安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」の前日に開いた夕食会の費用を安倍氏側が補塡(ほてん)していた問題で、東京地検特捜部は、安倍氏の公設第1秘書で政治団体「安倍晋三後援会」の代表と事務担当者の2人を、政治資金規正法違反(不記載)罪で略式起訴する方向で検討に入った。罰金刑となり正式裁判は開かれない見通しとなった。 関係者によると、立件対象は2016~19年の4年分とし、安倍氏側の補塡分を含む総費用(支出)と参加者の会費(収入)で計約3千万円の不記載を認定するとみられる。安倍氏の関与については本人の認識を聴いて最終判断する方針で、安倍氏の任意聴取を要請した。 夕食会は年に1回、都内のホテルに支援者らを招き、1人5千円の会費制で開かれた。直近5年の15~19年では、計約2300万円の総費用に対し、会費分は計約1400万円で、安倍氏側が計約900万円を補塡した。ホテルは、安倍氏が代表の資金管理団体「晋和会」宛てに補塡分の領収書を発行していた。 ホテル側や秘書から事情を聴い… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「医療崩壊始まっている」 近畿大病院長、危機感あらわ
「もう医療崩壊は始まっていると考えてもいい」 大阪府が新型コロナの感染状況で非常事態を示す「赤信号」を点灯させることを決めた3日、近畿大学病院(大阪府大阪狭山市)の東田有智(とうだゆうぢ)病院長は大阪の医療状況をそう評価した。 府南東部では唯一の、心筋梗塞(こうそく)や脳卒中などの重篤な救急患者を受け入れる3次救急病院(病床数計929床)で、4月から新型コロナ重症患者の受け入れを開始。確保した10床は2週間ほど前から満床状態が続き、患者の病状が落ち着いて転院しても、すぐに新たな患者で埋まるという。 重症病床では医師3人、看護師… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
架空債権で3億円詐取容疑 イベント企画会社代表逮捕
自社の実在しない売り掛け債権(業務の対価として代金を得る権利)を売却し、決済代行会社から約3億円をだまし取ったとして、警視庁は3日、イベント企画会社「INI(アイエヌアイ)」(東京都台東区)の代表、色川渡容疑者(45)=東京都江戸川区=を詐欺容疑で逮捕した。売った架空の債権は100件を超え、総額約45億円に上るという。捜査関係者への取材でわかった。 被害に遭ったのは、今年初めごろまで旅行大手「エイチ・アイ・エス」の連結子会社だった決済代行会社「H.I.F.」(東京都新宿区、以下「H社」)。民間調査会社によると、主な事業は企業間の決済代行や債権を売買するファクタリング業という。 捜査関係者によると、色川容疑者の逮捕容疑は、今年2月、自社が売り掛け債権を持っていると装い、H社に販売を申し込んで約3億円で買い取らせたというもの。大手企業との取引を装い、問い合わせ用のメールアドレスを事前に用意。取引が実在するように信じ込ませるため、大手企業の社員のふりをしてH社とやり取りしていたという。 色川容疑者はだまし取った約45億円のうち約30億円を支払期日までに自分で支払っていたが、資金繰りに窮し、不正が発覚。十数億円が未払い状態という。警視庁は、色川容疑者が自身の会社の運転資金に充てていたとみている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
通天閣「干支の引き継ぎ式」中止 60年以上続く行事も社長「苦渋の決断」(THE PAGE)
通天閣でクラスターが発生すると本末転倒、苦渋の決断です 「ずっと続けてきましたが、今年は中止にさせていただきます」━━。大阪市浪速区の「通天閣」は3日、年末恒例の「干支の引き継ぎ式」を中止すると発表した。現在の二代目・通天閣が完成した1956年から続けてきた行事だが、通天閣観光の高井隆光社長は「多くのみなさまをお招きして通天閣がクラスターになると本末転倒。ずっと続けてきましたが仕方がない。苦渋の決断です」と声を落としていた。 【映像】大阪モデル「赤信号」点灯 太陽の塔・通天閣が赤く灯った瞬間の映像 1956年から続く干支の引き継ぎ、本物の動物が登場する この式典は、1956年から続く通天閣の縁起行事として親しまれている。毎年、動物園などから本物の動物を招き、動物同士がこの1年の反省と来年の抱負を「ダジャレ交じりの談話形式」で語り合うのが名物となっている。 社長は今年の開催を悩みに悩み続けていた 高井社長によると、今年開催するかどうかは3日まで悩みに悩み続けていたという。「年末のひとときの話題提供をさせていただいて、お茶の間で少しダジャレの口上で笑っていただければと思っていましたが」 しかし、3日に新型コロナウイルスの感染拡大を受け、大阪府独自基準「大阪モデル」が非常事態を示す「赤信号」に引き上げることが決定。通天閣も赤色のネオンを点灯して周知させることが決まった。 そして、大阪府もすべての府民に対し4日から15日まで不要不急の外出を自粛するよう呼びかけることなども決まり、高井社長は「正直、ダブルパンチですよ」と力なく話した。 赤信号点灯も悩んだが「痛みを分かち合う」ことを選んだ 通天閣では2007年度から長きにわたり年間100万人以上の来場者をキープしてきたが、今年2月ごろから新型コロナウイルスの影響を受け、緊急事態宣言による休業もあったため入場者数が激減。最近ではGoToトラベルにより入場者が増え、11月は前年比50%まで回復するなど、明るい兆しが見えかけていた時でもあった。 「GoToトラベルによって新世界にも人が増えてきて、期待を胸に年末年始を越えていけるかなとおもっていた矢先の急ブレーキ。赤点灯はインパクトはいいけど、地域経済に与える影響は計り知れない。通天閣も大ダメージなんです」と高井社長。 しかし、大阪府から重症患者病床のひっ迫感を聞くと「痛みを分かち合い、地域のランドマークとして通天閣が赤を点けないとアカン」と考え、苦渋の決断で赤いネオンを点灯させた。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
中村哲医師の死、崩れ落ちた…“鬼婦長”それでも前に進んだ1年(西日本新聞)
「ドクター・サーブ・ナカムラ・ワズ・シューティッド(中村先生様が撃たれた)」。アフガニスタン人スタッフの現地なまりの英語は震えていた。 【写真】アフガニスタン人スタッフと話す藤田千代子さん。後方に中村哲医師の姿も 昨年12月4日正午前。中村哲医師と共にアフガン復興を支援してきた非政府組織(NGO)「ペシャワール会」の藤田千代子さん(61)は入院中の母を見舞うため、鹿児島県の実家にいた。現地の事情に詳しく、アフガン側との連絡や調整を担う。中村さんの傷は浅く、命に別条はないという。「とにかく先生の声を聞かせて」。福岡市の事務所に向かった。 「血圧が下がっている」「別の病院に搬送されることになった」。現地からの知らせは悪化の一途をたどった。夕刻、スタッフが泣き叫びながら死去を告げた。「不測の事態はいつも頭のどこかで想定していたけれど、信じられなかった」。鹿児島湾を渡るフェリーの通路に崩れ落ちた。 2日後、遺族と共に現地で中村さんと対面した。「顔色が良くないな」。見当違いの心配をした。実感が湧かないままに慌ただしく帰国。福岡県の自宅に戻ったひつぎの前で、来日した現地スタッフたちと誓った。「今後もやっていきます」 葬儀を終えてから、しばらく休んだ。どこで何をしていたか、ほとんど記憶がない。覚えているのは現地から何本も電話を受けたこと。「守れなかった」との謝罪、尽きることのない思い出。アフガン人たちの話を聞き、一緒に泣いた。 藤田さんは30年以上、看護師として、秘書役として共に働いてきた。大きすぎる柱を失いながら事業を守ってきたこの1年。「あったのは、やるしかない、という気持ちだけでした」 「鬼婦長」それでも前へ 失った大黒柱、皆が代役 メールを開いた途端、思わずうめいた。「先生、生きていてくだされば」。故中村哲医師と共にアフガニスタンで用水路建設を続けてきた福岡市の「ペシャワール会」事務局。4月、現地から届いた取水堰(ぜき)の設計図を、藤田千代子さん(61)はぼうぜんと見つめた。 図面は、中村さんが生前に示していた計画とは全く異なっていた。川から水を引き込む堰の出来は、用水路全体の安全に直結する。現場は「狂った川」とも呼ばれるアフガン東部のクナール川。届いた図面は粗削りで、さらなる氾濫を招きかねなかった。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
本格的な冬の寒さが到来 気温で見る服装選びのポイント(ウェザーニュース)
早いもので、今年も残すところあと1か月。 11月は暖かい日が多かったものの、12月に入ると冬らしい寒さの日が増えていきます。ちょっとしたお出かけでも、寒い思いはしたくないですよね。 毎日のコーディネートに失敗しないよう、服装選びのポイントをご紹介します。 平年の12月の気温 平年の12月の気温を見てみると、札幌では朝は氷点下、昼間も5℃に届かない日が多くなります。 東京、名古屋、大阪、福岡など西日本や東日本の市街地でも、朝は5℃前後、昼間も10℃そこそこです。 晴れれば日差しの温もりを感じられるものの、本格的な冬らしい寒さとなります。 <気温別>オススメの服装 ■20℃未満…カーディガン 長そでシャツの上にベストや薄手のカーディガンなど、羽織るものが活躍。 ■16℃未満…セーター 日向では暖かさを感じるくらい。ふんわりセーターで身軽にお出かけ。 <<天気別の組み合わせ例>> 晴れの場合 ・長袖Tシャツ、長袖シャツ、セーター(薄手) くもりの場合 ・長袖Tシャツ、長袖シャツ、ジャケット ■12℃未満…トレンチコート 風が吹くと体が冷えてしまいそう。風を通さないコートで防寒を。 <<天気別の組み合わせ例>> 晴れの場合 ・長袖Tシャツ、長袖シャツ、ベスト、トレンチコート くもりの場合 ・長袖Tシャツ、長袖シャツ、セーター(厚手)、トレンチコート ■8℃未満…冬物コート 冬を感じる冷たい空気から、厚手のコートでしっかり体を守ろう。 <<天気別の組み合わせ例>> 晴れの場合 ・長袖Tシャツ、長袖シャツ、ベスト、冬物コート くもりの場合 ・長袖Tシャツ、長袖シャツ、セーター(厚手)、冬物コート ■5℃未満…ダウンコート マフラーや手袋、耳あてなども使って、肌という肌をしっかりガード。ダウンコートなど最大級の防寒対策を。 <<天気別の組み合わせ例>> 晴れの場合 ・セーター(薄手)、ダウンコート くもりの場合 ・長袖Tシャツ、長袖シャツ、セーター(薄手)、ダウンコート 前日から気温チェックで対策を 朝の気温だけで慌てて服を選んで、昼間に失敗!なんてことの無いように、前日からしっかり朝・昼・夜の気温をチェックしておくのがおすすめです。 年末の忙しさで体調を崩しやすい時期でもあるので、上着だけでなく冬用小物も上手に活用しつつ、しっかり寒さ対策をしてお過ごしください。 ウェザーニュース Source : 国内 – Yahoo!ニュース
動画解説 12月4日(金) 朝のウェザーニュース お天気キャスター解説(ウェザーニュース)
ウェザーニュース おはようございます。今日は、冬型の気圧配置となり、西・東日本の太平洋側では日差しが届きます。一方、日本海側では雲が多く、雪や雨の降る空。北海道は内陸を中心に積雪増加にご注意ください。南西諸島でも雨の降りやすい1日です。 今日は晴れるエリアでも北風が冷たく感じることがあります。もうマフラーや手袋など冬小物の出番は始まっていますか?寒さ対策は万全に、今日も元気にいってらっしゃい♪ ウェザーニュースキャスター:白井ゆかり Source : 国内 – Yahoo!ニュース
週間天気 東京など週末の関東は冷たい雨 各地で冬らしい寒さ続く(ウェザーニュース)
■この先1週間のポイント■ ・北日本を中心に冬型の気圧配置 ・週末の関東は曇りや雨で気温上がらず ・この時期らしい寒さが続く 北日本を中心に冬型の気圧配置 この先しばらくは、緩急をつけながら西高東低の冬型の気圧配置となる日が多くなります。寒気が流れ込むタイミングはありますが、極端な荒天となることはなさそうです。 西から高気圧に覆われる西日本は晴れる日が多くなりますが、北日本や東日本は曇りの日もある予想です。 週末の関東は曇りや雨で気温上がらず 冬型の気圧配置が弱い時には、季節風と地形の影響で、関東の沖合で雲が発生しやすくなります。 特に明日5日(土)は関東南部を中心に弱い雨が降り、冷たい北東からの風も吹くため、昼間も10℃に届くかどうかと寒くなる見込みです。本格的な冬のアウターなどが必須となります。 来週は周期的に晴れるので、洗濯物の外干しなど日差しの活用をすると良さそうです。曇りの日は大掃除もおすすめです。 この時期らしい寒さが続く 冬型の気圧配置が続くため、各地で12月らしい寒さが続きます。東日本や北日本では昼間もあまり気温が上がらず寒く感じられそうです。 西日本では晴れることで朝の冷え込みが強まり、一日の中での寒暖差が大きくなります。体調を崩さないようお気を付けください。 ウェザーニュース Source : 国内 – Yahoo!ニュース
4日の天気 冬らしい天気分布 晴れる太平洋側は空気カラカラ(ウェザーマップ)
きょう4日(金)も冬らしい天気分布となり、太平洋側では広く晴れて、空気の乾燥が続く。 一方、日本海側はスッキリしない空模様となるが、雨や雪の範囲は狭まる見込み。 太平洋側は乾燥した晴天 きょうも日本付近は冬型の気圧配置で、太平洋側では広い範囲で晴れそうだ。 乾燥した空気で、湿度は30%前後まで下がる所がある見込み。すでに乾燥注意報が発表されている所があり、火の取り扱いに注意が必要となる。また、喉やお肌のケアも心がけたい。 日本海側はスッキリせず 午前5時現在、日本海側には所々、雨雲や雪雲がかかっている。 このあと雨や雪の範囲は狭まるものの、夜にかけて、スッキリしない天気が続きそうだ。特に山陰では断続的に雨となる見通し。 また、北海道ではすでに雪の量が多くなっている所があるため、路面状況の悪化などに注意が必要だ。 この時季らしい寒さ 日中の最高気温はきのうと比べると高い所、低い所それぞれだが、この時季らしい気温となる見込み。 関東から西では15℃前となりそうだ。 (気象予報士・多胡安那) Source : 国内 – Yahoo!ニュース
大阪府、新たに386人感染 300人超えは3日連続
大阪府は3日、府内で新たに386人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。1日あたりの感染者が300人を超えるのは3日連続。また、60~90代の男女8人が亡くなったことも確認された。府内の感染者は延べ2万1470人、死者は計341人になった。 入院している重症患者はこれまでで最も多い136人で、確保している病床の使用率は66%に達した。4675件の検査を行い、陽性率は8・3%だった。 これまでに感染が確認されていた人も含め、27人が八尾市の高齢者施設の入所者と職員だったことが新たに判明。大阪市と和泉市の高齢者施設でもそれぞれ15人と7人が感染していたことが判明した。府はいずれもクラスター(感染者集団)が発生したとみている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル