新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言が2週間延長される方向になった。現状をどうみるのか。東京都のモニタリング会議メンバーで、国立国際医療研究センターの大曲貴夫・国際感染症センター長に話を聞いた。 ――今めざすべき目標をどう考えますか。 東京都の1日の新規感染者を100人以下、できれば50人以下にすべきだと思います。 1日200人や300人の水準で、緊急事態宣言を解除してリバウンド対策をしても、効果は限定的でうまくいかないのではないでしょうか。 ――その理由とは? 都内の医療機関や高齢者施設でクラスター(感染者集団)も起きていて、高齢者の新規感染者数は12月上旬と同レベルです。 感染者がまた増え始めると医療体制に負荷がかかり、すぐに危険な状態になります。 感染経路や濃厚接触者を特定す… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
洗脳解け「苦しい」 動けない息子、母が電話したのは…
福岡県篠栗(ささぐり)町で昨年4月、十分な食事を与えられず餓死した碇(いかり)翔士郎(しょうじろう)ちゃん(5)の亡くなる直前の状況について、逮捕された母親が関係者に説明している内容が取材でわかった。夕方、床にうずくまる翔士郎ちゃん。母親は119番通報をせず、知人の女を呼んだ。女は「大丈夫」。母親は信じて見守った。「しょうちゃん、元気になって」。言葉をかけ続けた。 福岡県警は、翔士郎ちゃんに十分な食事を与えず、低栄養状態にして死なせたとして、母親の無職碇利恵容疑者(39)と知人の無職赤堀恵美子容疑者(48)を保護責任者遺棄致死容疑で逮捕。県警によると、碇容疑者は容疑を認め、赤堀容疑者は「一切やっていない」と否認しているという。 両容疑者は同じ幼稚園の保護者同士。県警は、赤堀容疑者が子育てなどを通して碇家に入り込んで家計を管理し、架空のトラブルの示談金名目で金をだまし取るなどして、これまでに計1200万円以上を受け取ったとみている。一方、碇容疑者は実際にトラブルを解決してくれたと信じ、赤堀容疑者の指示通りに動くようになっていたとみている。 訴えた窮状、受け取った米6合 碇容疑者は翔士郎ちゃんが亡くなる直前の状況について、関係者に次のように説明しているという。 赤堀容疑者は碇家の食費を切り… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
兵庫の時短要請 神戸、芦屋、西宮、尼崎の4市に限定
兵庫県は4日、新たな新型コロナウイルスの感染予防対策を決めた。緊急事態宣言が解除された後も飲食店などに要請している午後9時までの営業時間短縮の対象エリアを限定。8日から21日まで、神戸、芦屋、西宮、尼崎の4市に限って続ける。 井戸敏三知事は「(4市は)大阪との交流が多く、感染者数が平均を超えている」と説明した。時短要請を続ける4市でも、午前11時から午後8時までとしてきた酒類の提供は午後8時半までと30分広げる。大阪市に合わせたという。 同県西宮市の阪神甲子園球場では19日に第93回選抜高校野球大会が開幕予定だが、イベントの開催制限はこれまで5千人としてきた人数上限を、8日からは県内全域で1万人に広げる。井戸知事は「高校野球は例外を認めてもいいと思ったが、いろんな議論を呼ぶので、ご協力をお願いすることにした」と話した。 時短要請について、大阪府は2… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
容疑の副市長を再逮捕 宮崎・日南の官製談合事件
宮崎県日南市の官製談合事件で、県警は4日、副市長の田中利郎容疑者(64)=官製談合防止法違反罪などで起訴=を別の官製談合防止法違反の疑いで再逮捕し、発表した。逮捕は3度目。県警は認否を明らかにしていない。 捜査2課によると、田中容疑者は2018年3月2日にあった台風被害に関する市道災害復旧工事の一般競争入札で、元日南地区建設業協会長で市内の元建設会社長小野耕嗣被告(67)=別の公共工事に関する競売入札妨害罪で起訴=に、工事の査定額など非公開の入札情報を教え、同社が代表となった共同企業体に2億4350万円で落札させた疑いがある。 また、同月23日の別の市道災害復旧工事の指名競争入札でも小野被告に入札情報を伝え、別の建設業者に2960万円で落札させた疑いがある。 いずれの入札も競売入札妨害容疑については時効の3年を過ぎているとみて、小野被告への調べは任意で進めている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
男児が持ってきた「ママが好きなお菓子」 餓死1カ月前
福岡県篠栗(ささぐり)町のマンションで昨年4月、5歳の男児が食事を十分に与えられず餓死した事件で、保護責任者遺棄致死容疑で知人の女とともに福岡県警に逮捕された母親の碇利恵(いかりりえ)容疑者(39)の供述から、男児がなくなる約1カ月前のある出来事が明らかになった。 死亡したのは、碇容疑者の三男、翔士郎(しょうじろう)ちゃん。知人の赤堀恵美子容疑者(48)からの指示で、碇容疑者が約9カ月にわたり食事の量を減らしたり、抜いたりして昨年4月18日、低栄養状態にさせて餓死させた疑いがある。 捜査関係者によると、昨年3月初旬、碇容疑者は3人の子どもと親族とともにスーパーへ買い物に出かけた。親族は店内に入ると「何でも好きなものを持っておいで」と子どもたちに呼びかけた。すると、翔士郎ちゃんはお菓子をもって戻ってきた。「これ、ママが好きなお菓子」 その約1カ月後、翔士郎ちゃんは亡くなった。 亡きがらは、同年齢の平均体重… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
LGBTカップルの認定、導入延期 パブコメに反対多数
山口県宇部市は、2020年度中を目指していたLGBTなどの性的少数者のカップルを公的に認定する「パートナーシップ宣誓制度」の導入を、9月に延期することを決めた。「時期尚早」といった反対意見が多数寄せられるなどしたため。制度を理解してもらうため、今後、市民への説明の機会を設ける。 宇部市が導入を予定している制度では、市内在住か転入予定の成年カップルを対象に証明書を交付。法的拘束力はないが、証明書を示すと市営住宅への入居や助成金の受給など法律婚をしたカップルと同様に行政サービスを受けることができるようになる。 議会の議決を経ない「要綱」として制定予定で、昨年12月にパブリックコメントを実施。市によると、メールや郵便などで計217件の意見が寄せられた。 賛否を明確に分けられない意見もあったが、賛成は16%、反対は8割程度を占めた。 賛成意見は「法律婚にある夫婦とのサービスの差が解消できるよう努めてほしい」(23件)▽「より広範囲の地域で使える制度にしてもらいたい」(2件)など。一方、反対意見は「結婚して子どもを育てるのが本来の家庭のあり方」(33件)▽「新たな制度を導入しなくても現行の施策の活用で個人の人権は守られる」(25件)▽「制度導入は時期尚早」(22件)▽「多様な性を学ばせることで、未成熟な子どもの精神的な混乱を招く」(19件)などだった。 募集対象は市内に住んでいるか… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
両陛下が被災地とオンライン交流 10年の歩みを傾聴
天皇、皇后両陛下は4日、東日本大震災の発生から10年を機に、岩手県釜石市と陸前高田市の被災者らとオンラインで交流した。 天皇陛下は、津波で家族4人を亡くした釜石市の鈴木堅一さん(77)に「ご家族を亡くされ、お悔やみ申し上げます。本当に大変な思いをされたのではないですか」などと話した。皇后雅子さまは2013年11月に釜石市を訪れたことについて触れ、野田武則市長に対して、仮設住宅の人たちと話したことを「とても印象に残っています」と語りかけた。 陸前高田市の浅沼ミキ子さん(57)は、長男の健(たける)さん(当時25)を震災で失い、陛下から「ご長男を亡くされたことは本当に残念でしたね」と声を掛けられた。浅沼さんは津波避難の大切さを呼びかける絵本「ハナミズキのみち」を出版しており、交流後、「伝承活動はこれからだと思う。次世代につないでその子たちに託したい」と話した。 今回の交流は、被災者らから震災後10年間のそれぞれの歩みが語られ、両陛下は時折大きくうなずきながら話を聞いていた。天皇陛下は「今後も色々大変なことがあろうかと思いますが、お体にお気をつけて」とねぎらった。 両陛下は11年3月の震災発生後、岩手県、宮城県、福島県の被災3県を3巡し、被災者らと交流を重ねてきた。天皇陛下は今年2月の誕生日会見で震災について触れ、「被災された方々の力に少しでもなれるよう、被災地に永(なが)く心を寄せていきたい」と語っている。 今回は、新型コロナウイルス感染症の影響により、両陛下のお住まいの赤坂御所(東京都港区)と二つの市がオンラインでつながれた。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
島根知事と自民・竹下氏 今度は宣言延長期間めぐり舌戦
東京五輪聖火リレーの中止検討を表明した島根県の丸山達也知事は3日、1都3県の緊急事態宣言が2週間程度延長される見込みになったことについて、記者団に「2週間は中途半端。1カ月は延長して腰を据えてやるべきだ。首都圏は五輪を控えているんでしょう。都知事らには背水の陣で臨んでもらわねばいけない」と話した。 丸山知事は政府や東京都の新型コロナウイルス対策が不十分だとして、五輪開催に反対だとしている。3日の丸山知事の発言について、島根選出の竹下亘・自民党元総務会長は4日、党本部で記者団に問われ、「島根の知事がどう言ったか私は聞いておりませんけども、黙って受け流しておけば良いんじゃないかな、とこう思います」と述べた。 竹下氏は、丸山知事が聖火リレー中止検討を表明した翌日の2月18日、「知事を呼んで注意をしっかりしなくてはいけない」と発言。丸山知事は同25日、上京して竹下氏と面談していた。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Shohei Ohtani hits monster homer during spring training contest against Rangers
Tempe, Arizona – Shohei Ohtani crushed a monster two-run homer Wednesday to help lift the Los Angeles Angels to a 6-2 spring training win over the Texas Rangers. The 143-meter blast, which cleared the batter’s eye screen behind center field, continues an impressive spring for the two-way star, who is […]
サルヴァトーレ・フェラガモ 未来感の着想はSF映画
サルヴァトーレ・フェラガモが2021年秋冬コレクションを発表した。時空を超えた旅を思わせる映像で始まり、モデルたちがまとう服はシャープで未来感がある。1990年代のSF映画「ガタカ」「夢の涯てまでも」「マトリックス」などから着想を得て、「新しいユニホーム」を提案したという。 ポケットやフラップがアクセントになったジャケットやコート、ウェットスーツのように体にぴったり沿うトップス、フード付きのポンチョ風アウターなど、ミリタリーやスポーツといった様々な要素をとり入れた。水色や緑、ピンクやラベンダーなどきれいな色が並び、明るい未来を求めるようなコレクションだった。 デザイナーのポール・アンドリューは「未来のかけらを通して現在をみすえることで、様々な新しい観点を解き放つコレクションを構築したいと考えた。今こそ再考、再構築、前に進むことを決心して団結するべき時であると考えている」などとコメントした。(神宮桃子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル