来年1月から始まる大学入学共通テストの実務を担う独立行政法人大学入試センター(東京都目黒区)が来年度以降、年間約5億円の赤字を試算していることが関係者への取材で分かった。18歳人口の減少による受験者減が理由。50万人以上が受験し、約9割の大学が利用する共通試験の運営基盤が揺らぐ事態になれば、将来的な検定料の値上げにつながりかねない。 センターの収入(国の補助金を除く)は、志願者の検定料(3教科以上は1万8千円、2教科以下は1万2千円)が全体の約9割、利用大学が払う成績提供手数料が1割近くを占める。国からの運営費交付金(2010年度は約8千万円)は、民主党政権時代の「事業仕分け」により11年度から廃止され自己収入が大半だ。昨年度の経常収益は、大学入試改革のための国の補助金を含めると約130億円で、作問や印刷などの経常費用を引いた総利益は約4億5千万円だった。 志願者数は2018年1月実施の大学入試センター試験の約58万人を境に減少し続け、今年10月8日に締め切った来年1月の共通テストの志願者数は約54万人(今年10月14日現在)と前年比約2万人減だった。関係者によると、これに伴い志願者から支払われた検定料は、昨年より4億円近く減ったという。 今年度は、来年1月の共通テストの大学への成績提供手数料を1件あたり180円値上げして750円にしたことなどから赤字は免れる見込み。だが来年度以降はさらなる志願者数の減少が予想されており、センターが独法化した01年度以降、施設整備費などで一時的に収支がマイナスとなったことはあるが、初めて恒常的な赤字が見込まれている。昨年度の財務諸表によると利益剰余金は約20億円あるが、その活用には制約があり、安定運営には大幅な経費削減などが必要だ。 民主党が廃止した交付金の復活も視野 収支悪化の背景には少子化によ… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
文通相手は74歳差 新聞少年に届いた「ありがとう」
青年が年の離れた女性と関わり合うようになったのは、ちょっとした「失敗」がきっかけだった。 朝もやの中、ネックウォーマーにダウン姿の佐藤太陽君(17)=宮城県栗原市=は、原付きバイクから新聞を1部とって玄関に向かうと、いつもの郵便受けに白い封筒が貼ってあるのに気づいた。 拡大する配達に使うバイクには、佐藤君の父親がケースをとりつけてくれたという=2020年10月26日、宮城県栗原市、川野由起撮影 「お家に帰ってから読んでね」。そばにいた小柄なおばあちゃんが、はにかみながら話しかけてきた。新聞を届けるとたまに声をかけてくれる人だ。 封筒には「頑張れ、新聞少年!」の文字。受け取っていいのかな? 戸惑いながらお礼を言った。配達を終え、路肩にバイクを止めて封を開けると、白い便箋(びんせん)が入っていた。 拡大する佐藤君が三浦さんからもらった手紙。大事にとっているという=2020年10月26日、宮城県栗原市、川野由起撮影 前日の朝、50年以上購読している全国紙とは違う地元紙が入っていたこと。たまには違う新聞もいいかと開いたら、いい記事に巡り合ったこと――。 そこまで読んで、誤配に気づいた。手紙は続く。 「『けがの功名』のことわざの… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
岩手などで今冬初の本格的な雪 盛岡では積雪初日に(ウェザーニュース)
今日11月28日(土)朝は東北北部で雪が降っています。 岩手県盛岡市の盛岡地方気象台では、今季初めて1cm以上の積雪を観測し、積雪初日となりました。(速報値・自動観測) 盛岡の積雪初日:平年より2日遅く 未明に東北南部付近を通過した低気圧の影響で、東北北部には冷たい空気が引き込まれています。 冬型の気圧配置の時は日本海側を中心に雪が降りますが、今日は低気圧の影響で岩手県内陸や沿岸、青森県の三八上北でも雪が降りました。 これらの地域の市街地では今冬初めての本格的な降雪となり、盛岡地方気象台では今季初めて1cm以上の積雪を観測しました。7時の積雪は2cmとなっています。 盛岡の平年の積雪初日(1cm以上)は11月26日で、平年よりも2日遅い積雪の観測となりました。(平年値は仙台管区気象台の独自統計、観測値は自動観測による速報値) 太平洋側の雪は午後はやむ傾向 低気圧が離れるにつれて、太平洋側では雪はだんだんと降り止みます。市街地での積雪の増加は午前中までとみています。 今夜から明日にかけては気温の低下も予想されるため、路面凍結によるスリップ事故や転倒などに十分注意してください。 ウェザーニュース Source : 国内 – Yahoo!ニュース
【動画】28日の天気 – 日本海側は雨や雪 気温大幅ダウンも 晴れる地域も北風冷たく(28日7時更新)(ウェザーマップ)
28日(土)は日本海側を中心に雨や雪が降り、雷を伴う所もあるでしょう。晴れる太平洋側も北風が冷たく感じられそうです。土日は各地でこの時季らしい気温となり、12月並みの寒さになる所もあるでしょう。 朝は山陰から北の日本海側を中心に、東北の太平洋側でも雨や雪の降る所があるでしょう。東北北部では市街地でも積雪となっている所がありますので、路面状況の悪化にご注意ください。 山陰から東北にかけては落雷や突風にも注意が必要です。 午後には、東北の太平洋側の雨や雪は止んでいる所が多いでしょう。太平洋側も四国や近畿、東海あたりは雲の多くなる所がありそうです。 夜にかけても日本海側では雨や雪の降りやすい天気が続く見込みです。 さらに上空の寒気とともに全国的に北風が強まりますので、きのうより寒くなる所が多いでしょう。予想最高気温を見ていくと、特に西日本や北陸できのうより5℃前後も低くなる所があり、松江や金沢では12月上旬並みの寒さとなりそうです。 東京はきのうよりも高くなる予想ですが、北風が強く、この気温よりも肌寒く感じられそうです。あす日曜日の気温もきょうと同じくらいか、低くなる所が多いでしょう。土日は暖かくしてお過ごしください。 (気象予報士・佐藤温子) Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ベッドに並んで… 70代夫婦が死亡(テレビ朝日系(ANN))
All Nippon NewsNetwork(ANN) 27日、東京・町田市の住宅で70代の夫婦が寝室のベッドに並んで死亡しているのが見つかりました。警視庁は死因などを調べています。 午後2時すぎ、町田市の住宅で「実家の寝室に行くと両親がベッドの上で死んでいる」と訪れた娘から110番通報がありました。警察官などが現場に駆け付けたところ、この家に住む久保充さん(75)と妻の正子さん(73)が寝室のベッドの上で並んだ状態で死亡していました。この家は久保さん夫婦の2人暮らしで、室内に荒らされた跡はなかったということです。警視庁は2人の死因などを調べています。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
関東 北風冷たい一日 夜はグッと冷え込む 服装注意(tenki.jp)
きょう28日(土)の関東地方は日中は広く晴れて気温が上がるでしょう。ただ、北風が冷たくなりそうです。夜はグッと冷え込みますので、お出かけの際の服装にご注意ください。 平野部は広く晴れる きょう28日(土)は、低気圧が日本の東に進み、次第に冬型の気圧配置になるでしょう。関東地方は南部や北部の平野部では日中は広く晴れる見込みです。きのう27日(金)は日差しの少ない所が多かったものの、きょうは一転して、日差しがたっぷり届きそうです。夜は雲が広がりますが、天気の崩れはないでしょう。一方、北部の山沿いでは夕方まで雪や雨の降る所がありそうです。 北風冷たく 夜はグッと冷え込む 関東の平野部は紅葉の見ごろを迎えている所が多くなっています。紅葉狩りにも良さそうですが、お出かけの際の服装には注意が必要です。最高気温は各地ともきのう27日(金)より4度前後高く、15度を超えて11月中旬並みの所が多いでしょう。ただ、北風が強まりますので、気温よりも寒く感じられそうです。夕方、日が暮れてくると、グッと気温が下がります。夜は都心など10度を下回る所もありそうです。お帰りが遅くなる方は、暖かい服装で風邪をひかないようにご注意ください。あすの朝の最低気温は今朝よりも低くなりそうです。今夜も暖かくしておやすみください。 日本気象協会 本社 小野 聡子 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
動画解説 11月28日(土) 朝のウェザーニュース お天気キャスター解説(ウェザーニュース)
ウェザーニュース 今日は、冬型の気圧配置となります。北海道や東北、北陸、山陰では雨や雪が降りやすく、特に東北北部の内陸部では積雪の可能性があります。朝は路面状態に注意が必要です。 西日本や東日本の太平洋側は日差しが届いても、沿岸部を中心に風が強めに吹きます。風を通しにくい服装が良さそうです。体調管理にご注意ください。 11月28日は、「洗車の日」。いい(11)ツ(2)ヤ(8)の語呂合わせにちなんで制定されています。今日は日差しが届く西・東日本太平洋側で洗車日和ですね!! 幼い頃は、お父さんの洗車を手伝って?邪魔して?いましたが…(笑) 今は車を持っていないので、洗車をする機会がありません。 たまには家族で一緒に洗車をしたり、掃除をしたりするのも家族の時間が取れて良いですね^^ それでは、素敵な1日をお過ごしください☆ Source : 国内 – Yahoo!ニュース
再び菅VS小池…東京のGoTo対応で足並み乱れる(日刊スポーツ)
政府のコロナ対策分科会の尾身茂会長は27日の衆院厚労委員会で、感染防止対策について「個人の努力に頼るステージは過ぎた」と政府や自治体に対策強化を厳しく迫った。菅義偉首相は「Go To トラベル」で札幌、大阪両市からの出発分の利用も控えるよう呼び掛けたが、この日も過去最多の570人の感染が確認された東京都については変化なく、小池百合子都知事は「国が判断すべきこと」と主張し続けた。首都の対応をめぐり、国と都が、国民の不安にどう応えるのか注目される。 ◇ ◇ ◇ 尾身氏は「個人の努力に加え、飲食店の営業時間の短縮、感染拡大地域とそうでない地域の行き来を控えるのは必須だ」と強調。国民や国、自治体に対し「当事者意識を持って、危機感を共有することが極めて重要だ」と訴えた。 現状では対策は限界に近づきつつあり、専門家の危機感は強まる一方。分科会は今後3週間はステージ3相当地域との往来をできるだけ控え、時短営業などを早急に検討する必要があるとしている。 国はこれまで「Go To トラベル」について、北海道と大阪府の判断に基づき、札幌、大阪両市を目的地とする旅行の割引を一時停止した。さらに菅義偉首相は27日、分科会の提言を受けて、両市からの出発分の利用も控えるよう呼び掛けた。しかし、現時点で東京都のGo To トラベル対応については手つかずだ。 小池知事は27日の会見でも、Go To トラベルについて「感染拡大防止には拡大地域の出と入りを止める必要がある。全国的視点が必要だからこそ、国が判断すべきこと。最初からそういう設計ではなかったか」などと主張を繰り返し、国の対応に疑問を示した。その上で「人の動きが増えているのは事実。他県からの流入も多く、その逆もある」とし、都の一時停止などについて国が判断するよう改めて求めた。 国と都の足並みの乱れは7月にも浮上した。都の感染再拡大をめぐり菅氏(当時官房長官)が「圧倒的に東京問題」と発言し、小池氏が「国の問題」と反論した。加藤勝信官房長官は27日の会見で、小池氏の主張について「どちらがどうという議論自体が建設的ではない。大事なのは自治体と政府が一体で最も効果的な対応に取り組むこと。各知事の判断も十分に踏まえる必要がある」と指摘した。 西村康稔経済再生担当相がGo To トラベルの対応について「何日もかける話ではない」と発言したのは22日。首都をどうするのか? 国民の不安は高まるばかりだ。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ふるさと納税返礼品にアスベスト バスマットなど回収
厚生労働省は27日、大阪府貝塚市の堀木工所が製造したバスマットやコースターに、使用が禁じられている石綿(アスベスト)が含まれていたと発表した。ネット販売していたほか、市のふるさと納税の返礼品にも使われていた。同社や市が回収にあたるほか、問い合わせ窓口を設置した。 回収対象はバスマットが1万7460枚、コースターが8490枚。うちバスマット1万5116枚、コースター2587枚は、2016年8月~20年2月に貝塚市のふるさと納税の返礼品に使われていた。 拡大するアスベストが含まれていたコースター。メーカーや大阪府貝塚市が回収方法について連絡するという=厚生労働省提供 アスベストは健康被害が生じるおそれがあり、0・1%以上含む製品の製造・提供などは06年の改正労働安全衛生法施行令で禁止されている。メーカーは、禁止前に入手した材料でバスマットなどを製造しており、今月16日にメーカーから厚労省に相談があったという。 厚労省は、切断したりゴミとして捨てたりしないように呼びかけている。回収方法は、購入者やふるさと納税の利用者にメーカーや市から連絡するという。入手・購入後に転居などで連絡先が変わった人の問い合わせ先は、貝塚市ふるさと納税担当(072・433・7055)、購入者は堀木工所(0120・001・937)。(吉田貴司) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
だんだん高くなる石灯籠 歴史も積み重ね10メートルに
約600の石灯籠(どうろう)が並ぶ住吉大社(大阪市住吉区)。江戸時代の玩具商らが商売繁盛の願いを込めて奉納した灯籠(とうろう)2基の高さが10メートルを超えた。20日に関係者を集めた除幕式が開かれた。 灯籠は1762(宝暦12)年に建立された。改修は29年ぶり6度目。1928年からは改修の度に、灯籠の基礎部分になる「基壇部」の石を積み増し、寄進者の名前を刻んで、約30年ごとに高さを増している。住吉大社によると、改修のたびに高くなる灯籠は珍しいという。 今回の改修は中村石材工業(大阪市港区)が担当。クレーンで上部をつり上げ、基壇部を約70センチ分高くした結果、高さ10・1メートルに達した。一部がコンクリートで固められており、石を外す作業に苦労しながら2カ月かけて2基とも高くした。同社の文化財担当の水田周一課長(57)は「江戸時代につくられた部分は、同じ石が採れなくなっているので割れないよう注意した」と話す。 住吉大社の高井道弘宮司は「先人の思い、魂がこもっている灯籠が将来にわたって引き継がれることを心から祈念する」。改修の中心を担った大阪府玩具・人形問屋協同組合連合会の熊本和浩理事長(60)は「威圧感がありつつ、愛着もわく。石と共に歴史も積み上げたい」と話した。(鈴木智之) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル