本田大次郎2021年9月27日 17時00分 26日に投開票された北海道旭川市の市長選などのトリプル選では、市選挙管理委員会の開票作業が滞り、市長選の開票結果の確定が当初の予定より約1時間遅れの午前0時25分に、市議補選は約1時間40分遅れの午前3時10分になった。 市選管によると、道議補選も併せて選挙が三つ重なったため投票者数や投票率などの集計が遅れ、投票結果の確定が午後10時20分ごろになった。各候補者の得票数を入力するシステムは、投票結果の確定後に運用する取り決めにしていたため、入力作業が滞った。さらに印刷機の不調も重なり、大幅に遅れたという。市選管は「衆院選までに対策を講じたい」としている。(本田大次郎) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
吉村知事と松井市長、経済界とドバイ万博へ 大阪万博へ参加呼びかけ
本多由佳2021年9月27日 17時00分 松井一郎・大阪市長は27日、アラブ首長国連邦(UAE)で来月1日に開幕するドバイ万博に合わせ、松井市長や吉村洋文・大阪府知事、経済界の関係者らが現地を訪問する方向で検討していると明かした。2025年大阪・関西万博への参加を呼びかけるのが目的で、「大阪の魅力を世界各国の人に伝えたい」とした。記者団に語った。 松井市長によると、ドバイ万博で12月11日に予定される「ジャパンデー」に合わせたツアーを計画している。関係者に加え、一般の参加希望者の募集も検討している。ただ、帰国時には2週間の待機が求められるため、PCR検査で陰性が確認された場合などは、帰国時の規制を緩和するよう日本政府に求めているという。(本多由佳) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「あいつの人生、好きにせい」 おとんの潔さ せやろがいおじさん
会員記事 聞き手・上野創2021年9月27日 17時00分 おとんの仕事は編集関係で、化粧品の広告に関わっていたのは覚えていますが、実は詳しく知らないんです。朝4時ぐらいから家のパソコンで仕事をしていた姿は記憶していますが。 おかんは前に出てしゃべる人で、僕のYouTubeラジオや沖縄のテレビ番組にもゲストで出たりしますが、おとんは正反対。たまに奈良の実家に帰っても、お互い家ではろくに話さないし、本当に淡泊な関係ですわ。自分が反抗期のまま進学で家を出たので、そのまま変わってない、みたいな。 教師になってバスケットボールを教えようと決意して沖縄の大学へ行ったんですが、おとんはなんも言いませんでした。小さい頃から進路とか将来とか一切、言われた記憶がない。 19歳から芸人の仕事を始め、大学卒業後もいろんなバイトで食いつなぎながら続けていましたが、放置でしたね。奨学金の返済が滞り、実家に督促が行ったときだけ、「ちゃんと払っとけよ」と言われたかな。 芸人の道へ行くと決めた後も、政治や時事ネタの動画の発信についても、コメントなし。本当は僕が動画でしゃべっている内容にも、言いたいことがいろいろあるはず。でも言いません。ある意味、潔いぐらい。 ただ、冷たいとか薄情とかで… この記事は会員記事です。残り562文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
意識不明の福井県議が死亡 頭から血を流した状態で発見、治療受ける
2021年9月27日 12時09分 頭にけがを負った状態で見つかり、意識不明になっていた福井県の辻一憲県議(56)=同県越前市宮谷町=が26日夜、亡くなった。県議会議会局が27日、発表した。福井県警は事件と事故の両面から捜査を続けている。 辻県議は19日夜、越前市上真柄町の民家の前で座り込んでいるのを、帰宅した住民に発見された。意識がもうろうとしており、頭から血を流していた。市内の病院に搬送され、手術を受けたが、意識不明の状態が続いていた。 県議会関係者によると、現場の住宅街は辻県議の自宅に近く、発見時の所持品は車の鍵だけだった。約300メートル離れた寺の付近で政策ビラが入ったカバンが見つかったといい、ビラを配っていた可能性がある。 辻県議は2期目で、県議会第2会派の「民主・みらい」(5人)の会長を務めている。県議会議会局によると、27日午前の時点で通夜や葬儀は未定という。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
旧鉄道省の蒸気機関車本を復刻 78年前に出版、火事免れ生き残る
父が残した本を後世に――。東京都青梅市の男性が、78年前に出版された蒸気機関車の解説本を復刻した。本は、国鉄職員だった父が大切にしていたもので、火事や廃棄処分の危機を乗り越え、手元に残されてきたものだ。「令和まで生き残った本を、少しでも多くの人に見てほしい」と話している。 本は、旧鉄道省が1943(昭和18)年に出版した「蒸気機関車の変遷」。冒頭には、出版の経緯がこう記されている。 〈鉄道開設七十年記念の祝典に当りその記念出版物の一として蒸気機関車の写真を集成し併せて簡単なる解説を加えて編纂するの議がまとまった〉 B5判で268ページあり、明治初期~昭和初期に使われた車両の車籍一覧や、200以上の車両の写真とその所属や製造所などの情報を網羅。出庫準備や投炭練習などの写真も添えられている。 鉄道史に詳しい放送大学の原武史教授は、「明治期の車両が多く、国有化される前に全国各地にあった私鉄所有の車両が豊富に載っている。国産に移る前の海外の製造所でつくられた車両が使われた時期の写真がこれだけそろっているのは貴重」と話す。 復刻したのは藤野良一さん(70)。山口県下関市出身。父の孝平さんは国鉄職員で、寝台特急「あさかぜ」の車掌もつとめ、発車合図をする姿にあこがれていた。父が家に持ち帰り、良一さんが絵本代わりに枕元に置いて寝る前によく眺めていたというこの本は、その後、数奇な運命をたどる。 長崎造船大学(現長崎総合科… この記事は会員記事です。残り838文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
石仏が選挙戦、大分・臼杵 公約さまざま「地獄で仏、実践してます」
自民党総裁選や今秋の衆院選と選挙ムードが続くなか、石仏61体が国宝に指定されている臼杵石仏(大分県臼杵市)では「美仏総選挙」が実施されている。8月1日に公示され、大日如来や不動明王など厳選された9体が立候補。1位当選の石仏は今後、観光キャンペーンの顔として活躍する。投票は10月31日まで受け付けている。 投票箱は市選挙管理委員会から借り受けた本物。選挙ポスター掲示場には、各候補仏の特長を踏まえたポスターが貼られている。 地蔵菩薩(ぼさつ)は「『地獄で仏』、実践してます!」、不動明王は「厳しさで世の人々を助けます!」とアピール。北方を守護する多聞天の「みなさんの声を聞き、社会生活(特に北)を守ります」や、あみだ如来の「行動の前に、しっかり考えます!」など、人間界の政治家にこそ期待したいフレーズも。文言は非礼がないよう、市内のお寺による仏教会にも相談しながら決めた。 掲示場の注意書きも手が込ん… この記事は会員記事です。残り362文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Shohei Ohtani strikes out 10, falls short of 10th win in home finale
Anaheim, California – Shohei Ohtani fell short in his attempt at yet another MLB record on Sunday, showing dominant form on the mound but failing to register a win as the Los Angeles Angels lost their final home game of the season 5-1 against the Seattle Mariners. Ohtani, who was […]
息子よ、来年も捜しに来る 御嶽山噴火7年、初の慰霊登山
死者58人、行方不明者5人を出した御嶽(おんたけ)山(長野・岐阜県境、標高3067メートル)の噴火災害から27日で7年。多くの犠牲者が出た「八丁ダルミ」で26日、初めての慰霊登山が行われ、4家族8人が参加した。 八丁ダルミは噴火した火口の東側にあり、活発な噴気孔に近い。付近にシェルターがまだ設置されておらず安全が確認されていないため、今も入山規制が続く。今年は遺族らの要望もあり、地元の長野県王滝村の職員が同行し、約40分の慰霊登山が行われた。 噴火時刻の午前11時52分、7年を翌日に控えた26日、この時間だけ雨がやみ、視界が開けた。 「63人の慰霊ということで来たよ。今年はこれが最後だけど、来年は捜しに来るからね」 野村敏明さん(61)は、いまも行方が分からない息子の亮太さん(当時19)にそう話しかけた。 王滝頂上(2936メートル… この記事は会員記事です。残り609文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
平山郁夫らの偽版画を制作・販売した疑い 元画商と作家逮捕
平山郁夫(1930~2009)ら有名画家の作品をもとに作られた偽の版画が大量に市場に流通していた問題で、警視庁は27日朝、大阪市北区で画廊を経営していた元画商の加藤雄三(53)と、奈良県大和郡山市で工房を営む版画作家の北畑雅史(67)の両容疑者を著作権法違反の疑いで逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。 2人は遺族らに無断で贋作(がんさく)を制作・販売し、多額の利益を得ていた疑いがあるという。 版画は画家や遺族の了解の下、枚数を制限して制作・販売する。画家本人や依頼を受けた版画作家が石や銅などで原版を作り、刷った紙に真作の証しとして画家のサインや印を入れるのが一般的だ。1枚しかない絵画と違い、有名画家の真作を1枚十数万~150万円ほどで買えるため、一定のニーズがある。 刷った版画に偽サイン 展示即売場に出品か 捜査関係者によると、2人は… この記事は会員記事です。残り501文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
都市伝説じゃなかった、勝手に私の裏まで見ないで 就活生の嘆き
【動画】就活生の「裏の顔」知るために業者が調査する「裏アカ」とは 連載「探られた裏アカ 就活の深層」 就職希望者が匿名で使っているSNSの「裏アカウント」が探られ、その投稿内容が調べられている。 スマホ情報サイトの2019年統計によると、10代の7割、20代の6割近くが複数のツイッターアカウントを持つ。就活生らは、こうした調査をどう受け止めているのか。 「都市伝説かと思っていた。裏アカを調べられるぞって友達と冗談で言ってたけど、本当にあるとは」 関西の私立大4年の女性(22)は驚く。 就活中で、エンタメや教育、ホテル、保険、食品業界など約30社を受けてきた。 「裏アカ」調査の法的・倫理的問題点は? 識者・専門家の見方 就職希望者が匿名で使っているSNSの「裏アカウント」を探り出し、投稿内容を調べて採用活動中の企業に報告する――。そんな業者の存在が明らかになりました。どんな方法で「裏アカ」を特定するのか。企業はなぜ、そのような情報を求めるのか。日常的に複数のSNSアカウントを使いこなす若い世代は、それをどう受け止めているのか。この連載では、そうした現在の採用活動の実態に迫ります。法的、倫理的な問題についても、個人情報や人権問題に詳しい識者の見方を紹介します。 SNSのアカウントは7個ある。1千人規模のフォロワーがいる一般向けから、仲のよい友人のみ、著名人のつぶやきを見るものなど、用途に分けて使う。 一部は実名だが匿名のものも… この記事は有料会員記事です。残り929文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル