泥酔して正常な判断ができない客にコンビニのATMで金を引き出させ、飲食料金として受け取ったとして、警視庁は、東京・錦糸町(墨田区)のパブやスナックの経営者ら男女3人と客引きの女4人を準詐欺容疑で逮捕し、17日発表した。錦糸町で同様の被害に遭ったという相談が相次いだため、同庁が警戒していた。 逮捕されたのは、パブやスナックの経営者、吉沢信容疑者(45)=東京都江東区北砂6丁目=ら男女7人。客引きの女4人はいずれも中国籍という。 組織犯罪対策2課によると、7人は昨年11月6日、共謀し、錦糸町のパブやスナックなど計3店舗を訪れた泥酔状態の男性客(43)をコンビニに連れて行き、ATMで41万円を引き出させて飲食料として受け取った疑いがある。 客引きの女が酔って路上を歩いていた男性に声をかけ、吉沢容疑者らが経営する3店舗をはしごさせたといい、1店舗では10分弱の滞在で5万円を請求していたという。 今回の3店舗を巡っては、警視庁が把握しただけで過去2年間に約70件の同種の被害があったという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Red Sox announce signing of Hirokazu Sawamura
Los Angeles – The Boston Red Sox have signed right-handed reliever Hirokazu Sawamura on a two-year contract, the American League club announced Tuesday. The deal is worth $3 million over the two years, with an option for a third year, according to U.S. media reports. The 32-year-old Sawamura, who finished […]
赤木ファイル「提出が夫の遺志に沿う」国への命令求める
学校法人森友学園(大阪市)を巡る財務省の公文書改ざん問題で、自死した同省近畿財務局職員赤木俊夫さん(当時54)の妻雅子さん(49)が国などに損害賠償を求めた訴訟の第3回口頭弁論が17日、大阪地裁であった。雅子さんが意見陳述し、俊夫さんが改ざんの経緯を記録したとする「赤木ファイル」について、「提出されることが夫の遺志に沿う」などと訴えた。 雅子さん側は8日付で、地裁に対し、国にファイルの提出を命じる「文書提出命令」を出すよう申し立てた。雅子さんは意見陳述で、俊夫さんが生前、「自分のやった犯罪行為は全て書いて残してある」などと話していたことに言及し、「ファイルが証拠として提出されることは夫の遺志に沿うものだ」と訴えた。 赤木ファイルが存在するかどうかも含め、国は明らかにしていない。その理由について、裁判では「改ざんの経緯などにおおむね争いがなく、回答の必要性がない」とする一方、国会では「訴訟に影響を及ぼす」などと答弁してきた。雅子さんは閉廷後の会見で「ファイルがあるかないかも言ってくれない。理解に苦しむ」と批判した。 原告側代理人によると、国側は5月までにファイルについて改めて回答をする意向を示したという。(遠藤隆史、米田優人) 文書提出に三つの壁 裁判では今後、裁判所が「赤木ファイル」を文書開示の対象として国側に提出を命じるのかどうかが、当面の最大の焦点となる。 「伝家の宝刀」。2012年に… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
離婚後の単独親権は合憲「親と子であること変わりない」
離婚したら父母のどちらかしか子どもの親権を持てない民法の「単独親権制度」は、法の下の平等を定める憲法に反するなどとして、東京都の50代男性が165万円の賠償を国に求めた訴訟の判決が17日、東京地裁(松本真裁判長)であった。判決は民法の規定を合憲と判断し、原告の訴えを退けた。原告は2019年の離婚で息子2人の親権を失ったことに精神的苦痛を負ったと訴えていた。 判決は、親子の交流を通じて子どもが成長したり親の人格が発展したりすることについて、「親権を持たないとしても親と子であることに変わりはなく、そうした人格的利益は失われない」と指摘。その上で、単独親権制度は父母関係が良好でない場合も踏まえた合理的なものとし、憲法に反すると言えないとした。 離婚後も父母双方が親権を持つ「共同親権」を認めるかについては、「国会の裁量権に委ね、その行使を待つ段階」と述べた。 共同親権を含めた離婚後の子どもの養育のあり方をめぐっては、上川陽子法相が10日に法制審議会に諮問し議論が始まるが、結論が出るまでの期間は定まっていない。東京地裁では、共同親権や面会交流制度の整備を国に求める集団訴訟が相次いでいる。(新屋絵理) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
除雪機の死亡事故多発 安全装置で防げぬ特有の事情とは
手押し式の除雪機の事故による死者が相次いでいる。消費者庁によると、昨年12月からの2カ月間に少なくとも8人が死亡。35年ぶりという大雪が影響していそうだ。事故が減らない背景には除雪機ならではの事情がありそうで、コロナ禍の影響を指摘する声もある。どういうことなのか。 コロナ禍の影響指摘する声も 消費者庁によると、今冬の死亡事故は北日本や北陸に集中し、うち4件は1月上旬に起きた。事故情報を収集する独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)の集計では、2010~19年度の死亡事故は、多い年度でも4件で、今年は特に多い。 NITEの担当者は、「今冬の大雪が一番の原因」とみる。気象庁によると、1月上旬の東日本の日本海側の降雪量は平年の約3・5倍で、35年ぶりの大雪という。 担当者がもう一つ指摘するのは新型コロナウイルスの影響だ。他人との接触を避けるため、雪かきを近所の人やボランティアに頼むのが難しくなり、高齢者や久々に除雪をする人が事故に遭っている可能性がある、という。 30年以上前の機種が また、事故がなくならない背景に影響していると考えられるのが除雪機の「寿命の長さ」だ。 新潟県では1月、9歳の男児が… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「組合を牛耳っていた」元副市長ら逮捕 市から詐取容疑
東京都日野市の土地区画整理事業を巡り、市から助成金として現金8千万円を詐取したとして、警視庁は17日、元副市長で「日野市川辺堀之内土地区画整理組合」の理事長相談役だった河内久男容疑者(79)=東京都多摩市和田=ら3人を、詐欺容疑で逮捕し、発表した。高額な人件費を工事費に組み込んだ虚偽の事業計画書を市に提出して、助成金を申請した疑いがあるという。 ほかに逮捕されたのは、組合職員で元市まちづくり部参事の立川道雄(75)=東京都八王子市左入町=と、組合職員の小田野克巳(64)=東京都大田区西蒲田5丁目=の両容疑者。 捜査2課によると、3人は組合に勤務していた2017年9月~18年9月、日野市中央部の「川辺堀之内地区」に道路や公園、緑地などをつくる土地区画整理事業(約18・7ヘクタール)に関連し、市から助成金を詐取しようと計画。多額の人件費を工事費の一部などと装った事業計画書を市に提出し、19年4月に8千万円の助成金を交付させた疑いがある。3人の認否は明らかにしていない。 河内容疑者の年収は4400万円超 市によると、河内容疑者の組合… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
警察が事件性など確認の死者、114人はコロナが死因
自宅や高齢者施設で倒れているところを発見されるなどして、警察が事件性の確認などの対応をした事案で、新型コロナウイルスへの感染が確認された死者261人のうち、114人は死因が新型コロナだったことがわかった。警察庁が17日明らかにした。 17日の衆院予算委員会で長妻昭議員への答弁。警察庁によると、昨年3月から今月10日までに感染が確認された死者は261人にのぼった。死因別では、疑いがあるとされたものも含め、新型コロナは114人、肺炎は51人、その他の病気は47人、病気の詳細不明は9人。不慮の事故などの外因死は32人、未確定は8人だった。 警察は明らかに死因が分かっている場合などを除き、事件性の有無などを調べおり、警察庁は、感染防止対策などのために、取り扱った死者の感染状況を把握している。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
福島・宮城で2300棟が被害 震度6強、173人負傷
福島県と宮城県で最大震度6強を観測した地震で、17日までに福島、宮城両県で計2322棟の住宅被害が出た。福島県によると、新地町での一部破損1300棟のほか、県内で全壊20棟、半壊31棟が確認された。総務省消防庁によると、同日午前までで各地の負傷者は重傷11人を含む計173人に上った。 福島県相馬市内でのり面が崩れ、通行止めが続いていた常磐自動車道の相馬インターチェンジ(IC)―新地IC間は、17日午後6時に開通した。土砂撤去や安全対策が終わったという。 福島県新地町ではこの日、住民や業者らが崩れた屋根の修理や片付けに追われた。自宅のブロック塀が壊れたままの無職の小野貞子さん(84)は「地域の業者が引っ張りだこで、なかなか修理が進まない」と話した。 福島県内で17日午後2時までに確認された住宅被害は2049棟。ほかに公共施設など247棟に被害が出た。県が管理する道路5カ所、市町村道58カ所で被害が確認された。地震の影響で県内10市町村で一時断水したが、16日までにすべて解消したという。 宮城県によると、県内の住宅被害は17日午後1時現在で一部損壊が計273棟。震度6弱を観測した山元町で172棟に上った。 また、地震発生から3日たった… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
立花党首にNHK受信料支払い命令 議員会館にテレビ
参議院議員会館(東京)の事務所に設置したテレビの受信料計4560円を支払っていないとして、NHKが、「NHK受信料を支払わない方法を教える党」の党首で前参院議員・立花孝志氏(53)に支払いを求めた訴訟の判決が17日、東京地裁(大嶋洋志裁判長)であった。判決は、立花氏がNHKと受信契約を結んでいたことなどから、立花氏側に4560円の支払いを命じた。(新屋絵理) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
赤木ファイル提出「夫の遺志に沿う」 国への命令には壁
学校法人森友学園(大阪市)を巡る財務省の公文書改ざん問題で、自死した同省近畿財務局職員赤木俊夫さん(当時54)の妻雅子さん(49)が国などに損害賠償を求めた訴訟の第3回口頭弁論が17日、大阪地裁であった。雅子さんが意見陳述し、俊夫さんが改ざんの経緯を記録したとする「赤木ファイル」について、「提出されることが夫の遺志に沿う」などと訴えた。 雅子さん側は8日付で、地裁に対し、国にファイルの提出を命じる「文書提出命令」を出すよう申し立てた。雅子さんはこの日、俊夫さんが生前、「自分のやった犯罪行為は全て書いて残してある」などと話していたことに言及したうえ、「ファイルが証拠として提出されることは夫の遺志に沿うものだ」と訴えた。 赤木ファイルが存在するかどうかも含め、国は明らかにしていない。その理由について、裁判では「改ざんの経緯などにおおむね争いがなく、回答の必要性がない」とする一方、国会では「訴訟に影響を及ぼす」などと答弁してきた。雅子さんは裁判後の会見で「ファイルがあるかないかも言ってくれない。理解に苦しむ」と批判した。 原告側代理人によると、国側は5月までにファイルについて改めて回答をする意向を示したという。(遠藤隆史、米田優人) 文書提出に三つの壁 裁判では今後、裁判所が「赤木ファイル」を文書開示の対象として国側に提出を命じるのかどうかが、当面の最大の焦点となる。 「伝家の宝刀」。2012年に… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル