新型コロナウイルスワクチンを保管する冷凍庫が停止して保管温度を大きく上回り、約1千回分のワクチンが使えなくなった問題で、厚生労働省は2日、冷凍庫に故障は認められず、同じ電源コンセントでほかの機器を共有して使ったために電力不足になったのが原因と発表した。冷凍庫の納入企業が調査した。 停止した冷凍庫がつながっていたコンセントでは、もう一つの差し込み口に別の冷蔵庫をつないでいたという。厚労省は、各医療機関に対し、ワクチンを保管する冷凍庫に使うコンセントは、ほかの機器と共有しないよう注意を呼びかけるという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
東急東横線、運転見合わせ 渋谷―武蔵小杉駅間の上下線
2日午後10時20分ごろ、目黒区自由が丘1丁目の東急東横線の自由が丘―都立大学駅間で、線路沿いの建設現場の足場が倒れ、架線にひっかかった。東急電鉄によると、強風の影響とみられるという。この影響で停電し、渋谷―武蔵小杉駅間の上下線で運転を見合わせている。運転再開の見通しは立っていない。 祐天寺―中目黒の駅間で停車した列車があり、乗客を誘導している。東京消防庁によると、けが人の情報はないという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
武田薬品、米モデルナのワクチンを週内に承認申請へ
武田薬品工業は、米バイオ企業モデルナが開発した新型コロナウイルスのワクチンについて、今週中にも厚生労働省に製造販売の承認を申請する方針を固めた。国内での申請は米ファイザー、英アストラゼネカに続く3例目。日本政府はモデルナと武田との間で、計5千万回分(2500万人分)の供給契約を結んでいる。 モデルナのワクチンの日本国内での臨床試験(治験)や販売、流通は武田が担当している。武田は今週中にも海外での治験データをもとに厚労省に申請する。1月から実施している日本人200人を対象にした国内治験の結果は追加で提出する。厚労省は海外と国内の治験結果を合わせて、承認するかどうか判断する。武田は5月中の承認取得を目指している。 日本政府はモデルナと武田との間で、今年6月までに4千万回分(2千万人分)、その後9月までに1千万回分(500万人分)の供給を受ける契約を結んでいる。 モデルナが米国で実施した治験には約3万人が参加し、新型コロナの発症を防ぐ効果は94・1%だったという。米国では既に接種が始まり、英国や欧州連合(EU)も使用を許可した。 ワクチンをめぐっては、ファイザー製が2月中旬に国内で初めて承認され、医療従事者から接種が始まっている。アストラゼネカも2月上旬に承認を申請し、厚労省が審査している。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「思い通りに支配した」太宰府暴行死事件、2被告に判決
福岡県太宰府市の女性暴行死事件で、傷害致死などの罪に問われた山本美幸被告(42)と岸颯(つばさ)被告(25)の裁判員裁判の判決公判が2日、福岡地裁であった。岡崎忠之裁判長は「両被告は女性を服従させる目的で、意を通じて一連の暴行を行った」として、山本被告に懲役22年(求刑懲役23年)、岸被告に懲役15年(同16年)を言い渡した。 判決によると、両被告は2019年9月下旬~10月20日ごろ、太宰府市の自宅で高畑瑠美(るみ)さん(当時36)の太ももをナイフや割り箸で刺すなどし、20日午前4時50分ごろまでに外傷性ショックで死亡させた。 山本被告が高畑さんをホストクラブに同行させて親族から借金を重ねさせることで疎遠にさせ、夫と別居させて両被告の家に住ませ、連絡を取れないようにして孤立させた。岡崎裁判長は「高畑さんにとって不本意な行動を強いて思い通りに支配した」と批判した。 公判で山本被告は岸被告の暴行を止められなかったと訴え、岸被告は暴行を否定し、いずれも無罪を訴えたが、判決は「互いに責任をなすりつけ、反省の態度が見られない」と退けた。 一方、繰り返された暴行によって乗用車内で亡くなった高畑さんの遺体を、福岡市博多区から太宰府市まで運んだとの死体遺棄罪については「遺体を隠す積極的な行為を行ったわけではない」として無罪にした。 高畑さんの遺族は「全面的に検察側の主張が通った。両被告の反省のない態度は、同情の余地がない」とのコメントを出した。 事件をめぐっては、高畑さんの遺族が佐賀県警に相談に訪れたが、適切に対応されなかったとして問題視。県警は「ただちに危害が及ぶ可能性があるとは認められなかった」としている。県警は判決後、「判決についてコメントする立場にない。ご遺族に改めて心よりお悔やみを申し上げます」とのコメントを出した。 判決後の裁判員の記者会見では、佐賀県警の対応について「こんな事態になるまで見抜けなかったことが残念でならない」「とんでもない対応」「警察が一回でも見に行っていれば瑠美さんはこういうことにならなかったと思うと悔しい」といった声がでた。(山野健太郎) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Shohei Ohtani gets two hits in Angels’ spring training home opener
Tempe, Arizona – The Los Angeles Angels’ Shohei Ohtani, who is expected to return to his two-way role in 2021, singled twice against the Chicago White Sox on Monday during a spring training exhibition game in Tempe, Arizona. The teams finished tied at 4-4 in the five-inning game at Tempe […]
ワクチンを国内初空輸 羽田→那覇空港、医療従事者向け
新型コロナウイルスのワクチンを積んだ航空機が2日、羽田空港から那覇空港に飛び立った。全日空によると、国内でのワクチンの空輸は初めて。 羽田空港では2日夜、ワクチンが入った保冷コンテナが、ANA479便に積み込まれた。全日空によると、このワクチンは米製薬大手ファイザー社製で、ベルギーから成田空港に到着した。 厚生労働省と沖縄県によると、同県には今月初旬にワクチンが7箱(6825人分)届けられ、医療従事者が接種する。来週も同じ量が届き、今月下旬には2回目の接種のためのワクチンが到着する予定という。 ファイザーと独バイオ企業ビオンテックが開発したワクチンは、2月中旬に日本で初めて製造販売を承認され、医療従事者から接種が始まっている。(一條優太) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
まるで「まきびし」 釘を加工しパンクさせた容疑で逮捕
道路に加工したねじ釘を置き、乗用車のタイヤをパンクさせたとして、岐阜県警岐阜中署は2日、岐阜市村雨町の会社員、福田和弘容疑者(55)を道路交通法違反(道路における禁止行為)と器物損壊の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。 署によると、福田容疑者は2月2日午後7時40分ごろ、岐阜市桜通4丁目の市道で、加工したねじ釘3本を路上に置き、岐阜市の60代女性が運転する乗用車に踏ませて、右前のタイヤ1本(被害額9700円相当)をパンクさせた疑いがある。防犯カメラの映像などから福田容疑者が浮上し、署が調べていた。 昨年6月から付近では同じような被害が10件以上相次いでおり、署は張り込みなどで警戒していた。署のパトカーも被害に遭ったという。 CDに複数のねじ釘を貼り付けたものもあり、署は福田容疑者の自宅から加工したねじ釘66セット(ねじ釘約200本)を押収した。福田容疑者に余罪があるとみて捜査を進める。(松山紫乃) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
母親をマインドコントロールか 5歳児餓死、逮捕の女
福岡県篠栗(ささぐり)町のマンションで昨年4月、5歳の男児に十分な食事を与えずに餓死させたとして、福岡県警は2日、母親の無職碇(いかり)利恵(39)と知人の無職赤堀恵美子(48)の両容疑者を保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕し、発表した。碇容疑者は容疑を認め、赤堀容疑者は「一家の食事などの管理は一切していない」と否認しているという。 発表によると、両容疑者は共謀し、碇容疑者が当時住んでいた篠栗町のマンションで、碇容疑者の三男翔士郎(しょうじろう)ちゃんに対し、2019年8月ごろから食事の量や回数を減らして低栄養状態にし、20年4月18日に餓死させた疑いがある。 翔士郎ちゃんの意識がないことに碇容疑者が気づき、第三者を通じて119番通報した。搬送当時、翔士郎ちゃんはあばら骨が浮くほど痩せており、体重は10キロ前後で、同年齢の平均の半分ほどだった。 両容疑者は16年4月、子どもを同じ幼稚園に通わせる保護者として知り合った。その後、赤堀容疑者が碇家の子育てなどに介入するようになり、碇容疑者も赤堀容疑者の指示通りに動くようになっていったという。3人の子どもに与えるご飯の量も赤堀容疑者が細かく指示していたとみられる。捜査関係者は「碇容疑者はマインドコントロールされている状態だった」とみている。 母親の収入、赤堀容疑者が全額管理か 県警によると、碇容疑者は翔士… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
妻殺害容疑、遠くの防犯カメラに映像 何かが落ちる様子
東京都国立市の都営住宅の9階から妻(当時41)を投げ落として殺害したとして夫(44)が逮捕された事件で、遠方の防犯カメラに夫婦の自宅のベランダから何かが落下する様子が記録されていたことが、捜査関係者への取材でわかった。ベランダには別の影のようなものも映っていたという。警視庁は、妻が落下した際の映像とみて画像を解析している。 捜査1課によると、逮捕したのは同市青柳2丁目の会社員高張(たかはり)潤容疑者で、昨年11月29日夜、当時住んでいた住宅(12階建て)の9階の部屋で、妻の麻夏(あさか)さんをベランダから投げ落として胸部損傷で殺害した疑いがある。遺体の状況から、直前に首を圧迫するなどして気を失わせたとみられるという。高張容疑者は逮捕直後に容疑を否認、その後黙秘しているという。 捜査関係者によると、映像は高張容疑者の自宅ベランダ方面を向いていた遠方の防犯カメラに残っていた。29日午後8時ごろのもので、近所の人が同じ時間に「ドスン」という音を聞いていた。高張容疑者はこの約10時間半後、「ベランダの下に妻が落ちている」と110番通報している。 一方、麻夏さんはスマートフォンに複数の先々の予定を残していたこともわかった。友人との買い物のほか、長女(1)の保育園への一時預かりの申し込みもしていた。28日にはアイドルの動画配信チケットを入手していた。 落下したとされる時刻の数時間前に、母親に「何かされるかも知れない」と夫を怖がるようなLINEメッセージを送り、約30分前には、兄に地元の催しに参加するというメッセージも送っていた。警視庁はこうした状況から、麻夏さんには自殺を迫られる背景事情はなかったとみている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
NEWSの加藤シゲアキさん、吉川英治文学新人賞を受賞
第42回吉川英治文学新人賞(吉川英治国民文化振興会主催)の選考会が2日に東京都内で開かれ、アイドルグループ「NEWS」の加藤シゲアキさんの「オルタネート」(新潮社)と、武田綾乃さん「愛されなくても別に」(講談社)に決まった。2012年に作家デビューした加藤さんが、文学賞を受賞するのは初めて。 「オルタネート」は1月に発表された直木賞の候補作となり、受賞は逃したが、話題になった。4月に発表される本屋大賞にもノミネートされている。 第55回吉川英治文学賞は村山由佳さん「風よ あらしよ」(集英社)、第6回吉川英治文庫賞は昨年、同新人賞を受賞した今村翔吾さん「羽州ぼろ鳶組」シリーズ(祥伝社文庫)に決まった。(興野優平) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル