フジテレビなどを傘下におく持ち株会社「フジ・メディア・ホールディングス(FMH)」が2014年9月までの約2年間、放送法の外資規制に違反していた疑いが浮上した問題で、同社の金光修社長は5日夜、同社内で朝日新聞の取材に応じた。過去の株主名簿上の議決権の取り扱いで誤りがあり、違反の疑いがあったと認めた。主なやり取りは以下の通り。 【外資規制違反の疑いについて】 ――(本来入れるべきではない、番組制作会社が保有するFMH株について議決権を誤って算入していた)14年9月以前の状態についてはどう認識しているのか ちゃんと訂正をしておくべきだったというふうに、考えている。そこの判断が極めて甘かった。 ――外資比率について、20%を超えていた計算になるが 正確に何%であるかという認識はないが、(外資規制違反の)可能性としては極めて高い。 ――当時は何%になるかという計算はしていなかったのか 当該部署は当然、計算しているんだろうと思うが、今の時点でどうだということに関しての認識が、正確なものがない。 【総務省に報告せず】 金光社長は14年9月、同社の常務。株式の担当ではなく、今回の件で報告を受けた同年11月時点は、外資規制違反の疑いが解消された後だった。 ――総務省には話を持っていったのか 極めて小さい数字の誤記的なも… 【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
一度だけ「書けない」、橋田寿賀子さんを問い詰めると…
数々のヒットドラマを生み出した脚本家の橋田寿賀子さんが4日、悪性リンパ腫で亡くなった。「渡る世間は鬼ばかり」をはじめ、橋田さんと長年にわたって仕事をともにしたテレビプロデューサーの石井ふく子さんが5日夜、朝日新聞の取材に応じた。「コロナ禍を描きながらも明るく終わる作品を考えていた」と、最近まで橋田さんと話し合っていた続編の構想や、互いに戦争を経験していたからこそ制作を断って新たに生まれた作品、橋田さんの私生活について語り、しのんだ。 ◇ 具合が悪いということは、病状を含めてご本人から聞いていたので知っていました。しばらくは東京の病院に入院していたので、お見舞いにも行きました。 ただ、ずっと「熱海に帰りたい」「自宅に戻りたい」とおっしゃっていた。それで少し前に熱海の病院に移り、数日前には「自宅に帰る」と連絡がありました。東京での入院中にはお話もしっかり出来ました。 「渡る世間は鬼ばかり」脚本、毎日電話でやりあった ちょうど「渡る世間は鬼ばかり… 【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
草彅剛 大河「青天を衝け」で見せる「能面の慶喜」語る
渋沢栄一の生涯を描く、NHKの大河ドラマ「青天を衝(つ)け」。その渋沢に多大な影響を与えた一人が、江戸幕府最後の将軍、徳川慶喜だ。表情がまるで能面のような新しい慶喜を草彅剛が演じている。どのような心構えで撮影に臨んでいるのか。合同インタビューで話を聞いた。 草彅にとって大河は、香取慎吾が主役を務めた「新選組!」に出演して以来。慶喜役のオファーをもらった時の心境は「(慶喜の)他にも有名な将軍はいるし、ものごとの始まりはドキドキ、ワクワクする。けれど、(江戸幕府を)最後に終わらせるとは、どんな感じなのか、興味を持った」と語る。 慶喜は、大政奉還をした幕末史を彩る重要人物の一人。諸外国から開国を迫られた際、「日本を外国から守る」と立ち上がり、尊皇攘夷(じょうい)論の中心的存在だった水戸藩出身だ。慶喜は、一橋家を相続したことで将軍継嗣問題に巻き込まれていく。大河ドラマで慶喜は、「徳川慶喜」(1998年)の本木雅弘、「八重の桜」(2013年)の小泉孝太郎、「西郷(せご)どん」(18年)の松田翔太といった俳優たちが演じてきた。 草彅が演じる慶喜は、感情が読み取れない、能面のような表情が特徴的だ。周囲に次の将軍の後継者に望まれるが、かたくなに拒む。「攘夷だ! 攘夷だ!」と、感情をぶつける父の斉昭(竹中直人)とは対照的だ。最初の打ち合わせで、監督と「つかみどころがない役の方がいい」と話し合ったという。「僕は(父と)対極にいた方がいいという気持ちがあった。父は熱意を込めて将軍を推してくれているのに、他人ごとのようなフワフワしている様子は狙っています。大きな器の人間だと見られるといいかなと思っています」 15代将軍になるシーンも、自… 【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
BayStars’ Daisuke Miura learns wins do not come easily in NPB
When Daisuke Miura was a pitcher for the BayStars, which he was for 25 seasons, the game was often in his hands. Of all the complexities that can go into winning and losing a baseball game, sometimes it was as simple as the way the ball flew out of Miura’s […]
F35B、宮崎が「有力な候補地」 地元には懸念も
政府が導入を決めている最新鋭ステルス戦闘機F35Bについて、九州防衛局は5日、宮崎県庁を訪れ、同県新富町の航空自衛隊新田原基地に配備することを検討していると説明した。 九州防衛局や県によると、F35BはF15戦闘機の後継として18機が導入される予定で、配備先として福岡県築上町の築城基地、沖縄県の那覇基地などが候補地に挙がっている。九州防衛局の玉栄一邦次長は配備先と機数はまだ検討中とした上で「新田原基地は有力な候補地」と話し、今年度中に決定すると説明した。2024年の運用開始を目指しているという。 F35Bは米ロッキード・マーチン社製で、航空自衛隊が導入済みのF35Aと異なり、短距離で離陸でき、垂直着陸できるのが特徴だ。海上自衛隊の護衛艦「かが」などでの運用も想定されている。 2018年に安倍政権が閣議決定した「防衛計画の大綱(防衛大綱)」と「中期防衛力整備計画(中期防)」では、海上自衛隊のいずも型護衛艦を改修し、事実上「空母化」することを決定。運用を想定している戦闘機として、F35Bの導入も決めた。20年度の当初予算では、F35Bを6機購入する費用として、793億円を計上した。 F35Bの導入は、沖縄を含む南西海域の防衛力を強化するため。念頭にあるのは海洋進出を強める中国で、防衛省幹部は「長い滑走路を必要としないF35Bは画期的な機体。離島防衛にうってつけだ」と語る。 一方、防衛局の説明を受けた宮崎県の日隈俊郎副知事は「F35Bの配備は住民にとって大きな問題。速やかに地元に情報を伝えてほしい」と語った。また騒音や安全性の問題などについて懸念を示した。(神崎卓征、相原亮) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
橋田寿賀子さん死去「心にぽっかり穴」 悼む声次々と
テレビドラマ「おしん」や「渡る世間は鬼ばかり」などを手がけた脚本家の橋田寿賀子さんが亡くなったのを受け、橋田さんの作品に出演した人たちから悼む声が相次いだ。 橋田寿賀子さんの死去を受け、NHK朝の連続テレビ小説「おしん」(1983~84年)で主人公の少女時代を演じた俳優の小林綾子さんが談話を発表した。 ◇ あまりにも突然の訃報(ふほう)に、信じられず、寂しい気持ちでいっぱいです。 私が「おしん」に出演させて頂いたのは10歳の時でしたが、それ以来、橋田先生のドラマや舞台にたくさん出演させて頂き、本当にお世話になりました。心から感謝しております。 最近では毎年お誕生日会でお目にかかっていたのですが、お会いするといつも「お母さんお元気? よろしくお伝え下さいね」と、おしん撮影当時に一緒に行動していた母のことを、今でも気遣って下さったり、贈り物をお送りした時などには、美しい達筆な字のおはがきを、楽しい船旅の様子などと共に、毎回丁寧に書いてきて下さいました。 どんなときも、温かく見守ってくださるお優しい先生です。 今こうして私がお仕事させて頂けているのは、橋田先生のおかげです。先生が「おしん」を書いて下さったお陰で、人生の幅を大きく広げて頂きました。先生の作品は、いつまでもみんなの心の中で生きています。橋田先生、本当にありがとうございました。心からご冥福をお祈り致します。 伊東四朗さん「ゆっくりお休み下さい」 NHK連続テレビ小説「おしん」で、主人公・おしんの父親を演じた伊東四朗さんのコメントは次の通り。 ◇ あの国民的番組「おしん」の父親役に呼んでいただいたのは、その後の役者人生にとって画期的な事でした。橋田先生有(あ)り難(がと)う御座(ござ)いました、ゆっくりお休み下さい。合掌 石坂浩二さん「残念でなりません」 ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」でナレーションを務めた石坂浩二さんのコメントは次の通り。 ◇ 突然の訃報(ふほう)に驚いております。橋田さんには沢山(たくさん)のドラマでお世話になりました。最後にお会いしたのは2018年橋田寿賀子賞の時で励ましのお言葉を頂き、今でも心に残っています。この先ずっとずっと書き続けられると思っていたので残念でなりません。ご冥福を心からお祈り申し上げます。 馬渕英里何さん「ファミリーの一員、本当に感謝」 「渡る世間は鬼ばかり」で、岡倉家の長女・弥生(長山藍子さん)の息子の妻・佐枝を演じた、馬渕英里何さんが発表したコメントは次の通り。 ◇ 突然の訃報(ふほう)に大変驚き、言葉がありません。 今年、ファミリーと再会できることを楽しみにしておりました。橋田先生がこのコロナ禍をどう描くのか、本当に心から楽しみにしていた矢先のことで、悔しい、寂しい、残念、どれもしっくり来ない、ただただ心にぽっかり穴が空(あ)いたようなそんな状態です。たったお一人でたくさんの人物の思いをお書きになるお姿、毎度圧巻でした。たくさん学ばせて頂いた、鍛えて頂いた、高い山にいくつも登らせて頂いた、そんな体感だけが蘇(よみがえ)ります。 どうか安らかに、そして先に旅立たれたファミリーの皆様と、再会されて賑(にぎ)やかに、新たな物語を紡いで頂けますよう、願わずにいられません。 ファミリーの一員にして頂いたこと、本当に感謝しております。 藤田朋子さん「また、お会いしたかった」 「渡る世間は鬼ばかり」で、岡倉家の五女、長子を演じた藤田朋子さんのコメントは次の通り。 ◇ 突然のことすぎて言葉が見つかりません。毎年、お誕生日に笑顔でご挨拶(あいさつ)させて頂いていましたが、去年は、お目にかかれず、今年は5月にお会いできるのかなと心待ちにしていました。ご病気のことも存じ上げずにいました。 信じられません。 先生 また、お会いしたかったです。 さみしいです。 どうしようという気持ちです。 船越英一郎さん「心の整理がつきません」 「渡る世間は鬼ばかり」で、岡倉家の四女・葉子(野村真美さん)の元婚約者・山口太郎を演じた、船越英一郎さんのコメントは次の通り。 ◇ お元気で次回作の筆を振るわれていらっしゃると確信しておりましたので、突然の訃報(ふほう)にまだ心の整理がつきません。 父、母、私と親子三人に渡り、先生の作品世界の住人にさせて頂きました事、そして何より、橋田賞を頂戴(ちょうだい)しました事が私の誇りです。 心よりの感謝と共にご冥福をお祈り申し上げます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大分の市営住宅で66歳女性が死亡 息子から事情聴く
大分市明野北の市営住宅の一室で5日午後8時半ごろ、住人の三浦賢子(よしこ)さん(66)が倒れて死亡しているのが見つかった。娘の40代女性から「弟から『母を刺した』と電話があった」と110番通報があったといい、大分中央署が現場にいた30代の息子から事情を聴いている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Shohei Ohtani pitches, homers in Angels’ victory over White Sox
Anaheim, California – Los Angeles Angels two-way player Shohei Ohtani made his season debut as a pitcher Sunday night in a 7-4 victory over the Chicago White Sox, pitching two-hit ball into the fifth inning in a no-decision and homering in his first at-bat. Ohtani both hit and pitched in […]
日本郵便の待遇差、長崎地裁で初の和解 解決金支払いへ
長崎市に住む日本郵便(東京)の契約社員4人が、待遇に正社員との格差があるとして同社に差額分の支払いを求めた訴訟が長崎地裁で和解した。3月30日付。同社が扶養手当などにあたる解決金として4人に計約131万円を支払う。契約社員ら計154人が昨年2月に全国7地裁に起こした集団訴訟の一つで、和解は初めて。 日本郵便の待遇格差を巡っては、最高裁が昨年10月、扶養手当や有給の病気休暇などを契約社員に認めないのは「不合理な格差」との判断を示している。 原告側によると、長崎地裁でもこの判断に沿って和解協議が進められていたといい、和解条項には解決金のほか、日本郵便が「期間雇用社員の待遇改善に真摯(しんし)に努めることを表明する」との文言も盛り込まれた。 4人を支援した郵政ユニオン長崎中郵支部は朝日新聞の取材に「原告の思いが受け入れられた和解と思う。日本郵便に限らず、他企業で働く非正規社員たちの待遇改善につながれば」と述べた。日本郵便は「最高裁判決を踏まえて対応した結果、和解に至った」とコメントした。(三沢敦) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
消防士ら8人で会食、泥酔者を消防車両で迎えに 岸和田
大阪府岸和田市消防本部の20代の男性消防士が3月、職場の同僚7人との懇親会で泥酔して警察署に保護され、別の職員が消防車両で迎えに行っていたことが、同本部への取材でわかった。車両の使用は適正だったとした上で、新型コロナウイルスの感染防止対策で自粛を呼びかけていた大人数での会食を開いたことから、同本部は8人の処分を検討している。 同本部によると、3月23日夜、消防士は、20~30代の同僚7人と市内の居酒屋で会食。2次会の終わった午後10時半ごろに解散したが、泥酔して路上で寝ていたところを、岸和田署に保護された。24日未明に連絡を受けた同本部では、当直の職員らが、指揮車と警備活動車の2台で迎えに行き、自宅に送り届けたという。 消防車両で迎えに行ったことについて、同本部は「家族に連絡できず、送迎中に災害で出動の可能性もあったため、やむを得ない判断だった」と説明。田中貞行・岸和田市消防署長は、「感染防止のため会食は4人以下で、と通知しており軽率だった。警察にも迷惑をかけた」と陳謝した。(西江拓矢) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル