北海道上士幌町の糠平(ぬかびら)湖で「アイスバブル」が出現している。湖底からわき出たガスが、凍った湖面の氷の中に気泡として閉じ込められてできるもので、写真愛好家が早朝から幻想的な風景を撮影していた。 「アイスバブル」は、雪が多く降ると見られなくなるので、期間限定の芸術作品ともいわれる。ガスによって氷の表面にできた「ガス穴」と呼ばれる穴があるので、湖面を歩く際は注意する必要があるという。(日吉健吾) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
兵庫、過去最多の248人新規感染 2日連続200人超
兵庫県は6日、新たに248人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日あたりの感染者数としては12月25日の231人を上回り過去最多。2日連続で200人を超えた。また、県内で感染者9人の死亡も発表された。 県内の感染者は再陽性も含めて延べ1万928人、死者は252人になった。 ◇ 兵庫県は6日、5日に新型コロナウイルス感染を発表した60代男性1人について発生を取り下げた。12月25日の発表と重複していたという。今月5日の県内の感染者は222人と発表していたが、221人に修正した。 兵庫県内では6日、新たに248人の新型コロナ感染が発表された。県内の感染者は再陽性も含めて延べ1万928人になった。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
感染者などに「追試」設定も、入試目前…緊迫の3学期
本格的な入試シーズンを控えた6日、首都圏の一部の小中高校で3学期が始まった。4都県に緊急事態宣言が出される見込みとなり、学校ではオンラインで始業式をしたり、時差登校にしたりするなど、コロナ感染防止策に追われている。 千葉県柏市立手賀東小学校では6日朝、オンラインで始業式があった。 児童らは教室で、両手を広げて距離を取り、着席。スクリーンから、校長室の佐和伸明校長が「もしかしたらまた臨時休校になって、学校に来る日数が少なくなってしまったら、とっても嫌だなと思っています」と話し、学校での授業や休み時間を大切に過ごすことを呼びかけた。 4年生の女子児童(10)は「体育館でたくさん集まることができないのはさみしいけれど、声が聞こえるので、(始業式が)中止になるよりいい」と話した。 同市では今年度中に、市立小中学校の児童生徒に1人1台の端末を配布予定だが、同校は研究校として、すでにパソコンが全員に配布されている。昨春には自宅でのオンライン授業を実施しており、「仮に臨時休校になっても準備はできている」としている。 休校などの影響で、三が日明けの4日から始業した学校もある。 その一つ、都立白鷗高校・付属… 【1/25まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
日本唯一の離島ワイナリー 潮風浴びたブドウが醸す味は
東京から北に約720キロ、北海道の南西部、日本海に浮かぶ奥尻島(奥尻町)。日本でただ一つの離島ワイナリーがある。海岸線近くで潮風を浴びて育ったブドウが醸す味は、類い無いものだった。 「日本で一番訪問が困難なワイナリーへようこそ」 2020年11月終わり、奥尻ワイナリー常務の菅川仁(すがかわひとし)さん(38)が笑顔で迎えてくれた。 3度目の正直 取材の約束をしてから2回、日程を変えざるを得なかった。1回目、奥尻空港の視界不良で1日1便の函館発の飛行機が飛べなかった。2回目は島に降り立ったが、当日にワイナリーの関連企業で新型コロナウイルスの感染者が出て、念のためワイナリーの社員も全員がPCR検査を受けることになり、取材はお預けとなった。 そして3回目。 荒天時の欠航が飛行機よりは少ないと聞き、船を使うことにした。函館から車で日本海側の江差町まで約1時間40分。1日1便のフェリーで2時間20分かけ奥尻島東側の奥尻港へ。旅館に1泊して翌朝、レンタカーで西側のワイナリーまで40分。 その日は北西の風が強かったが、天気には恵まれた。日本海の青さと巨大な奇岩の立つ海岸の風景が目に焼きつけられた。 拡大する奇岩がそびえる奥尻島の海岸=2020年11月30日、奥尻町、三木一哉撮影 143平方キロの島には約2500人が住む。ブドウ畑は島の南西部と西部の7カ所に点在する。海岸線から400メートルほどの近さにある畑もある。 拡大する奥尻ワイナリーの敷地の下にはブナ林と日本海が広がっている=2020年11月30日、奥尻町湯浜、三木一哉撮影 この年の8月上旬、菅川さんは打ちひしがれていた。台風に見舞われ、西部の岸は強風で海水のしぶきが舞い上がった。台風一過の畑で見た光景は、波しぶきにぬれ、葉がしおれたブドウだった。 「葉にたくさん真水をかけて塩… 【1/25まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
京都・鴨川が真っ赤に 異臭もなく原因不明、市が調査
6日午後2時半ごろ、京都市内を流れる鴨川の水が変色している、と京都府警に通報があった。府警や京都市が確認したところ、南区上鳥羽勧進橋町の水路近くで、水の一部が赤く染まっていた。 公害調査を担当する市南部環境共生センターによると、周辺に生物の死骸や異臭などはないという。事故や投棄の報告などもなく、原因はわかっていない。市は水を採取し、有害物質の有無や環境への影響などを調べている。(白見はる菜) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大雪「不要不急の外出控えて」 国交省が緊急の呼びかけ
7日から日本海側を中心に大荒れの天候が予想されるとして、国土交通省は6日、大雪に対する緊急発表を出した。車の立ち往生や公共交通機関に影響する可能性があり、不要不急の外出を控えるよう呼びかけた。大規模な立ち往生の恐れがある場合は、予防的な通行止めを実施する。 気象庁によると、急速に発達する低気圧が北日本を通過し、冬型の気圧配置が強まる見込み。東北から九州北部の広い範囲で7~8日に非常に強い風が吹き、猛吹雪となる恐れがある。大雪は日本海側では平地も含めて9日ごろまで続くと予想されている。 年末からの降雪で、日本海側では積雪の深さが平年の2倍以上となっている観測地点が複数ある。陸上自衛隊が除雪作業にあたった秋田県横手市では、6日夕時点で157センチと平年の3・83倍。新潟市で2・80倍、島根県奥出雲町で2・79倍となっている。7日以降、積雪がさらに増える恐れがある。 7日に予想される最大風速は、東北と北陸27メートル、北海道と近畿、中国25メートル、東海23メートル、四国と九州北部20メートル。 7日午後6時までに予想される24時間降雪量は山沿いの多い所で、北陸60センチ、東北50センチ、中国40センチ、北海道と東海、近畿30センチ、四国20センチ、九州北部15センチ。8日午後6時までの24時間では、北陸80~120センチ、東北と東海、近畿50~70センチ、北海道と中国40~60センチ、四国と九州北部10~20センチ、九州南部5~10センチ。さらに、その後の24時間でも同程度の降雪量が予想される。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
感染情報9500人分流出 福岡県、アクセス権を誤送信
福岡県は6日、新型コロナウイルスの感染者約9500人分の名前や年齢などの個人情報が、インターネット上で1カ月以上にわたり県と無関係の男性1人が閲覧できる状態だったと発表した。県は情報が漏洩(ろうえい)したと判断。同日、この情報をネット上から削除した。 漏洩した情報は、昨年から最近まで県内で確認された感染者ほぼ全員の名前、年齢、性別、居住する自治体名、症状など。県は6日に一部報道で漏洩を把握。飯田幸生・保健医療介護部長らが記者会見して「対象の方々におわび申し上げる」と謝罪。「男性以外への漏洩は確認されていない」と説明した。 県によると、県は昨年4月から、クラウドサービス「グーグルドライブ」を使い、十数個の感染者情報のファイルが入ったフォルダーをネット上にアップし、外部の医療関係者ら44人にアクセス権限を与えて閲覧できる状態にしていた。医療機関と感染者の入院受け入れについて連絡を取り合うためだったという。 昨年11月30日、県コロナ対策本部に在籍する外部の医療関係者が、別の医療関係者にフォルダーへのアクセス権を付与するためメールを送る際、アドレスを打ち間違えて無関係の男性に送信した。男性が同日、県に電話して誤送信を指摘。誤送信した医療関係者が男性のフォルダーへのアクセス権を制限したが、ネットの閲覧履歴などから個人情報のファイルを直接見ることは可能なままだったという。 アクセス権の管理は本部内の複… 【1/25まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
災害級の大雪「もう投げる場所ない」 秋田・横手で悲鳴
災害級の大雪に見舞われている秋田県横手市の除排雪が追いつかない。積雪は平年の4倍近く、災害派遣された陸上自衛隊が6日から除雪作業を始めた。市中心部でも市民が、終わりのみえない除雪に追われる。屋根の雪が「落ちてこないか怖い」。市民から悲鳴が上がる。 JR横手駅前の交差点。4車線あるはずの車道が2車線になり、車道脇には3メートル近い雪の壁が続く。路面も雪に覆われて横断歩道は見えない。歩行者はかろうじて顔を出している信号機を頼りに進む。 立ち並ぶ建物の屋根は、雪が何層にも重なり、屋根からせり出して「雪庇(せっぴ)」をつくっている。今にも落ちてきそうだ。軒下を避けようとしても、車道を除雪してできた雪壁に阻まれ、歩道で人が通れる幅は1メートルに満たない。 駅にほど近い住宅街では、住民たちが朝から雪かきをしていた。ショベルで自宅の周りの雪を寄せていた若林昭子さん(69)は「もう雪を投げる(捨てる)場所がない」と語った。雪捨て場にしていた公園は、すでに雪で遊具や木々が埋もれるほどだ。 一人暮らしで、近くのスーパーでアルバイトをする日は朝4時に起きて1時間半ほど雪かきをしてから出勤。夕方帰宅後も雪を寄せる。「(除雪)業者は高くて払えない。できる範囲は自分でやらないと」。それでも屋根の除雪は自力ではできず、知人に頼んでいるが順番待ちだ。アンテナが雪で隠れてしまったからか、テレビも映らなくなった。「そろそろ屋根がつぶれそう」 同じく市街地に住む介護職員佐… 【1/25まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
NYで急に売れた日本酒は スラムダンクにつづく縁と運
大正時代からの歴史をもつ福岡県大刀洗(たちあらい)町の酒蔵は、左党に限らず漫画好きにも名が知られる。不朽の名作に登場する人物が、自社の銘柄に由来しているからだ。そんな老舗酒造会社も昨年、コロナ禍で売り上げが落ち込んだ。一筋の光となったのは、やはり自社の銘柄だった。 大刀洗町の酒造会社は大正11(1922)年創業の「みいの寿」。「三井(みい)の寿(ことぶき)」という日本酒で知られている。 その銘柄から命名されたのは、バスケットボールマンガ「SLAM(スラム) DUNK(ダンク)」の三井寿(みついひさし)選手だ。週刊少年ジャンプで1990~96年に連載された。 三井選手は、主人公のチームメートとして3点シュートが武器。一時は不良になってバスケから離れていたが、立ち直っていく姿などから高い人気を誇る。「バスケがしたいです……」と泣きながら吐露する場面は、名シーンとしてファンの間で語り継がれる。 三井選手の名前が「三井の寿」に由来することは、スラムダンクの作者井上雄彦さんが2008年に出た対談本で、明かしていた。 拡大するスラムダンクの三井選手の名前の由来となった「三井の寿」 みいの寿で専務を務める杜氏(… 【1/25まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
コロナ重症者、全国で784人 過去最多を更新
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