鈴木洋和2021年9月7日 14時47分 小学1年生の妹(当時6)を大津市内の自宅で蹴るなどして死なせたとして、兄で無職の少年(17)が逮捕された事件で、大津家裁は2日、傷害致死の非行内容で送致された少年の観護措置について、2週間延長することを決めた。期間は9月21日まで。(鈴木洋和) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Pirates’ Yoshitomo Tsutsugo continues hot hitting in win over Tigers
Pittsburgh Pirates first baseman Yoshitomo Tsutsugo hits a two run single against the Detroit Tigers during the seventh inning at PNC Park. | USA TODAY / VIA REUTERS Los Angeles – Yoshitomo Tsutsugo continued to deliver at the plate Monday for the Pittsburgh Pirates, driving in a pair of runs […]
「葬式ごっこ」おもちゃ燃やした男児 きっかけはある女性職員の退職
親からの虐待、ネグレクト、経済的困窮――。様々な理由で、実の家族と暮らせなくなった子どもたちがいる。そういう子どもを守り育てる場所も、私たちの生活のすぐ隣にある。その一つ、愛媛県松山市内にある児童養護施設の現場を取材した。 恐竜の手足をバラバラにして… 子どもたちが生活する施設の一角に、ボードゲームやぬいぐるみ、パズルやビーズが並ぶカラフルな部屋がある。入り口には「セラピー室」の看板。臨床心理士の女性職員(28)には、ここで見た忘れられない光景がある。 今年4月。小学5年の男の子がやってきて、普段は見向きもしない部屋の奥に向かった。砂が入った木箱に小さなおもちゃや人形を置き、自由に遊ぶことを通して行う心理療法「箱庭療法」のための部屋だ。 男の子は、棚からミニチュアの火山を取り出し、箱庭に置いた。おもちゃの恐竜を手にすると、臨床心理士の目の前でおもむろに恐竜の手足をバラバラに分解し、火口に投げ込み始めた。 「この恐竜は死んだの」。「葬式」なのだと、ぽつりと話した。 男の子は、母親からの身体的… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り:1378文字/全文:1836文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
秋元議員に懲役4年の実刑判決 IR汚職・証人買収
カジノを含む統合型リゾート(IR)事業をめぐり、収賄と組織犯罪処罰法違反(証人買収)の罪に問われた衆院議員の秋元司被告(49)に対し、東京地裁は7日午前、懲役4年、追徴金約760万円(求刑懲役5年、追徴金約760万円)の実刑判決を言い渡した。丹羽敏彦裁判長は「特定の企業と癒着し職務の公正を損なった」と述べ、秋元議員の無罪主張を退けた。 判決によると、秋元議員はIR担当の内閣府副大臣だった2017~18年、IR事業の参入を目指す中国企業側から現金や旅費など計約760万円の賄賂を受領。保釈中の20年6~7月には、捜査段階で賄賂の提供を認めた贈賄側に、公判でうその証言をするよう報酬を示して働きかけた。 判決は、300万円の現金供与があったとされる議員会館での贈賄側との面会について、「客観証拠から贈賄側の証言は十分に信用できる」と判断し賄賂の授受を認めた。証人買収も「秋元議員が主導した」と認定した。 また、収賄罪の共犯に問われ秋元議員と一緒に審理が行われていた元政策秘書の豊嶋晃弘被告(42)に対しても、懲役2年執行猶予4年(求刑懲役2年)の有罪判決を言い渡した。 検察側は論告などで、秋元議員がIR関連法案の進捗(しんちょく)状況などを贈賄側に伝えたと指摘。証人買収では、買収資金の一部を自ら用意して事件を主導したと主張した。 一方、秋元議員側は「事件はフィクションだ」と全面無罪を主張した。議員会館で300万円を受け取ったとされる17年9月の贈賄側との面会は、スケジュール表やスマートフォンのアプリの記録から「議員会館に行っていない」と反論。旅費なども「支払いは秘書に任せていた」と関与を否定し、証人買収も「うそを言うように依頼していない」と述べていた。 秋元議員は衆院東京15区選出の3期目。東京地検特捜部に収賄容疑で逮捕された19年12月に自民党を離党し、現職の国会議員のまま公判を受けた。現職国会議員の逮捕は約10年ぶりだった。 判決前の朝日新聞の取材には… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:52文字/全文:895文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
リヤカーに野菜を積んで60年 「おめさん待ってる」がうれしくて
リヤカーに野菜や果物を載せた「振り売り」の女性たちが、商店街の雁木(がんぎ)を行き交う。新潟市南区の旧白根市中心部にはそんな風景がいまも残っている。 8月のある日。朝8時半、中ノ口川にかかる凧見橋(たこみばし)。青い洋傘をくくりつけたリヤカーを押して、佐久間京子さん(81)がやってきた。対岸の西白根地区で農家を営む。この日は枝豆やトマト、キュウリにナスなど12種類の野菜を積み込んだ。気温はすでに30度。歩くだけで汗が噴き出す。 橋を渡った先でインターホンを鳴らすと、なじみの客が財布を手に出てきた。「スーパーが近くにあるけど、味も生きも違うんだて」。自転車や車で佐久間さんを追いかけてくる人も。「この人はお客がついてるから、下に行くまでにのうなるんだ」。坂道を下り、商店街に出るころにはキュウリが売り切れた。 いつの間にか、橋を渡るのが楽しくなった 振り売りを始めた頃、川には木造の橋がかかっていた。21歳で結婚すると、夫の妹から「豆を売りに行ってくれるかね」と頼まれた。恥ずかしくてうつむいたまま、一輪車を押して歩いた。「しょーして(恥ずかしくて)ねえ。橋の上に来ると汗が止まらなかった」 子育てをしながら夫と農業を… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:288文字/全文:805文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
朝5時半のマクドナルド、ありがとう店員さん レシートに残した言葉
2018年12月の寒い朝、漫画家の大塚みちこさんは京都駅にいた。 関東から夜行バスで到着したのが午前5時ごろ。 次の予定まで4時間ほどあったので、駅周辺の店に入って漫画や日記を書こうと思っていた。 が、どこの店も開いていない。 日本有数の観光地だから1軒ぐらいは……と思っていたが当てが外れた。 寒さに震えながら歩き回って見つけたのが、ハンバーガーチェーンのマクドナルドだった。 まだ開店していなかったが、明かりがついていて準備中のようだった。 スマホで営業時間を調べたら、5時半オープンとなっていた。 近づいてみると、開店待ちで並んでいる人たちがいたので、自分も列に加わった。 「おはようございます! 店内でお召し上がりですか?」 店に入り、聞き慣れた元気のいい接客を受けてホッとした。 こんなに暗くて寒い朝から働いてくれている人がいる。 そのことが、ありがたかった。 出社前にごはんを食べたり、化粧をしたりと準備もあるし、何時ぐらいに起きてるんだろう。 開店直後から商品を提供できるように、ポテトを揚げる機械の準備とかも必要だよね。 そんなことを考えながら、ソーセージマフィンとハッシュポテトをほおばった。 しばらくして店員さんが、近くの席に座っていた客に「お待たせしました、コーヒーです」と商品を持ってきた。 「チッ、遅いねん。はよ持ってこいや」 自分が言われたわけではなか… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
新潟大教授が論文を二重投稿 外部から指摘、大学は処分や公表せず
高橋俊成2021年9月7日 7時00分 新潟大医学部の男性教授が投稿し、2011年に海外の医学誌に掲載された論文が「二重投稿」にあたるとして8月30日に撤回されたことが分かった。大学は「当時の規定では不正行為に該当しない」として、教授への処分や公表をしていない。 同大研究推進課などによると、二重投稿と認定されたのは医学部の男性教授が執筆した消化器腫瘍(しゅよう)に関する論文。外部からの指摘を受け、昨年1月に同大が調査委員会を設置。調査の結果、2010年に別媒体に掲載された自身の論文に類似点があったことから、昨年末に二重投稿と認定された。今年初めに同大から医学誌側に二重投稿を連絡した。調査に対し、男性教授は「二重投稿について十分な認識が無かった」と説明したという。 掲載当時の新潟大の学内規定では、二重投稿は研究不正の対象外で、教授への処分などはしていない。新潟大は今回の事案を受けて今年4月ごろ、二重投稿も不正に含めるよう規定を改めた。今後、二重投稿が確認された場合は処分の対象にもなりうるという。 医学誌(電子版)は8月30日に「この論文を撤回した」と発表した。(高橋俊成) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
崖の上のヤギ「ポニョ」今もやんちゃ 保護から1年、やはり雑草好き
飼い主の元から脱走し、千葉県佐倉市の線路沿いの急斜面にすみ着いて話題となったメスの子ヤギ「ポニョ」。捕獲後の昨年8月に同市の自然体験施設「佐倉草ぶえの丘」に引き取られてから約1年が経った。小雨が降っていた5日、ポニョは山梨県の木工作家の女性から「雨よけに」と届けられた小屋の中で過ごしていた。体は一回り大きくなり、ほかのヤギ8頭とともに暮らしている。 ポニョは生後3カ月だった昨年5月に柵を越えて逃げ出し、京成佐倉―京成臼井駅間の高さ20メートルほどの斜面に約3カ月間すみ着いた。飼い主らがヤギの習性を利用した捕獲作戦を3度試み、ようやく保護。その後、同施設がポニョを飼育することになった。 同施設職員の西野剛史さん(… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:466文字/全文:792文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
研修の滞在先で女性に強制性交容疑、新入社員3人を逮捕 大阪府警
2021年9月6日 19時00分 新入社員向けの研修で滞在していた大阪市内のマンションの部屋で女性に性的暴行を加えたとして、大阪府警は6日、東京都内のコンサルタント会社の社員、吉井春樹(22)、白沢真聖(まさと)(23)、松岡諒(りょう)(25)の3容疑者をわいせつ目的誘拐と監禁、強制性交等の疑いで逮捕し、発表した。認否は明らかにしていない。 刑事特別捜査隊によると、3人はコンサル会社に今春入社し、配属前の研修に参加するため、7月から会社が借りた同市北区豊崎1丁目のマンスリーマンションの居室にそれぞれ滞在していたという。 逮捕容疑は共謀し、吉井容疑者の知人の20代女性に対し、「(共通の)友人が来ている」などと電話でうそを伝えて吉井容疑者の居室に誘い込み、7月17日午後9時ごろ~18日午前5時ごろ、監禁して性的暴行を加えたというもの。同17日は研修初日だったという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
京急、自動ブレーキも「選択肢」 運転士書類送検へ 脱線事故2年
会員記事 小寺陽一郎、土居恭子2021年9月7日 5時00分 2019年に横浜市で起きた京急の踏切脱線事故で、神奈川県警が、京急の男性運転士を業務上過失致死傷容疑などで書類送検する方針を固めた。約2年間の捜査の結果、運転士の手動ブレーキ操作の遅れが事故の一因になった可能性が浮上している。 「運転士のブレーキ操作をバックアップするシステムについて多面的な検討を行うことが望まれる」。2月に公表された国の運輸安全委員会の報告書は、こう指摘して京急に対応を求めた。例示しているのが、踏切内で障害物を検知すると、列車の速度を落としたり止めたりする自動ブレーキの仕組みだ。 京急は運転士が手動でブレーキを操作している。理由について「トンネル内や橋の上など、乗客に危険が及ぶ場所に止まってしまう可能性がある」と説明する。ただ、捜査関係者によると、今回の事故では列車の男性運転士が、踏切の異常を知らせる信号機を確認するのが遅れた疑いが指摘されている。京急は自動ブレーキ導入も選択肢の一つだと認めた上で、「運転士をバックアップするシステムについても引き続き導入に向けて積極的に検討を進めてまいります」とする。 京急のほか、関東の鉄道各社… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:510文字/全文:994文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル