全国のJR駅の「みどりの窓口」や自動券売機、一部のネット予約でシステム障害があり、17日早朝からクレジットカードが使えなくなった。システムは約2時間後の午前6時ごろに復旧。サーバーの不具合が原因とみられている。 システムを運営するJRグループ会社の「鉄道情報システム」(本社・東京)によると、発券システムの利用が始まる17日午前4時からトラブルが発生。みどりの窓口や自動券売機では現金での購入は可能だったが、クレジットカードが利用不可に。JR東海、西日本の「エクスプレス予約」をのぞくネット予約でも、午前4時からクレジットカードでの購入ができなくなっていた。 同様のシステム障害は昨年2月にも起きている。同社は「ご迷惑をおかけし、申し訳ない。原因を調査し、再発防止に努める」としている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
防衛省、離発着訓練予定の馬毛島で5月にデモ飛行実施へ
馬毛島(鹿児島県西之表市)への米空母艦載機の陸上離着陸訓練(FCLP)移転と自衛隊基地設置計画をめぐり、防衛省が島周辺でのデモ飛行を5月11、15日に行うことがわかった。FCLPや自衛隊機の訓練騒音の程度を体感してもらうために実施するが、地元では騒音への懸念が根強く、「説得材料にされかねない」との懸念の声も上がっている。 FCLPは、空母の甲板に見立てた陸上の滑走路で、複数の戦闘機が「タッチアンドゴー」と呼ばれる離着陸を繰り返す訓練。馬毛島では、風向きや計器、有視界の飛行方法によって8ルートが予定されており、約10キロ離れた種子島の近くを飛ぶルートもある。 関係者によると、デモ飛行には、FA18などの米空母艦載機に代わり航空自衛隊のF15戦闘機を使用。馬毛島上空や周辺の各ルートで、日中は6機、日没前後は2機での編隊飛行を計画している。馬毛島には現時点で滑走路がなく、離着陸は行わない。馬毛島でのFCLPは、現在訓練が行われている硫黄島(東京都)と同じ5月に予定され、デモ飛行も同月に実施するという。 デモ飛行の騒音は、西之表市など周辺自治体で計測する。防衛省は馬毛島での訓練騒音や基地建設をめぐる環境影響評価(アセスメント)を2月に始めたが、デモ飛行のデータは「時々の実測値が適正な評価になるとは限らない」として、アセスに反映させない意向を示している。 岸信夫防衛相は17日、馬毛島での自衛隊基地整備に関して、「これまで住民説明会を累次行い、地元から特に騒音問題について具体的に知りたいという声もあった。そうした状況を踏まえ、自衛隊の戦闘機によるデモフライトの実施に向けた検討に入っている。詳細は近日中にお知らせしたい」と話した。訪問先の沖縄県与那国町で記者団の取材に応じた。 鹿児島県はFCLPへの賛否を示していないが、塩田康一知事はデモ飛行について、朝日新聞の取材に「地元住民の訓練騒音に対する関心は高く、デモ飛行が疑問に答える材料になればいい」と話した。 地元住民らでつくる「馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会」の山内光典事務局長は、「FCLPの訓練機と違う機種が離着陸せずに上空を旋回するだけでは、実際の騒音状況が反映されるのか疑問」と指摘。「計画を進める材料にされる懸念がぬぐえない。米軍機が想定ルートを外れて種子島上空を飛びかねないという、根本の問題も残る」と話した。(奥村智司) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
史上初、女性騎手が1・2・3着独占 新潟競馬7レース
新潟競馬場で17日に行われた第7レースで中央競馬に3人しかいない女性騎手が1、2、3着を独占する史上初の出来事があった。 優勝したのは新人の古川奈穂騎手(20)が騎乗した3番人気のクラウンデザイアー。2番手から抜け出した。1馬身差の2着になったのが、藤田菜七子騎手(23)が手綱を取ったキムケンドリーム。そしてルーキーの永島まなみ騎手(18)が乗ったモノポリーアイズが、激しかった3着争いに競り勝った。 10日の新潟競馬第7レースでは藤田騎手が1着、永島騎手が2着になり、女性騎手による史上初の上位独占が記録されていた。古川騎手と永島騎手が3月にデビューし、現在、中央競馬には3人の女性騎手が在籍している。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「息子が…」焦る高齢女性 窓口の銀行員はピンときた
東京都品川区にある東日本銀行戸越支店に女性が現れたのは3月29日、午前10時半ごろのことだった。 順番待ちの番号札を取ることもなく、窓口にいた野口杏織(あおり)さん(30)の前に立った。 肌寒い日だったが、上着を羽織っておらず、着の身着のまま。顔もこわばり、慌てた様子だった。 「預金を300万円下ろしたい」。女性は言った。 野口さんは使い道をたずねた。近頃は特殊詐欺の被害が深刻だ。年齢を問わず、100万円以上の預金を引き出そうとする人には必ず、確認する決まりになっていた。 女性は「家の用」とだけ答え、詳しいことを話そうとしない。「家のリフォームですか」「使途を確認できる資料はお持ちでありませんか」。質問を続けた。 すると、女性は迷いながら「実は……」と話し始めた。 女性の説明はこうだった。 この日の朝、別居する「息子」が自宅に電話をかけてきた。「会社の重要な書類を出し間違えた」「お金を立て替える必要がある」 典型的な「オレオレ詐欺」の手口だ。 野口さんはそう確信した。女性は「早くお金を下ろさなきゃいけない」などと繰り返す。 さらに質問を続けた。「息子さんとは普段から電話をされていますか。本当に息子さんの声でしたか」 女性は「年に数回だが、間違いなく息子の声だった」と断言した。 野口さんは息子と連絡を取ろうと考えたが、女性は携帯電話を家に置いたままで、連絡先がわからなかった。 何としても預金を引き出すわけにはいかない――。野口さんは、上司に相談した。上司はためらわず、警視庁荏原署に通報した。 荏原署は女性の話から特殊詐欺を疑い、犯人グループの一員が自宅周辺を下見している可能性があると判断。 捜査員を派遣し、現金を受け取ろうとしていた20代の男を詐欺未遂容疑で逮捕した。 ◇ 特殊詐欺の被害を水際で防ぎ、容疑者の逮捕に貢献したとして、荏原署は15日、野口さんに感謝状を贈った。 被害が後を絶たないことを意識するよう職場全体で徹底し、丁寧に話を聞き取ったことで詐欺を見破ることができた。 銀行では、高額の預金を引き出そうとする人に積極的に声をかけているが、野口さんは「用途を聴くのは失礼だ」と何度も叱られた。 それでも、必ず被害を防ぐことにつながると信じて、声かけを続けてきた。顧客の大切なお金を守りたいという一心だった。「お客さまの役に立てて良かった。うれしいです」と話した。 感謝状を贈った荏原署の川西博正署長は言う。「気になったことがあればすぐ通報してほしい。いつでもすぐに駆けつけます」(鶴信吾) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
名古屋城のお堀彩り半世紀、ハクチョウ最後の1羽に
名古屋城の水堀に、ハクチョウが1羽すんでいる。「シロちゃん」「クーちゃん」。近隣の住民などが思い思いの名前で呼ぶと、優雅に泳いで水辺に近づき、餌をねだるように頭をもたげる。観光客にも人気で、写真を撮る人も多い。 広いお堀に1羽だけ。なぜ?どこから来たのか?関係者に話を聞いた。 お堀を管理する名古屋城総合事務所によると、お堀に住むのはコブハクチョウ。公園などで飼育されることが多いという。1978年に、名古屋城のPRなどを担う財団法人「名古屋城振興協会」から2羽の寄贈を受けたのが、残っている最初の記録だという。 その後繁殖を試み、95年の調査では水堀周辺で20羽の生息を確認。その後、老衰などで数が減り、現在はついに最後の1羽となった。年齢や性別は不明だという。 「昔は一帯を何羽も飛び回っていたんです」。水堀周辺に住む住民に聞くと、そう口をそろえる。 様々な逸話もあるそうだ。 「庄内川まで飛んでいって、民家の物干しざおにとまった」 「名城公園のマラソンコースに陣取り、ランナーを迂回(うかい)させていた」 水堀のそばで50年以上営業している喫茶店「ノル・シャトー」(西区)の20年ほど前のキャッチコピーは「白鳥の見える喫茶店」。テレビのCMを流したこともあるという。 店主の石原賢治さん(63)は、ハクチョウのルーツについて、こんな話を聞いた。 「私が18歳くらいのころ、父… 【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ミノや小腸、ちょいモツの自販機 夜にこっそり来る客も
福岡市博多区の美野島商店街に、モツの自動販売機が登場した。商品はミノと小腸。1個90~110グラムでタレ無しとタレ味がある。価格は400円前後。 販売する食肉卸売会社「ベネフィットフーズ」の佐伯陽祐社長(53)が、レジャーにも持って行きやすい1人前の「ちょいモツ」サイズで売ろうと考えた。 設置後は、夜間にこっそり買いに来る客の姿も。「堂々と買うのが恥ずかしいのかも」と社長。買いやすくなった分、食べ過ぎには油断禁モツだ。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Fighters find enough power to spoil Masahiro Tanaka’s return to Japan
The Hokkaido Nippon Ham Fighters rediscovered some of their missing power in time to welcome Masahiro Tanaka back to Japan. Sho Nakata hit a two-run homer in the first inning, Kazunari Ishii went deep in the second and the Fighters spoiled Tanaka’s season debut with a 4-1 win over the […]
埼玉県で新たに207人感染 2カ月ぶりに200人超
埼玉県内で17日、新型コロナウイルスの感染者が新たに207人発表された。 3月21日の緊急事態宣言解除後では最多で、200人を超えるのは210人だった2月18日以来およそ2カ月ぶり。感染者は延べ3万5302人になった。また2人の死亡も発表された。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
透明に光る謎の球体、100個超 民家の敷地から発見
謎の透明な球体が空から落下? 山口県光市三輪の民家の敷地で17日、直径1・5センチほどの透明な球体が100個以上見つかった。 この家に住む山本秀行さん(72)が午後1時40分ごろ、屋根修理に来ていた作業員たちと雑談中、地面に光るものを発見した。ビー玉のような球体で、自宅の周りを探したところたくさん見つかった。弾力があり、ゼリー状で押すとつぶれ、においはない。透明の緑色の球体も交じっていた。1時間ほど前まではなかったという。すでにつぶれているのもあった。 午前中は雨だったが、気象庁によると自然現象ではなさそう。正体は謎だ。(垣花昌弘) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ゲーム仲間の会食からクラスター 山口県内で20人感染
山口県と下関市は17日、10歳未満~80代までの男女37人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。うち18人はインターネットを通じて知り合ったゲーム仲間とその関係者で、県は19例目のクラスター(感染者集団)と認定した。感染者が30人を超えたのは1月26日以来。県内で確認された感染者はのべ1540人となった。 県健康増進課によると、18人は20代の男女と40代の女性で、居住地別では周南市11人、光、山口各市が2人、岩国、下松、山陽小野田各市が1人。うち15人はインターネットを通じて知り合った30人ほどのゲーム仲間集団で、周南保健所管内(周南市、下松市、光市)の飲食店で10日に約20人、11日に約15人で集まり、ゲームをしながら食事をした。10日は夕方から朝にかけて、11日も夜の4時間ほど、マスクをつけずにゲームや会話をしていた。16日に発表された周南市と山口市の20代男性2人も参加しており、クラスター関連の感染者は計20人となる。残りの3人はその友人や家族。 村岡嗣政知事は臨時の記者会見で「全国的に感染リスクが高まっており、これまで以上の感染予防の意識を」と呼びかけた。また、プレミアム宿泊券の停止や感染状況のステージ引き上げ判断はすぐには検討していないとした。(前田健汰) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル