会員記事 青山祥子、大嶋辰男、三嶋伸一2021年5月16日 15時00分 【動画】鈴川絢子が行くちば鉄 いすみ鉄道=大嶋辰男、酒井祥宏撮影 吉本興業の鉄道好きユーチューバー、鈴川絢子です。「ちば鉄」3回目は、いすみ鉄道。なんと、社長から直接、取材依頼のメッセージを頂き、うれしくて来ちゃいました! 「鉄道王国」の千葉県を、鈴川絢子さんが巡る企画「ちば鉄」の3回目。さらに鉄分増量でご紹介します。後半では、いすみ鉄道の代名詞とも言える「菜の花」の秘密も紹介します。 始発駅の大原駅です。止まっているのは、「いすみ300形」。新しい車両なんですけど、なんか懐かしい感じですね。 早速乗り込みます。おおお、1両編成、いいですねえ。ボックス席がなかなか雰囲気を出してます。ここ見てください! 最前面は大きな窓。お隣に運転席がありますが、乗客用スペースがかなり広く、前面展望かぶりつきで、ずっと見ていたくなる。 いすみ鉄道は、14駅の路線になっています。終点の上総中野駅は小湊鉄道さんと同じ駅なので、つなげて乗ってみてもみてもいいんじゃないかと思います。 さあ、車両が走り出しました。いすみ鉄道は、非電化で、すべてディーゼルエンジンを搭載した気動車なんですよ。車両の音も楽しみましょう。 田んぼに水が入っていてとてもきれい。日本の原風景のような景色が広がっています。 応援団が支えるローカル線 いすみ鉄道は旧国鉄の特定地… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:3467文字/全文:3927文字 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
80代女性に誤って1日2回接種 愛知の高齢者施設で
愛知県豊橋市は15日、80代の女性に対し、誤って1日に2回、新型コロナウイルスのワクチンを接種したと発表した。女性の健康状態に異常はみられていないという。 市によると、13日午後、市内にある高齢者施設で入所者10人に1回目の接種を実施。当初は医師のところに来てもらうかたちで開始し、女性は先頭で接種を受けた。その後、移動の負担を考慮して各自が座っているところへ医師が動いて接種するよう切り替えたが、接種後の経過観察で待機していたこの女性に再び接種してしまったという。 市によると、接種会場となった施設内の食堂には医師が2人いたが、本人確認を怠ったという。市は医療機関や高齢者施設に、本人確認を徹底するよう改めて周知したとしている。(小原智恵) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「五輪優先は認めない」首都圏で相次ぐ病床確保への懸念
コロナ下での東京五輪・パラリンピック開催で、医療現場の負担が増すことへの懸念が強まっている。競技会場がある首都圏の知事たちは、選手向けの病床確保に難色を示し、医療従事者からは中止を求める声が上がる。専門家は開催可否の判断基準を示すべきだと訴える。 「今は病床に余裕はあるが、仮に県民か選手かの選択を迫られるような状況で、選手を優先することはなかなか認められない」 サッカー会場がある茨城県の大井川和彦知事は12日の定例会見で、選手用の専用病床の確保は困難との考えを強調した。8競技が行われる千葉県の熊谷俊人知事も13日の会見で、選手専用に確保する考えはないと明言した。 大会組織委員会は当初、選手らのけがや病気に備えて都内に約10カ所、都外に約20カ所の指定病院を設ける予定だった。だが、コロナ下で病床が不足するなど、一部の病院との調整が難航している。 現在の計画では、競技会場や選手村にある診療所や医務室で対応できない場合、指定病院でまず診察してもらうことを想定。重度のけがを負ったり、新型コロナの陽性が確認されたりして入院が必要な場合、指定病院に病床があれば受け入れてもらうが、困難な際の受け皿については都や自治体と協議中という。 知事らの懸念について、組織委の武藤敏郎事務総長は、「あらかじめ専用の病床を空けて欲しいとお願いしているわけではない」と、地域医療に負担をかけない考えを繰り返した。東京都の小池百合子知事は14日の定例会見で「(組織委の)伝え方によるかと思います。(各知事とも)対応をしっかりされると期待しております」と話した。 「観客感染したら……早く無観客決めるべき」 医療従事者の確保も課題だ… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り:1053文字/全文:1769文字 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
名調子で全国にファン ひととき投稿者、105歳の素顔
朝日新聞で70年続く読者投稿欄「ひととき」。プロのライターではなく、一般の読者が、日々の生活で感じたことや心動かされたことをつづる欄です。中にはファンの間で語り継がれる素敵な投稿もあるのですが、いったいどんな方が書いているのでしょう。東京本社・文化くらし報道部の山崎聡記者とともに、その素顔に迫ります。朝日新聞ポッドキャストでお聞きください。 Apple PodcastやSpotifyなどで配信しています。音声プレーヤーの右上にある「i」の右上にあるボタン(購読)でリンクが表示されます。 ◇ 《ひととき投稿 買う?買わない?》 若い頃は大好きだったデパート巡りも、90代になってからは、買う物や欲しい物もなくなり、とんとしなくなった。 ある日、よんどころない用事ができて、福岡・天神のデパートに1人で出かけた。久しぶりのデパートは華やかで、自分がお上りさんに思える。早々に用事を済ませ、せっかく来たのだから目の保養にと店内を回っていたら、すてきな洋服が目についた。しばらく眺めていると店員に「試着してご覧になりませんか」と言われ、こんなチャンスはめったにないと、試着室に入った。 着替えて姿見に映った私は、ドレスアップのせいか少々美人に見える。私の心がささやいた。「思い切って買いなさいよ。少々高価だけど、今日まで50年前のブラウスや、もらったセーターなどを着ていたんだもの、奮発したら」 もう1人の私が今度はささやく。「買っても着る晴れの場所があるの? 残念ながら彼岸が近いのよ。形見に残してもありがたがる子もいないし、宝の持ち腐れになるだけよ」。なるほどね。 結局どちらにしたのでしょう。ふふふふ、ご想像にお任せしましょう。 (福岡県筑紫野市 後藤俊子 無職 98歳) 本当はしゃべりも「母の方が上手」 Q:冒頭に朗読したのは、2015年1月に掲載された投稿です。当時98歳の後藤さんからのこの投稿が掲載されると、「すてきな文章」「かわいらしい」と多くの反響がありました。51歳の初投稿から半世紀のあいだ、みずみずしい文章を書き続ける秘訣(ひけつ)について、今回は、後藤さんの長男の妻・さち子さんにお話をお聞きします。 さち子さん、最近の俊子さんのご様子はいかがですか? A:はい、このところ少し体調を崩していて、寝たり起きたりなんですけど、週に2回のデイサービスには、2階の部屋から自分の足で降りて、通っています。 Q:いま105歳。それはお元気でいらっしゃいますね。 A:本来は母のほうがしゃべるのも上手なんですが、なにせ耳が聞こえにくいから、今回は私の方でお話しさせていただくことにしました。 Q:ありがとうございます。さち子さんから見て、俊子さんはどんな方ですか? A:なにしろ、好奇心が強い人です。何にでも興味を持って挑戦していきます。投稿のほか、60歳で始めた大正琴は、だんだんと上達してその後講師になり、100歳まで教えていました。 Q:ひととき欄のほか、俳壇や歌壇などへの投稿もたくさんされています。 A:そうなんです。とにかく書くのが好きで、苦にならないんです。 Q:福岡のお生まれですが、結婚後、旧満州に渡ってらっしゃるんですよね。 A:そうです。結婚してまもなく満州にわたり、そのあと4、5年いて終戦前に引き揚げてきています。 それから、母が33歳のときに、夫を亡くしました。 Q:これまでの投稿でも、ずいぶんつらかったと書かれています。 A:大変だったと思います。女手一つで4人の子どもを育てたわけですから。我が家の主人が長男で、いま35年、一緒にいます。 Q:ご旅行や普段の生活で気づいたことなどをいつも投稿して下さっていたんですね。 A:旅行に行ったら必ず何か書いていますね。よく覚えていて。投稿して載らなかったのもあるんですが、必ず書いています。 掲載されるとあちこちから電話が Q:掲載された投稿を一緒に見ることも? A:はい、私が先に新聞を開きますから、「あっ、載ってる」と。主人と3人で見ます。載ったときは、あちこちから電話がかかってきます。母の知り合いのほか、私の知り合いも母のファンで、「載ってたねー」とメールをくれたりします。 Q:さち子さんご自身も俊子さんの文章はお好きですか? A:上手だと思いますね。自分の親じゃないから、素直に褒められます(笑)。 Q:冒頭の投稿も「ふふふふ」という終わりが素敵です。反響も大きく「こんなかわいいおばあちゃんになりたい」と、SNSなどでも評判でした。 A:一緒に住んでいると、「かわいい」という感じではないんですが(笑)、文章にしてみると、若いですよね。嫁しゅうとめですけど、けんかしたこともなく、暮らしています。 Q:以前は、デパートにお買い… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「姉が大好きな国なのに」 収容後死亡、葬儀で妹語る
会員記事 大野晴香、染田屋竜太2021年5月16日 21時10分 名古屋出入国在留管理局に収容中、3月に死亡したスリランカ人女性の葬儀が16日、名古屋市守山区の葬儀場であり、支援者らも含めて約80人が参列した。 亡くなったのはウィシュマ・サンダマリさん(当時33)。妹のワヨミさん(28)とポールニマさん(26)は今月1日に来日し、新型コロナ対策として隔離期間を送ったのち、16日に遺体と対面した。 参列者へのあいさつで、ワヨミさんは「姉が大好きだった国でこんなことになり、耐えられない」と声を震わせ、「姉と同じことに誰にもなってほしくない。ほかの人がこんなことにならないよう、お願いします」と結んだ。 ウィシュマさんと交流があった愛知県津島市の真野明美さん(67)は、「生前の面影はなかった。無念だったでしょう」と悼んだ。 支援団体によると、ウィシュマさんは食事もできないほど衰弱し、一時的に収容を停止する「仮放免」を昨年12月以降2回申請したが、認められなかった。 国会で審議中の出入国管理法改正案は、3回目以上の難民申請なら認定手続き中でも送還を可能にする規定などをめぐって与野党が対立。与党は週明けにも採決に踏み切る構えだ。 16日には葬儀にあわせ、入… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:318文字/全文:822文字 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
米軍機の騒音、懸念抱える馬毛島で自衛隊機がデモ飛行
鹿児島県西之表市の無人島、馬毛島への米軍訓練移転を計画する防衛省は16日、訓練が周辺に及ぼす騒音を計測するためのデモ飛行を現地で行った。塩田康一知事も視察したが、地元には騒音への懸念が根強く、自衛隊機を使うなど「実態」と異なる手法を疑問視する声も上がった。 移転が計画されるのは、硫黄島(東京都)で実施されてきた米空母艦載機の陸上離着陸訓練(FCLP)。年に10~20日、日中から午前3時ごろまでの訓練が想定されている。自衛隊基地の建設計画もある。 硫黄島で15日までの予定でFCLPが行われており、デモ飛行は米軍機でなく、航空自衛隊新田原基地(宮崎県新富町)のF15戦闘機を使用した。 午後3時半から4時半に5機、夜間訓練を想定した午後6時から7時に2機が、FCLPを行うとされる4~8ルートを周回。約10キロ離れた種子島近くを飛ぶルートもあり、西之表市街に低い音が繰り返し響いた。 馬毛島に滑走路が整備されていないため、「タッチアンドゴー」と呼ばれる離着陸の訓練はせず、島の上空を通る際はエンジンの出力を上げた。 デモ飛行は11、15日の予定だったが、いずれも天候不良で中止になり、予備日の16日に行われた。防衛省は西之表市など種子島の市町や、屋久島町など周辺6自治体の計14地点で騒音を計測し、結果を後日公表する。 塩田知事はこの日、島が見え… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:570文字/全文:1151文字 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
広島県、被爆建物「被服支廠」耐震化へ 3棟保存の公算
大久保貴裕、東郷隆2021年5月16日 22時06分 広島市に残る最大級の被爆建物「旧陸軍被服支廠(ししょう)」について、広島県が、所有する全3棟を耐震化する方向で調整に入ったことがわかった。国の重要文化財指定に向け、有識者による検討組織も設ける方針。保存か解体かで揺れた3棟はいずれも保存される公算が大きくなった。 県は2019年12月、建物の老朽化などを理由に「1棟保存、2棟解体」の案を公表したが、被爆者団体などが全棟保存を要望。「国の重文級の価値がある」との専門家の意見も踏まえ、今年2月に見直しを表明していた。耐震化の方針などは19日の県議会総務委員会に示される見通し。 県の方針では、3棟の耐震性を確保して建物内部の見学ができるよう安全対策を進める。1階は人数制限なし、2、3階は50人程度が利用することを想定し、1棟あたりの概算工事費は約5億8千万円と見込んでいる。こうした安全対策について、文化庁はおおむね妥当との意見といい、県は今後、国の重文指定に向けた調査も行う考えだ。 近代建築や文化財保護の専門家からは、被爆建物としての価値に加え、最古級の鉄筋建築物が500メートル連なる景観が「国の重文級」にあたると指摘されている。重文指定されれば耐震化費用で原則50%の補助が国から受けられる。 被服支廠は旧陸軍の軍服や軍靴の生産拠点で、1913年に建てられた倉庫群。爆心地から2・7キロにあり、原爆投下直後は臨時救護所になり、爆心地に面した西側の鉄扉は爆風でゆがんだままだ。4棟が現存し、県が3棟、国が1棟を所有している。 県は安全対策とともに、建物のさらなる利活用策も検討する。国のほか、3棟保存を求める広島市と具体的な方向性や費用負担についても協議を進めたい考えだ。(大久保貴裕、東郷隆) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
わいせつ目的誘拐容疑、男を再逮捕 中学生の死亡事件
2021年5月16日 22時29分 兵庫県丹波市氷上町新郷の林道で中学生の少女(13)の遺体が見つかった事件で、県警は16日、住居不定、無職の西田裕一容疑者(23)をわいせつ目的誘拐の疑いで再逮捕し、発表した。すでに逮捕していた死体遺棄容疑について丹波署は、処分保留になったとしている。 署によると、西田容疑者は、県内に住む少女に「自殺しよう」などとSNSを通じて誘い、5日午前6時すぎ、県内で少女と会って自身の車に乗せ、わいせつ目的で誘拐した疑いがある。容疑を認めているという。署はわいせつ目的の誘拐だと判断した理由を明らかにしていない。 西田容疑者は6日未明、丹波市内の無人交番の電話から「死にきれなかった」と署に連絡。現場の林道で署員が、死亡している少女を見つけた。死因は急性一酸化炭素中毒で、死亡推定時刻は5日夜で現場に練炭があった。 西田容疑者は死体遺棄容疑で逮捕され、調べに「少女とはSNSで知り合い、2人で自殺しようとした」などと供述していた。署は、少女が死亡した経緯を調べている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「現金1千万円発見」ただし場所や状況は秘密 沖縄県警
福井万穂2021年5月16日 23時08分 沖縄県警は16日、本島北部にある一般の施設の敷地内で現金1千万円以上が見つかり、県内の男性(42)が届け出たと発表した。県警は「持ち主を特定するのに支障が出る」として、現金が見つかった具体的な場所や状況、金額などについて明らかにしていない。 県警によると、16日午前10時半ごろ、男性が「1千万円以上の現金を見つけた」と石川署に届け出た。現金が見つかった場所は石川署管内のうるま市中部、金武町、宜野座村、恩納村のいずれかだとし、具体的な場所のみならず自治体名も非公表としている。 その理由について、県警は、詳細を公表すると持ち主になりすます人が出る恐れが高まり、実際の持ち主の特定がしづらくなると説明している。 持ち主が現れなかった場合、遺失物法に基づき、現金は3カ月後に拾った人のものになる。(福井万穂) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「対応難しい」浜岡原発停止10年、調整進まぬ県外避難
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