高松市内の弁当店で働く同僚の女性の頭を丸刈りにしたなどとして暴行や傷害などの罪に問われた元店長の中條久美子(53)、娘で元店員の河野裕子(35)の両被告=いずれも高松市=に対する判決公判が26日、高松地裁であった。坂井唯弥裁判官は「日常的な暴力的言動にさらされた被害者が、被告らに逆らうのが困難な状態になっていたのを利用した悪質な犯行」などと指摘し、両被告にそれぞれ懲役1年4カ月(求刑懲役3年)の実刑を言い渡した。 判決によると、中條被告は2017年4月、店のアルバイトの女性(51)から現金100万円を詐取。今年4~5月には、両被告が共謀して別のアルバイト女性(25)の髪を5回丸刈りにした。 坂井裁判官は、中條被告に対して「暴行は顔面を殴ったり、複数回腹部を足蹴にしたりするなど執拗(しつよう)で悪質だ。(丸刈りでは)河野被告に犯行を命じ、バリカンを準備するなど重要な役割を果たしている。以前から被害者らに暴力的言動を繰り返してストレスのはけ口にしており、常習的犯行の一環と認められる」と指摘した。 河野被告については「はさみやバリカンで丸刈りにした暴行事件ですべて実行役を担当している。被害者の尊厳を顧みない悪質な犯行。顔面や頭髪などに相当の肉体的苦痛を伴う方法で連続的になされ、被害者の受けた精神的苦痛は甚大だ」と述べ、いずれも実刑が相当と結論づけた。 判決後、中條被告の弁護人は取材に対し、判決を不服として控訴する方針を明らかにした。河野被告の弁護人は「本人と話し合って決める」と話した。(長妻昭明) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
同居男性を暴行し殺害容疑、55歳女ら逮捕 食事与えず
滋賀県愛荘町で昨年10月、同居していた男性に十分な食事を与えず暴行を加えて殺害したとして、県警は無職の小林久美子容疑者(55)ら2人を殺人容疑で25日に逮捕した。2人が男性の親族に生活費を要求した疑いがあることも判明。県警は、金銭をめぐり小林容疑者が不満を募らせた可能性があるとみている。 捜査関係者によると、小林容疑者と同容疑で逮捕されたアルバイト作業員の少年(19)は親族。2人の逮捕容疑は、昨年5~10月、同居していた岡田達也さん(当時25)に十分な食事を与えず、手や金属棒で顔や手足を複数回殴るなどして殺害したというもの。同年10月25日、岡田さんが呼吸をしていないのに気づいた小林容疑者が119番通報し、搬送先の病院が県警に連絡して発覚した。県警は、2人の認否を明らかにしていない。 県警によると、小林容疑者が岡田さんに声をかけ、2018年10月ごろから同居するようになった。当初岡田さんは仕事をしていたがその後無職になり、暴行が始まったと県警はみている。岡田さんは身長174センチで体重は50キロ前後あったが、死亡時は体重30キロ台に減少。遺体に左腕の骨折など数十カ所の傷があった。 2人は昨年8~10月、岡田さんの生活費名目で岡田さんの兄(29)に、「面倒を見ている」「150万円送れ」「用意せんとヤクザを連れて行く」などと電話で要求したなどとして、恐喝未遂容疑でも今年10月に逮捕されている。 別の同居人にも食事与えなかった疑い 同居人への殺人容疑で逮捕され… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
パトカー40台とヘリが追跡、男逮捕 強制性交未遂容疑
北九州市内で16日、真っ昼間にパトカー約40台とヘリが出動しての捕物劇が展開された。福岡県警は、女性を性的暴行しようとした男が車を盗んで逃げたとして、緊急配備をかけ盗難車を追跡。約1時間後、車は歩道で動けなくなり、男の身柄が確保された。 折尾署は26日、同市小倉北区片野新町1丁目の建設作業員桝谷太樹容疑者(27)を強制性交未遂などの疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。 署によると、桝谷容疑者は16日午後1時ごろ、同市八幡西区の駐車場で、停車中の軽乗用車に乗っていた大学生の女性(19)にカッターナイフを突きつけ、「抵抗したら殺す」と脅して性的暴行をしようとし、女性が逃げた後、女性の車を盗んだ疑いがある。 県警が盗難車の手配をかけたところ、八幡東区や門司区で警察官から目撃情報が相次いだ。ヘリも出動し、午後2時ごろ門司区で逃走中の車を発見。上空から追跡し、パトカーを誘導した。 車は門司区大里本町1丁目の歩道上で電柱とガードレールに挟まって停車。桝谷容疑者は近くの会社の敷地内に逃げ込んだが、建造物侵入容疑で現行犯逮捕され、強制性交未遂と窃盗の疑いで再逮捕された。(板倉大地) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
緊急事態宣言でも休校は要請せず 文科相、共通テストも実施(共同通信)
萩生田光一文部科学相は27日の閣議後記者会見で、新型コロナウイルス感染症が拡大し、緊急事態宣言が発令された場合でも、全国一斉の休校は要請せず、来年1月の大学入学共通テストも実施する考えを示した。 西村康稔経済再生担当相が26日に「(感染爆発の)ステージ4となれば緊急事態宣言が視野に入る」と発言したことを受けた。政府は今年2月末、全国一斉の休校を要請。休校は長い地域で3カ月に及び、学習遅れなどの問題が生じていた。 萩生田氏は一斉休校について「学校設置者の判断だが、学びの保障や子どもの心身への影響の観点から、必要な場合に限定し、慎重にすべきだ」と強調した。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
住宅火災で2人死亡、金沢 住人の夫婦か(共同通信)
27日午前5時5分ごろ、金沢市元菊町の広瀬寛さん(74)方から出火していると、近くの線路で点検作業をしていた人から119番があった。金沢東署によると、木造2階建て住宅をほぼ全焼し、焼け跡から1人の遺体が見つかった。もう1人が病院に搬送されたが死亡が確認された。 署によると、広瀬さんと、同居の妻加代さん(72)と連絡が取れなくなっており、亡くなったのは2人とみて身元の確認を進める。 現場はJR金沢駅から約1キロ南西にある住宅街が広がる地域。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
政府、ひとり親給付金を再支給へ 年内目指し調整、コロナ打撃配慮(共同通信)
新型コロナウイルス感染拡大でひとり親世帯の生活が打撃を受けているとして、政府が「臨時特別給付金」を再支給する方向で調整に入ったことが27日、分かった。 6月に成立した2020年度第2次補正予算には、児童扶養手当を受給するひとり親世帯に第1子5万円、第2子以降は1人当たり3万円の支給が盛り込まれた。再支給は年内を目指し、予備費の活用を検討している。 田村憲久厚生労働相は27日の記者会見で、SNSを使った実態調査の結果が12月上旬に出る見通しだと指摘。その上で「感染が広がり困っている方が増えていると推測できる。実態を見てしっかり対応したい」と述べた。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
酪農4分の1が移住者 田園回帰流れ着実に 北海道別海町中春別(日本農業新聞)
基本は家族経営 研修・環境整える 人口1万5000人に対し牛の頭数12万頭という、全国屈指の酪農地帯の同町。中春別地区の「なかしゅんべつ未来牧場」では、東京都目黒区出身の研修生、池田早保美さん(24)が毎日黙々と牛の乳搾りをしている。都会の暮らしより、自然がある生活に憧れていた池田さん。今では早朝の搾乳にも慣れた。池田さんのパートナーで、同じく研修中の宮本真之介さん(23)も「酪農家になると覚悟を決めて移住したが、実際やってみても楽しくて仕方がない。つらいことも含めて楽しい」とやりがいを感じている。 2人は大学時代に同町の酪農家の下で研修を受けたことが縁で、同町を生涯の場所に決めたという。研修は残り2年。いずれはJA中春別の仲介で離農予定者から経営を引き継ぎたい考えだ。 同牧場は、2017年にJAの酪農研修センターとして稼働を始めた。コンセプトは「家族経営の酪農家を育てる」こと。地域ではロボット牛舎など大規模・機械化が進むが、移住希望者は「家族の時間を大切にしたい」「人を雇用するのではなく、自分が管理できる範囲内で牛を飼いたい」という思いを持つ人が多いという。そうした声を尊重し、家族経営をモデルにした研修をする。 札幌市出身で元会社員の竹田全(あきら)さん(29)も新規就農を目指し、今年から同牧場で働く。移住した6年前は同牧場はなかったが、移住者を地域ぐるみで育てる人々の温かさに引かれたという。「酪農家になりたいという都会出身の同世代はいるけれど、お金が要るし、農業は世襲だと思っている。酪農が仕事の選択肢になる移住場所はとても貴重だ」と語る。 酪農を新規に始めるには牛の導入、農地取得などで10億円超の資金がかかる。そのハードルを下げようと、同地区では離農予定者からのバトンタッチを後押ししている。 JA、農業改良普及センター、町など関係機関が一丸になって、経営や技術の面でも支援。作業受委託組織、哺育育成センター、酪農ヘルパーなど、酪農家が搾乳に専念でき、休みも取りやすいシステムを確立している。 同地区では道外の大学に協力して研修する学生を受け入れるなど、幅広い酪農体験で関係人口を育んできた。同牧場の研修生も、フェアなどで呼び掛けるだけでなく、口コミで評判が広がった。 近年は離農しても地区にとどまる人が増えているため、移住者の住居の確保が今後の課題だ。同牧場の友貞義照専務は「この地区には『よそ者』という言葉は存在しない。多様な人がいるから、移住者でも異業者でも入りやすい大らかさがある」と強調する。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「よい死」「悪い死」は存在するのか? だが「よい看取り」は実現できる(ハフポスト日本版)
「夫は本当に、いい亡くなり方をしました」 遺族などによって話される、他人の思考を代弁する言葉。 川崎市立井田病院かわさき総合ケアセンターで緩和ケア医を務める西智弘さんが、そもそも「よい死」「悪い死」とはどういうことか、ハフポスト日本版に寄稿しました。 ——————– 人の最期は、人の数だけある 「旦那さん、いい最期でしたね」 「夫は本当に、いい亡くなり方をしました」 緩和ケア病棟から患者さんを見送るとき、こういった看護師や遺族の会話がよく聞かれる。そして、そのあとに 「ねえ、先生?」 と緩和ケア医として、最後の時間をともに過ごしてきた僕に同意を求められるのだが、僕はそれに対していつも曖昧に「うーん」とか「そうですねえ」とか言ってごまかしている。 なぜなら…。 「よい死」というのはあるのだろうか。 そう思うからである。 確かに、痛みや呼吸困難がなかなかコントロールできず、苦しみの中で亡くなっていく患者さんや、やっとの思いで緩和ケア病棟にたどり着いたと思ったら家族の目の前で血を吐いて絶命する患者さんなども、時々だが、いる。 一方で、特に痛みも苦痛もなく、トイレまで自力で歩き、食事もパクパク食べていた方が、今日は1日目を覚まさないなと思っていると夜中のうちに息を引き取る、といった場合もある。たくさんのご家族に囲まれて、おそろいの服を着て写真を撮り、最後まで笑いながら旅立っていかれた方もいる。 人の最期というのは、人の数だけある。だからその中に「よい死」「悪い死」というのがありそうだと思ってしまうというのも頷ける。巷では、「よい死を迎えるために」なんていうようなタイトルがつけられた本もしばしば目にするし、そういった本の著者の方々が壇上で語る講演会なんてものもあるようだ。 「よい死」と「よい看取り」は何が違うか? ただそういった、人の生死のプロセスに対して「よい」とか「悪い」と評価すること自体に僕は疑問がある。そもそも「死」は生きている家族、人、もちろん医師である私にも知覚できない営みである。「死」を知っているのは亡くなった本人だけであり、そして「死」を知った瞬間より後に、それを生者に伝えるすべはない。「よい死」と言っているのはあくまでも生者であり、故人の思いを勝手に代弁して評価することは傲慢ではないのか、と思う。 緩和ケア病棟で過ごした日々の中で、確かに故人は、苦痛も訴えず、常に笑顔で、自立した生き方も保つことができたかもしれない。でも心のうちで、どう思っていたかは、まわりにはわからない。誰も見ていないところで涙を流していたかもしれないし、薄れゆく意識の中で想像を絶する苦痛に襲われていたかもしれない。それは他の誰にもわからないことなのだ。 そういう意味で、「よい死」というのは無いと僕は思うけれども、「よい看取り」というのはあると思う。「よい死」と「よい看取り」は何が違うか?それは「語っている主体の違い」である。つまり「主語が違う」。死を迎えるのは本人だけの個人的事象であるのに対し、看取りをするのは本人を囲む家族や医療者などである。だから、「(私は)よい看取りができました」と言うならそれは家族や医療者が主語となっている、自分自身の意思であるから他の誰からも自由であるはずだ。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
27日 お帰り時間の傘予報 本州や北海道の日本海側を中心に雨や雪(tenki.jp)
27日夜は、山陰や近畿の日本海側、北陸は、所々で雨や雷雨でしょう。東北や北海道も、日本海側を中心に雨や雪が降る所がある見込みです。関東など太平洋側も、にわか雨の可能性があります。 本州や北海道の日本海側は所々で雨や雪 関東などもにわか雨の可能性あり 27日夜は、沖縄は、一時的に雨が降る所がある見込みです。山陰や近畿の日本海側、北陸は、あちらこちらで雨が降るでしょう。カミナリが鳴ることもありそうです。四国では、局地的に雨が降る見込みです。東北も、日本海側を中心に雨が降る所があるでしょう。北部では雪になる所もある見込みです。北海道も、日本海側の一部で雪が降りそうです。 東海や関東も、にわか雨の可能性があります。折り畳み傘があると安心です。 日本気象協会 本社 日直主任 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
感染拡大地域への保健師派遣「倍増」へ 首相が表明
菅義偉首相は26日、首相官邸で記者団の取材に応じ、新型コロナウイルスの感染が拡大している地域の保健所に派遣している保健師について、現在の2倍に当たる1200人に増やす方針を明らかにした。 政府は、感染拡大に伴って仕事量が増えている保健所を支援するため、保健師を派遣する取り組みをしている。首相は「感染拡大地域の保健所に派遣するための保健師などの専門職について、これまでの倍の1200名を確保した」と説明。そのうえで、「各地の保健所にしっかり派遣して応援したい」と述べた。 25日の政府の分科会の提言を踏まえ、「各都道府県で早急に病床の確保に努める」とも語った。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル