来夏に延期された東京五輪・パラリンピックの追加経費をめぐり、東京都と国、大会組織委員会の負担割合が決まった。都庁内には議論が難航して越年を覚悟する声があった中、早期決着に至ったのは、コロナ禍での大会開催に懐疑的な世論に配慮した結果だった。ただ、今後、開催に向けてどう理解を得ていくかが課題となっていく。 「今後もできる限り丁寧な説明を行うことで、都民・国民の理解と共感を得られるよう(五輪の)準備を進めていく」。小池百合子知事は8日、都議会での代表質問で答弁した。 大会延期による追加費用について、都、国、大会組織委は4日、総額が2940億円に上り、都が1200億円、大会組織委が1030億円、国が710億円を負担すると公表した。 都は追加経費の約4割を支出する結果になったが、そもそも組織委で賄えない費用は、国ではなく開催都市である都が一義的に負担する仕組みになっている。こうした中、国による700億円もの費用負担を実現させたことになり、ある都幹部は「想定していたよりもずっと少ない額。かなり上出来だ」と評価。一方で、国と早期決着で合意できた理由についてこう解説する。 「コロナ禍で、ただでさえ厳しい目が注がれている東京五輪。費用負担をめぐって国や大会組織委とゴタゴタしたら、さらに悪印象を与える恐れがあった」。大会をめぐっては、2013年の招致成功後、会場の見直しやマラソン移転の問題で、都や国、組織委の間でたびたび攻防を繰り広げてきた。さらに費用負担を巡る議論が長期化すれば逆風が強まりかねない中、3者の思惑が「完全に一致」(都関係者)した結果だったという。 実際に世論の視線は厳… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
自衛隊の看護師ら7人、大阪に15日派遣へ コロナ対応
防衛省・自衛隊は11日、新型コロナウイルス対応のため看護師ら7人を大阪府内の医療機関に派遣することを決めた。大阪市に設置される「大阪コロナ重症センター」などで医療支援に当たる。期間は15日から2週間。 吉村洋文・大阪府知事が派遣を求める意向を表明し、事務レベルで調整が続いていた。関係者によると、派遣先は大阪コロナ重症センターなど2施設。看護師や准看護師が重症者の人工呼吸器の管理などの看護業務に当たる。自衛隊は8日に北海道旭川市の医療機関へ看護師らを派遣済みで、それに次ぐ派遣となる。 ただ、こうした派遣をさらに拡… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
浅田真央、サンクスツアーで七変化 マスク下に笑顔を
真央ちゃんと呼びかけたくなる愛らしさ、真央さまとひれふしたくなる艶(あで)やかさ。スケートの浅田真央が、アイスショー「サンクスツアー」で七変化を見せている。 着物風衣装を翻して舞うのはオペラ「蝶々夫人」の悲恋。海軍士官役の男性キャストと流れるようなスケーティングをみせるかと思えば、不穏なメイクで黒い鳥になり、妖しい世界に誘いこむ。こんな顔があったんだ――。 よみがえるソチのラフマニノフ そしてラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。いまだに記憶に刻まれているひとも多いだろう、2014年のソチ冬季五輪。ショートプログラムのミスで、まさかの16位に沈んだ翌日のフリーの演技がよみがえる。この曲にのってジャンプを次々に決めていく圧巻のスケーティングを、世界中のファンが歓喜で見守った。伝説になった十八番を、このツアーでは男性キャストとなんて楽しそうにすべるんだろう。 サンクスツアーはどうしてうまれ、どう進化しているのか。子どもたちへのメッセージは。思いのたけを語ります。 兵庫県尼崎市の尼崎スポーツの… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
時効成立前日、強盗容疑者を起訴 割り出した潜伏先の宿
15年前、自動車販売業の男性を短刀で刺し現金4500万円などを奪ったとして、神戸地検は10日、大阪市西成区萩之茶屋2丁目の作業員、岡田達哉容疑者(60)を強盗致傷罪で起訴した。時効成立は11日午前0時だった。 指名手配中だった岡田容疑者は先月20日、同容疑で逮捕された。捜査関係者によると、兵庫県警捜査1課と甲子園署は時効成立が迫った9月以降、20人を超える関係者への聞き込みを徹底。10月末に「岡田容疑者を大阪の西成で見た」という証言を得たという。 捜査員約10人を大阪市西成区に投入し、現在の岡田容疑者のイメージ図を持ち歩き聞き込みを続けた。11月19日、区内での目撃証言を得ると、防犯カメラ映像をたどる「リレー方式」で潜伏先だった簡易宿泊所を割り出したという。 翌20日朝、簡易宿泊所から出てきた岡田容疑者に捜査員が本人確認したところ、「はい、そうです」と素直に認めたという。 起訴状によると、岡田容疑者は2005年3月、宝塚市で男性の胸を短刀で刺すなどしたうえ、男性宅から現金約4550万円、乗用車や腕時計など計約20点(約1千万円相当)を奪ったとされる。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Confronté à une troisième vague de Covid-19, le Japon navigue à vue
Des promeneurs venus admirer les feuillages de l’automne à Tokyo, le 28 novembre. KIICHIRO SATO / AP LETTRE DE TOKYO Le Japon passe pour un pays où tout fonctionne parfaitement et dont les habitants font preuve de civisme… Ce qui n’est pas faux. Mais la politique erratique du gouvernement de […]
門司海保ナンバー2が微罪処分に 現金盗んだ疑い
門司海上保安部(北九州市門司区)のナンバー2にあたる50代の男性次長が先月、ドラッグストアで現金を盗んだ疑いで福岡県警の取り調べを受け、検察に送致せずに刑事手続きを終える微罪処分になっていたことが、捜査関係者への取材でわかった。門司海保の聞き取りに対し、次長は事実関係を認めているという。 捜査関係者によると、次長は11月下旬、門司区のドラッグストアで店員が置き忘れた現金2500円を盗んだ疑いがある。県警は防犯カメラで次長を特定したという。門司海保は取材に対し、「事実を確認した上で今後厳正に対処する」としている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「勝負の3週間」効果上がらず 人出減、都市でばらつき
新型コロナウイルスの感染拡大を食い止めようと、政府が「勝負の3週間」を呼びかけて以降も感染拡大が収まらない。繁華街を抱える都市の人出も一部を除いて大きな減少は見られず、東京都では10日、過去最多となる602人の感染が確認された。 政府の分科会は11月20日、酒を提供する飲食店の営業短縮など、3週間程度の集中的な取り組みを求める提言を出した。同25日には、コロナ担当の西村康稔経済再生相が記者会見で、「3週間が勝負だ」と発言。感染拡大を抑えていくために大事な局面だと強調した。 しかし、分科会の提言から3週間近く、大臣発言から2週間が経っても感染は広がり続けている。東京都や大阪府では、営業時間の短縮要請などの取り組みがあったが、目立った効果は上がっていない。11月は月間で過去最多の4万7512人の感染が確認されたが、12月はそれを上回るペースで、10日間で2万人を超えた。 12月は16都府県(9日時点)で新規感染者が1日あたりの最多を更新。全国の合計でも9日、過去最多の2811人を記録した。医療体制の維持のために重要な指標となる重症者数も、8日時点で過去最多の555人となった。 大阪・梅田は26%減、札幌や新宿は… ソフトバンクの子会社アグープ… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
素振りのため? 市役所に金属バット、市議を現行犯逮捕
市役所内で正当な理由なく金属バットを持ち歩いたとして、石川県警は10日、七尾市議の杉本忠一容疑者(77)を県迷惑防止条例違反の疑いで現行犯逮捕し、発表した。杉本容疑者は「バットを持って歩いたことは間違いないが、素振りなどの運動のためだった」と話しているという。 七尾署によると、杉本容疑者は10日午前10時半ごろ、市役所内で金属バット1本を携帯し、周囲を不安にさせた疑いがある。目撃した職員が、庁舎前で交通安全イベント中だった警察官に通報。3階の議会棟で任意同行を求めたが応じなかったため、午前11時20分ごろ現行犯逮捕したという。 市議会議長の杉木勉氏によると、杉本容疑者は逮捕される直前、議会棟ロビーで杉木氏と10分ほど面会。議会運営の不満を訴えていたという。面会の際に脇にバットを置いたため、市職員が隙を見てバットを奪い、面会後に身柄を確保したという。 杉本容疑者は8日の市議会一般… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
収賄罪で有罪の元文科省幹部、JAXA関連会社に再就職
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の飛行士を派遣するなどの便宜を図った見返りに接待を受けた収賄罪で、有罪が確定した文部科学省の川端和明・元国際統括官が、JAXAの業務委託を受ける宇宙関連会社に再就職していたことがわかった。再就職は有罪確定の約2週間後の今年1月。文科省は「あまりに早く、国民に疑念を持たれる」と本人に再考を促したが、返事はなかったという。 元統括官は、JAXA理事に出向していた2015~17年、贈賄側のコンサル会社元役員の営業先だった大学に飛行士を派遣するなどの便宜を図り、見返りに飲食接待(21回で約148万円分)を受けたなどとして、昨年12月に東京地裁で懲役1年6カ月、執行猶予3年などの判決を受けた。 元統括官は控訴せず、一審判決が確定したあとの12月19日に国家公務員法に基づき失職。その後、今年1月1日に東京に本社がある宇宙関連会社の非常勤顧問に就いたという。 この会社は、国際宇宙ステーション(ISS)の日本の実験棟「きぼう」の運用や日本人飛行士の訓練などでJAXAから業務を委託されている。現在の常勤役員7人のうち3人がJAXAのOB、1人が文科省のOB。 文科省は、元統括官の届け出を受けて再就職を把握。在職中にあっせんなどの違反がないことを確認した。ただ、再就職先と時期が「文科省の信頼を失う事件で有罪が確定した直後で、JAXAと関連の深い会社」だったため、「国民の疑念を抱かせる」とする文書を元統括官に郵送し、再考を求めたが、元統括官から返事はないという。 JAXAも関連会社に文書で懸念を伝えた。関連会社は「今も非常勤顧問として在籍している。コメントは特にない」としている。(小川詩織、石倉徹也) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「社会に絶望。捕まろう」 公園トイレを放火し自首か
警察署近くの公園のトイレに火をつけたとして、警視庁は、東京都足立区内の無職の男(21)を非現住建造物等放火の容疑で逮捕し、10日発表した。男は火をつけた直後に自首しており、「コロナ禍で仕事を失い、親の援助も得られなくなった。社会に絶望し、捕まろうと思った」などと供述しているという。 綾瀬署によると、男は9日午前1時半ごろ、同署の近くにある「しょうぶ沼公園」の男子トイレで、床に敷き詰めた備え付けのトイレットペーパーに火をつけた疑いがある。延焼で便器や窓が壊れたという。 男は高校卒業後、いくつかの職業を経て、最近はベトナムの日本語学校で働く知人の手伝いをしていた。ビザの更新のために2月に帰国したが、コロナ禍でベトナムに戻れず、日本でも仕事が見つからなかった。親からの援助も底をついたという。男は「ほかの人に危害を加えず、つかまりやすい綾瀬署のそばの公園を選んだ」などと説明しているという。(角詠之) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル