(AKB48グループ 世の中って…)山内瑞葵さん〈AKB48〉 前回(2019年11月)の取材で、私は「グループの入り口みたいな存在になりたい」とお話ししました。それから今までで一番大きな出来事は、57枚目のシングル「失恋、ありがとう」(20年3月発売)で表題曲センターをさせていただいたことです。 「歌番組やMVを見てAKB48をまた好きになった」とコメントやメッセージをいただき、オンラインお話し会で「『失恋、ありがとう』で気になって来ました!」と言ってくださる方も増えました。 センターは加入してからずっと目標でもあったし、絶対にかなえたいポジションでもあったので、すごくうれしかったです。センターの経験が自分を成長させてくれました。 インタビューの後半では、センターの経験がもたらした自身の「ある変化」や、4月から出演する舞台「フラガール ―dance for smile―」への熱い思いも語ってくれました。 一番変わったのは泣かなくなっ… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
旧大川小の教訓、オンラインで コロナ禍であの日を学ぶ
東日本大震災からまもなく10年。当時幼かった若者や子どもたちにとって、被災地の経験や教訓を学ぶために現地を訪れることが、コロナ禍で難しくなっています。そんな中、オンラインを活用した伝承活動も生まれています。 被災者が教訓を現地から発信 今月14日午後、東京都新宿区のイベントスペース。オンライン会議システムで、宮城県石巻市の旧大川小学校の前に立つ佐藤敏郎さん(57)が映し出され、全国各地から参加者が画面越しに見つめた。 この日開かれた「東北オンラインスタディツアー2021」は、新宿にいるフォトジャーナリスト安田菜津紀さん(33)の進行で、中学生から大学院生世代の参加者51人と岩手、宮城、福島の3県を結んだ。前半は3県の人が経験や現状、教訓を語った。 大川小は、津波で児童と教職員計84人が犠牲・行方不明になった。佐藤さんも次女で6年生だったみずほさんを失った。震災当日は、中学校の制服が仕上がり、帰宅後に袖を通すはずだった。 校舎を前に、「『ずいぶん寂し… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
駅階段、ベビーカーから子ども転落 駅員マニュアル違反
JR西日本は27日、JR湖西線の志賀駅(大津市)の構内で25日、マニュアルに反し、駅員がベビーカーから子どもを転落させる事故があったと発表した。子どもは頭の骨を折るけがをしたが、27日までに退院したという。 同社によると、25日午前9時半ごろ、ホームから階段で下りようとする母親から頼まれ、駅員がベビーカーを運ぶ手伝いをした。その際、子どもを乗せたままベビーカーを持って階段を移動中、子どもが転落した。社内マニュアルでは、ベビーカーを運ぶ時には子どもを保護者に預けるなど、ベビーカーからおろすことになっている。駅員は失念していたという。 母親は当時、子どもを2人連れ、転落した子どもはベルトをしておらず、駅員も確認しなかったという。 同社は補償なども含め対応を検討するとしている。(山田健悟) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「必ず雨が降る」ふすま絵 足利の山火事、収束願い公開
雨乞いをして栃木県足利市の山火事を収めようと、隣の佐野市郷土博物館で27日、雨乞いの霊験あらたかと伝わる「雲竜のふすま絵」が公開された。約30年前、田植え前に日照りが続き、このふすま絵を引っ張り出して雨乞いしたところ、雨が降ったという。 元々、ふすま絵は佐野市寺中町の若衆組が芝居の背景に使ったもので、地元の東光寺が保管していた。14枚組みで、幅8・12メートル、高さ1・52メートル。図柄は黒雲の中から宝珠をつかんだ竜が顔をのぞかせ、下には波頭が立っている。 地元では「ふすま絵を出すと必ず雨が降る」と言い伝えられてきた。今回、約30年前の雨乞いを覚えていた住民が寄贈先の博物館に「山火事が一日でも早く収まるように雨乞いのふすま絵をだしては」と連絡し、特別公開になったという。 東光寺前住職の伊東桃禅さん(84)は「昭和初期にも時々出していた。足利の山火事が早く収まって欲しいと心を痛めていた」と話した。3月2日には伊東さんが出向いて博物館内で法要をする。 宇都宮地方気象台によると、3月2日は雨の予報という。佐野市郷土博物館はコロナ感染症拡大防止のため、入館者を佐野市民に限定している。(根岸敦生) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
引きこもりの女性を変えた震災「私もいていいんだ」
大きな揺れの後、無我夢中で家を飛び出した。唯一の居場所が津波にのまれた。あれから10年。宮城県石巻市の西條成美さん(28)は思う。「あの頃の私はいまの私を、想像もしなかったろうな」 2011年3月。本当なら高校を卒業しているはずだった。集団行動が苦手でクラスになじめず、学校に友人はいなかった。自分に自信が持てなくて、家にひきこもった。高校は2年の冬に中退した。 「本当はもっと人とつながりた… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
全国で新たに1214人感染 3日連続で1千人超える
新型コロナウイルスの国内感染者は、27日午後8時現在で新たに1214人が確認された。1千人を超えるのは3日連続となる。死者は41人だった。 東京都の新規感染者は337人。21日連続で500人を下回ったが、1週間前の20日(327人)と比べると10人多い。「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO(エクモ))を使用」とする都基準の重症者数は前日より2人減って68人だった。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Slugging great Boomer Wells went from exile to NPB icon in Japan
In an era long before pro ballplayers ached to move to Japan to boost their careers back home, Greg “Boomer” Wells went from exile to icon, as the nation’s baseball community adopted him and made him a member of its close-knit family. Sold by the Minnesota Twins to the Hankyu […]
なぜか安心するあの悪臭 「三丁目の夕日」にはない痕跡
ライター・藤木TDCさん 小さな飲食店が軒を連ねる横丁を全国各地で取材していると、古めかしい雰囲気と強いにおいを放つ「共同便所」に出合うことがあります。アンモニアや芳香剤などが入りまじったあの悪臭になぜか引かれるのです。 1962年生まれ。著書に「東京戦後地図 ヤミ市跡を歩く」「消えゆく横丁」「ニッポンAV最尖端 欲望が生むクールジャパン」など。 今は再開発でなくなりましたが、仙台市の繁華街の東側に「東一センター」という横丁がありました。そこは、私が「かけ流し式」と呼ぶ共同便所のスタイルで、男性の小用は壁に向かって用を足し、下の溝に流れていくだけです。壁には何十年間のうちにさまざまな化学物質が付着して、ジャクソン・ポロックの絵のように抽象的な図柄になっていました。 近くの店で面白い話を聞きました。その共同便所を長年、掃除していた男性は、入ったときのにおいだけで、前夜の横丁がどのくらいにぎわったか、経験からわかった、というのです。 誰でも使える「公衆便所」と違… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
途切れた配管、不十分だった心構え 原発事故から10年
高さ120メートルの排気筒の中をてっぺんまで延びているはずの配管が、根元で途切れていた。東京電力福島第一原発の事故調査を進めていた原子力規制委員会は今年1月、見過ごされていた設計の不備を記した報告書をまとめた。 配管は、10年前に炉心溶融(メルトダウン)を起こした1、2号機につながっている。空だき状態になった原子炉を囲む格納容器の圧力を下げるため、放射性物質を含む蒸気や水素ガスを外に放出する「ベント」で使うものだ。 1、2号機の共用排気筒の根元部分には、事故直後から謎があった。放射線量が1時間あたり10シーベルト以上と人が容易に近づけないほどで、3、4号機の排気筒と比べても異様に高かった。なぜ汚染がひどいか。事故10年を前に未解明事項の調査を再開した規制委が、写真や図面を精査する中で見えてきたのが、ベントの配管が根元で止まっているという、思いもよらぬ事実だった。 このせいで、外部に出るはずだった放射性物質の一部が排気筒の中に蓄積し、根元部分にたまったと報告書は結論づけた。 ベントの成否に直接の影響はなかったが、規制委の更田豊志委員長は、水素が排気筒内に出る構造だったことを問題視する。高濃度の水素が空気中の酸素と混ざれば、水素爆発のおそれがある。排気筒が壊れれば、事故はより深刻になっていた。 ベントの配管は、1992年に国が求めた「過酷事故対策」で追加された設備の一つ。79年の米スリーマイル島、86年の旧ソ連チェルノブイリの原発事故を受け、炉心溶融に備える目的だった。ただ、電力会社の自主的な取り組みとされ、国が詳しい設計や施工を確認することはなかった。 「当時も水素のことは意識されていたのに、なぜああいう設計になるのか。どこまで真剣だったのか」「どうぞお任せくださいと言った電力がどう取り組んだのか。信用を得たいなら、過去について正直に語るべきだ」。報告書公表後の記者会見で更田氏は不信感を隠さなかった。 排気筒の爆発はあながち杞憂(きゆう)とは言えない。配管がきちんと上まで延びていた3、4号機でも、3号機の水素が4号機に逆流し、運転停止中だった4号機の建屋の爆発を招いた。 配管が途切れていた経緯はいまだ明らかでなく、規制委は同型の他原発についても確認していく。東電は朝日新聞の取材に、「設計段階で十分な考慮がなされていたとは言えない」と認めつつ「理由は追えていない」と答えた。(川田俊男、編集委員・佐々木英輔) 「最悪シナリオ」は半径250キロ 東京電力福島第一原発で発覚した「途切れた配管」は、事故前の対策の「本気度」を疑わせる一例に過ぎない。原子炉が冷やせなくなれば事故は一気に深刻化する。だからこそ、あらかじめ設備や手順を整えておく必要があった。 10年前の3月11日、福島第… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
足利の山火事、延焼ほぼ収まる 残り火は人海戦術で処理
栃木県足利市で21日から続く山火事は7日目の27日、火勢が弱まり、山中から上がる煙は減った。焼失面積も前日までの約106ヘクタールと変わらず、延焼はほぼ収まった。市は28日から消火に当たる人員を1・5倍に増やして、人海戦術で残り火を処理する方針だ。 この日も自衛隊や自治体の防災ヘリ計15機が上空から放水し、地上からも消防隊員ら約180人が消火に当たった。一部地域では消防隊員が山に入り、背負ったタンクから水をかけて火だねを消し止めていった。周辺の305世帯に出している避難勧告については、市は安全が確認できるまで当面維持する。 市によると、23日には強風で延焼が広がったが、25日からは消火活動が火勢を押し返している状態。和泉聡市長は「(週明けの)3月1日には鎮圧状態にしたい。その後、残り火を処理して1週間ほどで鎮火を宣言したい」と語った。 27日昼ごろ、現場付近にドローンが飛ばされていると市に連絡があり、約1時間にわたってヘリの飛行が中断したという。市側は「消火活動の妨げとなるので飛ばさないでほしい」と訴えている。(根岸敦生) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル