2021年5月30日 22時11分 30日午後6時10分ごろ、岡山県倉敷市林の特定抗争指定暴力団神戸山口組系熊本組の組長(75)の自宅に「拳銃を撃ち込まれた」と、組関係者を名乗る男性から通報があった。県警児島署員が玄関ドアに弾痕のようなものが複数あるのを確認。現場付近からは、拳銃1丁が見つかった。けが人はいないという。 県警は特定抗争指定暴力団山口組との抗争の可能性も視野に、発砲事件として捜査を開始。県内の警察署に男が出頭しているといい、事件との関連を調べている。現場は瀬戸中央自動車道の水島インターチェンジ東側の、住宅が点在する地域。 熊本組を巡っては昨年12月にも、倉敷市内の関連事務所に発砲される事件があった。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
実弾所持容疑で幹部を逮捕 岡山・倉敷の組長宅に弾痕
2021年5月30日 23時45分 岡山県倉敷市で30日、特定抗争指定暴力団神戸山口組系熊本組の組長(75)宅から弾痕のようなものが見つかり、県警は出頭してきた特定抗争指定暴力団山口組系杉本組幹部の河島秀之容疑者(58)=同県津山市=を、実弾1発を所持していたとする銃刀法違反容疑で現行犯逮捕した。 県警によると、30日午後6時10分ごろ、熊本組の関係者を名乗る男性から「組長の自宅に拳銃を撃ち込まれた」と通報があった。児島署員が玄関ドアに弾痕のようなものが複数あるのを確認。現場付近からは拳銃1丁が見つかった。けが人はいないという。 間もなく倉敷署に河島容疑者が出頭。実弾のほか、拳銃のようなものも1丁所持しており、発砲への関与もほのめかしているという。 県警は神戸山口組と山口組の対立抗争が背景にあるとみて調べている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「禁酒令」の日々 失われたアイデア、芽生えた不平等感
「感染対策」の名の下、飲食店がアルコールの提供自粛を求められる日々が、都市部を中心にさらに続くことになりました。事実上の「禁酒令」は、私たちの社会をどう変えるのでしょうか。 キテレツだけど秀逸な考え、酒場で生まれる 「真野鶴」5代目蔵元・尾畑留美子さん 酒はもともと神とつながるツールでした。飲んだときの高揚感が「神様に近づく」と思わせたのでしょう。ヨーロッパで修道士がワインを造ったように、僧侶が酒を醸した時代もありました。 神様にだって近づけるのだから、酒には人と人とをつなぐ力があります。現代に至るまで、酒場はそんな役割を担ってきました。 けれどコロナで、酒場の灯(ひ)が消えつつあります。私たちの酒蔵がある新潟県佐渡市は緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の対象ではありませんが、各地で多くのお祭りや行事が中止になり、会合は激減しています。あらためて思うのは、酒場が育んできたものの大切さです。 私たちは互いに「空気感」を読んで暮らしています。ここでこんな発言をすると白けるとか、黙っている方が無難だとか、周囲の人が発する空気を意識して行動します。 ところが酒場では、そうした空気を読む力が、良い意味で鈍感になることがあります。喫茶店で隣の席の会話に興味を持っても、話しかける人はほとんどいないでしょう。でも酒場なら許される雰囲気があります。ここに新しい出会いが生まれます。 記事後半では、アメリカ史研究者の岡本勝さんが禁酒法が生んだ「分断」について語ります。また、作家の町田康さんは自身の経験から「飲む飲まないは自分で決めること」と話します。 酒がもたらす高揚感は、自ら… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り:3072文字/全文:3685文字 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
LGBT「差別なくすための法律を」 自民本部前でデモ
塩入彩2021年5月30日 20時30分 LGBTなどの性的少数者をめぐる「理解増進」法案について、自民党幹部が今国会での提出を断念する意向を示したことを受け、東京・永田町の自民党本部前で30日、抗議のデモが行われた。時折雨が降るなか、参加者は「性的指向や性自認に基づく差別のない社会を」と訴えた。 デモは、当事者や支援者団体の有志らが企画し、午後6時過ぎから始まった。「LGBT差別をなくす法律を」「差別発言に抗議します」などと書かれたプラカードを持った人らが100人以上集まり、次々と抗議の声を上げた。24時間にわたって座り込みで抗議するとしている。 ゲイの当事者で、性的少数者に関連する政策情報を発信する一般社団法人fair代表理事の松岡宗嗣さん(26)は「この国での性的マイノリティーが置かれている状況はあまりにひどい。どんな人でも差別を受けず、自分らしく生きていくにはまず法律が必要だ」と指摘。東京レインボープライドの共同代表理事で、トランスジェンダーの杉山文野さん(39)は特にトランスジェンダー女性への差別が深刻な現状に触れ、「どうか今国会で命を守る法律をつくってほしい」と訴えた。 法案は今国会での成立を目指して与野党で協議を進め、法律の目的と基本理念に「性的指向及び性自認を理由とする差別は許されない」などの文言を加えることで修正合意した。だが、自民党保守派の反発は強く、自民党総務会は28日に法案の了承を見送り、佐藤勉総務会長は会期内での成立は「不可能」との見解を示した。 一方、野党側と調整してきた同党の稲田朋美元防衛相はツイッターで「私はまだ諦めていない。国会はまだ、2週間以上ある」と強調。野党からも成立を求める声が上がっている。(塩入彩) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
全国で2878人感染 重症者1347人、高止まり続く
新型コロナウイルスの国内感染者は30日、午後8時現在で新たに2878人が確認された。1日あたりの感染者が3千人を下回るのは、今月24日以来6日ぶり。亡くなった人は、49人だった。重症者(29日時点)は1347人で、前日から36人減ったものの過去5番目の多さで、高止まりが続いている。 東京都は、新たに448人の感染を確認したと発表した。前週の日曜日(23日)と比べて、87人少ない。30日までの1週間平均の感染者数は558・6人で前週比は86・0%だった。大阪府では197人の感染が明らかになった。新規感染者が200人を下回るのは3月23日以来。28、29日に40~90代の男女8人の死亡が確認された。 沖縄県は271人で、過去最多となった29日の335人を下回ったものの、日曜日としては最多を更新した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Giants snap 11-game losing streak against Hawks
Justin Smoak homered and drove in three runs to lift the defending Central League champion Yomiuri Giants past the Pacific League’s Fukuoka SoftBank Hawks 4-3 on Sunday in interleague action. Smoak singled in two first-inning runs off Tsuyoshi Wada (3-3), and after Kazuma Okamoto broke a 2-2 fifth-inning tie with […]
三重県で新たに19人感染 保育園児ら103人検査へ
三重県では30日、10歳未満~80代の19人が新型コロナウイルスに感染したと発表された。また、すでに変異株への感染が確認されていた80代男性の死亡も発表された。県内の感染者数は延べ4891人、死者数は計105人になった。 県によると、すでに感染が把握されていた人の同居家族として、伊賀市の保育園に通う女児の感染が新たに確認された。県は、女児と接触があった園児96人と職員7人の検査を進める。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
岐阜県で新たに54人感染 夕食で親族8人のクラスター
岐阜県と岐阜市は30日、10歳未満から80代の男女54人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の感染者は延べ8572人となった。入院中だった岐阜市の70代女性と下呂市の80代女性が亡くなり、県内の死者は計163人となった。 県によると、外国籍の五つの親族13人が22日夕食を共にし、そのうち8人が感染し、クラスター(感染者集団)となった。県内で発生したクラスターは計300件となった。 また、岐阜市の運動施設で発生したクラスターでは、新たに6人が陽性となり、感染者は19人となった。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
両陛下、全国植樹祭にオンラインで参加 赤坂御用地から
天皇、皇后両陛下は30日、島根県大田市の三瓶山(さんべさん)北の原であった第71回全国植樹祭に、東京の赤坂御用地からオンラインで参加した。新型コロナウイルスの感染拡大防止に配慮したためで、「四大行幸啓」といわれる定例地方訪問へのオンライン参加は初めて。 今回の開催理念は森林の循環利用。天皇陛下がスギ、皇后さまがヤマザクラなどの苗を植える様子がライブ配信されたほか、同じ会場で1971年に昭和天皇が植え、91年の全国育樹祭で皇太子だった天皇陛下が枝打ちしたクロマツの収穫もあった。天皇陛下は「人々が連携、協力することにより、植えて、育てて使い、また植えるといった『緑の循環』が広く実現することを期待します」と述べた。 新型コロナの影響で開催は1年延期されていた。招待者は当初の約4千人から約1千人に縮小した。島根をのぞく46都道府県のうち、26都道府県の代表者らもオンラインで参加した。(清水優志) 式典会場にライブ配信 コロナ下の交流模索 全国植樹祭は天皇、皇后両陛下の定例地方訪問「四大行幸啓」の一つ。ほかには、上皇ご夫妻が平成時代に出席し、両陛下が引き継いだ国民体育大会と全国豊かな海づくり大会、現天皇陛下が皇太子時代から出席してきた国民文化祭がある。側近によると、陛下はこれらの行事で地方を訪れ、住民と交流することを象徴天皇として大切な機会と捉えてきた。 だが昨年はコロナ禍ですべて… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
放火被害の富士山レストハウス、解体へ 再建は険しい道
富士登山や観光の静岡県側拠点だった「富士宮口五合目レストハウス」が冬季閉鎖中の火災で使用不能になり、解体されることになった。今夏は地元の富士宮市がプレハブの休憩所や仮設トイレを設置して来訪客に対応する。市では「世界文化遺産の富士山にふさわしい新施設」の建設を県に要望しているが、事業の主体や費用の問題もあり、すぐには動き出しそうにない。 3月22日に起きた火災では、男が閉鎖中に侵入して放火したとして起訴され、公判中だ。富士宮市や県は4月に現場調査を行い、使用不能との判断を示した。 レストハウスは民間の所有施設だ。所有者の3人は専門業者に損傷具合の調査を依頼して修復の可能性を探ったが、工事には多額の費用がかかることが分かり、断念。今月13日、市に解体の方針を報告した。土地は国有地で、解体後に返還されることになる。 所有者の一人、大塚信広さん(57)は「体力が続く限り続けたかったが、人生の計画が狂った。許せない」とうなだれる。 標高約2400メートルにあるレストハウスは鉄筋コンクリート2階建て約1千平方メートル。1階に食堂、2階に土産物売店やトイレがあり、屋上では登山客や観光客が景色を眺めながら休憩し、県による保全協力金の徴収も行われていた。富士宮ルートで山頂を目指す人なら必ず立ち寄る施設で、ここでトイレを済ませてから登り始めるのが通例だった。 市では、今夏を乗り切るため、7月10日の登山シーズン開始までに仮設トイレ計11基と休憩や緊急時の避難に使うプレハブハウス5台を設置する。いずれも閉山後に撤去する予定。恒久的な施設をいつ、どういう形でつくるかはまだ白紙の状態だ。 レストハウスの歴史は古い。1970年、富士山スカイライン(県道)が5合目まで開通し、4年後の74年4月に県が1億5400万円をかけて建設した。運営は県道路公社から山小屋の組合に委託され、実際の営業は現在の所有者の先代3人に委ねられた。5合目より下にあった三つの山小屋の経営者で、スカイラインの開通によって廃業した補償措置の意味合いがあったようだ。スカイラインが無料化された94年に払い下げられ民間施設となった。 再建主体は、費用は…課題山積 世界遺産になってから5合目… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:691文字/全文:1627文字 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル