川村剛志2021年6月24日 20時30分 国と東京電力は24日、福島第一原発の溶け落ちた核燃料(デブリ)を取り出すために英国で開発中だったロボットアームが完成し、来月上旬、日本に到着すると発表した。今後、国内で性能を確かめる試験などを実施し、2022年後半の取り出し開始をめざす。 強い放射線を出すデブリの取り出しは、廃炉作業の大きな課題になっている。国と東電はまず2号機で、ロボットアームを使って、デブリを数グラム程度取り出すことにしている。当初は21年中に始める予定だったが、開発が遅れたため、昨年12月に1年程度の延期を発表していた。 東電や開発を担う国際廃炉研究開発機構(IRID)によると、ロボットアームはすでに完成し、7月上旬に日本へ空輸される。 性能確認試験を経て、22年前半から日本原子力研究開発機構の楢葉遠隔技術開発センター(福島県楢葉町)で半年間、最終的な試験や操作者の訓練などを実施する。デブリ取り出しはその後になる。(川村剛志) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「飛行機に乗りたくて」商社部長かたり航空券代を詐取か
うその経歴をかたり、交際相手の女性から航空券代をだまし取ったとして、警視庁は24日、東京都世田谷区南烏山6丁目の契約社員、志田淳容疑者(50)を詐欺容疑で逮捕し発表した。 組織犯罪対策特別捜査隊によると、逮捕容疑は昨年2月、交際相手の40代女性に対し、返済の意思がないのに航空券代計約54万4千円を支払わせたというもの。志田容疑者は女性に「自分は慶応大卒で大手商社の部長」とかたり、「いずれは社長夫人になれる」と話していたという。 志田容疑者は容疑を認め、「かつて(の勤務先で)出張で全国を飛び回っていたように、飛行機に乗りたかった。複数の女性との交際もしたかった」と話しているという。 志田容疑者は、住所を高級住… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:314文字/全文:625文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
医師は安全な薬と言った… 息子失った父「過ち認めて」
会員記事 村上友里、岩田恵実2021年6月24日 20時44分 東京女子医大病院で2014年、当時2歳の男児が麻酔薬「プロポフォール」を大量に投与され3日後に死亡した問題で、東京地裁は24日の民事訴訟の判決で、麻酔科医ら5人の過失と両親に対する計約6千万円の賠償責任を認めた。 男沢聡子裁判長は判決で、麻酔科医ら3人は、人工呼吸器をつけた子どもへの使用が原則禁じられたプロポフォールを「高用量かつ長時間使用した」として、医療判断の過失があったと認定。死亡との因果関係を認めたほか、「使用量や使用時間を検討して上限を明確にした上で使う必要があった」とし、使用の必然性も否定した。 病院「薬の使用法、認識不足を痛感」 また、主治医と担当医の2人は男児がリンパ管腫の手術を受ける前、麻酔薬を長期間使う可能性や危険性を明確に説明しなかったと指摘。「説明があれば手術を受けなかった蓋然(がいぜん)性が高い」とした。 男児の両親は医師ら7人に計1億8千万円の損害賠償を求めたが、判決は、看護師ら2人は過失がないと判断。また5人に対する計約6千万円の賠償責任は、病院側がすでに供託して弁済しているとして請求自体は棄却した。 病院側は判決後「当時の薬剤管理や使用法の認識不足を痛感する。患者の将来を奪ってしまいおわび申し上げる」とコメントした。 東京地検は今年1月、今回過失が認められた麻酔科医2人を業務上過失致死罪で在宅起訴した。厚生労働省は15年、同病院について、安全管理体制が不十分として高度医療を提供する「特定機能病院」の承認を取り消している。(村上友里、岩田恵実) 主治医や麻酔科医らの過失を認めた判決を受け、亡くなった男児の父親は朝日新聞の取材に「ほっとしている」と話した。 「安全な薬」と繰り返した主治医ら 男児は孝祐君。甘えん坊で、いつも抱っこをせがまれた。「かわいかった。九九や英単語を覚え始めていて将来が楽しみだった」。東京五輪・パラリンピックも一緒に観戦すると思っていた。 幸せな生活を砕いたのは「簡… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:477文字/全文:1309文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
東京・板橋の店舗で一酸化炭素中毒か 8人軽症
2021年6月24日 22時11分 24日午後7時55分ごろ、東京都板橋区板橋3丁目の飲食店で、店内にいた複数の人が一酸化炭素中毒とみられる症状を訴えている、との119番通報があった。 東京消防庁や警視庁板橋署によると、従業員や客の30~50代の男女8人が体調不良を訴え、病院に搬送された。いずれも意識はあり軽症とみられるという。 店はカウンター席のみの居酒屋。当時は営業中で、カウンターの前の調理場には炭火が置いてあったという。警視庁は炭火が原因になった可能性があるとみて調べている。店内には換気扇が設置されていたという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ワクチン接種、24時間対応へ 福岡市が来月20日から
松沢拓樹2021年6月24日 22時12分 福岡市の高島宗一郎市長は24日、新型コロナウイルスのワクチン接種を来月20日から午後10時~翌午前8時に行うと発表した。日中接種と合わせて24時間態勢にして接種を加速させる。 福岡市民病院(同市博多区)を会場に来月1日からネット上の専用サイトで予約を受け付ける。市では今月末から64歳以下にも順次接種券を発送するが、接種券が届けば年代に関係なく予約できる。 市によると、自治体が主導する24時間態勢の接種は全国初。高島市長は「福岡市は『眠らない街』。若い人も多く仕事の時間もばらばら。これまでカバーできなかった時間帯をカバーし、ニーズに合わせていきたい」と話す。(松沢拓樹) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
宮内庁長官の発言、識者の考えるその意図「前例がある」
五輪開催がコロナ感染拡大につながらないか、天皇陛下が懸念していると拝察している――。24日、宮内庁の西村泰彦長官が定例会見でそう言及し、波紋が広がっている。 五輪開催を控えるなか、宮内庁トップの発言の意図は。皇室に詳しい識者に聞いた。 名古屋大の河西秀哉准教授(歴史学)の話 名古屋大の河西秀哉准教授(歴史学)の話 五輪の開催について、国民の間に様々な意見が飛び交う中、天皇がこのまま何もせずに開会式に出たら理解が得られないと考えたのではないか。長官の発言は、天皇の考えを反映していることは間違いないだろう。 政権には感染対策の徹底を暗… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り:674文字/全文:947文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
天ケ瀬温泉街に朱色の吊り橋、再び 被災1年経て復旧
会員記事 中島健、中沢絢乃2021年6月24日 21時00分 昨年7月の豪雨で甚大な被害に見舞われた天ケ瀬温泉街(大分県日田市)で、氾濫(はんらん)した玖珠(くす)川の濁流にのまれ、一部流失した朱色のつり橋(約50メートル)が約1年ぶりに架け替えられ、24日、お披露目された。被災から間もなく1年。川べりの旅館や店舗のほとんどは今も再開できないままだが、地元の人は「温泉街の復興の第一歩になって欲しい」と願う。 つり橋は1950年代、筑後川の支流・玖珠川の右岸に立つ「天ケ瀬観光ホテル成天閣(せいてんかく)」が、フロント前から対岸へ架けた。以来、河川敷の共同露天風呂とともに温泉街のシンボル的存在となってきた。だが、昨年7月7日の豪雨で氾濫した濁流と流木に巻き込まれ、橋桁の一部や踏み板が流失。ワイヤだけでかろうじてつながる無残な姿となっていた。 「自力での架け替えは難しい」。成天閣の古賀信寿(のぶひさ)社長(44)はそう考えていた。だが、つり橋を懐かしむ声が常連客らから寄せられた。再建方法を模索し、豪雨で被災した事業者の施設復旧を支援する「なりわい再建補助金」を申請。全額が認められ、2月、架け替えに着手していた。 この日、古賀社長と妻でおか… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:639文字/全文:1136文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
博多にスライム現れる? 二○加煎餅とドラクエがコラボ
2021年6月24日 21時41分 お面をかたどった博多銘菓「二○加煎餅(にわかせんぺい)」の東雲堂が、人気ゲームシリーズ「ドラゴンクエスト」のキャラクター「スライム」のせんべいを発売した。 同シリーズのスマホゲームに二○加煎餅のお面を付けたスライムが登場することからコラボが実現。せんべいの形を変えたのは115年の歴史で初という。 「コロナ禍のなか、くすっと笑って」と同社の高木雄三代表(46)。販売は9月30日までで「『スライムが あらわれた!』と写真を送り合ってほしい」。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
中日新聞社、個人情報14万件流出か 不正アクセス受け
2021年6月24日 22時03分 中日新聞社(本社・名古屋市)は24日、同社が保有する個人情報約14万3千件が流出した可能性があると発表した。業務を委託契約している企業が不正アクセスを受けたという。 同社によると、流出した恐れがあるのは、2009年以降に東京新聞や中日新聞などが行った懸賞などのキャンペーンに応募した人の氏名や住所、電話番号など。23日午後11時ごろ、キャンペーン用のウェッブ上ページの運営を委託している「ランドマークス」(東京都港区)から「サーバーに外部から不正アクセスがあり、保管されていた個人情報が削除された」との報告があった。中日新聞社は削除されただけではなく、データが外部に流出した可能性もあるとみている。 問い合わせは「中日新聞お客さまセンター」(0120・45・4010、受付は平日午前10~午後6時)などへ。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Takashi Tachibana, précurseur du journalisme d’investigation au Japon, est mort
Takashi Tachibana, lors de l’interview accordée à l’« Asahi Shimbun », le 26 septembre 2007 à Tokyo, au Japon. THE ASAHI SHIMBUN VIA GETTY IMAGES Le journaliste Takashi Tachibana, pionnier au Japon du journalisme d’investigation, est mort, le 30 avril des suites de troubles cardio-vasculaires. Il était âgé de 80 ans. Comme il le souhaitait, […]