プロ野球やJリーグの試合で賭博をさせたとして、佐賀県警は14日、福岡市博多区東光2丁目、自称投資家の久保健一容疑者(44)を賭博開帳図利の疑いで、北九州市小倉南区田原新町1丁目、派遣社員の尾形統太郎容疑者(32)を同幇助(ほうじょ)の疑いで、それぞれ逮捕し、発表した。賭け金の総額は1年余りで計約3億6千万円にのぼったという。県警は2人の認否を明らかにしていない。 発表によると、久保容疑者は仲間と共謀し、2019年7月から20年10月までの間、福岡県内などで、プロ野球やJリーグ、大相撲、ラグビー、ボクシングなどの試合の勝敗を複数の客に予想させ、賭け金として1口1万円で3万6229口、計3億6229万円の申し込みを受けるなどした疑いがある。申し込みにはSNSを利用するなどし、手数料は賭け金の1割としていたという。 また尾形容疑者は19年9月から20年7月までの間、賭博のオッズ表を作るなどして手助けした疑いが持たれている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
男性刺殺事件、容疑者を特定し指名手配 台東区のホテル
東京都台東区のビジネスホテルで男性が殺害された事件で、警視庁は14日、男性が無職の荻原渉さん(28)と判明した、と発表した。また、現場から逃走したとみられる男について、無職の渡部栄治容疑者(55)と特定し、殺人容疑で全国に指名手配、顔写真や似顔絵を公表した。 2人は昨年からこのホテルを簡易宿泊所として利用し、同じフロアの部屋で暮らしていたという。 事件の発覚は、13日午前5時50分ごろ。ホテルの関係者が2階の廊下で、血を流してうつぶせで倒れている荻原さんを発見した。荻原さんは顔や腹、背中を切りつけられており、捜査1課は、14日に遺体の司法解剖をし、死因を調べる。 同課や浅草署によると、ホテルの防犯カメラには、荻原さんと渡部容疑者が言い争う様子が映っていた。また、事件後に行方不明になった渡部容疑者の部屋からは、凶器とみられる血のついた包丁が見つかったという。同課は2人が何らかの原因でトラブルになったとみて経緯を調べている。 同課によると、渡部容疑者は身長が165センチくらいで、体格は中肉。逃走時はいずれも黒っぽい帽子と上着、ズボン、運動靴を身につけていたという。情報提供は警視庁浅草署(03・3871・0110)へ。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
東京で新たに239人感染 対前週比で9.8%増える
東京都は14日、新型コロナウイルスの感染者を新たに239人確認したと発表した。5日ぶりに300人を下回った。 年代別にみると、20代が46人、30代が37人、40代が36人だった。「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO(エクモ))を使用」とする都基準の重症者数は41人だった。14日までの1週間平均の感染者数は279・1人で、対前週比で109・8%となった。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
エベレストの頂上から叫んだ「福島再生」 なすびさん
「東日本大震災の時、私の笑顔で救われたというお声も少なからず頂戴(ちょうだい)致しました。もし私の笑顔で少しでも元気になったりホッと一息、心を安らげられたら」――。 2月13日の福島県沖を震源とする地震で、10年前の東日本大震災を思い出した人も多いはずです。当選賞品だけですごすテレビ番組の企画「懸賞生活」で知られた福島出身のタレント・なすびさんは地震翌日の14日、ツイッターにそんなつぶやきと自身の笑顔を投稿しました。 【連載】私は忘れない 私は忘れない――東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から2021年3月で10年。いまも原発事故に絡んで発信を続ける著名人がいます。何を訴えているのか。理由はどこに。それぞれの思いを聞きました。 その満面の笑みに癒やされてか、「いいね」は約14万に。エベレスト登頂などを通して福島再生の活動を続けるなすびさんに、その思いを聞きました。 ――1998年1月から約1年3カ月に及んだ「懸賞生活」のあと、ふる里でもある福島の民放で旅番組をしていたそうですね。 「5年間で県内59市町村全部回って、2度目、3度目という場所もありました。ロケではどこも温かく迎えてくれて。食堂に行くと『お金なんかいらないから、食べて食べて』と。農家さんは『売るほど野菜があるんだから持ってって』とか。 〈なすび〉 本名・浜津智明(はまつ・ともあき)。芸名はナスのように長い顔にちなむ。1975年、福島市生まれ。俳優、タレント。人気を集めた「懸賞生活」は1998年から1年3カ月に及んだ。東日本大震災以後は福島の復興支援活動に力を入れ、16年5月、4度目の挑戦でエベレスト登頂に成功した。 福島の方々に愛されているんだなと感じました。スタッフさんから冗談で『なすびさん、福島県内を旅していたら一生食いっぱぐれないっすよ』と言われていました」 「実は、『懸賞生活』でのむち… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
長野・乗鞍岳でなだれ、1人心肺停止 スキー場外の斜面
14日午前10時ごろ、長野県松本市の乗鞍岳位ケ原(くらいがはら)付近(標高約2400メートル)で雪崩が発生した。長野県警松本署によると、登山やスキーをしていた男性5人が巻き込まれたという。近くにいた人たちがすぐに救助したが、1人が心肺停止の状態で発見された。ほかの4人は命に別条ないという。 松本署によると、救助された4人のうち2人は、いずれも40代の滋賀県の男性で、いずれも軽傷という。 雪崩が起きたのは、松本市安曇の位ケ原山荘付近。スキー場からさらに標高の高い山中で、横200メートル、縦300メートルにわたり崩れたという。同署は4人から事情を聴くことにしている。 長野地方気象台によると、現場付近一帯では12日から13日にかけてまとまった降雪があり、雪崩注意報が発令されていた。積雪上部の雪の層が、下層の雪の上を滑り落ちる「表層雪崩」の可能性が高いという。 ◇ 岐阜県高山市の飛驒乗鞍観光協会のホームページによると、乗鞍岳は北アルプスの南端に位置し、標高3026メートルの剣ケ峰など23の峰が連なる日本百名山の一つ。夏場は2702メートル地点までバスが通っているため、初心者から上級者まで登山を楽しめる山として人気を集めている。11月から5月中旬までは、道路が閉鎖されている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
中央線快速、東京ー高尾間で見合わせ 信号装置が故障
JR東日本によると、14日午後4時ごろに武蔵小金井駅構内で信号装置が故障した影響で、中央線快速電車は東京―高尾間の上下線で運転見合わせとなっている。再開の見込みは立っていない。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大阪府、新たに92人感染 3日ぶりに100人を下回る
大阪府は14日、府内で新たに92人が新型コロナウイルスに感染しているのを確認したと発表した。1日あたりの感染者が100人を下回るのは3日ぶり。府内の感染者は延べ4万8372人になった。死者は計1154人。 入院中の重症患者は前日と変わらず60人で、確保している病床(221床)の使用率は27・1%だった。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
長野・乗鞍岳でなだれ発生か 「5、6人巻き込まれた」
14日午前10時ごろ、長野県松本市の乗鞍岳位ケ原(くらいがはら)付近(標高約2400メートル)で、「雪崩が起きた。山の斜面でスキーをしていた人が5、6人巻き込まれた」と119番通報があった。 長野県警や松本広域消防局によると、現場は松本市安曇の位ケ原山荘付近。スキー場ではない斜面でバックカントリーをしていた人たちが巻き込まれたとみられるという。県警や消防が負傷者などを確認している。 ◇ 岐阜県高山市の飛驒乗鞍観光協会のホームページによると、乗鞍岳は北アルプスの南端に位置し、標高3026メートルの剣ケ峰など23の峰が連なる日本百名山の一つ。夏場は2702メートル地点までバスが通っているため、初心者から上級者まで登山を楽しめる山として人気を集めている。11月から5月中旬までは、道路が閉鎖されている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
暗闇の中、長女の死に顔も見られず 指先でなでた骨と皮
沖縄戦の語り部 安里(あさと)要江(よしえ)さん 2020年11月12日死去(甲状腺がん) 99歳 私がご自宅でお目にかかったのは93歳を迎えられた春。 両足に人工関節を入れる手術をへて松葉杖が欠かせない生活だったが、手帳は修学旅行生向けの講話の予定で埋まっていた。 5月11日愛知の高校、17日奈良の中学、26日兵庫の中学、27日、31日、6月2日……。 何十年来と毎年頼まれる学校が各地にあった。 「戦争を体験したものがいなくなる。話せる限り話しておきたい」と口にした。 沖縄戦で本島中南部を十数人の家族で逃げ惑い、母や夫、3歳の長男ら11人を失った。 追いつめられた南部の真っ暗闇のガマ(自然洞窟)では、腕の中の8カ月の長女が冷たくなった。 「死に顔を見届けることもできない。骨と皮だけの体をなでまわし、指先を目の代わりにしていつまでもなで続けました」 戦後は、生き延びたことに苦し… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
生まれたて、ふわふわアルパカ 私の名前を選んで下さい
「おかやまフォレストパーク ドイツの森」(岡山県赤磐市仁堀中)で、アルパカのメスの赤ちゃんが生まれ、一般公開が始まった。ふわふわの体を揺らし、走り回る愛らしい姿が来園者の人気を集めている。 赤ちゃんの誕生は2月22日。母はルーシー(9)、父ハーシー(11)。2019年生まれの姉エミリーに続く「次女」となる。生まれて1時間後には自力で立ち上がり、10日で2キロのペースで体重が増えるなど、すくすくと育つ。「お母さんに似た顔つきで、人なつっこい性格。温かく成長を見守ってほしい」と施設の担当者。小屋から出て日光浴をすることが多い晴れの日の午前が姿を見るチャンスという。 名前はまだない。施設は「ソフィー」「メイジー」「シャーリー」「シェリー」の四つの命名案を示し、14日いっぱいまでホームページで投票を呼びかけている。決まった名前は20日発表の予定。(中村建太) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル