神村正史2021年9月6日 17時30分 北海道網走市の能取湖畔で、アッケシソウの群落が色づき、辺りを赤紫色に染めている。今年は20日ごろにピークを迎えるとみられ、9月いっぱいは楽しめそうだ。 能取湖はオホーツク海とつながる海水の湖。アッケシソウはアカザ科の一年草で、海水の入り込む海岸の草地に生え、秋に緑から赤へと色づく。色と形がサンゴに似ていることからサンゴソウとも呼ばれる。 湖南側の卯原内(うばらない)地区には、国内最大級の約4ヘクタールの群落がある。卯原内観光協会によると、今年は8月20日ごろから色づき始めた。すでに7分ほどとなり、群落全体が赤いじゅうたんのようになっている。 ただ、毎年9月に開かれる「能取湖さんご草祭り」はコロナ禍のため2年連続で中止になった。訪れる人は木道から静かに赤紫に染まった景色を眺めていた。(神村正史) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
深まる赤い色 淡路島でサルビア見頃
田辺拓也2021年9月6日 17時30分 兵庫県淡路市の公園「あわじ花さじき」で、サルビアが見頃を迎えている。園内の約1万1千平方メートルの斜面に、赤や青などの約20万本が植えられている。 同園によると花は8月上旬から咲き始めた。秋が深まるにつれて花の発色が鮮やかになり、10月下旬まで楽しめるという。入園無料。(田辺拓也) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
HIV検査に誤って梅毒用キット使用 大阪府、8人と連絡とれず
浅沼愛2021年9月6日 17時46分 大阪府は6日、エイズウイルス(HIV)に感染しているかを調べる検査で、誤って梅毒用の検査キットを使っていたと発表した。藤井寺保健所で8月25日に検査を受けた8人に誤って使用したが、匿名での検査のため連絡は取れないという。保健所は謝罪し、「申し出があれば再検査をする」としている。 府によると、8人はHIVと梅毒の両方の検査を希望していた。検査キットは共に採血した血液を垂らして検査するもので形が非常に似ている。同保健所では間違いを防ぐために梅毒用には緑色のシールをつけていたが、この日は他の保健所から送られてきた検査キットを使ったため緑色のシールがなく、HIV用と勘違いしたという。 1日、検査担当の職員が在庫を確認した際、HIV用と梅毒用の数が合わなかったために発覚した。田中英夫保健所長は「保健所の検査の信頼性を揺るがしかねず、深く反省する。再発防止に取り組む」と陳謝した。問い合わせは藤井寺保健所生活衛生室検査課(072・952・6165)まで。(浅沼愛) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「宅飲み」で泥酔の警官、牛丼店で店員投げ飛ばした疑い
2021年9月6日 13時27分 泥酔状態で牛丼店を訪れ、店員を投げ飛ばしたとして、警視庁は、西新井署刑事組織犯罪対策課の巡査部長、瀬月内(せつきない)恵太容疑者(42)=東京都江戸川区東葛西8丁目=を暴行容疑で現行犯逮捕し、6日発表した。 人事1課の説明によると瀬月内容疑者は容疑を否認し、「自宅で焼酎を飲み始めたのは覚えているが、飲んでいるうちに記憶をなくし、逮捕されるまでのことを覚えていない」などと話しているという。 逮捕容疑は5日午後9時40分ごろ、東京都江東区の牛丼店近くの路上で、店員の50代男性を投げ飛ばし、腹を蹴るなどしたというもの。男性は頭を打つなどして約1週間のけがを負った。同容疑者は柔道の有段者だという。 同課によると、瀬月内容疑者はこの日は当直勤務明けで、午後1時ごろに帰宅し、焼酎などを長時間飲んだ。夜になり自宅から約5キロ離れた牛丼店を訪れ、店内の券売機を蹴って立ち去った。店員の男性が店外まで追いかけて注意したところ、投げ飛ばされたという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
鬼滅の刃の類似品を販売した罪、卸会社代表らを起訴 元社長は不起訴
人気アニメ「鬼滅の刃」を連想させる商品を販売したなどとして男女4人が逮捕された事件で、名古屋地検は6日、商品卸売会社「レッドスパイス」(横浜市)と、同社代表の呉(ウー)暁斌(シャオビン)容疑者(56)=中国籍、同市=を不正競争防止法違反(混同惹起(じゃっき)行為)の罪で起訴した。ともに逮捕された同社の元社長の女性(52)ら3人は不起訴処分にした。地検は理由を明らかにしていない。 起訴状によると、同社で商品の仕入れや販売業務を統括していた呉容疑者は昨年4~8月、「緑色と黒色の市松模様」「ピンク色の麻の葉模様」など鬼滅の刃に登場するキャラクター4人の衣装の柄に似た模様を使ったバスタオルなど244点(計12万3360円)を愛知県蟹江町のゲームセンターに販売。今年1月には、これらの模様を使ったパーカなど556点を中国から輸入したとされる。 同地検は、4人が鬼滅の刃の商標を無断で使用したとする商標法違反容疑については、いずれも不起訴処分にした。 「お客さんも分かって遊んでいる」 なくならない類似品 「鬼滅の刃」に登場するキャ… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:615文字/全文:1084文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
地球最強・クマムシも登場 生き物形クッキーに「かわいい」微生物
地球上の生き物の魅力をクッキーで伝えたい――。三重県桑名市でクッキー専門店「kurimaro collection」を営む栗田こずえさん(37)の思いだ。イヌや猫など親しみやすい動物から昆虫まで、これまでクッキーで表現してきた生き物は400種類近い。新たに「微生物シリーズ」を手がけた。 汚水にすみ、水素を作り出す「ロドシュードモナス」は、楕円(だえん)形の微生物。放射状に集まる性質があることから、集合体が6方向に伸びる姿で表現した。 微生物の形のクッキーを作るにあたり、専門家にも協力してもらった。下水の微生物や水処理を研究する金沢大の本多了准教授。水質浄化やごみの分解に役立つ微生物を「ヒーロー」と呼ぶ本多准教授から、微生物の選定や形状、色についてのアドバイスを受けた。テレビ番組の「戦隊もの」をイメージして5色1セットの「微生物ヒーローシリーズ」を完成させた。 栗田さんの「推し微生物」を集めたシリーズもある。ミジンコ、プラナリア、アメーバ……。「見たことあるような懐かしい気持ちになれる」ラインアップなのだという。 放射線や高温、低温に耐え、真空状態でも生き続けることから「地球最強の生物」と呼ばれるクマムシもクッキーにした。圧倒的な生存能力を持つ一方で「見た目がかわいい」ところも気に入っている。クマムシの画像を見ているうちに、筒状の口が「赤ちゃんのおしゃぶりに見えていた」。クッキーにはつぶらな目とドーナツ形の口をつけた。 特徴的な形状の生物を表現す… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:539文字/全文:1177文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Simple vengeance ou affaire politique, l’agression de Takeshi Kitano fait débat au Japon
Le cinéaste Takeshi Kitano lors d’une cérémonie célébrant les trente ans de règne de l’empereur Akihito, à Tokyo, en avril 2019. TOSHIFUMI KITAMURA / AFP L’agression de Takeshi Kitano enflamme les réseaux sociaux au Japon, où certains y voient un geste politique. Le cinéaste, par ailleurs personnalité populaire de la […]
La débâcle américaine en Afghanistan relance le débat sur la sécurité en Corée du Sud et au Japon
Analyse. Le retrait américain d’Afghanistan est, pour les alliés des Etats-Unis en Asie du Nord-Est, un rappel de leur propre situation. La Corée du Sud et le Japon, pays démocratiques, riches, disposant de forces militaires conséquentes, liés par des traités d’alliance avec les Etats-Unis et ayant surtout une valeur stratégique […]
遠回りで見つけた研究テーマ 海洋生物学者が海底に魅了されたわけ
会員記事 聞き手・阿部朋美2021年9月6日 10時30分 国立研究開発法人の海洋研究開発機構(JAMSTEC)で深海の生物の研究をしている渡部裕美さん(43)は、大学選びについて考え始めたのも、本当に研究したいテーマが見つかったのも遅かったそうです。進路をどのようにして決めたのか聞きました。 「しんかい6500」で調査も 深海底にすむ生物は生まれてから死ぬまでの間に何千キロも移動するものがいると考えられています。6500メートルまで潜れる有人潜水調査船「しんかい6500」に乗って調査をしたり、採取した生物を飼育したりしています。 深海の生物たちがどこから来て、どこへ行くのか、どうやって新しい種が生まれるのかを飼育実験やDNAの解析などで調べています。 深海という環境は、人が簡単に見ることができないものです。光や電波が届かないため、研究が難しいのが現状です。生命は海で誕生して進化してきましたが、海の9割以上を占める深海の生物についてわかっていることは、まだごくわずかです。深海生物の研究を通じて、地球の生態系の中でどういうことが起こっているかというのを理解することができたらいいなと思っています。 「大学院」という言葉を初めて知ったのは 幼い頃から生物に強い興味があったわけではなく、どのような職業に就きたいかという明確なビジョンも持っていませんでした。高校を選ぶ時には、オーケストラの活動や独特な文化祭に憧れて東京都立日比谷高校に進学しました。部活動に熱心に取り組んでいて、大学選びについて考え始めたのは周りと比べて遅かったと思います。 地球のことを総合的に学びたいと思って、千葉大学の地球科学科に進んでからも、研究者になりたいと考えたことはありませんでした。漠然と博物館の学芸員に興味があり、そのためには大学院に進学して学位を取った方がいいと聞きました。その時に初めて「大学院」という言葉を知りました。 転機は大学院の修士課程の時です。古生物の研究室に所属していましたが、このまま研究を続けて良いのか不安に思っている頃でした。 「6年遅れ」と言われて…… 深海調査に参加する機会に恵… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:946文字/全文:1826文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
高知沖の海自潜水艦事故、当時の艦長を書類送検へ
2021年9月6日 11時21分 高知・足摺岬沖で今年2月、海上自衛隊の潜水艦「そうりゅう」と民間の貨物船が衝突した事故で、第5管区海上保安本部(神戸市)は近く、そうりゅうの事故当時の艦長を、業務上過失往来危険と業務上過失傷害の疑いで書類送検する方針を固めた。捜査関係者への取材でわかった。 衝突事故は2月8日午前11時ごろ、足摺岬南東約50キロの沖合で起きた。 そうりゅうは当時、約65人が乗艦して訓練中だった。潜望鏡やアンテナが海面に出る「潜望鏡深度」まで浮上していたところ、香港船籍の民間の貨物船「オーシャン アルテミス」と衝突したという。そうりゅう側の乗組員3人が軽傷。民間船側にけが人はなかった。 海保は、双方の関係者に当時の状況を聞き取るなど捜査を進めてきた。そうりゅう側の安全確認が不十分で、衝突回避が遅れたと判断したとみられる。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル