杉浦達朗2021年6月24日 15時40分 天皇陛下が名誉総裁を務める東京五輪・パラリンピックについて、宮内庁の西村泰彦長官は24日、陛下が新型コロナウイルスの感染状況を心配しているとし、「開催が感染拡大につながらないか、ご懸念されていると拝察している」と述べた。 定例の記者会見で、五輪での陛下の予定についての質問に対して答えた。陛下の懸念について、西村長官は「私が肌感覚として受け止めているということ」とし、「直接そういうお言葉を聞いたことはない」と説明。「陛下が名誉総裁をお務めになる五輪・パラリンピックで、感染が拡大するような事態にならないよう感染防止に万全を期していただきたい」と注文した。 これまで、日本で開かれた五輪では当時の天皇が開会式に出席し、開会宣言をしている。1964年の東京五輪、72年の札幌冬季で昭和天皇、98年の長野冬季では上皇さまがそれぞれ開会を宣言。今夏の五輪でどうするのかについて、政府は「開会式の具体的な内容は関係者間で調整している」としている。(杉浦達朗) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Home runs power Buffaloes to 11th-straight winning decision
The Pacific League-leading Orix Buffaloes rode solo home runs from rookie Kotaro Kurebayashi, Olympic team member Masataka Yoshida and slugger Yutaro Sugimoto to beat the Hokkaido Nippon Ham Fighters 3-1 on Wednesday and win their 11th consecutive decision. The win streak is the franchise’s longest since the Hankyu Braves managed […]
同姓の「踏み絵」、ダメと言わない最高裁 元判事に聞く
結婚する夫婦は同じ姓でなければならないという規定は「合憲」である――。23日に最高裁大法廷が示した判断を、あの人はどう受け止めたのか。決定が出た日の午後、会いに行った。 元最高裁判事の山浦善樹さん(74)。同じように「合憲」の結論となった2015年の最高裁判決で、「この規定は憲法違反だ」と反対意見を示していた。 やまうら・よしき 長野県旧丸子町(現上田市)出身。1974年に弁護士登録。地域住民の依頼を引き受ける「マチ弁」として長く活動。山梨学院大や筑波大の法科大学院の教授を経て、2012年3月から16年7月まで最高裁判事を務めた。 いまは東京都内で、弁護士として活動している。23日午後に訪ねると、彼は最高裁の決定を読みながら、蛍光ペンを走らせていた。 「(合憲とする)結論は変わらなかったが、半歩前進だと言える。前回よりも中身が詰まった議論がされたのだろうと思う」。山浦さんはそう語った。 決定の「結論」にあたる多数意見は、A4で2ページに満たない。6年前の最高裁判決をただ追認したようにうつる。それでも山浦さんがこう言うのは、夫婦同姓を強いる規定を「違憲」とした反対意見の中身の濃さゆえだ。 「反対意見のほうが明らかに説得力がある。裁判官15人が舞台俳優だとしたら、反対意見を述べた人の演技のほうが感動的だ」 6年前の最高裁判決にあたって最高裁判事たちと議論するなかで、自らが夫婦同姓の規制を「踏み絵」と表現したのを思い出したという。 「結婚する2人が夫の両親に『妻の姓を名乗る』と言えば、その両親は息子に『お前、あんな女性で大丈夫か?』と言うのではないか。結局、女性の側が折れるしかないのが現状だろう」 しかし、今回の結論も、15年の判決と変わらず「姓のあり方を決めるのは立法政策であり、国会に委ねる」というものだった。山浦さんは「憲法や法律がある前に、まず結婚がある。その普遍性を考えるべきだ」と指摘する。 「姓を捨てろと踏み絵をさせることで、人としての基本的な権利が侵害されているのに、『国会に任せる』のはおかしい。裁判所として『だめなものはだめ』と言うべきだろう」 反対意見のほうが説得力があるのであれば、なぜ最高裁は「違憲だ」と言えないのか。 要因のひとつとして挙げるの… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Shohei Ohtani gets no decision as Angels fall to Giants in 13 innings
Anaheim, California – Los Angeles Angels starter Shohei Ohtani did not factor into the decision in Wednesday’s 9-3 extra-inning loss to the San Francisco Giants, tossing more than 100 pitches for only the third time in his MLB career. Ohtani pitched six innings of one-run ball, giving up six hits […]
ウーバーイーツ業務中にひき逃げ疑い 配達員の男を逮捕
2021年6月24日 12時34分 自転車で歩行者にぶつかってけがをさせ、そのまま逃げたとして、警視庁がフードデリバリー大手「ウーバーイーツ」の配達員で英国籍の男(45)=千葉市=を重過失致傷と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで現行犯逮捕していたことが駒込署幹部への取材でわかった。「弁護士が来るまで話したくない」と供述しているという。 逮捕容疑は、22日午後2時35分ごろ、東京都文京区本駒込3丁目の都道で自転車を運転中、赤信号で交差点に進入。横断歩道を歩いていた80代の男性にぶつかって頭部に打撲などのけがを負わせ、救護するなどせずにそのまま逃げたというもの。配達員として活動中だったとみられるという。 目撃者が110番通報し、駆けつけた警察官が現場から約1キロ離れた路上で取り押さえた。目撃者が現場にとどまるように促したが、応じなかったという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
復元の慶長使節船「解体しないで」 市民団体が知事提訴
三井新2021年6月24日 12時35分 今年度中に解体が計画されている宮城県慶長使節船ミュージアム(石巻市)の木造復元船「サン・ファン・バウティスタ号」の保存を求める市民団体らが23日、村井嘉浩知事を相手取り、解体の差し止めを求めて仙台地裁に提訴した。 訴状では、これからでも改修できる方法があると指摘。原寸大の復元船の歴史的意義も考慮せずに解体するのは、知事の裁量権の乱用だと主張する。会見した原告の白田正樹さん(71)は「県にはいま一度、真摯(しんし)な態度で、貴重な船の修復・保存に向けて動いてほしい」と話した。 県は「訴状が届き次第、内容を確認し、適切に対処する」とした。 同号は江戸時代初め、仙台藩主・伊達政宗が派遣した慶長遣欧使節を乗せ、太平洋を渡った。復元船は1993年に造られたが、県が2017年に老朽化を理由に改修・保存を断念する方針を決定。21年度中にも解体し、23年度までに繊維強化プラスチックを使って4分の1の大きさの新船を造るとしている。(三井新) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
乳児死亡、元保育施設長を書類送検 注意怠った疑い
林瞬、藤田大道2021年6月24日 9時18分 水戸市大工町の認可外保育施設で2018年、生後2カ月の男児が死亡した事故で、茨城県警は23日、元施設長の男性(78)を業務上過失致死の疑いで書類送検し、発表した。男児が窒息のおそれがある状態で寝ていたのに、注意を怠ったことが死亡につながった疑いがあると判断した。 発表によると、元施設長は同年8月31日の午後11時ごろから9月1日の午前1時ごろまでの間、男児をうつぶせの姿勢で布団に寝かせたまま、鼻と口が敷布団でふさがれていることに気付かずに窒息死させた疑いがある。元施設長は容疑を認めているという。県警は、水戸地検に起訴を求める厳重処分の意見をつけた。 捜査1課によると、事故直後の司法解剖では、窒息死の可能性があると指摘されたが、死因は特定されなかった。その後の捜査の結果、病死の可能性はなく、うつぶせで寝ていたことに伴う窒息死だったと判断した。 この施設をめぐっては、16年にも生後7カ月の女児が死亡したことが明らかになっている。県警は元施設長を業務上過失致死容疑で地検に書類送検したが、不起訴処分となった。 県は18年の事故後、有識者による検証委員会を設置。19年9月にまとめられた報告書によると、施設は12年度に県に設置届けを出した。年に1回の県の立ち入り調査で、保育士の不足などについて複数回指導を受けていた。 報告書は、深夜の時間帯に保育士の資格がない元施設長1人で乳幼児3人を預かっていたと説明。子どもの状態を細かく把握するのが困難な状態だった可能性があると指摘していた。(林瞬、藤田大道) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「ガッツポーズ」生誕の地はここだった 墨田区で特別展
東京都墨田区両国の回向院境内に明治末に建てられ、「スポーツの殿堂」とたたえられた初代国技館の歴史を振り返る企画展が、すみだ郷土文化資料館(同区向島2丁目)で始まった。相撲博物館やボクシングの往年の名チャンピオンらが協力。名横綱の「横綱」や、あの「ガッツポーズ」が生まれた瞬間にガッツ石松さんが身につけていたグローブやシューズなどを展示している。 明治の国技館は、天候に関係なく相撲興行を開催できる常設館として計画。東京駅の丸の内駅舎を手がけた辰野金吾と葛西萬司が設計し、明治末に完成した。「尚武館」という板垣退助の案を抑えて「国技館」と名付けたことで、相撲は国技を名乗るようになった。 失火、関東大震災、東京大空… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:423文字/全文:732文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
駐車場に2歳の男の子 中学生2人、励ましながら交番へ
石垣明真2021年6月24日 9時44分 迷子になっていた2歳の男児を交番に送り届けたとして、千葉北署は21日、女子中学生2人に感謝状を贈った。千葉市立草野中学校2年の小塩楓華さん(13)と井手向日葵(ひまり)さん(13)で、男児は保護者と無事合流したという。 2人が迷子になっていた男児を見つけたのは4月25日。千葉市内のレジャー施設に併設されている駐車場で、男児がきょろきょろしながら1人でいるのを見かけた。 「大人が周りにいない」。そう気づいた2人は「お母さん、いる?」と男児に声をかけると、男児は「ううん」と答えた。2人は励ましながら交番に送り届けた。 「自分の小さいきょうだいのことを思い浮かべた」と小塩さん。長女できょうだいがいる井手さんも「助けることができて良かった」と話していた。(石垣明真) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「選びたい人生」選べる国か 夫婦同姓「合憲」に若者は
会員記事 三島あずさ、伊木緑、藤野隆晃2021年6月23日 21時56分 【動画】最高裁の合憲判断を受け、報道陣の取材に応じる弁護士と申立人=関田航撮影 夫婦別姓を認めない民法と戸籍法の規定を「合憲」とした23日の最高裁決定。同姓にするか、別姓にするか、選べるようにしてほしいと求めてきた若者たちの間には、落胆や怒りの声が広がった。 「次世代へのメッセージ」と期待したが 「日本は私たち若者が選びたい人生を選べる国なのか、そうではないのか。今回の決定は次世代へのメッセージでもあると思っていただけに、とても残念。でも『やっぱり』という気持ちもある。裁判官の男女比がいびつすぎるのも問題だと改めて感じました」 30歳未満によるプロジェクト「#男女共同参画ってなんですか」代表の桜井彩乃さん(26)は、取材にそう語った。最高裁決定が報じられると、共に活動する仲間たちの間ではSNSで「絶望した」「人権問題なのに、なぜ」との言葉が飛び交ったという。 桜井さんらは政府の第5次男… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:1594文字/全文:1957文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル