高橋豪2021年5月10日 19時15分 山口県の村岡嗣政知事は10日、緊急の記者会見を開き、13、14日に県内で予定されている聖火リレーのうち、1日目を中止すると発表した。1日目のゴール地点となる山口市の中央公園で式典のみ実施するという。コースとなる岩国市や防府市などでクラスター(感染者集団)が発生し、感染者が急増していることから、村岡知事は「安心安全と県民の命と健康を守ることを最優先にした」と判断した。 13日は県東部の岩国市を出発し、柳井市や防府市などを経て、山口市までの7市を巡るルートが予定されていた。14日は現時点では予定通り実施するとしている。(高橋豪) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
千葉市のマンション11階から出火 延焼・けが人はなし
2021年5月10日 19時26分 10日午後4時10分ごろ、千葉市美浜区打瀬1丁目の18階建てマンションの住人から「火災報知機が鳴り、11階付近で煙が出て焦げ臭い」と119番通報があった。ちば消防共同指令センターによると、このマンションの11階の1室から出火したが、この部屋に住む5人とは連絡がとれているという。ほかの部屋への延焼はなく、けが人も確認されていない。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
神戸のラッコ、22歳で大往生 老衰、人間なら100歳
五十嵐聖士郎2021年5月10日 20時07分 神戸市立須磨海浜水族園は10日、国内で飼育されているラッコのうち最高齢の「ラッキー」(オス22歳)が死んだと発表した。人間の100歳に相当する年齢で、9日に死んだことが確認された。老衰とみられるという。 同園によると、ラッキーは1998年5月13日に鹿児島市の水族館で生まれ、新潟市の水族館をへて、2012年10月に来園。須磨海浜水族園のラッコ館では、同じ22歳の「明日花」(メス)とともに飼育され、明日花と寄り添って寝る姿や食欲旺盛な様子を来園者に見せていた。 2頭は同園の再整備工事に伴い、今年4月から千葉県の鴨川シーワールドで飼育されていた。国内で飼育中のラッコは3月時点で、ラッキーを含め3施設の5頭だけだったという。(五十嵐聖士郎) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Fighters take no chances after COVID-19 outbreak
There was something different about the Hokkaido Nippon Ham Fighters during pregame warmups Friday at Sapporo Dome. The players were wearing their special Hokkaido appreciation tops — which are predominantly blue this year — with white pants for their matchup with the Tohoku Rakuten Golden Eagles. They went through all […]
iPhone不正購入の疑い 楽天モバイルが被害調査
杉山歩2021年5月10日 20時11分 楽天モバイルが4月末に販売を始めた米アップルのスマートフォン「iPhone」について、不正に購入された疑いがある事案が複数起きていることがわかった。楽天モバイルによると、買った覚えがない端末を何台も購入したことになっていた人もいるといい、詳しい被害状況を調べている。 楽天モバイルの端末は、通販サイト「楽天市場」などで使える楽天IDとパスワードを登録し、クレジットカード情報を入力すればオンラインで買える。端末購入だけなら本人確認は必要なく、何者かが不正に入手したIDやパスワードかカード情報を使って他人になりすまし、転売目的で購入した可能性があるという。同社は楽天グループのサービスからのIDなどの情報流出は確認されていないとしている。 同社は被害件数は確認中としているが、複数の端末を買った利用者への出荷を一時停止し、電話などで確認を進めている。覚えのない購入に気づいたら、カード会社や警察に相談するよう呼びかけている。(杉山歩) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
瓶に残ったワクチン、集めて接種 本来は廃棄、福岡
福岡県田川市は10日、新型コロナウイルスワクチンの接種で不適切な事例があったと発表した。厚生労働省は通知で、ワクチンは1瓶から5回分を使い、残りは廃棄することを求めているが、市は残液を集めて6人に接種していた。 市は6日から65歳以上の住民を対象に集団接種を開始。8日夕、接種に訪れた人数に対して、当日のワクチン量が不足すると誤認。市職員である看護師の責任者の指示で、5回分を使った後の数本の瓶から注射器で残液を吸い取り、規定量の0・3ミリリットルを6人に接種した。 この間、ワクチンの不足について連絡を受けた担当課長の指示で、別室の冷蔵庫で解凍中だった翌日分のワクチンを室温で戻し、希釈して使うはずだったが、連絡が徹底されず6人への接種が行われたという。 翌日、5人分の薬液が入った未使用の1瓶がケースに残っていたことが判明。さらに、8日に1回分の薬剤を入れた注射器のキャップを外す際、誤って針も外れてしまい廃棄していたこともわかった。 市は9日、問題の接種を受けた6人に謝罪。体調に異常は確認されていないという。再発防止策として、市は薬液の充塡(じゅうてん)を接種ブースから離し、専任の看護師を配置するとともに残液の利用は厚労省から推奨されていないことを周知するとしている。 記者会見した二場公人市長は「6人には大変申し訳ない。こうしたことが二度と発生しないようにする」と述べた。(遠山武) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
九州大の入試で採点ミス システム不具合で5人追加合格
2021年5月10日 22時33分 九州大(福岡市)は10日、今年3月にあった工学部の一般選抜後期日程で採点ミスがあり、5人を追加合格にしたと発表した。 得点を管理するシステムのプログラムに不具合があり、個別学力検査の得点が2重に計算されたり、大学入学共通テストの得点の一部が加算されなかったりしたという。 4月上旬、民間の業者に試験の合格点などを情報提供した際、合格者の最高点が満点の700点を上回っていたことで不具合が判明。追加合格となった受験生に対しては、他大に払った入学金を補償するなどの対応をするという。 石橋達朗総長は「多大なご迷惑をおかけし、心よりおわび申し上げます。今後このようなことが生じないよう、再発防止に全力で努めます」とのコメントを発表した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
6歳女児を縛り逆さづり、風呂に沈めた疑い 会社員逮捕
2021年5月10日 21時29分 交際相手の連れ子の女児(6)を縛って頭を風呂に沈めたとして、大阪府警は10日、大阪市東成区中本3丁目、会社員末次一茂容疑者(31)を暴行などの疑いで逮捕し、発表した。容疑をおおむね認めているという。 捜査1課によると、末次容疑者は2020年5月31日午後8時45分~9時ごろ、自宅の風呂場で女児の両手首と両足首を結束バンドのようなもので縛り、逆さづりにして、頭を浴槽内の水につけた疑いがある。 末次容疑者は、交際相手の女性(27)と女児、自身の連れ子ら計5人暮らし。女児が通う保育園が昨年6月、体調不良の女児を病院で診てもらったところ、けがの痕があり、児童相談所に相談して発覚した。 末次容疑者は府警の調べに「(女児が)自分の連れ子と比べて言われたことができないことにいらいらした」と供述したという。今月7日には大阪地検が、19年11月にも女児の頭を2度殴っていたとして、暴行罪で起訴した。ほかにも女児がご飯をこぼしたり、うそをついたりした時に殴る蹴るの暴行を計30回ほどしたと話しているといい、府警が捜査している。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
広島県が公道での聖火リレー中止へ 兵庫県も正式決定
東郷隆、武田遼2021年5月10日 21時47分 広島県の湯崎英彦知事は10日、県内で17、18日に予定されていた東京五輪の聖火リレーについて、新型コロナウイルスの感染が急拡大しているとして、公道で行わない方針を示した。 聖火リレーは両日に計12市町を巡り、広島市の平和記念公園や福山市内で式典を行う計画だった。しかし県内の感染状況は「ステージ4(感染爆発)」に相当する深刻さで、県は8日から県民に外出半減なども呼びかけている。 湯崎知事は10日の会見で「公道で行わないのは間違いない」と明言。県によると、式典会場内で聖火ランナーが走ったり、ランナーが並んで「トーチキス」をしたりするなどの代替案が挙がっているという。 兵庫県も10日、23、24日に予定する聖火リレーについて、公道での実施を中止することを正式に決めた。姫路城(姫路市)と篠山城跡(丹波篠山市)の2会場で代替の催しを検討している。(東郷隆、武田遼) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
日本にワクチンなぜ来ない 愛知の大村知事、政府に苦言
新型コロナウイルスワクチン接種の電話予約をめぐり混乱が続くなか、感染拡大も止まらない状況にあって、愛知県の大村秀章知事が政府への不満と苦言を述べた。 「昨年8、9月に諸外国は必死に交渉してワクチンをかき集めた。なぜ日本だけできなかったのか。問われるのはそこじゃないか」 10日、愛知県の大村秀章知事は記者会見で、政府の責任論に言及した。 県内は感染拡大が止まらない。8日に過去最多575人の感染を確認、10日も4日連続の400人超えとなる426人となった。入院者数も9日夜時点で最多の782人にのぼった。 4月20日から名古屋市の飲食店で営業時間短縮などの「まん延防止等重点措置」に取り組んだが効果が出ず、12日から「緊急事態宣言」で県下すべての飲食店が時短や酒類提供をやめる要請の対象になる。 大村氏は「『人流』が明らかに起こっていることの表れ。行動の自粛、変容を丹念にお願いすることに尽きる」と手詰まりの状況を認めた。その上で「ワクチンを打たない限り感染拡大が収まらないのは、天然痘撲滅以来わかっていることだ。何でもっとワクチンをくれないのかと言いたくもなる」と政府への不満は止まらなかった。 ワクチンは政府の供給を待つしかないが、県は接種を加速化させるため大規模接種会場の設置を進める。24日に県営名古屋空港ターミナルビル(豊山町)、藤田医大(豊明市)に開設予定だ。大村氏は、両会場では承認申請中の米モデルナ製ワクチンを「必要数提供すると政府の確約を得ている」と話し、「届き次第、打って打って打ちまくる」と息巻く。 名古屋市も自民党市議団の提案を受け、大規模接種会場を瑞穂公園陸上競技場(パロマ瑞穂スタジアム)に設ける検討を始めた。建て替えに向けて閉鎖中で、7~9月、会議室やトレーニング室などを開放する想定だ。3カ月で数万人規模の接種を見込めるという。(岡本智、関謙次) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル