東京新聞社会部の40代の記者が厚生労働省の職員を取材した際に机をたたくなどした問題で、発行元の中日新聞社は、この記者を停職2週間の懲戒処分にすると、31日付の東京新聞の紙面で明らかにした。監督責任を問い、東京新聞の大場司編集局長と杉谷剛社会部長を譴責(けんせき)処分にした。いずれも11月1日付。 東京新聞編集局は「記者の取材手法に関わる問題であり、処分を読者にお伝えしました。再発防止を徹底します」とコメントした。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
秋元議員「絶対金で転ぶ」と買収指示? 検察の主張判明
「金をぶつけてほしい」との指示、うそによる資金調達、そして証拠隠滅――。収賄罪で起訴されて保釈中だった衆院議員・秋元司被告(49)が贈賄側に虚偽の証言を迫ったとされる事件で、東京地検が公判で主張予定の内容が明らかになった。秋元議員は証人買収への関与を否定しているが、地検は実行役の協力者らの供述などから、秋元議員が主導したとみている。 秋元議員は、カジノを含む統合型リゾート(IR)事業を舞台にした汚職事件で2月までに起訴された。収賄罪を否認したが、贈賄側とされる中国企業の元顧問2人は現金提供を認めていた。この元顧問2人に対し、計3500万円の報酬を示して裁判で虚偽証言をするよう依頼したというのが証人買収事件だ。 秋元議員や協力者は9月までに、組織犯罪処罰法違反の罪で起訴された。地検が公判で主張しようとする内容によると、事件は次のような経緯だったという。 秋元議員はまず、政治資金パーティー券の購入などで支援を得ていた淡路明人被告(54)に接触した。2月に保釈された8日後、都内の飲食店で会うと、賄賂の受領を否定したうえで、元顧問(49)の証言を変えさせる必要性があると説明。淡路被告が現金の提供を提案すると「お願いできるかな」と応じた。 交渉役は、秋元議員と淡路被告の共通の知人だった佐藤文彦被告(50)が担った。佐藤被告は6月、元顧問に1千万円でうその証言を依頼したが、拒否された。報告を受けた秋元議員は7月、「(元顧問は)絶対金で転ぶ。5千万円程度でいいはず」と交渉の継続を求め、その後、淡路被告の自宅に現金1千万円を持参した。 佐藤被告は、淡路被告が用意した1千万円も合わせた計2千万円を元顧問に示して再説得したが、また断られた。ただ、秋元議員らには成功したとうその報告をし、2千万円は交際相手の自宅で保管したという。 買収拒否した元顧問「事実覆らない」 もう一人の元顧問(48)への… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
豚解体の疑い、元実習生逮捕へ「解体した?」記者が直撃
食用目的で豚を自宅で違法に解体したとして、埼玉県警はベトナム国籍の無職の男(29)=同県上里町=を1日にも、と畜場法違反の疑いで逮捕する。県警は売却目的だった可能性もあるとみて、北関東で相次いだ家畜などの大量窃盗や、群馬県警が同容疑で逮捕したベトナム人らとの関連を調べる。捜査関係者への取材でわかった。 捜査関係者によると、男は今年7月ごろから8月13日までの間、食用目的で自宅アパートの風呂場で豚1頭を解体した疑いがもたれている。近隣住民から「住人が豚や梨を盗んだり売ったりしている」との情報提供があり、県警は10月11日にアパート付近で男を職務質問。17日に男の自宅を捜索し、21日に出入国管理法違反(不法残留)容疑で男を逮捕していた。男は2018年に技能実習生として来日していた。 男のスマートフォンには今年8月中旬にSNSで別のベトナム人に毛などを処理した豚の画像を送信した履歴が残っており、「買ってくれる人がいたら教えてほしい」などとメッセージが添えられていたという。男はこれまでの調べに「ベトナム人5人くらいで部屋に住んでいた」と話し、画像の豚は「SNSを通じて別のベトナム人から買い、解体して知人と食べた」などと述べているという。(山口啓太、宮脇稜平、黒田早織) 「ここで豚を解体?」記者が問うと… 豚の解体が行われていたとされ… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「大阪都構想」の住民投票始まる 深夜にも結果判明へ(THE PAGE)
政令指定都市の大阪市を廃止して4つの特別区に再編する、いわゆる「大阪都構想」の賛否を問う2回目の住民投票が1日午前、始まった。同市内の投票所では、投票開始時刻前から多くの市民が列をなす光景もみられ、注目の高さが伺えた。大阪市の廃止か、存続かは同日深夜に決まる見通しとなっている。 今回の住民投票の有権者は約223万人。投票は午後8時まで行われ、即日開票される。 結果には法的拘束力があるため、賛成が反対を1票でも上回れば、2025年1月に大阪市は廃止され、4つの特別区に移行することが決定。反対多数の場合は大阪市が存続、都構想制度案は廃案となる。 大阪市の発表によると、10月30日現在の期日前投票者数は36万338人となっており、この時点で2015年5月に行われた前回の住民投票の期日前投票者数35万9203人を上回った。 大阪市東住吉区内の投票所では、投票開始までに10人ほどの市民がソーシャルディスタンスを保ちながら列をなし、立会人が鐘を鳴らしながら逃避開始を告げると同時に、入り口に置かれたアルコールで手を消毒。受付にはビニールシートがはられ、鉛筆も使用後は投票箱横のカゴに回収されるなど、新型コロナウイルス感染症対策がしっかり行われていた。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
パチンコ屋へ行くと「すごく気持ちが落ち着いた」 青木さやかが明かすギャンブル依存の過去(BuzzFeed Japan)
「どこ見てんのよ!!!!」この人と言えば、最初に頭に浮かぶのはやはりこの決め台詞だ。ブレイクしたのは2003年。「ロンドンハーツ」「エンタの神様」「ロンハー」「笑っていいいとも!」出演してきたテレビ番組は数知れない。2008年に結婚、2年後に出産。離婚し、今は娘と2人で暮らす。青木さやかさんは8月、パチンコがやめられず借金がかさんだ過去を明かし、注目を集めた。今はギャンブルを「やめている」。何かの拍子に再びハマる危うさを自覚しているからこそ、決して「やめられた」とは口にしない。【BuzzFeed Japan/千葉 雄登】 「パチンコ屋さんへ行くとすごく気持ちが落ち着いたんです」 《かつてパチンコのことばかり考えていた時代がある。25年くらい前、実家のある名古屋(本当は名古屋市ではない)にいた頃から。毎日ダルくてバイトに行くにも起きられなかったのに、パチンコを打ちに行く時は違う。新台オープンの為に張り切って早朝に起きた。目覚まし時計より早く起きることができたものだ》 パチンコにハマっていた20代の日々を振り返り、青木さんはこうエッセイに記した。 「特にギャンブルに関しては、『すごい、こんなことまで言うの?』って友達に言われたり、『イメージが変わりました』と言っていただくこともあるんですけど、別に私にとっては大したことじゃないですよ(笑)」 インタビュー中、彼女は何度も笑顔を見せる。意外なほどにあっけらかんとしていた。 パチンコは恋人の影響で始めた。名古屋で芸人デビューを果たした頃、付き合っていた男性とより換金率が高い店でプレイするため、朝早くに起き、電車を乗り継いで店へ駆け込むことも少なくなかった。 その後、彼と一緒に上京。家賃8万5000円の中野のアパートで東京生活がスタートした。 「とにかく芸人として売れたかったけど、仕事はない」。時間がだけが過ぎていった。 「とりあえずネタを書かなくてはいけないけど、宿題みたいなものでやりたくないわけですよ。ネタを考えるぞと言ったところで、急に出てくるものでもないし」 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
全面信頼の作者に編集者が唯一ぶつけた〝重要設定〟マンガ大賞「ニュクスの角灯」ができるまで(withnews)
第24回手塚治虫文化賞のマンガ大賞を受賞した「ニュクスの角灯(ランタン)」 。出版元であるリイド社(東京都杉並区)の編集者・中川敦さんは、作者の高浜寛(たかはま・かん)さんについて「オリジナリティーがあり、芸術的でもあり、高浜さんしか描けない作品を描いてきている」と話します。ネーム段階では「ほとんど何も言うことがなかった」と語る中川さんですが、伴走者として、ファンとして、「大事に話し合った」設定が一つだけありました。(withnews編集部・河原夏季) ※本文には作品のネタバレが含まれます。 【画像】熊本の空襲から始まる「ニュクスの角灯」 ネームに描かれたものは 「ニュクスの角灯」 1878(明治11)年、長崎。西南戦争で親を亡くした美世(みよ)は、道具屋「蛮(ばん)」で奉公を始める。ドレス、ミシン、小説、幻灯機……店主・小浦百年(ももとし)がパリ万博で仕入れてきた西洋の文物を通じ、美世は“世界”への憧れを抱くようになり……。文明開化の最前線にあった長崎とジャポニスムの最盛期を迎えつつあるパリを舞台に描く感動の物語。ーー出典・朝日新聞デジタル 賛否あったラストシーン <同作は1944年の熊本の空襲の場面から始まり、1878~79年の長崎とパリでの出来事が描かれ、最終話で再び1945年に戻りラストシーンに至ります。私がこの結末を知ったのは4年半前になります。連載開始前に高浜さんが送ってくれた全体の構成案に今回の最終話の構想がすでに書かれていました。同作の雰囲気を基礎づけるベル・エポックの華やかさと対照的な、結末の重厚さというか、現代を生きる私たちへ鋭く問いかける内容にとても驚きました。――トーチweb 『ニュクスの角灯』編集後記> 2015~2019年に時代劇漫画雑誌「コミック乱」と「トーチweb」で連載していた「ニュクスの角灯」。連載終了後に中川さんがまとめた編集後記には、作品のラストシーンを知ったときのことが書かれています。 「こちらから言うことはありませんでした。こう終わるのか……すごいな、と思いましたね。昔の物語が、今を生きて、今この作品を読んでいる私たちと地続きのものなんだという実感が、最終話で突きつけられました」 衝撃のラストシーンには、ファンから賛否両論が巻き起こりました。最終話が誌面に掲載されて1週間、編集部に読者から感想を伝える電話が何本もかかってきたといいます。 「『希望が持てる結末だった』『悲しい結末だった』が半々くらいでした。どちらもまったく納得のいく感想です。悲惨なことですが、どこか力強く、がんばっていかねばと思わせてくれる。この矛盾を作品として世に出せるのは、作家としての高浜さんの強さですし、偉大だと思うところですね」 昔長崎に住んでいたという人や、作中のパリの景色に見覚えがあるという人もいたそうです。「SNSで感想を見かけることはたくさんあり、うれしいのですが、電話はその人の声や話し方、わざわざ電話をかけてきてくれたという事実から、作品への思いがダイレクトに伝わってきて、勉強になります」 Source : 国内 – Yahoo!ニュース