ゆう輝哲也さん(ゆうき・てつや=元お笑いグループ「チャンバラトリオ」メンバー・俳優、本名非公表)が4日、敗血症で死去した、79歳だった。葬儀は近親者で営んだ。 大阪府出身。時代劇風のドタバタコントを繰り広げたチャンバラトリオに68年に加入して活動。俳優としてVシネマにも出演した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
北陸新幹線の車内でモヤ 上下線、一時運転見合わせ
7日午前11時15分ごろ、北陸新幹線佐久平―軽井沢間を走行中の金沢発東京行き「かがやき508号」(12両編成)の車内で、車掌から「煙が充満している」との連絡が総合指令所にあった。北陸新幹線は上下線で一時運転を見合わせた。 JR東日本によると、7号車の車内にモヤがかかっていたが、発火やにおいはなかった。乗客約100人で体調の異常を訴えている人はいないという。かがやき508号は非常停止した後、軽井沢駅まで運転し、乗客は後続の列車に移った。JR東日本が原因を調べている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
岩手知事「1カ月で感染抑制、不可能でない」式典に意欲
コロナ禍の拡大が止まらないなか、岩手県の達増拓也知事は7日の定例会見で、東日本大震災から10年を迎える3月11日の式典などへの対応を問われ、「意識転換と行動が大事。1カ月でそこ(感染抑制された状態)までもっていくのは不可能ではない」と述べ、式典の開催に意欲を示した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
北海道・帯広で積雪ゼロ続く それでも心配の声、なぜ?
今冬の北海道内は、日本海側で大雪に見舞われている地域がある一方、太平洋側では積雪が非常に少ない。帯広では6日現在で積雪ゼロが続き、気象庁帯広測候所によると、統計を取り始めてから積雪が最も遅かった1983年冬(12月23日)以来だ。釧路では昨年12月30日に積雪1センチとなったが、これまで最も遅かった2007年(12月29日)より後となった。 測候所によると今年は「西高東低」の冬型の気圧配置が強く、十勝地方など太平洋側は、北西からの雪雲が日高山脈や大雪山系の山々で遮られ、晴れる日が多かった。帯広では昨年11月4日に初雪を観測したが、1センチ以上のまとまった雪は降っていない。 昨年12月の道内の降水量日本海側が平年比で107%、太平洋側は24%。帯広は0ミリ、釧路は0・5ミリで、1892年と1910年にそれぞれ統計を取り始めてから最も少ない。 同測候所などでは昨年2月に観測が目視から自動化されており、同測候所では「冬型の気圧配置が継続している影響もあるが、これまでは目視で路上の半分が雪で覆われたら積雪としていたが、自動化により1センチ以上の雪を観測したら積雪とするように基準が変わったこともり、単純比較はできない」と述べている。 積雪ゼロにより、十勝地方では秋まき小麦や牧草、土の中で越冬させる一部のナガイモへの凍害が懸念されている。農協関係者は「土壌の凍結でナガイモが心配だが、掘ってみないと分からない面もある。早く雪が降ってくれるのが一番いい」という。 予報では、7日は北海道付近を低気圧が通過する影響で、帯広でも積雪が予想されている。(中沢滋人) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
受験生、コロナ感染した時の対応は?文科省担当者に聞く
Q 16日に大学入学共通テストが始まり、受験シーズンが本格的に始まります。受験生が新型コロナに感染したり濃厚接触者とされたりしたら、どのように対応すればよいですか。 A 感染が判明した場合は、快復するまで、共通テストも個別試験も受けることはできません。 共通テストの場合は、受験票の「問合せ大学」に電話して状況を伝え、追試験を受けてください。追試験は、第1日程(16、17日)を受ける予定だった人は第2日程(30、31日)で、第2日程を予定していた人は特例追試験(2月13、14日)で受けます。第2日程で追試験を受けることができる試験会場は、全都道府県の63カ所です。特例追試験の会場は東京芸術大と神戸大のみです。 保健所から濃厚接触者と認定された人は、試験前日の午前10時までに、「問合せ大学」に連絡してください。条件を満たせば共通テストを受験することができます。自治体によるPCR検査が陰性で、かつ試験当日も無症状であることが条件で、公共交通機関を使わずに試験場に行けば、他の受験生とは別室で受験することができます。 文科省は各大学に対して、個別試験でも同じような対応を検討するよう求めています。しかし、大学によって対応が異なる場合があります。感染が判明したり、濃厚接触者に認定されたりした場合は、受験する大学にすぐに連絡をとり、どのようにしたらいいか指示を受けてください。(増谷文生) ◇ まえだ・ゆきのぶ 文部科学省高等教育局の大学入試室長。2019年12月に着任、大学入学共通テストなど大学入試を担当する。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「検針票が届かない」 電気使用量 ウェブ通知に困惑
電気使用量を知らせる紙の検針票が届かない――。そんな家庭が増えています。電力大手が次々に、紙からウェブによる通知に切り替えているためです。紙を有料とする社も増え、高齢者らから「困る」という声も出ています。(萩一晶) 金沢市内の元自動車修理工の男性(68)宅に、「電気ご使用量のお知らせ」の紙が届かなくなったのは昨年4月から。「おかしいな」と思って北陸電力に電話すると、「ウェブ会員サイトによる通知に変わった」として、紙の検針票には月110円(税込み)の発行手数料がかかると告げられた。 「そんなん断りました。こちらが明細書にまでカネ払うって、おかしいでしょ」 自宅に古いパソコンはあるがウ… 【1/25まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
コロナの影響、脳卒中患者にも 131施設が診療を制限
日本脳卒中学会は5日、新型コロナウイルス感染症による脳卒中患者への影響についてまとめた。昨年12月14日時点で、全国の13施設が患者の受け入れを停止し、118施設が救急搬送の一部を受けられないなどの診療制限に至っていた。 感染者は首都圏を中心に年末年始も増え、病院職員の感染も発覚している。さらに状況は悪化していると学会の担当者はみている。 脳卒中の患者を診ている学会認定の全国974施設にメールで聞いた。73%の714施設が回答した。 入院・外来の脳卒中患者を受けられなかった13施設を地域別でみると、近畿が7施設と最も多かった。クラスター(感染者集団)が起きた施設が大半という。 停止も含めて診療制限せざるをえなくなったと回答したのは、回答施設全体の18%にあたる計131施設。発熱や呼吸器症状があると対応できない▽抗原検査などで新型コロナ陰性が確認されないと脳卒中の検査に進めない▽脳卒中患者向けのベッドを新型コロナ患者用に転用した――ことなどが主な理由という。 学会理事の平野照之・杏林大教授は「感染防御を徹底して、通常診療ができるよう努めてきたが、これ以上新型コロナ患者が増えると、脳卒中を含めた他の病気への対応ができず、救える命が救えなくなる。感染すると血栓ができることがあり、脳卒中の引き金になりうる。手洗いやマスクなどの対策は脳卒中を防ぐことにもつながるので、徹底してほしい」と話す。(編集委員・辻外記子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「女性は戻らない」データに衝撃 反省を語る市長の挑戦
20~39歳の女性が少なく若者の流出も止まらないまちは消えてしまう。2014年に政策提言機関「日本創成会議」が発表した「増田リポート」は地方に衝撃をもたらした。どうして、若い女性は地元を離れてしまうのか。 全国最年少の女性町長 新春を2メートル近い大雪で迎えた新潟県津南町。人口約9千人、「リポート」が挙げた896の「消滅可能性都市」のひとつだ。東京で「まつ毛エクステンション」の店に勤める22歳女性も実家に帰省した。上京して4年、毎朝7時に一人暮らしのアパートを出て、帰宅は午後10時を回る。休みは不定期。でもお客さんの指名もつき、充実している。地元は好きだが、「戻ることはまったく考えていない」。50代の母も「帰っても、やりたい仕事はできない。東京で頑張っておいで」と応援する。 拡大する就任から1年が経ち心境などを述べる桑原悠・新潟県津南町長=2019年7月 結婚して町に来た30代の女性は、ここでの暮らしに嫌気が差している。きっかけは、町を二分した「町立保育園再編」だ。少子化に伴い、5園を再編する計画に、自分たち保護者の多くは「新しくて大きな園で、たくさんの友達と過ごしてほしい」と前向きだった。その後、年配者を中心に「子どもの声が聞こえなくなると活気がなくなる」「孫と手をつないで送迎するのが楽しみだったのに」と反対の声が上がった。 このままでは街に未来がない…。そう気がついて、ジェンダーギャップ(社会的文化的な男女格差)解消を掲げる自治体も出てきています。記事後半では兵庫県豊岡市の取り組みをお伝えします。 賛否があるなら話し合えばいい。憂鬱(ゆううつ)になったのは「あそこの嫁は賛成らしい」とうわさを聞いたり、「家族全員の名前が必要だ」と義父に反対署名を無理やり書かされたママ友の話を聞いたりした。「田舎の悪いところを見てしまった気がします」 「女性が首長になれば課題解決、は甘い」 中山間地の豪雪の町が他と違うところがあるとすれば全国最年少の女性町長、桑原悠さん(34)の存在かもしれない。東大公共政策大学院在学中の11年、町が長野県北部地震で大きな被害を受けた。「復興を手伝わなければ」と25歳で帰郷して町議になり、18年に町長になった。2児の母でもある。 だが、桑原町長は「若い女性が… 【1/25まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
美の先端、ジェンダーはもう溶けた 雑誌編集局長の視点
エルグループ編集局長・坂井佳奈子さん 世界45カ国・地域で発行する雑誌「ELLE(エル)」の情報網の中にいて、ジェンダーの問題は世界中で同じようにふりかかっている実感があります。なかでも日本の状況は深刻なのに、危機感がまひしているように思います。 経済成長を効率よく達成するため、男性に残業も転勤もいとわず働いてもらう。そのために作られた仕組みを、今も続けているからではないでしょうか。 私は2人目の子どもを妊娠したらママさん雑誌に異動となり、最初に勤めた出版社を辞めました。2年ほど家庭に入っていた時の行動範囲は公園とスーパー、薬局。社会から断絶されてつらかった。再就職の時の「働きたい!」という気持ちが今も続いています。 2020年、エルのデジタル版と4つの雑誌を統括する編集局長に就任した坂井さん。コロナ禍で人々の働く環境が一変する中で、ジェンダーの視点からも「良い兆し」が見え始めたといいます。 ファッションの先端ではもはや… 【1/25まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
期間限定 氷の芸術「アイスバブル」 北海道・糠平湖
北海道上士幌町の糠平(ぬかびら)湖で「アイスバブル」が出現している。湖底からわき出たガスが、凍った湖面の氷の中に気泡として閉じ込められてできるもので、写真愛好家が早朝から幻想的な風景を撮影していた。 「アイスバブル」は、雪が多く降ると見られなくなるので、期間限定の芸術作品ともいわれる。ガスによって氷の表面にできた「ガス穴」と呼ばれる穴があるので、湖面を歩く際は注意する必要があるという。(日吉健吾) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル