米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の周辺住民4182人が米軍機の騒音被害を訴え、国に夜間の飛行差し止めや損害賠償を求めて25日、那覇地裁沖縄支部に提訴する。普天間飛行場での飛行差し止めを求める爆音訴訟としては第3次の提訴となり、原告数は過去最多になる見込み。 19日、原告らでつくる訴訟団が記者会見し、発表した。米軍機の騒音による健康被害や墜落の危険性などを訴え、午後10時から午前6時までの飛行差し止めや1人当たり月額3万3千円の損害賠償を求める。訴訟団の弁護士の試算では、請求総額は過去や将来の分も含めて約68億円になる。 原告は宜野湾市、浦添市、北中城村のうち、「うるささ指数」(W値)と呼ばれる数値が75以上とされる区域の居住者。 2002年に始まった1次訴訟… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
雪に埋まって男女2人死亡、いずれも除雪作業中か 山形
除雪作業をしていたとみられる人が死亡する事故が18、19日、山形県内で相次いだ。 県警によると、尾花沢市荻袋で19日午後0時35分ごろ、無職菅野キミノさん(88)が自宅の軒下で雪に埋もれているのが見つかり、その場で死亡が確認された。近くにスコップが落ちていたといい、県警は、除雪作業中に屋根から落ちてきた雪に巻き込まれたとみている。 また米沢市口田沢でも18日午後6時半ごろ、パート従業員早川由美子さん(65)が自宅車庫の軒下で雪に埋もれているのが見つかり、約2時間後に死亡が確認された。窒息死だった。車庫の雪下ろしをする早川さんが目撃されており、車庫にはしごが立てかけられ、雪の中から雪かき用シャベルが見つかった。屋根の上での雪下ろし中に転落したとみられる。 最上町志茂でも同日午後4時ごろ、無職小関己佐雄さん(87)が自宅敷地内の物置小屋そばで倒れているのが見つかり、死亡が確認された。屋根の雪が幅約20メートルにわたって落ちていたといい、県警は軒下での除雪作業中だったとみている。(西田理人) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
やめられぬ「こたつ記事」 スポーツ紙が陥ったジレンマ
著名人のソーシャルメディアなどでの発言を引用し、ネットで報じたスポーツ新聞社が謝罪や訂正をする事態が相次いでいる。発言内容の検証なしに量産されるこうした記事は「こたつ記事」とも呼ばれ、配信するメディアの姿勢が問われている。(池上桃子、赤田康和) 中日新聞社が発行する中日スポーツのウェブサイトに5月19日、謝罪記事が掲載された。 「ツイートをそのまま記事にして知事の名誉を傷つけました。大村知事と関係者に深くお詫(わ)びします」 新型コロナウイルスの感染拡大防止策などをめぐり、美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長が今春、愛知県の大村秀章知事をツイッターで激しく批判した。中日スポーツは高須氏の投稿を引用し、約10本の記事を配信。「強烈ダメ出し!!」「終わりなき集中砲火!!」といった見出しもつけた。 中日スポーツ総局の弓削雅人編集委員(デジタル担当)によると、一連の記事はいずれも同総局の記者が書いた。攻撃的な言葉をそのまま引用したことや、大村知事側の反論を載せていないことを疑問視する声が局内から上がり、記事を削除して謝罪したという。 当時は、コロナ禍に伴う緊急事態宣言でスポーツの試合やイベントが中止になり、記者が現場で取材することが難しかった。「対面の取材が減る中、ネットを見て記事を書くことが増えていた」。弓削氏は「高須氏も大村知事もネット上で注目されている。高須氏の発言を紹介する記事は即座に多くの人に読まれた。だが、表現に問題がないか、一方的な批判になっていないか、立ち止まって考える必要があった」と話す。 問題を受け同社は6月末、ネットに記事を書く際のガイドラインをまとめた。SNSの発言は過剰に扇動的になるので注意する必要があることや、特定の個人の名誉を傷つける表現を避けること、誰かを批判する言葉を引用する際はできる限り反論を取材することなどを盛り込んだ。 弓削氏は「紙面での報道をめぐる綱領はあったが、ネットでの報道に着目したルールは未整備だった。今後も社内の議論は記録に残して蓄積していく」と話している。 11月にもデイリースポーツが、丸山穂高衆院議員(NHKから国民を守る党)のツイートを引用した記事の全文を削除した。 丸山氏は同月8日、NHK受信料について「全世帯徴収するなど国民の理解は得られない」などと投稿した。デイリーは9日に投稿を紹介する記事を配信。見出しは「丸山穂高氏 TV設置関係なく全世帯から受信料徴収案に『なめとるなNHKは』」とした。 だが、NHKによると、テレビの有無にかかわらず全世帯から受信料を徴収する仕組みが検討されたことは過去にない。NHKが誤りを指摘し、デイリーは「NHKがそれらを検討している事実はありませんでした」とした上で、「訂正して記事を削除いたします」と自社サイトに掲載した。デイリースポーツ社は朝日新聞の取材に「記事に関することには一切答えられない」と述べた。 日刊スポーツも昨年2月、タレントのフィフィさんによる「立憲民主党の蓮舫参院議員が児童虐待防止法改正に反対した」という趣旨の誤りを含むツイートを引用し、「フィフィ、蓮舫氏に児童虐待問題『真意を問いたい』」という見出しの記事を配信。約6時間後、「事実関係について十分に確認しないまま、掲載をしてしまいました」と謝罪して記事を削除した。フィフィさんも誤りを認めてツイートを削除し、蓮舫氏に謝罪した。 PVを求められる重圧 ツイッターなどでの著名人の発言に批評や検証を加えず、そのまま紹介する記事はネットメディアなどで10年ほど前から目立っていた。テレビのワイドショーや情報番組での論客やタレントらの発言を伝える記事も多い。手間をかけず、こたつに座ったまま書けるといった意味で「こたつ記事」とも呼ばれてきた。こうした記事の問題点はどこにあるのか。 元産経新聞記者で、ファクトチ… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
再び寒気、さらに積雪警戒 新潟と関東北部80cm予想
東北や北陸の日本海側を中心に19日、再び雪が強まった。同日夕までに積雪が2メートルを超えている地域もある。20日にかけてさらに積雪は増える見込みで、気象庁は、東北と新潟県では積雪や路面の凍結による交通障害に引き続き警戒するよう呼びかけている。 群馬県や新潟県の一部で記録的大雪となっていたが、19日になって雪をもたらす強い寒気が再び流れ込んだ。19日午後4時時点の積雪の深さは、新潟県津南町207センチ、群馬県みなかみ町188センチ、新潟県湯沢町181センチ、岩手県西和賀町143センチなど。秋田県横手市では午前8時時点で105センチを記録し、観測史上最高を更新した。 冬型の気圧配置が強まる状況は20日も続くとみられ、さらに積雪が増えると予想されている。同日午後6時までの24時間降雪量の予想は、いずれも山沿いや山地の多いところで、新潟県と関東北部80センチ、東北と長野県北部60センチ、富山県50センチ、石川県40センチ、福井県30センチ。 また北海道では20日、真冬並みの寒気が入る見込みで、太平洋側東部では風も強まって猛吹雪となる恐れがあるという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「倒産も考えた」本多劇場 総支配人、コロナ禍を語る
コロナ禍はエンターテインメント業界にも大きな打撃を与えました。「演劇の街」東京・下北沢(しもきたざわ)で、八つの劇場を運営する本多劇場グループ総支配人の本多愼一郎さん(45)に、2020年の演劇界、とりわけ小劇場が直面した危機と再開への足取りなどについて聞きました。 ――政府の緊急事態宣言を受けて、本多劇場グループは4月7日から全館休館に追い込まれました。 舞台装置を搬出するだけで、「こんな時に劇場を開けるのか」とお叱りを受けました。演劇を続けられる環境ではなかった。劇団側が上演を中止するとキャンセル料が発生し、小劇団の存続を脅かす。そうならないよう、自ら休館を決断しました。お金があって趣味でやっていると思われるかもしれませんが、劇場運営が本業ですから無収入になるわけで。閉館、倒産まで考えました。 拡大する本多劇場グループ総支配人の本多愼一郎さん=東京都世田谷区の小劇場「ザ・スズナリ」前、写真はいずれも上田幸一撮影 ――不安で悔しかったと思います。 演劇などは人が生きていく上で必要ないという意見があるのは承知していますが、舞台芸術のない社会で本当にいいのでしょうか。生の芝居は時に人生を変えるほど感動的で、人の心を豊かにします。観客と俳優が同じ時と空間を共有する劇場に、人がいなくなるのはつらく寂しいことでした。 ――一部の劇場を閉じる選択肢もあった? 劇場でなくなった空間を、再び劇場として生き返らせるには大変な労力が必要です。少し休むと劇場の空気が変わってしまう。生き残りのため借り入れにも踏み切った。換気装置の追加など十分な新型コロナウイルス対策をして、できるだけ早期の再開を目指すという結論に達しました。感染拡大防止の対策を徹底すればいつか再開できると信じていました。 拡大するほんだ・しんいちろう 1975年11月3日、東京生まれ。父は本多劇場などを開場して下北沢を「演劇の街」にした一夫さん(86)。99年、本多劇場グループに入り、「劇」小劇場などの責任者を経て、2013年から同グループ総支配人。 ――全国の小劇場が「本多劇場はどうする」と見守る中、お手本のないコロナ対策を考えていきました。 全劇場の消毒、換気機能の強化… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
準備は万全?クリスマスプレゼント、今年の売れ筋は…
学校に行けなくなったり友だちと遊べなかったり、子どもたちにとっても大変な年だった2020年。それでも、よい子の家には今年もサンタがやってきます。おもちゃ屋さんに聞いてみると、サンタが仕入れるおもちゃも今年の世相を反映しているようです。 「パソコンやタブレット型の知育系おもちゃがよく売れている。去年の1.5倍ぐらい」と話すのは東京・銀座のおもちゃ店「博品館」の担当者だ。 「在宅勤務が広がり、家で親が使っているのを目にする機会が増えたことが背景にあると思う。長時間遊べるため、親にとってもありがたいはず」。男女問わず人気だが、パソコン型は女の子が求めることがやや多いという。 では、今年一番の売れ筋は? おもちゃ販売大手の日本トイザ… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
宇宙でも「うまい」野口さん太鼓判 高校生開発のサバ缶
福井のサバ缶が宇宙へ――。国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する宇宙飛行士の野口聡一さんが、福井県立若狭高校(福井県小浜市)が開発した「サバ醬油(しょうゆ)味付け缶詰」をユーチューブを通して紹介した。「素晴らしい」。宇宙から届いた絶賛の声に、14年ごしの夢をかなえた同校の教員や生徒たちは大喜びだ。 11月27日、ISSでの活動を知ってもらおうと、野口さんが登場する「Real Life on ISS 001」と題した動画がアップされた。動画の中盤、「宇宙食の質問が多いので」と前置きし、野口さんが紹介したのがサバ缶だった。 「特に話題の、福井県の若狭高校の高校生の皆さんが作ってくれたサバ缶です」と紹介し、「普通の缶はプシュッと汁が出てきちゃうんですけど、これは大変優秀で出てきません。ジューシーで、しょうゆがしっかり染みている感じ」と野口さん。フォークで食べたほか、身を無重力空間に浮かせてパクッといく様子も。「うまい!」 サバ缶が宇宙へ行くのに14年かかった。若狭高に統合前の小浜水産高の実習工場で作られてきたサバ缶の製造工程が、2006年に国際的な衛生管理基準「HACCP(ハサップ)」を取得したのが始まりだ。 ハサップは元々、米航空宇宙局(NASA)がつくった安全な宇宙食の製造基準。それを知った当時の生徒から「私たちの缶詰を宇宙に飛ばせるのでは」と声が上がり、生物資源学の小坂康之教諭(43)が「すごい夢、本当に出来たら面白い」と授業で研究を始めた。宇宙航空研究開発機構(JAXA)に協力を求め、校内でJAXAによる宇宙食の講演会を開催したり、宇宙食の担当者に試食してもらったりするなどして研究は本格化した。 難しかったのは無重力空間での調味液の飛散の防止。校内で無重力空間をつくれず、JAXAがもつ無重力空間での料理技術のノウハウを生かした。その一つが「とろみ」だ。軟らかすぎると飛び散り、硬すぎると口当たりがまずくなる。ゼラチンなどで試行錯誤を重ね、おいしさを損なわないようにと、たどり着いたのが調味液に9%の葛粉を混ぜることだった。 宇宙は味覚が鈍るために濃い味つけが求められる。いいあんばいを見つけるのにも苦労した。17年末から約半年間、ISSに滞在した経験がある宇宙飛行士の金井宣茂さんに味見してもらい「もっと家庭的な味に」とダメ出しされたことも。宇宙飛行士の体調を損なわないよう衛生面などのチェック項目は膨大で、宇宙食に採用してもらうためにJAXAに提出した資料は厚さ10センチ以上にもなったという。 研究は代々、A4サイズのノートで受け継がれ、約10冊に及ぶ。関わった生徒は計約300人。そして18年11月、サバ缶はJAXAから宇宙日本食の認証を受けた。 認証から約2年。宇宙からの動画を見た小坂教諭は「やったーという感じ。歴代の生徒の顔が浮かんだ」と笑う。「生徒たちには、自分の興味や関心から出た課題をじっくりと解決する大切さを伝えてきた。サバ缶には多くの生徒の思いが詰まっています」。歴代生徒からの喜びの連絡が鳴りやまなかったという。 より便利でおいしい宇宙食にする研究は続く。今は主にスプーンで食べやすい軟らかさにしようと、2年生3人が全国の30~40種類のサバ缶を食べ比べるなどして実験中だ。その一人、辻村咲里さんは「野口さんの『おいしい』という言葉が聞けて安心しました。これからも研究を頑張ります」と意気込む。 「生徒から出てくるアイデアは尽きません。サバ缶は進化中です」と小坂教諭。多くの人の思いが詰まったサバ缶は、道の駅「若狭おばま」(小浜市)で購入できる。約110グラムで2千円(税込み)。1人2缶まで購入できるが、人気のためすぐに売り切れる可能性もあるという。問い合わせは、道の駅若狭おばま(0770・56・3000)へ。(大西明梨) JAXAによると、宇宙食は有… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
中核派トップ、半世紀ぶりに姿 「カリスマ」謝罪の理由
共産主義体制の実現を目指す過激派組織「中核派」の指導者が9月に半世紀ぶりに公の場に現れ、警察を驚かせた。潜伏生活を続けていたとみられるが、突然、都内での集会に参加した。狙いは何なのか。 警察部隊との衝突、爆弾を使ったゲリラ事件、派生団体との抗争。社会を混乱させ、多くの犠牲者を出してきた組織のトップの行方を探してきた全国の警察は騒然となった。 「近づくな。下がれ、下がれ」「いい加減にしろ」 東京都荒川区の住宅街に9月上旬、怒声が響いた。数十人の私服姿の男女がイベント施設の駐車場で1台の乗用車の周りに集まり、大声を上げたり、ビデオカメラを回したり。付近の住民らは「事件?」「警察は来ているの?」と言いながら、不安そうに見守った。 中核派の議長、清水丈夫氏(8… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大阪メトロ社員自殺、上司が丸刈り強要 「死ね」暴言も
大阪メトロ(大阪市)の40代の男性社員が上司からパワハラを受け、今年3月に社内で死亡しているのが見つかった問題で、男性が上司から日常的に「死んでまえ」と言われたり、頭髪を丸刈りにするよう求められたりしていたことが遺族への取材で分かった。会社が社内調査の結果を遺族側に報告した。遺族側は11月16日、男性の死亡を労災と認めるよう申し立てた。 大阪メトロは今月3日、社内で自殺したとみられる男性にパワハラを繰り返していたなどとして、6月に上司の男性課長(50代)を停職1カ月と係長への降格処分にしたことを朝日新聞などの取材に対し認めた。パワハラの内容については「人格を否定するような暴言を繰り返した」などと説明するにとどまり、男性の死亡との因果関係は不明とした。 遺族側によると、男性は大阪市職員として市交通局で働き、2018年の市営地下鉄の民営化に伴い大阪メトロの社員になった。経理業務の担当で、18年当初からこの課長の下で働いていた。 男性は今年1月、突然丸刈りになった。心配する遺族に「仕事ができひんからペナルティーでさせられてん」「俺が悪いねん」などと話した。男性はうつ病の治療をしており、主治医に「仕事ができなかったので坊主頭になった」「上司からボロクソに言われている」などと話したという。3月6日、社内で亡くなっているのが見つかった。 大阪メトロから5月、社内調査の結果が文書で報告された。課長が男性に「アホ」「仕事辞めてまえ」「死んでまえ」などと繰り返したことや「頭を丸めることをペナルティーの一例として挙げた」ことを認めたという。課長の言動がパワハラに当たるとして、会社として謝罪した。 遺族側は、男性が社内で使っていたパソコンの作業時間から、月100時間以上の時間外労働が常態化していたとも主張。上司のパワハラ行為と長時間労働が重なり、一度は治りかけたうつ病が再発症して死亡に追い込まれたとして、大阪西労基署に労災申請した。 遺族側代理人の岩城穣(ゆたか)弁護士は「上司の執拗(しつよう)なパワハラが追い詰めた。仕事が死の原因になったのは明らかで速やかに労災が認定されるべきだ」と話す。 大阪メトロは労災申請についての朝日新聞の取材には「コメントは控える」と回答した。(遠藤隆史) 主な相談先 【電話】 よりそいホットライン フリーダイヤル0120・279・338(24時間、IP電話などからは050・3655・0279。岩手・宮城・福島からは0120・279・226) いのちの電話 フリーダイヤル0120・783・556(毎日午後4~9時、毎月10日は午前8時~翌午前8時) ナビダイヤル0570・783・556(毎日午前10時~午後10時) 【SNS】 こころのほっとチャット LINE、ツイッター、フェイスブック@kokorohotchat(毎日正午~午後4時・受け付けは午後3時まで、午後5~9時・受け付けは午後8時まで) チャイルドラインチャット 18歳以下が対象。チャットによるオンライン相談(ホームページhttps://childline.or.jp/chatから受け付け)。毎週木、金と第3土曜日の午後4~9時。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「チビ達へ 無理になりました」丸刈り強要、自殺した父
大阪メトロ(大阪市)の40代の男性社員が上司からパワハラを受け、今年3月に社内で死亡しているのが見つかった問題で、男性が上司から日常的に「死んでまえ」と言われたり、頭髪を丸刈りにするよう求められたりしていたことが遺族への取材で分かった。会社が社内調査の結果を遺族側に報告した。遺族側は11月16日、男性の死亡を労災と認めるよう申し立てた。 「父が自分の意思で丸刈りにするはずがない。追い込まれ、どれだけ嫌だったのか想像もつかない」 男性の長男(20)が朝日新聞の取材に応じ、そう語った。 父はおしゃれな人だった。アメリカンカジュアルの服を好み、長女の高校の卒業式には紅白のスカジャンで出席。アクセサリーが好きで、長男の服選びにいつもアドバイスをくれた。 その父のきれいに整えられた短… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル