滋賀県は5日、新たに10歳未満から80代の男女計21人の新型コロナウイルスへの感染を確認したと発表した。うち6人は、立命館大学のびわこ・くさつキャンパス=草津市=に通う10~20代の学生。県はクラスター(感染者集団)が発生したとみている。3日に学生1人の感染が確認され、県が濃厚接触者を検査していた。県によると7人は10月下旬、大学関係者ら数十人による懇親会に参加したという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
東京都の感染者増加に専門家から危機感「急速に患者増加の可能性」感染リスクの高まる冬…対策の徹底を(FNNプライムオンライン)
「増加傾向」さらにはっきり 11月5日に開かれた東京都のモニタリング会議では「増加傾向」がさらに明確になった。 【画像】 新たな感染者の増加比は、100%を超えれば超えるほど増加傾向が強くなるが、前の週は91.7%だったのが、今週は106.2%に。 また、感染経路は家庭内感染が先週の36.0%から41.5%に増加して最も多く、次が職場での感染で、こちらも先週より増え16.6%に。 その次が特別養護老人ホームや学校などの施設内感染で16.0%、会食が7.0%、接待を伴う飲食店で2.1%の順となった。 家庭内感染4割超 ドアノブ等消毒を 家庭内感染が4割を超えたことを受け、小池知事は「まずは家庭内にウイルスを持ち込まないように」と指摘。家の中で多くの人が触るテーブルやドアノブなどを消毒することや、外が寒くて暖房を入れていてもこまめに換気することなどを呼びかけた。 冬はリスクを高める要素が多い 「冬の生活を考えると、感染対策上は不利になることが多いなと思う」 国立国際医療研究センターの大曲貴夫センター長は、寒くなると「どうしても窓を閉めたままにしがち」と、換気を怠りがちであることをまず指摘した。 「クラスターの事例を見ていて思ったが、寒いので、みんな寒い思いをした後、やはり暖かいところに集まる。そうすると距離も非常に近い。風が来ないところとなると閉鎖空間になる。そういう意味ではリスクを上げるいろいろな要素があるのが冬なのかな」 そして、3密を避けられない時は、マスク着用など夏以上に対策を意識することの重要性を呼びかけた。 重症患者の増加に懸念 「ボディーブローのようにずっと効いていることをご理解いただきたい」 東京都医師会・猪口正孝副会長は、1000人前後の入院患者が続いていることから、医療機関への強い負荷が長期化していることを改めて強調した上で重症患者の増加に懸念を示した。 「重症患者数が30~35人。この増加率で40人半ばまで増えてしまうと、かなり重症患者が圧迫してくることになる」 重症者が1人増えると、10人以上の医療関係者が必要になるとも言われる中、4日時点での重症患者は35人。先週の会議の時は30人だったので、5人増えている。 年代別にみると40代が3人、50代が7人、60代が7人、70代が13人、80代が5人で約半数が60代以下となった。 60代以下は、死亡者は少ないものの重症者は増えているので、これも更に警戒が必要だ。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
京都の永観堂、闇に浮かぶモミジ 夜の特別拝観前に試験点灯(共同通信)
紅葉の名所として知られる京都市左京区の永観堂禅林寺で5日、毎年恒例の夜の特別拝観「もみじのライトアップ」が7日から始まるのを前に試験点灯が行われ、暗闇に赤や黄に色づくモミジが浮かび上がった。 境内では、イロハモミジなど約3千本が約650基の照明で照らし出され、池の水面に鮮やかに映し出された。永観堂は「見頃は20日ごろ。今年は冷え込んでいるので少し早まるかもしれない」としている。 夜の特別拝観は12月6日までの午後5時半~8時半。中学生以上は拝観料600円。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「あつ森」偽造カードで160万円売り上げか 女逮捕(テレビ朝日系(ANN))
All Nippon NewsNetwork(ANN) 人気ゲームソフト「あつまれどうぶつの森」で使用できるカードを偽造し販売した疑いです。 逮捕された横浜市の会社員・好川葵容疑者(32)は今年6月下旬、あつまれどうぶつの森のキャラクターが入手できる“アミーボカード”を偽造し、新潟県内の男性ら2人に、合わせて3枚をネットを通じて5900円で販売した疑いが持たれています。好川容疑者の自宅からは他にも1000枚ほどの偽造カードが見つかっていて、これまでに約800枚、160万円の売り上げがあったとみられています。好川容疑者は容疑を認めています。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
女子児童に唾を吐きかけたのは幼稚園理事長 「子供が歩いていて邪魔」崇高な理念掲げた教育者がなぜ?(FNNプライムオンライン)
幼稚園理事長を唾を吐きかけ現行犯逮捕 子どもを守るべき立場の大人が悪質な犯行。小学生に唾を吐きかけて逮捕されたのは、幼稚園の理事長だった。 【画像】ピアノを弾きながら熱唱する小池容疑者 鋭い視線をカメラに向ける男は、暴行の現行犯で逮捕された小池豊容疑者(78)。 地元で評判の幼稚園の理事長だったが、その犯行は教育者としてあるまじきものだった。 事件は、東京・小金井市、小池容疑者の自宅近くの路上で起きた。 11月2日、小池容疑者は自転車に乗り、徒歩で下校途中だった小学生の女の子に接近。追い抜きざまに頭に向けて唾を吐きかけたという。 その行為を警戒中の警察官が確認。その場で取り押さえ、現行犯逮捕したのだ。 音楽教室の講師も務めた人がなぜ? 「生き生きと明るく、心身共に健康な子で、知・情・意バランスのとれた子に教育します」 このような教育方針を語っていた小池容疑者。 東京・府中市にある幼稚園の理事長に就任したのは、27年前のことだった。 30年前から小池容疑者を知る人: 2代目かな、理事長。変わった方かなとは思うんですけどね。あまりしゃべらないしね。悪いような印象はないですね。昨日なんか(事件を)女房に聞いて、警察が来て(話を聞かれた) 小池容疑者には、理事長以外の顔もあった。即興でピアノを弾き、歌を歌う小池容疑者。実は音楽教室で学院長を務め、自らも講師として子どもたちに“声楽”を教えていたのだ。 小池容疑者の自宅の隣には音楽教室が併設され、ここでも子供たちに音楽を教えていたという。 2013年の音楽教室の場では、このようなことも話していた。 2013年の小池容疑者: 今日の即興のイメージです。「楽園」というテーマにしたいと思います。水滴がふわっと霧のようにちりばめられている、そして太陽の光を浴びて、宝石のように水滴が光っている 近隣住民は、事件現場の周辺を自転車に乗りながら歌を歌う、小池容疑者の姿をたびたび目撃していたという。 同様の事件に関与か…理事長職は解任へ 小池容疑者が理事長を務める幼稚園は、FNNの取材に「理事長を信じるしかない。子どものためもあるので、今はコメントできません」とする一方で、今後、理事長職を解任するという。 調べに対し、小池容疑者は「子供が道に広がって歩いていて邪魔だった。注意するつもりだった」と供述し、容疑を認めているという。 現場周辺では、2020年9月以降、登下校中の小中学生が唾を吐きかけられる被害が少なくとも6件相次いでいて、小池容疑者はそれらについても関与をほのめかしているという。 警視庁は余罪についても捜査している。 イット! Source : 国内 – Yahoo!ニュース
モバゲー利用規約、2審も差し止め 免責条項「会社側に有利」認定(産経新聞)
IT大手ディー・エヌ・エー(DeNA)運営のゲームサイト「モバゲー」の利用規約の一部が違法だとして、国の認定する埼玉県の適格消費者団体が、規約の使用差し止めを求めた訴訟の控訴審判決が5日、東京高裁であった。白石史子裁判長は、DeNAが有利になる不当な免責条項があるとして、該当条項の差し止めを認めた1審さいたま地裁判決を支持し、DeNA側の控訴を棄却した。 利用規約では「他の会員に迷惑をかけた」「会員として不適切」などとDeNAが「合理的に判断」した場合は会員資格を取り消すとし、「当社の措置によりモバゲー会員に損害が生じても、当社は一切損害を賠償しない」と定めている。 判決は「合理的に判断」の意味が極めて不明確で、資格取り消しが「不法行為を構成することは十分あり得る」と認定。DeNA側は一律に責任を免れるわけではないなどと反論したが、白石裁判長は、消費者が理解しやすい契約条項を求める消費者契約法に照らせば、「条項の不当性を否定する方向で文言を補うよう解釈するのは極力控えるのが相当だ」と指摘した。 モバゲーをめぐっては、会員から「利用停止されたが説明がなく、利用料の返金も拒まれている」といった相談が国民生活センターに寄せられていた。原告団体によると、同様の条項はゲームや通信販売など多くの業者で使用されているといい、原告代理人の長田淳弁護士は「他の事業者も規約を見直す契機にしてほしい」と話した。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
詐欺グループに携帯電話番号を貸し出し 詐欺の疑いで携帯電話レンタル「セブン」の経営者ら2人逮捕(読売テレビ)
読売テレビ 特殊詐欺に利用されると知りながら、携帯電話番号を詐欺グループに貸し出したとして、詐欺の疑いで、レンタル会社の経営者2人が逮捕された。 逮捕されたのは、東京の携帯電話レンタル会社「セブン」を経営する小島孝洋容疑者(39)ら2人で、警察によると、昨年5月、詐欺グループに携帯電話の番号を貸し出し、高齢の女性からキャッシュカードをだまし取った疑い。 警察が、今年2月に摘発した詐欺グループの携帯電話などを調べたところ、小島容疑者らの関与が明らかになったという。小島容疑者らが貸し出した番号を使った詐欺被害は、大阪府内だけで50件、約1億1500万円に上る。 特殊詐欺の共犯として携帯レンタル会社が摘発されるのは、大阪では初めてで、警察は、ほかの詐欺グループにも番号を貸し出しているとみて調べている。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
学術会議は特権なのか 広田照幸さん「批判という使命」
菅義偉首相が日本学術会議の新会員6人を任命しなかった問題は、学者らに広がる批判のうねりと、冷めた世論との落差が目につく。学術会議連携会員で日本教育学会長を務める広田照幸・日本大学教授は、この問題で人文・社会科学のおよそ100学会のとりまとめ役を担う。「学者たちの既得権益」などと論点をずらす政府に対して、社会全体の自由にかかわる問題だと訴える。 ひろた・てるゆき 1959年生まれ。専門は教育社会学。著書に『陸軍将校の教育社会史』『教育は何をなすべきか』『大学論を組み替える』など。 ――10月半ばの朝日新聞世論調査では菅政権に任命拒否の理由を説明するよう求める声が大きい一方で、任命拒否は「妥当ではない」36%、「妥当だ」31%と伯仲していました。 任命拒否の理由を説明せずに学術会議の組織改革の必要性などに言及する政府の対応は、まるで「居直り強盗」。論点をずらし、問題の本質が見えにくくなっています。「誰が、なぜ、どういう過程で6人を外したのか」という経緯がいまだに明らかにされず、誰もが納得できる説明が難しいような理由だったことを図らずも露呈しているように見えます。 ――「学問の自由」は国民全員に不可欠の権利ではなく、一部の人の「特権」と受け止める人もいます。 これは学者の特権の問題ではなく、社会全体の自由に関わる問題なのです。社会を構成する一人ひとりの自由のためにこそ「学問の自由」を実現する必要があり、そのために大学の自治や学者が自ら運営する学術会議のようなアカデミーが必要です。 ときの政治に都合のいい説を唱える学者ばかりになってしまった社会では、流れる情報が政府に都合のいいものばかりになり、「言論・報道の自由」が空洞化します。「言論・報道の自由」の空洞化は、国民一人ひとりの「思想・信条の自由」を脅かします。 戦前の日本や今の香港のように、学問や言論の自由はもろくて簡単に失われかねないものです。現在のものの見方だけが必ずしも正しいわけではないのに、次の時代の正しさを生み出す「知の源泉」となる多様なものの見方ができなくなる。学問を含む社会全体が気がつくと、大きな曲がり角を曲がってしまったとなる前に、学者が国民みんなに支えてもらわないといけない状況です。 ――学術会議がどうなろうと「学問の自由」は守れるという声もあります。 今回の政府の「解釈」は、あらゆる「任命」の話に拡大してしまいかねない。アカデミズムの世界で言えば、国立大学の学長や大学共同利用機関の機構長の人事などです。日本学術会議法が学術会議の推薦に基づいて首相が会員を任命すると定めているのと同じように、国立大学法人法は国立大学法人の申し出に基づいて文部科学大臣が学長を任命すると定めています。ことは学問の世界にとどまりません。例えば最高裁長官は内閣の指名に基づく天皇の任命ですし、最高裁判事は内閣の任命です。高裁長官や判事などは最高裁が提出する名簿により内閣が任命しています。今回の事件は、そうした諸制度を脅かすことになります。 既に問題は飛び火しており、萩生田光一文部科学相は10月13日の閣議後会見で、国立大学学長の任命について「基本的には(大学側の)申し出を尊重したい」とし、文科相の判断で任命しないこともありうるとの認識を示しています。元の解釈に戻さないと、国立大学などの人事に対して政府が恣意(しい)的な任命ができることになり、学者や大学関係者の間に忖度(そんたく)が蔓延(まんえん)するでしょう。学術会議だけでなく、約87万人の研究者が日々取り組む学術研究の独立性が崩壊し、ときの政権の意向に左右されるようになってしまいます。 ――人文・社会科学は国や社会の役に立つのかという意見もあります。 学問の国や社会に対する役立ち方は、政治や行政とは違います。 ときの政治は、比較的短い時間軸の射程で政策を考えて採用しますが、学問の世界の時間軸は短いものから長いものまで様々です。研究成果が社会に影響を与える時間軸も、政治や行政とは異なります。役に立たないように見える基礎研究が実践的・実用的な分野の基盤になり、行政や産業の役に立っています。人文・社会科学が考えた理論や概念も、いつの間にか国民の日常的な思考の材料になっています。 例えば、教育学でいうと「発達」や「アイデンティティー」「学習者の権利」。他の分野でも「民主主義」や「市場の競争力」などたくさんあります。学者が目の前の現実や理想に意味と理論づけを与えたものが一般に普及し、社会の仕組みや人間の生き方を説明する日常用語になっていく。いわば学問が国民みんなのものになっていく過程があります。 ――改めて、学術会議の役割とは何でしょうか。 政治や行政への貢献は、学問が果たすべき役割のごく一部に過ぎません。日本学術会議法前文には「わが国の平和的復興、人類社会の福祉」や「世界の学界と提携して学術の進歩に寄与する」という使命が記されています。 放っておくと狭い専門に閉じこもりがちな研究者のコミュニティーにとって、学術会議は大きな役割を果たしています。分野を超えて様々な問題を議論する唯一無二の場といっても過言ではない。各分野を牽引(けんいん)する学者が集まり、分野を超えた多角的な視点で学問上の問題や社会課題を話し合うことは、各分野の研究のあり方にも大きな影響を与えています。遺伝子工学や人工知能(AI)などの科学技術と社会の関係など、学術会議の貢献を必要とする課題も増えています。 首相のブレーンを務める特定の学者や、個別の政策のためにつくられる内閣や各省庁の審議会や有識者会議と、様々な学問領域をほぼ網羅している日本学術会議とでは、目的や使命が違い、位置づけもまったく違います。学術会議は、政権に批判的な人を含めて議論をすることができるからこそ意味があるのです。 ――学問上の厳密な「批判」に… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
次々と断られた取材依頼 感染体験を実名で語れない社会
取材考記 オピニオン編集部・藤田さつき記者 なぜ新型コロナに感染した人が責められてしまうのか。この問いを論者2人と考える耕論「感染者を責める私たち」をオピニオン面で担当した。 「自分は責めない」と違和感を持つ人がいるかもしれない。それでも企画であえて「私たち」を主語にしたのは、コロナ禍で「責める」ことが、感染者に対する誹謗(ひぼう)中傷という直接的な行為だけでなく、心の中や、感染予防に汲々(きゅうきゅう)とする日々の暮らしにも広がっているのではないかと考えたからだ。 例えば、感染者のニュースを見て「我慢できず出かけたから」「身近で出ると迷惑だな」と感じること。消毒をちゃんとしない家族にいらついたり、公園で子どもを遊ばせると怒られるのではと心配したり。この春以降、責められる恐怖や責めてしまう自己嫌悪を心に抱え続けている人は多いのではないだろうか。私自身、そうだ。 そこで、「責める」ことを否定する前にその根に何があるのかを知りたいと思った。心理学者の三浦麻子さんが「不安だから責めてしまう」人間心理のメカニズムを、同僚記者が取材した歴史学者の與那覇潤さんは「迷惑を掛け合えない日本社会の負の個人主義」という問題の深層を示してくれた。 この企画ではもともと、3人の論者に登場してもらいたいと考えていた。あと1人は、感染体験者だ。責められる苦しさ、周囲のことを思って自責の念に駆られるつらさ。それがどんなに心を傷つけるか伝えるためにも、当事者に語ってほしいと考えた。 だが取材依頼は次々と断られた… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
危機の後手に回る世界 藤原帰一さん、大学が政策提言を
新型コロナウイルスの影響で、10月11~15日にオンラインで開催された国際シンポジウム「朝日地球会議2020」(朝日新聞社主催)。コロナ危機と文化や循環型経済などについて討論した様子を、アーカイブ動画とともにお届けします。 ◇ 現在の世界には新型コロナウイルスの流行や地球温暖化、経済危機、戦争といった危機があります。私たちはこうした危機に対し、問題が起きてから追いかけて対応していくという危機管理をしてきました。 例えば、パンデミックの問題は以前から専門家が指摘していました。だが、それが政策にならなかった。そして、危機が現実のものになってから、追いかけて対応しているわけです。だが、こうしたやり方は限界があります。 では、どうすればいいのでしょうか。 未来から現在にさかのぼっていく、現在の技術で何ができるか考え、それを政策として実現するという方法があります。大学は世界の課題について、情報だけでなく、何ができるのかという選択を提供していきます。地球環境以外にも研究も進め、成果を届けるべく政策提言をしています。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル