雇い止めをめぐる労働審判で、第三者に審判内容を口外しないよう労働審判委員会に命じられ精神的苦痛を受けたとして、長崎県大村市の男性(59)が、国に慰謝料など計150万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が1日、長崎地裁であった。古川大吾裁判長は、審判に盛り込まれた口外禁止条項は労働審判法に違反すると指摘。一方、審判そのものは違法と認めず、男性の請求を棄却した。 原告代理人によると、男性は2017年3月、県内に営業所を置く運送会社から雇い止めを受け、17年11月、同社を相手取り、地位確認などを求める労働審判を申し立てた。18年2月、審判委から、口外禁止条項を設けた内容で調停を提案されたが、男性は「支えてくれた同僚に審判が終了したことを伝えたい」と拒否。男性はその後調停を受け入れたが、19年1月、精神的苦痛を理由に提訴した。 古川裁判長は判決で、口外禁止条項について「原告に過大な負担を強いる。相当性を欠き、(労働審判)法に違反する」と指摘。一方で、「(審判委は)双方に望ましい内容での早期解決の道を探っていた」とし、審判が違法とは認められないと判断した。(米田悠一郎) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
全国の重症患者497人 前日から9人増 過去最多更新(テレビ朝日系(ANN))
All Nippon NewsNetwork(ANN) 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスに感染して重症となっている患者は3日午前0時時点で、全国で497人でした。2日から9人増えて過去最多を更新しました。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
もう鹿をこれ以上、死なせたくない…「不便です。それでも」奈良の会社が立ち上がった(BuzzFeed Japan)
原因不明で死亡した、奈良公園の鹿を解剖してみると、胃の中から大量のプラスチックごみが…。奈良で今、「観光」と「ごみ」をめぐって起きている問題です。観光客がポイ捨てしていくプラごみなどを鹿が食べ、それが胃の中にたまって死亡するケースが相次いでいるのです。この問題に対し「何かできないか」と、奈良県内の中小企業3社が協力して、誤って食べてしまっても鹿が死ぬことのない紙袋「鹿紙(しかがみ)」が誕生しました。【 BuzzFeed Japan / 冨田すみれ子 】 「地元企業として何かできることは」 鹿紙は、牛乳パックの再生パルプと、鹿せんべいの材料である米ぬかで作られた紙袋です。 奈良の化粧品会社「ならイズム」の松川英朗さんが2019年春、ニュースで鹿とプラごみの問題を知り「人が捨てたごみによって鹿が死んでいる。地元企業として何かできることは」と考えたといいます。 そこで、以前からつながりがあった印刷紙器製造「ナカムラ」の中村孝士さんと、デザイン・印刷「文洋堂」の小川清さんに声をかけ、プロジェクトが始動。半年以上かけて、鹿紙を開発しました。 土産店などの商店の他、書類を大人数に配ることが多い大規模な会議や博物館などへの導入も期待されています。 なくならない「ポイ捨て」。それならば…苦渋の決断 そもそも、鹿はなぜプラごみを食べてしまうのか。背景には、奈良公園で問題となっているポイ捨ての問題と、禁止されている食べ物の餌付け行動があります。 一般財団法人「奈良の鹿愛護会」によると、奈良公園では鹿せんべい以外の食べ物を鹿に与えることは禁止されていますが、観光客が人間が食べるパンやお菓子などを餌付けている現実があります。 そうすると鹿はその匂いを覚え、お菓子などのプラ製包装やごみが入ったレジ袋などを食べ物だと勘違いして食べてしまうのです。 また、ポイ捨てされたプラごみでなくても、観光客が買い物後に手に持って歩いているレジ袋も、食べ物だと思った鹿が取っていってしまうこともあります。 鹿が誤って食べたプラごみは、消化したり便として出したりすることもできず、縄のようになって胃の中に残るのです。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ダイキンへの賠償命令確定 室外機出火、製品に欠陥(共同通信)
千葉県松戸市の教会火災を巡り、エアコン室外機の欠陥が原因だとして、牧師らが製造物責任法(PL法)に基づき損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第3小法廷(林道晴裁判長)は、製造元のダイキン工業(大阪市)の上告を退ける決定をした。1日付。配線のショートで部品から発火した可能性があるとして約750万円の支払いを命じた二審東京高裁判決が確定した。 判決によると、2012年10月、松戸市の教会から出火し、約73平方メートルを焼損。牧師らがやけどを負い、2階ベランダの室外機周辺が最も激しく焼けていた。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
加藤官房長官、NTTドコモ値下げプラン「利用者にとって望ましい」(産経新聞)
加藤勝信官房長官は3日午後の記者会見で、NTTドコモがデータ通信量20ギガバイトを2980円(税抜き)で提供する新料金プランを発表したことについて、「事業者がさまざまな低廉な料金プランを発表するなどの動きがあることは、利用者にとって望ましいことだ」と述べた。 同時に「携帯電話料金の低廉化については、国民の皆さんも大変高い関心を持っている。目に見える形で行われていることが重要であり、各社が料金の低廉化について検討を進めていただくことを期待している」とも語った。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
軍艦島元島民がNHK映像に疑義 負のイメージ拡散を懸念(産経新聞)
海底炭鉱として栄えた長崎市の端島炭坑(通称・軍艦島)の姿を伝える昭和30年放送のNHK番組について、元島民らが実態と異なるとしてNHK側に検証を求めている。韓国メディアなどに朝鮮半島出身者への過酷な戦時労働を強いた証拠として引用され、架空の“負のイメージ”が拡散されることへの強い危機感がある。 映像は昭和30年11月17日午後7時10分にNHK総合で放送された「緑なき島」。軍艦島を舞台に本土から運ばれた野菜を買い求める割烹(かっぽう)着姿の女性や、ボールやめんこで遊ぶ子供らの様子をとらえている。 元島民らが問題視しているのは坑内の映像で、作業員が褌姿でつるはしをふるっている。裸電球で照らされた坑内は天井が低く、四つん這いになって進む姿も映っている。ヘルメットに照明灯はついていない。 軍艦島の近現代史に詳しい一般財団法人「産業遺産国民会議」などによると、端島炭坑では裸での作業が事実上禁じられていたという。また、当時、つるはしは使われておらず、坑内の高さも1・5メートルが確保され、はいつくばる必要もなかったとしている。さらに、坑内はガス爆発を防ぐため特殊な照明器具が設置され、ヘルメットには照明灯の装着が義務付けられていたという。 元島民約10人は10月下旬、都内で「緑なき島」の映像を確認。放送当時はテレビが普及しておらず、ほぼ全員が初めて映像を見たが、坑内のシーンに違和感を覚えたため、元島民らは11月20日付でNHKに「緑なき島」の検証を求める文書を通知した。 当時、端島炭坑に勤務していた担当した小林輝彦さん(85)=茨城県在住=は産経新聞の取材に「坑内の状況は全然違う。裸でかがんだ(石炭の)採り方は考えられない」と語った。 「緑なき島」の映像は、韓国のメディアにより、韓国側が主張する軍艦島での「奴隷労働」の傍証として使われている。釜山の「国立日帝強制動員歴史館」でも展示された。 戦時中に軍艦島で暮らしたという韓国人らは「うつぶせで掘るしかない狭さ」(徐正雨氏、平成11年1月22日付朝日新聞)、「常にふんどし姿でつるはしを振っていた」(崔璋燮氏、23年2月12日付読売新聞)と証言しており、映像の影響の有無が注目されている。 炭坑史に詳しい九州大の三輪宗弘教授(経営史)は「端島炭坑では最先端の技術が常に採用されてきた。落盤事故の多い坑道で、裸で作業することなどありえない。戦時中も同様だ」と語る。 NHK広報局は産経新聞の取材に対し、「作品は当時の取材に基づいて制作・放送したものと考えている」と回答した。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
自称「平成のルパン」を逮捕 連続事務所荒らし容疑(共同通信)
大阪府や奈良県で事務所荒らしを繰り返したとして、大阪府警捜査3課は3日までに、建造物侵入や窃盗などの疑いで、和歌山市善明寺、無職松本都夫容疑者(57)=窃盗罪などで公判中=を逮捕、追送検し、捜査を終結した。松本容疑者は自らを「平成のルパン」と呼び、取り調べでは「捜査3課に逮捕されて自分も大物になった」と話したという。 逮捕、追送検容疑は4~8月、奈良県香芝市や大阪府泉大津市の会社事務所に侵入し、現金を盗むなどした疑い。6年前にも同じ泉大津市の事務所から現金を盗んだとして逮捕されたが、その際は捜査3課ではなく、河内署が担当だった。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
町長選の票束を再点検 選管は「確認を一つ怠って…」
10月25日投開票の上島町長選について選挙立会人から当選効力への異議申し立てがあった問題で、町選挙管理委員会は2日、町消防庁舎で票束数の再点検をした。票束数は開票日の集計数と一致し、申し立ては棄却された。 町長選は、当時前職の上村俊之氏(63)が現職の宮脇馨氏(69)を384票差で破って返り咲いていた。町選管によると、選挙立会人3人のうち、宮脇氏側の立会人から「各候補の票束数が確認できなかった」と異議申し立てがあり、11月20日の選挙管理委員会で票束数の再点検を決めた。 町選管はこれまで、各選挙で開票所に張り出した紙に各候補ごとに「正」の字を書いて「速報」していた。町長選では50票の束ごとに「正」の字の1画を書き込んでいたが、開票時間の短縮のため、2019年7月の参院選から取りやめていた。 今回の町長選でも「正」の字の速報を実施しないことを町のウェブサイトなどで周知を図ったが、立会人には直接知らせていなかった。異議申し立てをした立会人の男性(64)は「点検した票束に押印した後、正の字が書かれることで束数を確認できると思っていたが、それがなく、事前の説明もなかった」と話す。 町選管の林正城委員長(73)は「確認を一つ怠っていた」「(票束の)山で束数を確認できるようにするべきだった」と述べ、立会人の票束数の確認方法に、選管事務局として不十分な点があったとの認識を示した。(柳川迅) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
在日ヘイトはがき「反省みられない」 元市職員に実刑
川崎市川崎区の多文化交流施設「川崎市ふれあい館」に在日コリアンを脅迫する内容のはがきを送ったなどとして、威力業務妨害の罪に問われた元同市職員荻原誠一被告(70)=同区=に対し、横浜地裁川崎支部は3日、懲役1年(求刑懲役2年)の実刑判決を言い渡した。江見健一裁判長は「(脅迫の内容は)不特定の利用者への危害を抱かせるもので、結果は誠に重い」と述べた。 判決によると、荻原被告は昨年12月、「在日韓国朝鮮人をこの世から抹殺しよう」などと書いたはがきをふれあい館に宛てて送った。今年1月には「ふれあい館を爆破する」などと書いた元同僚職員宛てのはがきを市の事業所に送った。 荻原被告はこのほか、昨年11月から今年2月にかけて神奈川県内と東京都内の学校のべ9校に、脅迫状の入った封書を送り、各校の業務を妨害した。差出人には、元同僚職員の名前を記載していた。 江見裁判長は、荻原被告が在職当時に部下だった在日コリアンの男性らに恨みを持っていたことが動機だと指摘。「(脅迫を受けた)利用者らの負担や心情をおもんぱかった反省がみられない」と断じた。(大平要) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
鬼滅のリカちゃん誕生 こだわりの禰豆子風、口には竹筒
タカラトミーは来年5月、人気アニメ「鬼滅の刃(やいば)」とコラボした着せ替え人形「リカちゃん」を発売する。ファンから人気の高い主人公の妹・禰豆子(ねずこ)バージョンなど、髪形、衣装から小物まで原作の世界観を忠実に再現。作中のさまざまなシーンをイメージした着せ替え遊びを楽しめるようにした。 3日に発表した。発売するのは、主人公の竈門(かまど)炭治郎(たんじろう)をイメージしたはるとくん(リカちゃんのボーイフレンド)と、炭治郎の妹の禰豆子をイメージしたリカちゃんの2種類。はるとくんは黒とブラウンのメッシュで炭治郎の髪を表現し、おでこには傷痕も。手に持つ「日輪刀」も色や形にこだわった。 リカちゃんは禰豆子のトレードマークの竹筒を口につけている。イヤリング用の耳の穴を使い、竹筒は着脱可能だ。瞳の色も禰豆子をイメージしたピンク色にしたほか、髪色も黒とオレンジのツートンカラー。羽織は温かみのある素材にして、着物は指触りのよい素材にするなど、衣装の質感にもこだわったという。 3日から予約の受け付けを開始… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル