2021年8月13日 13時00分 アイスの「ブラックモンブラン」で知られる竹下製菓(佐賀県小城市)が、新商品「ベビースターラーメンチョコアイスバー」を数量限定で発売した。 人気菓子のベビースターラーメンを製造する「おやつカンパニー」(津市)とコラボ。バニラアイスを覆うチョコに、カリカリのラーメンをまぶした。 全国のファミリーマートで販売している。ベビースターとアイスそれぞれの塩味と甘さのハーモニーを楽しめるけど、お湯は注がないで。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
広島・江の川の上流で氾濫 鈴張川「車が川に流された」
【動画】増水した広島市安佐北区の鈴張川=杉岡剛志さん撮影 気象庁は13日午前8時45分、広島県に大雨特別警報を発表した。過去に経験したことのないような大雨となっており、土砂災害や浸水などの何らかの災害がすでに発生している可能性がきわめて高いという。「命の危険が迫っているため、直ちに身の安全を確保しなければならない状況」だとして最大級の警戒を求めている。 対象市町村は広島市。大雨特別警報は、大雨の警戒レベルで危険度が最も高い「5」に相当する情報で、住民は避難所へ行くことにこだわらず、川や崖から少しでも離れた頑丈な建物の上の階などへの避難が必要となる。外へ出ることも危険な場合は、崖から離れた2階以上の部屋に移動するなど、少しでも命が助かる可能性の高い行動をとることが重要だ。 大雨特別警報は同日午後1時、警報に切り替わった。大雨の峠は越えたが、広島県内を流れる江の川上流では氾濫(はんらん)が発生。これまでの大雨で土砂災害の危険度が高まり、他の河川の水位も上昇しているため、引き続き厳重な警戒が必要だ。 広島市の安佐北消防署によると、13日午前9時30分ごろ、広島市安佐北区安佐町飯室の鈴張川で、近くの住民から「ピンクの軽乗用車が川に流された」と119番通報があった。車に人が乗っていたかは不明といい、消防隊員が確認に向かっている。 広島市は鈴張川が氾濫(はんらん)危険水位を超えたため、13日午前8時40分、避難情報の中で最も危険度が高い「緊急安全確保」(レベル5)を出した。対象は安佐北区鈴張、飯室の計73世帯159人。 安佐北区役所によると、13日午前9時の時点で、鈴張地区の26世帯45人が地元の特別養護老人ホームに避難している。また、広島県道宇津可部線の2カ所で土砂崩れが起き、通行止めになっている。 広島市はこの他、午前9時現在で安佐北区、安佐南区、佐伯区の計1万4429世帯2万9778人に避難指示(レベル4)を出している。 広島市の北に位置する広島県安芸高田市は午前8時15分、多治比川周辺の2548世帯5149人に緊急安全確保を出した。北広島町も午前10時15分までに、江の川の支流周辺などの計2922世帯6242人に緊急安全確保を出した。 激しい濁流 道路の一部が削られ崩落 豪雨の影響で氾濫(はんらん)した広島市の鈴張(すずはり)川の現場を記者が取材した。 広島市安佐北区安佐町飯室の鈴張川では13日午前11時半ごろ、激しい濁流が流れていた。川に面した道路の一部が幅約4メートル、長さ約10メートルにわたって濁流に削られ、崩壊していた。周辺には通行止めの看板が立てられ、住民らが不安げに川の様子を見守った。 近所に住む会社員の杉岡剛志さん(59)は「ごうごうと川の音がすごかった。冠水してしまう家があるかもと心配だった」と話した。自宅の裏山が土砂崩れを起こしたことがあるといい、娘の家に避難したという。(比嘉展玖、松尾葉奈) 島根県雲南市では大雨の影響で、市内を流れる三刀屋(みとや)川の水位が午前8時に氾濫(はんらん)危険水位の2・9メートルに達した。雲南市は河川の氾濫(はんらん)や家屋の浸水の危険があるとして、同市三刀屋町の一部139世帯394人に避難指示を出した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
通訳のはずが工場勤務 人材会社長らが不法就労助長容疑
2021年8月13日 13時38分 ネパール人の男を不法に働かせたなどとして、警視庁は人材派遣会社長や行政書士ら3人を出入国管理法違反(不法就労助長・虚偽申請)の疑いで逮捕し、13日発表した。 逮捕されたのは、人材派遣会社「And MiRAiZ」(さいたま市浦和区)社長の笹原健司容疑者(51)=同区常盤1丁目=と同社の元営業部長高松茂彰容疑者(51)=東京都町田市高ケ坂4丁目=、行政書士の瀧浦健司容疑者(57)=東京都文京区白山4丁目。 組織犯罪対策1課によると、笹原、高松両容疑者は共謀して2018年11月~今年6月、自社で社員として雇った30代のネパール人の男を埼玉県久喜市の食品工場に派遣し、在留資格外の就労内容で働かせた疑いがある。 瀧浦容疑者は2~4月、この男と共謀し、男が笹原容疑者の会社で翻訳・通訳業務をしているとする虚偽の書類を東京出入国在留管理局に提出し、在留期間の更新を申請した疑いがある。高松容疑者は容疑を認め、ほか2人は否認しているという。 組対1課は、昨年10月の時点で、同社に在籍していた外国人の社員68人が資格外活動をしていたことも確認。3容疑者が共謀し、同様に不法就労させていた疑いがあるとみて調べる。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
広島県に大雨特別警報 「軽乗用車が川に流された」通報
2021年8月13日 9時10分(2021年8月13日 9時48分更新) 気象庁は13日午前8時45分、広島県に大雨特別警報を発表した。過去に経験したことのないような大雨となっており、土砂災害や浸水などの何らかの災害がすでに発生している可能性がきわめて高いという。「命の危険が迫っているため、直ちに身の安全を確保しなければならない状況」だとして最大級の警戒を求めている。 対象市町村は広島市。大雨特別警報は、大雨の警戒レベルで危険度が最も高い「5」に相当する情報で、住民は避難所へ行くことにこだわらず、川や崖から少しでも離れた頑丈な建物の上の階などへの避難が必要となる。外へ出ることも危険な場合は、崖から離れた2階以上の部屋に移動するなど、少しでも命が助かる可能性の高い行動をとることが重要だ。 広島市の安佐北消防署によると、13日午前9時30分ごろ、広島市安佐北区安佐町飯室の鈴張川で、近くの住民から「ピンクの軽乗用車が川に流された」と119番通報があった。車に人が乗っていたかは不明といい、消防隊員が確認に向かっている。 広島市は鈴張川が氾濫(はんらん)危険水位を超えたため、13日午前8時40分、避難情報の中で最も危険度が高い「緊急安全確保」(レベル5)を出した。対象は安佐北区鈴張、飯室の計73世帯159人。 安佐北区役所によると、13日午前9時の時点で、鈴張地区の26世帯45人が地元の特別養護老人ホームに避難している。また、広島県道宇津可部線の2カ所で土砂崩れが起き、通行止めになっている。 広島市はこの他、午前9時現在で安佐北区、安佐南区、佐伯区の計1万4429世帯2万9778人に避難指示(レベル4)を出している。 広島市の北に位置する広島県安芸高田市は午前8時15分、多治比川周辺の2548世帯5149人に緊急安全確保を出した。北広島町も午前8時19分、千代田地区の2253世帯4835人に緊急安全確保を出した。 島根県雲南市では大雨の影響で、市内を流れる三刀屋(みとや)川の水位が午前8時に氾濫(はんらん)危険水位の2・9メートルに達した。雲南市は河川の氾濫(はんらん)や家屋の浸水の危険があるとして、同市三刀屋町の一部139世帯394人に避難指示を出した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
練る、踏む、切る うどんのコシの秘密、自由研究に
湯川うらら2021年8月13日 10時00分 讃岐うどんのコシの秘密に迫る自由研究キットを、香川県琴平町の製麺会社「大庄屋」が発売した。小学生の家庭で人気を集め、発売1週間で千セット超が売れた。 讃岐うどん販売店「大庄屋」(香川県琴平町)が発売した「うどんのコシ自由研究キット」=湯川うらら撮影 練って、踏んで、熟成させて、延ばして、切って、ゆでる。職人さながらのコシのあるうどん作りを90分で体験できる「うどんのコシ自由研究キット」(税込み864円)だ。 うどん粉などの材料に加え、「レポートの書き方」も付いている。麺棒はラップの芯で代用可能だ。 大庄屋の専務取締役の山地英登さん(42)は「自宅でうどんのことを学べて、お昼ご飯にもなる。親御さんもきっと大助かりですよ。うどんを作る楽しさを知って、讃岐うどんのことをもっと好きになってほしい」。 記者は地元の小学生にキットに挑戦してもらい、完成したうどんを味わってもらった。 「うどんのコシ自由研究キット」を使って讃岐うどん作りに挑戦する子どもたち=2021年8月8日午前11時2分、高松市、湯川うらら撮影 うどん作りは初めてだったという1年生の大野葉月さん(6)=高松市=は「踏むのが楽しかった。自分で作ったうどんはおいしい」。3年生の新里柚晴(ゆずは)さん(8)=同=は「お店のよりも柔らかかったけど、おいしかった。コシを出すのは難しいと思った」。 大庄屋(電話0877・75・5980)のオンラインショップ(https://osyoya.stores.jp/)などで販売している。(湯川うらら) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
中学生が水路転落死、遺族が提訴へ「事故と向き合って」
静岡市清水区の県が管轄する事業地の排水路で、2018年、男子中学生が滑り落ちて死亡した事故で、遺族が県に約1千万円の損害賠償を求める訴訟を起こすことがわかった。中学生の母親(49)は提訴理由を「県に安全対策が不十分だった事実と向き合ってほしい」と説明している。 提訴するのは、同区の中学1年、朝日佳一朗君(当時12)の遺族。国家賠償法に基づき、17日にも静岡地裁に提訴する。 事故は18年6月27日に発生した。県警などによると、佳一朗君は、同級生と遊んでいた際、急斜面に設けられたコンクリート製の排水路(落差約25メートル、長さ約63メートル)を滑り落ち、頭を打って死亡した。事故当時、付近に柵などはなく、自由に立ち入ることができたという。 遺族は、事業地を管理する県中部農林事務所が排水路の危険性を把握して、付近への立ち入りを防ぐ対策をとるべきだったと指摘。排水路の安全対策を求めた農林水産省の通達などを根拠に、事故の発生は、何の安全対策もしなかった同事務所の瑕疵(かし)によるものだと主張する方針だ。 事故をめぐっては、19年6月、安全対策を怠ったとして、県警が同事務所の所長(当時)ら6人を業務上過失致死の疑いで書類送検したが、静岡地検はいずれも嫌疑不十分で不起訴処分とした。 「事故の予見可能性を立証する証拠がない」。検察側の不起訴理由の説明に納得できなかった両親は弁護士に相談。現場付近の住民や通行人にアンケートを実施した。その結果、応じた54人のうち40人が排水路のすぐそばまで行ったことがあると回答した。 誰でも危険な場所に入ることができた。アンケートで得られた結果を新たな証拠として、両親は昨年8月、6人への不起訴処分を不服として静岡検察審査会に審査を申し立てた。今年4月、同審査会は「不起訴相当」と議決。証拠上は事故の予見性があったとは言えないとしたが、「(農林事務所に)安全に対する意識が不足していたのではないかと思われる」との意見を付けた。 提訴にあたり、佳一朗君の母… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:659文字/全文:1512文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ずぶぬれの小学生から「助けてください」 動いた元警官
杉山あかり2021年8月13日 10時19分 川遊び中におぼれた小学低学年の女児を助けたとして、福岡県大野城市の下川弘喜さん(69)に7月30日、春日・大野城・那珂川消防組合消防本部から感謝状が渡された。下川さんは元警察官。水難救助の経験はなかったが、素早く川に入って幼い命を救った。 7月10日午後4時ごろ、下川さんは買い物に行く途中だった。同市牛頸2丁目の河川近くの駐車場に車をとめようとすると、川の方向から髪の毛までずぶぬれの小学生の女児が泣きそうな表情で近づいてきた。 「何かあったに違いない」。川へ向かいながら話を聞くと「助けて下さい。友達が溺れています」。 浅瀬に見えたが、入ると胸まで水につかった。「どこにいるの?」。声をかけながら進むと「助けて」とかぼそい声が聞こえ、浮いたり沈んだりしている女児が見えた。両手で抱きかかえ川岸に上がると、女児は安心したように泣き出したという。女児は2人の友人と川遊び中に溺れたとみられ、けがはなかった。 表彰式には、春日署の岡村成生署長らが出席。同消防本部の吉光和彦消防長は「勇気ある行動で貴い命を救うことができた」。下川さんは「助けなければという一心だった」と話した。(杉山あかり) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
軽トラが6メートル落下 ごみがクッション、命は無事
藤谷和広2021年8月13日 10時23分 柏市の市北部クリーンセンターで10日、ごみ捨てに来た軽トラックが約6メートル下の「ごみピット」に転落した。運転していた市内福祉施設の70代男性職員は肋骨(ろっこつ)を骨折したが、命は無事だった。ピットは深さ約11メートルあるが、5メートルほどの厚さでごみがたまっており、クッションの役割を果たしたとみられる。 ピットは焼却炉に入れる前のごみをためておく施設。市によると、軽トラックは投入口の手前の高さ約22センチの車止めを乗り越え、転落した。ブレーキとアクセルを踏み間違えたことが原因という。(藤谷和広) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「新聞載りたい!」5歳で英検準2級合格 母との勉強法
なんとしても新聞に載りたい!――。そんな思いで英語の学習に励み、5歳で実用英語技能検定(英検)準2級(高校中級程度)に一発合格した児童がいる。日本英語検定協会によると、5歳での合格は「相当めずらしい」という。児童は英語だけでなく、ほかの外国語にも興味があり、「いろんな国の人と友だちになりたい」と夢を膨らませている。 大阪府枚方市の小学1年生、延百合華(のぶゆりか)ちゃん(6)は1歳半のときに、市内のインターナショナルスクールに通い始めた。母の舞さん(34)は「学生時代、英語は苦手科目だった。子どもには英語に幼い頃からふれ合って欲しかった」と話す。 スクールでは、ミックスルーツの子どもらに囲まれながら、英語で歌を歌ったり、おしゃべりしたり。2歳ごろから徐々に自宅で英語を話すようになった。大好きなディズニーのアニメ映画「ライオンキング」も自ら日本語から英語に音声を切り替えて楽しむようになった。 3歳からは私立の幼稚園に通… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:548文字/全文:966文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
特高に追われた幼少時代 母の思い支えた父のノート
赤いポロシャツやスカートに身を包んだ女性たちが手をつなぎ、国会を取り囲んだ。2015年6月。安保法制に反対する抗議活動だ。赤い服装は、アイスランドで1970年代、「女の平和」と銘打って女性の地位向上を訴え、赤いストッキングをはいてデモをした運動にちなんだ。 呼びかけたのは、元中央大教授の横湯園子さん(82)。赤いスーツで先頭に立った。「初対面でも『その赤い服、すてきですね』というのがあいさつ代わりで、ぐっと距離が近づきました」と話した。 大学時代、60年安保反対のビラ配りをしたが、運動の先頭に立ったことはなかった。しかし2013年以降、特定秘密保護法や安保法制の成立を目の当たりにし、いてもたってもいられなくなった。幼いころの記憶がよみがえったからだ。 41~45年ごろ、母の芹沢きみさんに連れられ、静岡県内を三十数回引っ越した。母が特別高等警察(特高)から逃れるための潜伏生活だったことは、後で知った。 軍国主義が広まった戦前・戦中にも、反戦を訴えたり、体制に異を唱えたりする人たちがいました。その足跡をたどると、思想や信条を自由に口にできない戦争の実相の一つが見えてきます。記事後半では、横湯さんの母が特高に追われることになった理由や、逃亡生活で負った心の傷を癒やした亡き父のノートの言葉などを紹介します。 2歳から5歳にかけての記憶… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り:1296文字/全文:1733文字 知る戦争 平和への思いを若い世代へ託そうと、発信を続ける人がいます。原爆や戦争をテーマにした記事を集めた特集ページです。[記事一覧へ] Source : 社会 – 朝日新聞デジタル