新型コロナウイルスの感染急拡大を受けて、石川県は9日、県独自の緊急事態宣言を発出し、日本三名園の一つ「兼六園」などの県有施設を閉鎖すると発表した。期間は今月31日まで。県内では、感染者数が8日に80人と過去最多を記録したほか、病床使用率も9日現在8割に迫り、感染状況が急速に悪化していた。 宣言を受け、県は県内の市町に対しても、期間内の公共施設の閉鎖やイベント中止を要請する。また、劇場や映画館、百貨店などの集客施設には営業時間短縮の協力を依頼し、県民には午後8時以降の不要不急の外出自粛を求める。25日までとしていた県内全域の飲食店を対象にした営業時間の短縮要請も、今月末まで延長する。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
広島県で過去最多の195人感染 前日から14人増
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「内申が生徒をおびえさせる」元教育長が抱いた違和感
不登校の中学生たちのための公立学校、草潤(そうじゅん)中学校が4月、岐阜市に開校しました。開校を進めた早川三根夫・前岐阜市教育長(66)の背中を強く押したのは、2019年に起きた市立中学3年の男子生徒がいじめを苦に自死した問題です。 この問題と向き合うなかで、早川さんは、普段の学校生活で、いかに子どもたちがストレスを受け、悩みを相談できずに苦しんでいるかを感じたといいます。今の教育のどこに問題を感じ、新たな中学校で何を目指すのか、を聞きました。 ――「ありのままの君を受け入れる新たな形」を掲げて草潤中学校がスタートしました。 学校のありようにフィットできない子がいることの方が、むしろ自然なんじゃないかという考え方が原点にある。 今までの日本の教育は、どこの学校に行っても、どこの地域でも同じ教育を受けることができるという機会均等が方針になっていて、それはそれですばらしいし、それが基本であることは間違いありません。多くの子どもにとって学校は輝ける場所だとも思う。 けれども、その中でうまく適応できない子がいるということも見なければいけない。その子たちが持っている違和感が、次の時代を動かす原動力になる可能性もあるでしょう。 学校に来られない子たち、引きこもりになった子たちが、世の中とのつながりを断ち切ることなく多様に学ぶ場を確保することを考えるべきだと気づいた。地域の学校だけが学びの平等の場ではない、岐阜市全体でみて学びの平等の場を確保すればいい。 そもそも、すべての多様な子どもたちのありようを、従来の「学校」というひとつの仕組みだけで受け入れるというのは無理です。それなら、もう一つの、オルタナティブの学校をつくることで、その子たちを受け入れていこうと考えたわけです。 ――岐阜市教育委員会が不登校の中学生に配慮した「特例校」をつくる方針を示した翌月にいじめ自死問題が起きました。 準備を進めてきて、このタイミングで、いじめによって子どもが自死するという最悪の事態が起きました。この事態と向き合う中で、不登校特例校をつくる意義がますますはっきりしてきました。 中学生は、自分の進路のためにいろんなストレスを受けている。内申点を取るために、学級のリーダー的な仕事に就いたり、授業のときに一生懸命に手を挙げたり、そういうことを強いられていた。強いられている中で、不安を持って、本人たちの充実感につながっていかなかった。 内申は「テストの成績だけでなく、授業中の発言や部活動など学校生活も評価の対象に」という考え方で生まれた制度なのに、それが生徒たちをおびえさせる材料になってしまっている、と早川さんは説きます。記事後半で紹介しています。 それで攻撃的になったり不登… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Yoshio Itoi homer rockets CL-leading Tigers past BayStars
Veteran Yoshio Itoi broke a 1-1 fifth inning tie with his second home run of the season, leading the Central League-leading Hanshin Tigers to a 3-2 come-from-behind win over the Yokohama DeNA BayStars on Sunday. Trailing 1-0 after 11 of the first 12 batters made out, rookie Teruaki Sato drew […]
土産あり、飲酒もOK 長崎のバス会社がオンラインツアー
長崎のグラバー園や大浦天主堂、軍艦島などの世界遺産をオンラインでめぐるバスツアーを、長崎バス観光が販売している。 お土産がついて参加費2900円。家にいながら旅気分が楽しめる内容だ。コロナ禍で旅行を控えている人たちからの問い合わせが入っているという。 バスガイドや運転手がテレビ会議システムZoomを使い、ツアーのために撮影した写真や映像などの見どころを紹介していく。 参加者同士が自己紹介をした後、世界遺産のグラバー園や大浦天主堂などの車窓観光を楽しむ。カステラ工場や日本一海に近い駅として知られる島原鉄道の大三東(おおみさき)駅からのライブ中継もある。軍艦島はドローンの映像で見てもらう。 参加者も見ているばかりではなく、事前に手元に届く土産セット(5点)のうち、雲仙・小地獄温泉の入浴剤に湯を入れて「指湯」と称して硫黄の香りを体験するコーナーも準備した。 実際のバスツアーのように、アルコールや食事などを楽しみながらの参加もできる。 長崎南部が中心で、通常なら日帰りか1泊程度かかるが、オンラインバスツアーは1時間半でめぐる。ツアーは午前11時からで、参加者1人でも開催される。 コロナ禍で旅行業界は厳しく、長崎バス観光の担当者は「いまは我慢の時。落ち着いたら現地に足を運びたいと思ってもらえるよう長崎の魅力を存分に詰めこみました」。 佐世保や平戸など長崎北部をめぐる第2弾も計画中だ。問い合わせは長崎バス観光(095・856・5700)。(高木智子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
容疑者、頻繁に事件をネット検索か 茨城一家殺傷事件
茨城県境町の住宅で2019年9月、夫婦が殺害され、子ども2人が重軽傷を負った事件で、夫婦に対する殺人容疑で逮捕された岡庭由征(よしゆき)容疑者(26)が事件が報じられる前に、事件についてネットで検索していたとみられることが捜査関係者への取材でわかった。 また、埼玉県警が昨年11月に岡庭容疑者宅を家宅捜索した際に押収されたパソコンの解析で、事件について頻繁に検索した痕跡があることもわかったという。 岡庭容疑者の逮捕容疑は、19年9月23日午前0時40分ごろ、住宅の2階寝室で寝ていた小林光則さん(当時48)と、妻美和さん(同50)の首や胸などを刃物で複数回刺し、殺害したというもの。茨城県警は岡庭容疑者の認否を明らかにしていない。 捜査関係者によると、茨城県… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
成人式後の飲酒会合クラスター 北海道職員も参加し感染
北海道は9日、岩見沢市で2日にあった成人式の後、複数の飲食店で行われた会合で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。一連の会合の関係者は数百人とみられるという。このクラスターでは10~20代の19人の感染が確認されており、2人は道の職員だった。 道によると、この成人式には道職員10人が参加。6人は成人式後、多人数・長時間の飲酒を伴う会合に参加していた。6人のうち感染した2人以外は陰性が確認されたという。また、多人数・長時間の飲酒会合に参加していなかった4人のうち3人は陰性、1人は今後検査するという。 道は職員に対し、5人以上の多人数の飲酒を伴う長時間の会合自粛を要請している。会見した道総務部の田中仁・人事局長は「道民に飲食における感染リスクを回避する行動をお願いしている中、職員が大人数、長時間にわたる会合に参加したことは極めて遺憾。おわび申し上げたい」と謝罪した。 道保健福祉部によると、クラスターが発生した成人式後の会合は、SNSなどを通じて参加が呼びかけられた。岩見沢市の成人式後、市内の複数の飲食店などで会合が同時に開かれ、一部ではマスクを外してのカラオケや酒の回し飲みなどがあった。翌朝まで続いた会合もあったという。会合の関係者は数百人規模とみられる。今後参加者を特定し、順次PCR検査を行う。(榧場勇太) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
平手友梨奈「何を届けたいか」大事に ドラゴン桜に出演
俳優、モデル、ソロ歌手、ダンサーとして唯一無二の存在であり続ける平手友梨奈(19)。初のゴールデンの連ドラ出演となる「ドラゴン桜」(TBS系、日曜夜9時)で演じるのは、全国トップレベルのバドミントン選手として周囲からの期待と重圧を背負う高校生だ。そんな彼女に、プレッシャーとの向き合い方や「理想の自分」、ファンの存在について聞いた。 ――「ドラゴン桜」の現場にはだいぶ慣れましたか? 最初よりは慣れてきていると思うんですけど、そこの中で緊張は毎日しています。 ――今回は人気ドラマの続編への出演です。 前作を見させていただいて、すごく素敵な作品だなぁと思いましたね。普通の学園モノではなくて、夢に向かって頑張るひたむきな姿とか、ピュアな心とか、たぶん誰もが忘れかけていたものを教えてもらったり、逆に教えたりという(主人公・桜木建二と生徒たちの)関係性が素敵だなと思いました。 ――平手さんが演じる岩崎楓はどんな人物だと思いますか? 楓はすごく仲間思いで、まっすぐな女の子だと思います。 ――楓は周囲からの期待に必死に応えようとして、ひざのけがを隠してしまうなど弱い部分もあります。平手さんは楓のどんなところに共感しますか? けっこう共感できるところは… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り:1924文字/全文:2458文字 【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
恐れと謝罪と癒着と 市役所と自治会長のいびつな関係
津市から補助金をだまし取ったとして、詐欺の罪に問われた同市相生町の元自治会長、田辺哲司被告(61)の公判が11日、津地裁で始まる。事件の背景に、田辺被告が長年にわたり市職員らを「恫喝(どうかつ)」して謝罪させるなどの「行政対象暴力」があったとして、市側は調査を進める。なぜ市はそんな関係を断ち切れなかったのか。 津市職員の男性によると、2018年の年明け、自治会長だった田辺被告に土下座させられたという。 「三が日にあいさつせんで、すみませんでした」 男性によると、「正月のあいさつがなかったと会長が怒っている。謝りに行かなあかん」と同僚に言われ、一度は拒んだものの、「こらえてくれ」と押し切られた。自宅で髪を丸刈りにし、幹部を含む市職員が4~5人いる前で、頭を床につけた。 「『いつもみたいな謝罪』を同僚から要求され、謝らないと、上司や同僚もあれこれ言われる。めんどくさいでしょう」とこの男性は言う。 自治会長は、地域住民の代表として市に要望を伝え、地域行事や防災の取り組みも任される。田辺被告は、13年に相生町の自治会長になった。ある住民は「街灯をLEDに換え、ごみ箱を新設してくれるなど、助かる存在だった」と振り返る。 複数の市幹部らによると、市への影響力が強まったきっかけは14年のできごとだ。田辺被告が、市に過剰な要求を行う別地域の市民に謝罪を求め、役所内で土下座させた。職員らは「クレーマー」を抑えてくれた恩と、「自分も土下座させられるかも」という恐怖を感じたという。 田辺被告は逮捕前の取材に「一般論として、謝る人には謝る理由があったんじゃないの」と話していました。記事の後半では田辺被告が取材に答えた内容のほか、津市の調査チームの中間報告の内容などを紹介します。 「すれ違ったのにあいさつが… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り:1671文字/全文:2333文字 【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
全国で6495人感染、4道県で最多更新 重症者も最多
新型コロナウイルスの国内感染者は9日午後10時現在で、新たに6495人が確認された。北海道で506人、福島県で74人、広島県で195人、福岡県で529人と過去最多を更新。変異株の感染が各地で広がるなか、8日時点での重症者は過去最多の1144人に上った。重症者数が1千人を超えたのは9日連続。 感染者が過去最多を更新するのは北海道と広島で2日連続、福岡で3日連続。北海道で500人を超えるのは初めてで、8日の403人を大きく上回った。 東京都の感染者数は1032人と、2日連続で1千人を上回った。日曜日としては、1月17日(1595人)以来の1千人超。感染者1032人を年代別でみると、20代が304人と最も多く、30代と40代がそれぞれ167人、50代が122人と続いた。65歳以上の高齢者は103人だった。大阪府では874人の感染が確認され、2日連続で東京の感染者数を下回った。 都市部以外での感染も広がっている。沖縄県では103人の感染が判明し、8日ぶりに100人を超えた。36人の感染が確認された宮崎県は9日、全域を対象に県独自の緊急事態宣言を出した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル