兵庫県猪名川町は25日、新型コロナウイルスワクチンの保管庫の電源プラグが外れ、30回分が使えなくなり廃棄すると発表した。 町によると、ワクチンは医療従事者用。24日午後5時半ごろ、町保健センター内にある保管庫の電源プラグに、横に置いていた非常用電源装置が当たった状態でプラグが曲がり、コンセントから抜けていることに職員が気づいた。零下20度での保管が必要だったが、常温になっていたという。 保管庫があった部屋は19日、町民対象の健康診断に使われていた。電源装置のキャスターはロックがかかっておらず、この日、何らかの理由で装置が動いてプラグにぶつかり、外れてしまったとみられるという。(石村裕輔) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
口と鼻に粘着テープ、殺人事件と断定 熊本の元町議死亡
長妻昭明、屋代良樹2021年5月25日 21時00分 熊本市南区の住宅で元城南町議の農業中村尊徳(たかのり)さん(74)が両手足を縛られて死亡していた事件で、中村さんは口と鼻を粘着テープで塞がれた状態で見つかったことが捜査関係者への取材でわかった。県警は現場の状況などから殺人事件と断定。25日、熊本南署に120人態勢の捜査本部を設けた。 県警によると、中村さんは24日午前6時15分ごろ、両手足をひものようなもので縛られ、寝室の床に倒れていた。司法解剖で死因は窒息死と判明。死亡推定時刻は24日午前0時以降とみられるという。 捜査関係者によると、中村さんは部屋着姿で、口と鼻を粘着テープで塞がれており、寝室のタンスなどに物色された跡があった。現金などの盗難は確認されていない。妻は23日午後9時ごろに中村さんと会話しており、県警は朝までの間に何者かが侵入し、室内で殺害したとみている。 24日には、自宅から約4キロ離れた熊本県宇土市内で、中村さんの軽トラックが鍵が付いた状態で見つかった。23日までは自宅にあったといい、県警は事件との関連を調べている。(長妻昭明、屋代良樹) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
A deux mois des JO, les Etats-Unis recommandent à leurs ressortissants de ne pas se rendre au Japon
Un homme portant un masque passe devant une affiche des Jeux olympiques de Tokyo, le 11 mai 2021. EUGÈNE HOSHIKO / AP Alors que le Japon est frappé par à une quatrième vague épidémique, et que la lenteur de la vaccination suscite de multiples critiques, les Etats-Unis ont déconseillé, lundi 24 mai, […]
「核のごみ」の町で反対派が町長選へ 文献調査争点に
「核のごみ」(原発から出る高レベル放射性廃棄物)の最終処分場選定への文献調査が進む北海道寿都町の町長選に、調査反対派の町議が立候補することになった。調査推進派の現職はすでに出馬を表明しており、文献調査の賛否が町長選で問われることになる。 10月21日告示、26日投開票の予定の町長選に立候補の方針を固めたのは、寿都町議の越前谷由樹氏(69)。現職の片岡春雄氏(72)は6選をめざして出馬する意向を表明済みだ。これまでの町長選は4回連続で無投票だったが、20年ぶりに選挙戦となる見通しとなった。 片岡町長と越前谷氏はともに町役場の元職員。2001年に初当選した片岡町長のもとで、越前谷氏は04~06年に助役を務めた。越前谷氏は08年の町議選に無所属で初当選し、現在4期目。 越前谷氏は25日、朝日新聞… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「この指とめよう」中傷ツイート、啓発広告で半減めざす
田内康介2021年5月25日 17時51分 SNSで誹謗(ひぼう)中傷を受けた後にプロレスラーの木村花さん(当時22)が昨年亡くなったことをきっかけに、ツイッターの投稿を監視したり啓発したりする団体が25日、活動を始めた。5年間で中傷の投稿を半減させる目標を掲げる。 この団体は一般社団法人「この指とめよう」(東京)。広告・事業開発会社のコピーライター、小竹海広さんが発起人となった。 ツイッターには「バカ」「消えろ」「きもい」「死ね」といった言葉が含まれる多数の投稿がある。小竹さんらが調べたところ、精査前の段階で年1億件近くに上るとみられるという。そこで風評被害や中傷対策を企業に提供する企業のシエンプレと提携し、ツイッターを監視する。 まず監視チームが差別的な言葉などが含まれる投稿がないかをチェック。法人のアドバイザリーボードメンバーの大学教員やジャーナリスト、若年層を支援するNPO代表らと協議し、「誹謗中傷にあたる」と判断すれば発信元に啓発のバナー広告を送る。「送信ボタンを押すなら、だれかの背中を押す言葉にしたい」などの投稿を思いとどまらせるようなメッセージを盛り込む準備をしているという。 ほかにも、子どもなどに向けた啓発本を作ったり、中傷対策のオンラインコミュニティーを運営したりする予定もある。 運営資金は、活動に賛同するパートナー企業の負担でまかなう。小竹さんは「法律や技術だけで誹謗中傷をやめさせることは難しい」と述べ、「心理的・感覚的に訴えていくことで誹謗中傷をなくし、SNSが少しでも豊かで穏やかな環境になるようにしていきたい」としている。(田内康介) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
iPadで生まれた新授業 美術講師、70歳の目覚め
70歳で初めてタブレット端末「iPad」に触れ、美術の授業でICT活用を始めた静岡聖光学院(静岡市)の非常勤講師、勝山陽子先生(73)。中学1、2年の授業で積極的にICTを採り入れるようになり、「何歳でも遅すぎることはない」と話す。 70歳の誕生日にiPadをプレゼントしてもらったのを機に、ICTの良さに気づいた。それまではパソコンの電源の入れ方も知らず、携帯電話はガラケーを使用。「コンピューターはむしろ苦手でした」と振り返る。 タブレットを使って見えてきたこと あるとき、美術の作品を描き上げる過程をiPadで撮影してみた。完成までの写真30枚ほどを連続再生するとパラパラ漫画のように見え、さらに手を入れるべきところも見えた。「これは授業や作品づくりに活用できる」と感じたという。これまで被写体の観察のために用意していた大量のルーペも不要になった。iPadで撮影した写真を拡大すると、目では見えない被写体の細かい点まで観察できるからだ。 昨春、コロナ禍でオンライン… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Mariners’ Yusei Kikuchi earns win in another quality start
Oakland, California – Yusei Kikuchi got his first win in nearly a month and his second of the season Monday as the Seattle Mariners ended a six-game losing streak by beating the Oakland Athletics 4-2. Kikuchi (2-3) — who had not won a game since April 29 — set the […]
東京五輪の中止を求めるネット署名、過去最多を更新
2021年5月25日 14時35分 東京五輪の中止を求めて、弁護士の宇都宮健児さんらが署名サイト「Change.org」を通じて今月5日から呼びかけ始めたオンライン署名が25日未明、2012年に同サイトの日本語版が開始して以来最多を更新した。同日午後2時時点で38万8千筆を超えており、いまも継続中。 サイトを運営する「Change.org Japan」によると、署名を呼びかけるページは英語、フランス語、ドイツ語にも翻訳され、世界130カ国以上から賛同が集まった。 これまでの最多は、昨年始めた学校法人森友学園(大阪市)への国有地売却と財務省の公文書改ざん問題の再調査を求める署名(現在も継続中)、2番目は黒川弘務・東京高検検事長(当時)の定年延長に抗議し、辞職を求める署名(約35万筆、黒川氏の辞職に伴い終了)だった。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
五輪のために木を剪定「必要?」広がる波紋 代々木公園
東京オリンピック・パラリンピックの期間中にイベント会場として予定されている都立代々木公園(東京都渋谷区)で、設営のための樹木の剪定(せんてい)が波紋を呼んでいる。市民の間で剪定の必要性への疑問や、剪定の中止を求める声が上がるなか、都は24日から枝を切る作業を始め、26日には終わらせるとしている。 家族連れや犬の散歩をする人たちでにぎわう代々木公園。ところどころの樹木の幹に「樹木剪定(せんてい)のお知らせ」という紙と、剪定予定の木が書かれた地図が巻き付けられている。 都オリンピック・パラリンピック準備局によると、東京五輪・パラリンピックの期間中、公園の南西部分にある約3万5千平方メートルのエリアに、競技を見る巨大スクリーンや飲食店などが出店するイベント会場を作る。木の枝を切り落とすのは、設営用の資材搬入の際、工事車両やクレーン車の妨げとなるためという。 剪定対象の木は36本。地面… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
山頂めざす無数のカエルの行進 登山仲間で謎に迫った
オタマジャクシに脚が生え、陸に上がるや修験の霊峰の頂をめざして登りだす。そんなヒキガエルが福岡にいる。いったいなぜ? 今年も5月のある雨の日、無数のカエルたちが行進を始めた。 体長わずか1センチ。小さな褐色のカエルが5月12日朝、太宰府天満宮(福岡県太宰府市)にほど近い、宝満山(ほうまんざん、829メートル)のふもとの池から上陸を始めていた。 まるで市民マラソンの一斉スタートのように密集し、か細い脚をヒョコヒョコ進めていく。中にはまだ尻尾が残ったものも。水辺には、脚が生え始めたオタマジャクシが無数にひしめき合って幅1メートル以上の黒い帯をなしていた。 「ここから40日ほどかけて山頂まで登るんです」。池の近くに住む渡辺利久男さん(78)=太宰府市=が水辺にしゃがみ込んで観察していた。池は1合目と2合目の間に隣接して二つあり、山頂まで登山道で2キロ余り、標高差は約600メートルある。 宝満山は神が降り立つ山として古くから信仰を集め、中世には修験の地となった国の史跡。登山者も多く、登山道や山頂付近で春に子ガエルを見た人は以前からいた。 注目したのは渡辺さんだ。2010年春、池の水面をうねる巨大な黒い影がオタマジャクシの群れだと気づいて驚いた。 記事の最後では、宝満山の山頂へ向けて歩き始めたヒキガエルの子の動画も紹介します。 山を下りてくるカエル… ピンときた 翌年2月ごろ、今度は大きな… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り:2234文字/全文:2800文字 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル