またある程度の、例えばシンポジウムのようなものの場合に、まだオンラインだけならいいかもしれないんですが、今後はおそらく対面というかリアルなものとオンラインとの両方をハイブリッドで行うということが結構多くなってくるのではないかなと思うんですね。 私も僅かな経験ですけれども、自分はWEB上で参加していたわけなんですけれども、やはりその時に実際の会場にいる人たちと、それから画面で参加している人間とで、ちょっとした温度差があるなと。そういう辺り、今後工夫の余地が多分あるのではないかと思いますし、もちろん使っているシステムによって使い勝手が違うとか、ただ段々に私たちもそういうことに慣れていくのではないかと思っています。 記者) 皇室が果たし得る役割や活動の在り方についてはどのようにお考えでしょうか。 秋篠宮さま) そうですね。こういう今のような時代、これはまたこれからも起こり得ることかと思います。こういう時代にあって、なかなかその役割とか在り方というのは難しいわけですけれども、以前、自然災害のあった場所を訪ねたりとか、そして現地の様子を見て被災した人から話を聞いてということを、時折そういう機会がありましたけれども、今回みたいなときはそういうわけにはなかなかいきません。そうすると、やはりその役割としては今の現状で非常に困難な状況にある人、そしてその人たちを支援している人たち、そのことをできる限り理解することに努め、そして心を寄せていくことではないかなと思います。 そしてまた、在り方についてですが、やはりその状況その状況に応じた対応というものが必要になってくるのではないかと思います。ですからその時々に合わせて何をすることができるかということを常に考えていくということが大事なように思います。 記者)眞子さまと小室圭さんとのご結婚に関する行事が延期されています。眞子さまは13日に発表された文書で、「結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択」と現在のお気持ちを明らかにされました。皇嗣職大夫は会見で、両殿下が「お2人のお気持ちを尊重された」と説明しましたが、「お気持ちを尊重」とは具体的にどういうことなのか、今後のスケジュールや見通しと共にお聞かせください。殿下が以前記者会見で指摘された「多くの人が納得し喜んでくれる状況」になったと受け止められているかについてもあわせてお聞かせください。 秋篠宮さま) 娘の結婚について、つい先日、一週間ほど前になりますけれども、長女が今の自分たちの気持ちというものを文書で公表いたしました。皇嗣職大夫の、気持ちを尊重するということでしたね。 記者) はい。 秋篠宮さま) それは結婚することを認めるということです。これは憲法にも結婚は両性の合意のみに基づいてというのがあります。本人たちが本当にそういう気持ちであれば、親としてはそれを尊重するべきものだというふうに考えています。今後の見通しでしたか。予定ですね。 記者) はい。 秋篠宮さま) 今回はあくまでも2年前に2020年に延期をするということをお伝えしたことに関わるものです。つまり、一連の行事が終わった2020年というのは今年であり、今年は間もなく終わろうとしています。やはりその間に何らかのことを伝える必要があると本人も考えておりましたし、私もそのように思っておりました。そのようなことから現在の気持ちというものを公表したわけです。ですから、今後の予定、見通しなどについてはこれから追って考えていくということになると思います。それからもう一つありましたね。 記者) 殿下が以前記者会見で指摘された「多くの人が納得し喜んでくれる状況」となったと受け止められていらっしゃいますかどうか。 秋篠宮さま) 私が多くの人に納得し喜んでもらえるというお話をしたわけですけれども、実のところ多くの人というのを具体的に表すことはなかなか難しいと思います。長女の結婚について反対する人もいますし、賛成する人もいますし、全く関心の無い人もいるでしょう。どれをもって多くというふうに客観的に言うことができるかというとなかなかそれは難しいわけですけれども、あくまで私の主観になりますけれども、感じとしては決して多くの人が納得し喜んでくれている状況ではないというふうに思っています。で、そのことは娘も恐らく同じ気持ちを持っていると考えております。以上です。 (※これ以降はカメラ撮影はありません) 記者) ご家族の近況についてお伺いします。新型コロナウイルスで外出の機会が減る中で、ご家族での時間が増えたかと思います。どのように過ごされたのか、エピソードも交えてご紹介ください。佳子さまの今後の活動に期待されることや、就職や結婚のご予定について、来春には中学3年生となられる悠仁さまの成長ぶりや、進学先を含めた教育方針についてもお聞かせください。 秋篠宮さま) 恐らく主として緊急事態宣言が出て、皆が外に出なくなってからのことだと思いますが、私自身は確かに外出したり、それからどこか地方に行ったり、また海外に行ったりということもありませんので、自宅にほとんどいたわけです。家族もほとんどが外出せずに過ごしていたわけですけれども、それほど実感として以前と違うというのはないんですね。 ただ、よくよく考えてみれば、普段だったら学校に行っている長男がお昼時にいて顔を合わせる、これはそういえば今までなかったことですね。それから、娘たちも外出していませんから、顔を合わせて話をする機会というのは確かに多かったと思います。かといって大きく違っているという感じは私は持っていません。 また、一つ言えるかなと思うのは、家の中にずっといたりすると、運動不足にもなりますので、私もできるだけちょうどいい時間帯に歩くことにしていたんですが。それについては一人で歩いていることもありますけれども、妻と一緒に歩く機会もあるわけですね。特に妻と一緒に散歩するということはですね、以前よりもこの間大分多かったなと思います。過ごし方については、どうでしょう、そうですね、それくらいでしょうか。また何か思いついたらお話ししたいと思います。 記者) 佳子さまの今後の活動自体や就職や結婚のことについて。 […]
【会見抜粋】秋篠宮さま 眞子さまの結婚「認める」(テレビ朝日系(ANN))
All Nippon NewsNetwork(ANN) 秋篠宮さまがきょう55歳の誕生日を迎え、記者会見で、長女の眞子さまと小室圭さんの結婚を「認める」と話されました。 会見の中で、眞子さまの結婚について述べられた部分を抜粋してお伝えします。 記者)眞子さまと小室圭さんとのご結婚に関する行事が延期されています。眞子さまは13日に発表された文書で、「結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択」と現在のお気持ちを明らかにされました。皇嗣職大夫は会見で、両殿下が「お2人のお気持ちを尊重された」と説明しましたが、「お気持ちを尊重」とは具体的にどういうことなのか、今後のスケジュールや見通しと共にお聞かせください。殿下が以前記者会見で指摘された「多くの人が納得し喜んでくれる状況」になったと受け止められているかについてもあわせてお聞かせください。 秋篠宮さま) 娘の結婚について、つい先日、一週間ほど前になりますけれども、長女が今の自分たちの気持ちというものを文書で公表いたしました。皇嗣職大夫の、気持ちを尊重するということでしたね。 記者) はい。 秋篠宮さま) それは結婚することを認めるということです。これは憲法にも結婚は両性の合意のみに基づいてというのがあります。本人たちが本当にそういう気持ちであれば、親としてはそれを尊重するべきものだというふうに考えています。今後の見通しでしたか。予定ですね。 記者) はい。 秋篠宮さま) 今回はあくまでも2年前に2020年に延期をするということをお伝えしたことに関わるものです。つまり、一連の行事が終わった2020年というのは今年であり、今年は間もなく終わろうとしています。やはりその間に何らかのことを伝える必要があると本人も考えておりましたし、私もそのように思っておりました。そのようなことから現在の気持ちというものを公表したわけです。ですから、今後の予定、見通しなどについてはこれから追って考えていくということになると思います。それからもう一つありましたね。 記者) 殿下が以前記者会見で指摘された「多くの人が納得し喜んでくれる状況」となったと受け止められていらっしゃいますかどうか。 秋篠宮さま) 私が多くの人に納得し喜んでもらえるというお話をしたわけですけれども、実のところ多くの人というのを具体的に表すことはなかなか難しいと思います。長女の結婚について反対する人もいますし、賛成する人もいますし、全く関心の無い人もいるでしょう。どれをもって多くというふうに客観的に言うことができるかというとなかなかそれは難しいわけですけれども、あくまで私の主観になりますけれども、感じとしては決して多くの人が納得し喜んでくれている状況ではないというふうに思っています。で、そのことは娘も恐らく同じ気持ちを持っていると考えております。以上です。 (※これ以降はカメラ撮影はありません) 記者) 3問目の御回答の中でお二人の結婚を認めるというふうに殿下お話しになりました。去年の会見ではそのことについて眞子さまと話し合う機会は無いというふうにおっしゃっていらっしゃいましたけれども、この1年間の間でお話合いをされたり、また、どんなことをお話しになったのかお伺いできればと思います。また、多くの人が決して納得して喜んでくれる状況ではないと思うというふうに先ほどおっしゃっていましたけれども、そのために以前殿下が指摘されていたその問題をクリアして解決することが必要との考えについては今は、どのようにお考えでしょうか。 秋篠宮さま) この間、娘ともいろいろと話す機会がありました。認めるというふうに申しましたのはそういうことの話合いも含めてのことです。また、多くの人が納得し喜んでくれる状況の前提として、今までもあった問題をクリア(するために)相応の対応をする必要があると申しました。私自身、これは人の家のことですので詳しくは知りませんけれども、じゃ、対応を全くしていないかと言えばそんなことはないと思います。そうですね。ただ一つ言えるのはそれはいろいろな対応をしているとしてもですね、やはりそれが見える形になるというのは必要なことではないかなあというふうに思っております。 記者) 眞子さまの結婚のことで先ほど、一連のトラブルについては目に見える形での対応が必要だとおっしゃいましたけれども、やはりこれから若い二人が御夫婦で家庭を築いて将来を歩まれていく上で、やはりきちんとした形で結婚のスケジュールが延期されたことについて、その原因になったことについて御本人たちが御説明されることというのは必要じゃないかなというふうに思うんですけども、その辺については殿下はどのようにお考えでしょうか。 秋篠宮さま) 実際に結婚するという段階になったら、もちろん、今までの経緯とかそういうことも含めてきちんと話すということは、私は大事なことだと思っています。 記者) やはり、お父様のお立場としてはお嬢様、あとお相手のお気持ちを今は尊重したいというかそういうお考えで認めるということでしょうか。 秋篠宮さま) そうですね。どの段階というのがいろいろあるかもしれませんけれども、私は、特に結婚と婚約は違いますから、結婚については本当にしっかりした確固たる意志があれば、それを尊重するべきだと私は思います。これはやはり両性の合意のみに基づくということがある以上、そうでないというふうには私はやはりできないです。よろしいでしょうか。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
秋篠宮さまが小室圭さんに課したハードル 「結婚認める」発言の本当の意味は(J-CASTニュース)
秋篠宮さまが2020年11月30日の55歳の誕生日を前に記者会見し、長女眞子さまと小室圭さんについて「結婚することを認める」と述べた。 【画像】記者会見場の様子 18年の誕生日会見では、小室さんの母親をめぐる金銭トラブルを背景に「多くの人が納得し喜んでくれる状況にならなければ、私たちは、いわゆる婚約に当たる納采の儀というのを行うことはできません」と述べていた秋篠宮さま。眞子さまが20年11月13日に発表したコメントで結婚への固い決意を強調したことを受ける形で、秋篠宮さまも「本人たちが本当にそういう気持ちであれば、親としては、それを尊重するべき」などと述べた。 ただし、秋篠宮さまは今回の会見で「決して多くの人が納得し、喜んでくれている状況ではない」との認識を改めて示してもいる。結婚の前提となる「納采の儀」について、世論からの支持を得るための小室さん側の対応を求めた形だ。 ■2019年の誕生日会見では「何らかのことは発表する必要がある」 眞子さまと小室さんの結婚をめぐっては、18年2月7日、同3月に予定されていた納采の儀をはじめとする一連の儀式を20年に延期することを発表。秋篠宮さまは19年11月の記者会見で、延期発表から2年が経つ20年2月をめどに「何らかのことは発表する必要がある」などと述べていた。この発言や、20年11月に「立皇嗣の礼」が終了したことを受ける形で発表された眞子さまのコメントでは、 「様々な理由からこの結婚について否定的に考えている方がいらっしゃることも承知しております」 とする一方で、 「私たちにとっては、お互いこそが幸せな時も不幸せな時も寄り添い合えるかけがえのない存在であり、結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です」 とも訴えていた。 「本当にそういう気持ちであれば、親としては、それを尊重するべき」 コメント発表時に、秋篠宮家の側近幹部にあたる皇嗣職大夫が記者会見を開いている。秋篠宮さまの会見では、皇嗣職大夫の発言の真意を記者が確認する文脈で「結婚を認める」発言が出た。 具体的には、記者の 「皇嗣職大夫は会見で『殿下(秋篠宮さま)がお二人の気持ちを尊重した』と説明したが、『お気持ちを尊重』とは、具体的にどういうことなのか」 という質問に対して、秋篠宮さまが 「皇嗣職大夫の『気持ちを尊重する』ということでしたね?についてですが、それは、結婚することを認める、ということです」 と答えた。続けて秋篠宮さまは、憲法第24条の「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し」のくだりに言及し 「本人たちが本当にそういう気持ちであれば、親としては、それを尊重するべきものだと考えています」 と話した。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
災害弱者の避難「個別計画」、策定進まず努力義務化へ
災害に備え、高齢者や障害者らの避難方法などを事前に決めておく「個別計画」について、国は、策定を市区町村の努力義務として災害対策基本法に定める方針を固めた。全国で策定が進んでおらず、法的に位置づけることで強く促す考えだ。来年の通常国会での法改正をめざす。 個別計画は、避難に支援が必要な人ごとに、支援者や避難場所、自宅からの経路、避難時の配慮事項などを記載する。1人での避難が困難な高齢者や障害者、心身に重い病気を抱えるなどの災害弱者への適切な避難支援に有効とされる。 要支援者の名簿に掲載されている人は昨年6月時点で全国で約784万人にのぼるため、優先順位を決めて策定を進めてもらう方針。優先度は心身の状況や独居かどうか、住んでいる地域の災害リスクなどから判断する。優先度が低い場合は支援が必要な人自身や家族に個別計画を作ってもらい、市区町村が確認する形も想定している。福祉施設の入所者には個別計画策定は求めない。 個別計画策定では本人や行政の… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
災害弱者、誰が支援? プランを作っても埋められない欄
災害弱者の避難を支えるために避難方法などを決めておく「個別計画」。地域のつながりが希薄な都市部で特に課題になっているのが、支援者を決められないことだ。地域社会や介護支援専門員(ケアマネジャー)の力で、計画作りから実際の支援までカバーしている自治体もある。 約57万人の人口を抱える東京都杉並区。区では、作成が義務づけられた避難行動要支援者名簿とは別に、自力での避難に不安を持つ住民を希望制で登録する「地域のたすけあいネットワーク」を展開している。 要支援者名簿は個人情報保護の観点から、災害が起きる前に警察や消防、地域社会に提供するのが難しい。そのため、ネットワークの登録者台帳を関係機関と共有している。 杉並区がこの事業を始めたのは2000年度。19年度時点で、要支援者名簿の掲載者3万601人のうち、9827人がネットワークに登録している。 登録者の自宅を地域の民生児童委員が訪ね、国の個別計画にあたる「個別避難支援プラン」を作る。A4サイズの用紙に記入するのは、希望する避難所やケアマネジャーらの連絡先、必要な薬などだ。 ネットワーク登録者のうち、約8割にあたる8024人は個別プランを作成済みだ。だが、区の担当者は「避難支援者はほぼ空欄です」と明かす。「支援者は決めたいが、地域の関わりが薄い都市部では難しい」と話す。 プランはあるのに支援者が決ま… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
初代ダース・ベイダー役、デビッド・プラウズさん死去
人気映画シリーズ「スター・ウォーズ」で初代ダース・ベイダー役を演じた英国の俳優デビッド・プラウズさんが28日、亡くなった。85歳だった。代理人が明らかにした。 1935年、英南西部ブリストル生まれ。60年代は英国を代表する重量挙げの選手として活躍した。2メートル近い身長と体格の良さを買われ、77年のスター・ウォーズ1作目「エピソード4/新たなる希望」から始まる旧三部作で悪役ダース・ベイダーを演じた。英メディアによると、なまりが役柄のイメージに合わないとして声は吹き替えられた。 チューバッカ役とダース・ベイダー役のオーディションに呼ばれた際、「悪役はみんなの記憶に残る」と自らダース・ベイダー役を選んだことを、後にBBCのインタビューで明かしている。 英国内では75年以降、交通安全を呼びかける子ども向けのキャンペーンのヒーロー役を10年以上担ったことでも知られる。この貢献が認められ、2000年に大英帝国勲章(MBE)を受けた。(ロンドン=下司佳代子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
20代女性刺されけが 男が逃走、高知・南国(共同通信)
29日午前11時45分ごろ、高知県南国市岡豊町蒲原の路上に止まった車の中で、20代の女性が男に刃物で腹を刺された。救急搬送され、命に別条はない。男は現場から逃走し、南国署は殺人未遂事件として行方を追っている。 署によると、女性は高知県外に住む学生。男とはこの日、初めて会ったとみられる。男は女性を車に乗せ、しばらく走行していた。刺された後、女性は自力で逃げて通行人に助けを求め、自ら110番した。 男は30~40代で身長約170センチ。丸刈りで、ジーンズ姿だったという。 現場はJR高知駅から北東約5.5キロの高知自動車道脇の側道。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
真冬の感染防止 「換気と室温」知恵絞る学校(産経新聞)
新型コロナウイルスの感染再拡大で、さらなる状況悪化が懸念される冬本番に向け、学校現場は今、寒さに配慮しつつ教室の換気を適切に行うという難題を突き付けられている。特に寒さが厳しい地方で窓を開けるとなれば、授業に支障をきたしかねない。室温管理と換気の両立が必須となる中、北海道では空き教室で取り入れた外気を暖めて校内に行き渡らせることにより、空き教室そのものを“暖房装置”として活用する妙案も登場している。(福田涼太郎) 「換気の時間を計りながら授業をするのは教員の負担だ。窓を開ければ寒さに耐えたとしても子供の集中力は途切れる。それに窓が凍り付いたら開かない」 真冬には氷点下20度に達するオホーツク海に面した北海道紋別(もんべつ)市。市教委の担当者は厳冬期に教室の窓を開けて換気することの難しさを説明する。 換気では新しい空気を取り入れるだけでなく、教室内の古い空気を外に出す必要がある。窓を開けての換気が困難と判断した同市は冬に備え、小中学校の各教室に換気扇を設置することを決定。年内の完了を目指して工事を進めている。 設置後は廊下の窓を開けて外気を取り入れ、扇風機を使って教室の廊下側の壁上部にある小窓(欄間)を通じて教室内に流し込み、古い空気は換気扇から排出する。教室内の屋外側の窓を開けることは避けられるが、廊下側から少量ながら冷たい空気が常に入ってくるため、「多少、寒くはなる」(担当者)と話す。 文部科学省が示した新型コロナ対策のマニュアルでは、換気について「気候上可能な限り常時、困難な場合はこまめに(30分に1回以上、数分間程度、窓を全開する)、2方向の窓を同時に開けて行う」ことを求めている。 今夏は猛暑の中で窓を開けて換気をすることに熱中症などの懸念が向けられた。文科省の担当者は「夏よりも冬の方が外気と室内の温度差が大きい」と冬場の難しさを指摘。ある程度、暖房の温度や服装を調節することで対応できるものの、子供によっては体調を崩す恐れもある。 また、設置が進んでいる暖房とは異なり、換気設備は設置を義務付けた平成15年7月の改正建築基準法施行前に建てられた学校では整備が進んでいない可能性がある。換気扇がなければ「窓をこまめに開ける」ことを余儀なくされる。 北海道教育委員会は今月19日、道内の各教委などに「北海道の冬季の寒さに配慮した学校の換気方法」と題する資料を提供。その中で換気扇の有無別に方法を紹介している。 換気扇がある場合は、空き教室や授業を行っていない特別教室の窓を開けて外気を取り入れ、暖房をつけて空気を暖める。廊下を通じて暖めた空気が校内をめぐり、欄間から使用中の教室内に流れ込み、古い空気は換気扇から屋外に排気され続けるという仕組みだ。複数の空き教室を使えば、それだけ寒さが和らぐ。 換気扇がない場合も同様の流れだが、校舎の延べ面積や在校者の年齢層、人数など条件別に必要な換気量を割り出し、教室の窓や扉の開け幅の目安を細かく提示。窓を開ける際には外からの気流が人に直接当たらないよう衝立を活用することも提案している。 資料を作成した道立総合研究機構建築研究本部の担当者は「換気扇があるパターンの方法であれば、そのまま他の地域でも取り入れられる」と説明。文科省は近く新型コロナの対策マニュアルを改訂する予定で、こうした真冬の換気方法の参考情報も提供する。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
自治体で全国初 保護されたイヌなどオンライン譲渡(テレビ朝日系(ANN))
All Nippon NewsNetwork(ANN) 神奈川県は新型コロナウイルスの影響で中止していた、保護された犬や猫のオンライン譲渡会を、自治体としては全国に先駆けて開催しました。 神奈川県の動物愛護センターでは現在、犬60匹、猫125匹が保護されています。新たな飼い主を探す譲渡会は対面形式でしたが、新型コロナの感染拡大が始まった2月以降、開催を見合わせていました。保護された動物の引き渡しが進むよう、県はオンラインで譲渡会を再開しました。自治体がオンラインで譲渡会を開催するのは、全国でも珍しいということです。 神奈川県動物愛護センター・佐藤裕郁さん:「気軽に、来られなかった方たちにもオンラインで自宅からご覧頂けます。少しでも多くの方に知って頂く機会になるかな」 事前予約制の譲渡会には約250人が参加しました。次回は来年上旬に開催される予定です。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
菅首相「データ中継衛星」軌道入りで「安保・危機管理に万全期す」(産経新聞)
菅義偉首相は29日、政府の情報収集衛星などの観測データを地上に転送する「データ中継衛星1号機」を搭載したH2Aロケット43号機が打ち上げられ、衛星が予定の軌道に入ったことについて「政府としては、このデータ中継衛星1号機を含む情報収集衛星を最大限活用し、今後ともわが国の安全保障および危機管理に万全を期す」とのコメントを発表した。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース