架空のFX(外国為替証拠金取引)への投資を募り、現金約130万円をだまし取ったとして、大阪府警は22日、東京都港区南青山1丁目の職業不詳、米元志郎容疑者(28)を詐欺の疑いで逮捕し、発表した。府警は押収資料などから、米元容疑者をリーダーとするグループが、約690人から計約2億1千万円を集めていたとみて関連を調べている。 捜査2課によると、米元容疑者の逮捕容疑は、他の数人と共謀し、昨年4~5月、岐阜県の30代男性に電話で「入金額の50%をボーナスとして上乗せする」などと架空のFXへの投資話を持ちかけ、現金約130万円をだまし取ったというもの。府警は認否を明らかにしていない。 事件をめぐり、府警は昨年10月、共謀してこの男性に勧誘の電話をかけたとして、男女6人を詐欺容疑で逮捕し、大阪地検はうち5人を同罪で起訴していた。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
【天皇陛下誕生日会見全文】コロナ・震災・家族への思い
天皇陛下が23日、61歳の誕生日を迎え、事前に記者会見に応じた。全文は次の通り オンライン交流「臨場感あり、肌で感じることができた」 (質問)新型コロナウイルスの感染拡大により、皇室の活動も制限され、天皇陛下が多くの国民と交流される機会が減りました。国民との直接のふれあいが難しい中、陛下は皇后さまとご進講を重ね、オンライン行幸啓を始めたほか、元日には国民に向けたビデオメッセージも公表されました。感染症の影響が長期化する中で、コロナ禍(の中で)の天皇や皇室の在り方、今後のご活動の方針について、どのようにお考えでしょうか。新しい取り組みについてのご感想とともにお聞かせください。 (天皇陛下)日本の歴史の中では、天変地異や疫病の蔓延(まんえん)など困難な時期が幾度もありました。これまでの歴代天皇のご事蹟(じせき)をたどれば、天変地異等が続く不安定な世を鎮めたいとの思いを込めて奈良の大仏を作られた聖武天皇、疫病の収束を願って般若心経を書写された平安時代の嵯峨天皇に始まり、戦国時代の後奈良天皇、正親町天皇など歴代の天皇はその時代時代にあって、国民に寄り添うべく、思いを受け継ぎ、自らができることを成すよう努めてこられました。 その精神は現代にも通じるもの… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
眞子さま結婚「多くの人が喜ぶ状況願う」天皇陛下会見
19日に行われた天皇陛下の誕生日会見の主な内容は次の通り。 ――コロナ禍の天皇や皇室の在り方、今後の活動の方針について、どう考えるか 皇室の在り方や活動の基本は、国民の幸せを常に願って、国民と苦楽をともにすること。ただ、新型コロナウイルス感染症の影響により、多くの国民と直接触れ合うことが難しくなっていることを、残念に思う ビデオメッセージを含め、オンラインによる活動に新たな可能性を見いだせたことは、大きな発見と言える。実際の訪問でなければ成し得ない部分はあるものの、オンラインは有効な手段。引き続き、状況に応じた形で活用していきたい ――皇后雅子さま、今年で20歳になる長女愛子さまの近況や将来は。上皇さまや秋篠宮さまとのコミュニケーションは 雅子は、昨年5~6月に初めての養蚕に取り組み、11月には立皇嗣の礼を無事に終え、新年のビデオメッセージでは一緒に国民にあいさつができた。体調はいまだ快復の途上だが、公私にわたり良き相談相手となってくれており、私もできる限り雅子の力になって支えていきたい 愛子はオンラインでの授業が続くが、大学での勉強に意欲的に取り組んでいることをうれしく思い、少し頼もしくなったように感じる。成年皇族として、感謝と思いやりの気持ちを持って、一つ一つの務めを大切に果たしていって欲しい。上皇陛下や秋篠宮とは適宜連絡を取っているが、詳細については回答を控えたい ――秋篠宮家の長女眞子さまの結婚について、どのように考えるか 眞子内親王の結婚について、様々な意見があることは承知している。秋篠宮が言ったように、多くの人が納得し喜ぶ状況になることを願っている ――男性に限られる皇位継承について。欧州の王室では性別に限らず長子優先だが、皇室の歴史や伝統と、世界的に進むジェンダー平等や女性の活躍推進の動きについて、どう考えるか 欧州の王室などにおける状況はよく承知している。制度に関わる事項について、私から言及することは控えたい ――この1年で印象に残ったことは。間もなく東日本大震災から10年、被災地への思いは 新型コロナウイルス感染症の影響で、特に若い人々が苦境に陥っていることや女性や若者の自殺や家庭内暴力・児童虐待などが増加していることを危惧している。他方、医療従事者や様々な現場で働く人たち、感染防止に努めている人々へ、この1年で多くの「感謝」を感じたことが印象に残っている 東日本大震災については、今月13日の福島県沖地震で「10年前を思い出した」という声を聞いた。震災を過去ではなく、現在も続くこととして考える必要があると改めて感じた Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Rockies’ Ian Desmond becomes first player to opt out of 2021 MLB season
Los Angeles – Two-time All-Star Ian Desmond of the Colorado Rockies has opted out of the upcoming 2021 season, the outfielder said on Sunday, citing current playing circumstances. Desmond is the first player MLB is aware of to opt out of the 2021 season, a league spokesman said, as America’s […]
心寄せる事「私と雅子の自然な気持ち」天皇陛下61歳に
天皇陛下は23日、61歳の誕生日を迎え、これに先立って赤坂御所(東京都港区)で記者会見に応じた。新型コロナウイルスについて多くの時間を割いて言及し、「自らのできる範囲で感染の拡大防止に努める多くの皆さんに感謝いたします」と謝意を述べた。 さらに、新規感染者の減少やワクチン接種が始まったことをあげ「いましばらく、国民の皆さんが痛みを分かち合い、協力し合いながら、コロナ禍を忍耐強く乗り越える先に、明るい将来が開けることを心待ちにしております」と語った。 拡大する61歳の誕生日を前に記者会見に臨む天皇陛下=2021年2月19日午後、赤坂御所、代表撮影 また、歴代天皇が天変地異や疫病蔓延(まんえん)の際、国民に寄り添うべく、自らができる務めを果たしてきたと紹介。被災者、障害者や高齢者、社会や人々のために尽くした人に心を寄せ、ねぎらい、励ましていくことは「私と(皇后)雅子2人の自然な気持ち」で、「皇室としての大事な務め」との考えを明かした。 療養が続く皇后雅子さまの近況については、コロナ禍の活動の制約から体調を整えにくくなっているといい、いまだ快復の途上にあるとの認識を示した。今年成人を迎える長女愛子さまには「感謝と思いやりの気持ちを持って、一つ一つの務めを大切に果たしていってもらいたい」と思いやった。 拡大する皇后雅子さまと共に出席した国際会議のパンフレットを手に語る天皇陛下=2021年2月2日午後、赤坂御所、宮内庁提供 日本の皇室では、皇位継承権が男性に限られる一方、世界的には、ジェンダー平等や女性の活躍を推進する動きがあることについて問われ、「制度に関わる事項について、私から言及することは控えたい」と述べるにとどめた。性別に関係無く長子を優先して継承する動きが広がるヨーロッパ王室などの状況は「よく承知しています」と述べた。 秋篠宮ご夫妻の長女眞子さまと小室圭さんの結婚については、国民の間で様々な意見があることを承知しているといい、秋篠宮さまが昨年11月の誕生日会見で述べたのと同様に「多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを願っております」と語った。 今年、発生から10年を迎える東日本大震災については、今後も「被災地に永(なが)く心を寄せていきたい」と述べ、機会があれば現地を訪問したいと語った。 拡大する笑顔を見せる天皇陛下=2021年2月2日午後、赤坂御所、宮内庁提供 宮内庁によると、昨年の誕生日… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
【写真まとめ】天皇陛下61歳に カメラがとらえた歩み
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拳銃で撃たれたか 中古車店で男性死亡 福島
22日午後7時10分ごろ、福島県鏡石町旭町の中古車販売業佐久間剛さん(37)の妻から「夫が電話中に、誰かに襲われて倒れたようだ」と須賀川署に通報があった。署員が佐久間さんが働く須賀川市陣場町の中古車販売店に駆け付けたところ、佐久間さんがガレージで血を流して倒れていた。拳銃のようなもので撃たれた傷があり、佐久間さんは病院に運ばれたが、約3時間後に死亡した。県警は殺人事件として調べている。 県警によると、現場付近では複数の近所の人が発砲音を聞き、拳銃を持った犯人が逃走している可能性があるとみて捜査している。通報した妻は現場にはいなかったという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
アルペン元会長を不起訴処分 女性暴行容疑で名古屋地検
ホテルで女性に暴行したなどとして、強制わいせつ致傷と窃盗、暴行容疑で愛知県警に逮捕されたスポーツ用品大手「アルペン」(名古屋市)の水野泰三元会長(72)について、名古屋地検は22日、不起訴処分にした。 捜査関係者によると、被害者との示談が成立したという。地検は処分理由について「諸般の事情を考慮した」としている。10日に逮捕された水野元会長は容疑を否認し、地検は15日に処分保留で釈放していた。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
1千万円恐喝、2人に無罪 「脅した事実認められない」
インターネット記事の掲載を止める名目で1千万円を脅し取ったとして、恐喝罪に問われた松浦正親被告(48)と山田浩貴被告(50)の判決公判が22日、東京地裁であった。結城真一郎裁判官は、脅されたとする男性の証言の信用性を否定し、2人に無罪(求刑・懲役2年)を言い渡した。 判決は、男性が自らに関するネット記事の取り消しについて被告側に相談していたLINEの内容などを踏まえ、男性が自らの意思で2人に1千万円を渡した可能性があると指摘。「脅した事実は認められない」と判断した。2人は2019年7月に警視庁に逮捕されていた。(根津弥) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
佐賀県警本部長「体調不良」で交代 事件化見送りで批判
佐賀県警は22日、杉内由美子本部長(51)が24日付で警察庁長官官房付となる人事異動を発表した。警務課は理由について、「体調不良で、業務に支障が出ていた」と説明した。 杉内本部長は2019年8月、九州で初めての女性本部長として就任した。 19年10月に福岡県太宰府市で起きた女性暴行死事件で、死亡した女性の遺族が事件発覚前、佐賀県警鳥栖署へ何度も相談しながら事件化されなかったことが判明。遺族が県警の対応を批判するなか、杉内本部長は今年1月29日の定例会見で初めて報道陣の質問に対応。「ただちに(被害女性に)危害が及ぶ可能性があるとは認められなかった」と、事件化しなかったことについて県警の従来の見解を繰り返した。 佐賀県警が25日に予定していた定例会見には、後任の松下徹警視長(50)=警察庁長官官房付=が出席し、杉内本部長の離任会見は開かれない見通し。(大村久) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル