里見稔2021年6月15日 19時14分 海の上に山脈? 15日昼すぎ、新潟県からのぞむ日本海上に山脈の稜線(りょうせん)が広がるような光景が出現した。線はでこぼこしていて水平線ではなさそう。一体何なのか。 15日午後1時すぎ、同県阿賀野市から新潟市街地へ磐越道を北上していた時だった。日本海があるはずの前方に、山脈の稜線のようなものが見えることに気づいた。 海の上に山脈などあるわけがない。気になって、途中のインターの料金所で係員に聞いてみた。「あれは佐渡島でしょう」とにっこり。「なるほど」と思いスマホの地図を係員と確認すると、島とは少し方角がずれていた。「まさか日本海の先のロシアが見えているのしょうかね。初めて見ました」と戸惑い気味だった。 新潟地方気象台に電話をして、空を見てもらった。担当者によると、低い高度に大きな塊が広がった「層積雲」が、佐渡島よりさらに北の沖に広がったものだという。15日は北から入ってきた冷たく湿った高気圧の上に乾燥した空気が乗り上げ、大気の層ができた。その境界線が「山脈の稜線」になったとみる。 層積雲自体は春や秋によく見られる雲だが、こうもくっきりと線が見えるのは「珍しいですね」と担当者。海上かつ風が強くなかったなどの条件が重なったことが要因とみられる。ちなみに、新潟からロシアを見通すことは「通常はありえない」(同)という。 日本海に広がる「山脈の稜線」は、2時間も経たないうちに姿を消して晴れ間に変わっていた。(里見稔) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Les nouveaux visages de la pègre japonaise
Sur une scène de crime à Yokohama, au Japon, en novembre 2009. JUNJI KUROKAWA / AP LETTRE DE TOKYO Lorsque l’on parle du crime organisé au Japon, s’impose à l’esprit la figure emblématique du yakuza. Or, le truand mythifié au cinéma avec ses tatouages, son petit doigt coupé en signe […]
北海道で神秘の青いケシ開花、天敵はエゾシカ
奈良山雅俊2021年6月15日 19時30分 「天上の妖精」とも呼ばれる薄水色のブルーポピー(青いケシ)が、北海道幌延町のトナカイ観光牧場に隣接する「ノースガーデン」で咲き始めた。 ヒマラヤや中国の標高3千メートル以上の高地に自生し、栽培は難しいが、町は夏も冷涼な気候を利用して栽培している。ここ数年は開花が1~2週間ほど早まっており、今年も6月上旬から花を咲かせた。 7月上旬まで楽しめるが、町が頭を抱えているのがエゾシカだ。毎年2千~3千株を補植しているが、年々踏みつけが激しくなり、花を咲かせるのは数百株という。担当者は「電気柵の設置が必要かも知れない」と嘆いている。 今年もJR幌延駅の町移住情報PR支援センター「ホロカル」(01632・9・7780)で、株を販売する。1ポット500円。販売は緊急事態宣言の解除後の予定だ。(奈良山雅俊) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
空港で働きたかった彼女の夢 バカにした僕が今思うこと
今から15年以上前、吉本ユータヌキさんは居酒屋でアルバイトをしていた。 当時18歳ではっきりとした夢はなく、なんとなく音楽の専門学校に進学した。 漠然と「音楽で仕事ができればいいな」と思っていた。 バイト先には1歳下の女の子がいて、ある日、将来についての話になった。 見えを張って「バンドマンとして売れたい」といったような覚えがある。 一方、彼女は「夢? 地味なんやけど……」と前置きした上で、こう言った。 「空港のチケットカウンターで働きたいの」 意外な答えだったので、すぐこんな風に返してしまった。 「カウンターって! ほんま… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り:1780文字/全文:2054文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
重大な違反で制裁金、資格剝奪も 五輪選手のルール公表
東京オリンピック(五輪)・パラリンピックの新型コロナウイルス対策で、国際オリンピック委員会(IOC)と大会組織委員会は15日、参加選手の行動ルールをまとめた「プレーブック」の第3版を公表した。7月1日から適用する。重大な違反者に国外退去などの厳しい制裁を科すことや、監督者の同行やスマートフォンの全地球測位システム(GPS)による行動管理を明記した。ただし、実効性を疑問視する声もある。 制裁は第3版で初めて具体的に明文化した。重大な違反があった場合、日本の関係当局やIOC、組織委などが協議した上で、制裁金、参加資格の剝奪(はくだつ)、日本の当局による国外退去措置などを科すとしている。それぞれの制裁対象となる違反の具体的な内容については、今後検討する。 選手らの行動については、4月下旬に公表した第2版同様、範囲を宿泊施設や練習会場、試合会場に限定。公共交通機関を使ったり、観光地や飲食店に出かけたりするのを禁じた。 そのうえで、第2版より行動管理策を強化。監督者が同行するほか、スマートフォンのGPSなどで立ち回り先を把握する。また、選手村外のホテルなどを独自で手配する場合は、組織委の感染症対策のガイドラインに適合する必要があり、満たさない場合は宿泊先の変更を求める。 毎日実施する唾液(だえき)の抗原定量検査は12時間で判定し、陽性の場合に受ける鼻の奥をぬぐうPCR検査は3~5時間で結果が出るなどの具体的な流れを明記。違反を防ぐため、抜き打ちでも行うことを検討する。陽性判定や濃厚接触者の最終決定は、保健所が専門家らの助言を得ながら行う。 さらに改定の可能性も プレーブックは2月に第1版… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:289文字/全文:996文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
沖縄の緊急事態、延長か解除か 専門家は厳しい認識
新型コロナウイルスの緊急事態宣言について、沖縄県の専門家会議が、2週間の期間延長を要請すべきだとの意見で一致した。現時点の期間は20日まで。沖縄県は近く結論を出す。 「対策本部会議に諮ります」。15日朝、登庁した玉城デニー知事は厳しい表情で報道陣の問いかけに一言、そう答えた。 前夜に開かれた県の専門家会議。現状について「新規感染者は減少傾向にあるものの、人口10万人あたりの感染者数は全国でも突出。大流行の中にある」「入院調整に時間を要するなど、医療の逼迫(ひっぱく)はまだ改善していない」といった厳しい認識が示された。 2時間半の議論の結果、専門家会議としては、20日を期限とする国の緊急事態宣言について、2週間の延長を要請すべきだとの意見で一致。酒類を提供する飲食店やカラオケ店への休業要請などは継続▽県立学校の休校措置は20日で解除▽部活動は引き続き「原則禁止」――などの見解もまとまった。 県は経済団体などとも協議し、数日中に対策本部会議で判断する。 緊急事態宣言の対象に沖縄県が追加されたのは5月23日。1日あたりの新規感染者数は26日に初めて300人を超え、29日に過去最多の335人を確認した。6月3日、県は小中学校の休校を要請し、本島北部や周辺離島を除き、多くの学校が今も休校中だ。 1日あたりの新規感染者は1… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:847文字/全文:1418文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
国内で新たに1418人感染 2日ぶりに1千人を上回る
新型コロナウイルスの国内感染者は、15日午後8時現在で新たに1418人が確認された。2日ぶりに1千人を上回った。死者は全国で67人増えた。重症者は827人(14日時点)で、前日から22人減った。 東京都の新たな感染者は337人で、前週の火曜日(8日)と比べて32人少なかった。15日までの1週間の平均感染者数は375・9人で、前週の92・1%。前週比は12日までは80%台が続いたが、13日以降は90%台となり、下げ幅の鈍化がみられる。 沖縄県では107人を確認。前週の同じ曜日で比べると、12日連続で下回った。県の集計では、直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者数は65・74人と減少傾向だが、引き続き全国最多という。 東京に次いで感染者が多かったのは神奈川県で、160人。大阪府は110人、愛知県98人だった。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ウガンダ選手団、いつ来日? 泉佐野市長「早く来て」
西江拓矢2021年6月15日 20時30分 東京五輪・パラリンピックに出場するため、今月からホストタウンの大阪府泉佐野市で事前合宿をする予定の東アフリカ・ウガンダの選手団の来日日程が決まらない。市によると、選手団が当初搭乗する予定だったドバイへの航空便が、新型コロナウイルスの感染拡大で利用できなくなっているという。 泉佐野市の千代松大耕市長は15日、記者団に「仕方のないことで、早く来てもらい、練習に励んで欲しい。ホストタウンとしての役割を果たしたい」と語った。 泉佐野市は当初、ウガンダ側から、ドバイ経由で16日に同市の関西空港に到着する日程を伝えられていた。だが、16日にはドバイから関空への直行便がなく、市がウガンダ側に確認。現地での感染急拡大により、ドバイ行きの航空便が利用できなくなり、別ルートでの来日を調整しているとの連絡があったという。市によると、ウガンダ側とのやりとりは時差のためメールが主で、連絡を待つしかないという。 内閣官房によると、大会延期後、五輪に向けた海外選手団の受け入れは、泉佐野市が群馬県太田市に次いで2カ所目という。(西江拓矢) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
11日夜から「既読」なく 大阪のパブ経営女性は失血死
2021年6月15日 21時20分 大阪市北区天神橋4丁目のカラオケパブで経営者の稲田真優子(まゆこ)さん(25)が殺害された事件で、現場から稲田さんのスマートフォンが見つからず、遺体発見前日の夕方には電源が切れていたことが、捜査関係者への取材でわかった。大阪府警は、何者かが稲田さんを刃物で殺害後、発覚を遅らせるために持ち去ったとみている。 府警は15日、司法解剖の結果、稲田さんの死因は首の右側を複数回刺されるなどした失血死と発表した。左胸や腹部を深く刺されるなど全身に十数カ所の刺し傷や切り傷が確認され、11日午後に死亡したとみられる。 稲田さんは11日夕方に出勤して以降、店が入るビルの出入り口の防犯カメラに姿が映っていなかったことも判明した。店の従業員が11日夜に退勤する姿は映っていたといい、府警は11日午後8時の営業終了後、稲田さんが店に一人でいるときに襲われたとみて、周辺の防犯カメラ映像やスマホの位置情報記録などを調べている。 11日に稲田さんとSNSでやりとりした知人男性によると、送ったメッセージを稲田さんが読んだことを意味する「既読」の表示が11日夜以降はつかなくなったという。別の知人も同様に、稲田さんと連絡がつかない状態になっていた。 捜査関係者らによると、翌12日は午後3時に開店する予定だったが、男性客が午後5時半ごろに訪れた際には営業しておらず、ドアの鍵は閉まっていた。13日午後3時前も施錠されたままで、従業員が「稲田さんが昨日から出勤していない」と110番通報した。捜査員が13日午後4時半ごろに稲田さんのスマホにかけたところ、電源が入っていない状態だった。 稲田さんの遺体は14日午前10時半過ぎに発見された。行方を捜していた知人がビルの関係者に頼んで解錠し、ドアを開けると、稲田さんは血を流して床に仰向けに倒れ、その場で死亡が確認された。顔の上にはタオルのような布が掛かっていたという。 店内はコップや皿が片付けられ、荒らされた形跡はなかったが、凶器らしき刃物やドアの鍵は見つからなかった。府警はスマホとともに、犯人が持ち去ったとみて調べている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
国内で新たに1418人感染 2日ぶりに1千人を下回る
新型コロナウイルスの国内感染者は、15日午後8時現在で新たに1418人が確認された。2日ぶりに1千人を上回った。死者は全国で67人増えた。重症者は827人(14日時点)で、前日から22人減った。 東京都の新たな感染者は337人で、前週の火曜日(8日)と比べて32人少なかった。15日までの1週間の平均感染者数は375・9人で、前週の92・1%。前週比は12日までは80%台が続いたが、13日以降は90%台となり、下げ幅の鈍化がみられる。 沖縄県では107人を確認。前週の同じ曜日で比べると、12日連続で下回った。県の集計では、直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者数は65・74人と減少傾向だが、引き続き全国最多という。 東京に次いで感染者が多かったのは神奈川県で、160人。大阪府は110人、愛知県98人だった。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル