中部空港島(愛知県常滑市)での新型コロナウイルス対策が不十分だった野外音楽フェスティバルの参加者に、愛知県と名古屋市が無料でPCR検査をすると表明してから1日で計500セット超の検査キット申し込みがあったという。 検査を希望する参加者にキットを送って検査を受けてもらう。 県は1日夕に表明し、受け付けを始めたが、2日夕時点で県内222人、県外13人の申し込みがあった。用意した100セットでは足りず、急きょ追加発注を決めた。県には235セット、市には約300セットの申し込みがあったという。 このフェスは緊急事態宣言下の8月29日、県国際展示場多目的広場で最大8千人規模で開かれた。観客が密集状態になり、酒も販売したことが判明している。 また、コンサートプロモータ… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:115文字/全文:452文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
福岡県内の市街地、暴力団事務所の開設不可能に 暴排条例改正案
加治隼人2021年9月2日 20時00分 福岡県は、暴力団事務所の開設を禁じる区域を拡大する暴力団排除条例改正案を、10日開会の県議会に提出する。半径200メートル以内での暴力団事務所の開設を禁止する施設の対象を増やすなどし、暴力団が市街地に事務所を置くことが事実上できなくなる。生活に身近な場所での暴力団の活動を封じ、県民生活への脅威を軽減する狙いがある。 現在の条例は、学校や図書館、公民館などの周囲200メートル以内で、暴力団事務所の新たな開設や運営を禁止している。 福岡県警によると、改正案では、こうした対象施設に認可外保育施設や予備校、都市公園なども加え、県内の対象施設数は約3600から約1万2300に増える。さらに都市計画法で「住居」と「商業」とされている地域も禁止対象に加えるという。施行は12月1日からの予定。 改正されれば、県内の市街地のほぼ全域が禁止区域となり、現在確認されている暴力団事務所の約9割が含まれることになる。 県警幹部は「事務所周辺では、これまで火炎瓶の投げ込みや発砲などの事件が起きてきた。危険から市民を守り、暴力団排除を一層強めていく」としている。 現在24ある指定暴力団のうち、福岡県内には、工藤会(北九州市)や道仁会(久留米市)など全国最多の5団体が拠点を置く。(加治隼人) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
沖縄、ついに県内全自治体で感染者 最後までゼロだった村とは
沖縄県は2日、新たに565人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の感染確認者は4万3782人となった。多良間島などがある多良間村で初めてとなる感染者が出て、県内全ての自治体で感染が確認された。 多良間村は宮古島から西に約67キロ、多良間島と水納島の2島からなる。人口は約1080人。多良間島には宮古島空港から1日1~2便(約20分間)が出ており、宮古島からはフェリーも行き来する。基幹産業はサトウキビなどの農業が中心で、野菜や葉タバコなども栽培される。 多良間村によると、これまで飲食店の営業自粛やマラソン大会など大規模な行事を取りやめ、感染者ゼロが続いていたが、2日時点で男女3人の感染が判明した。 感染経路は調査中で、村民には外出して集まらないことや不要不急の渡航をしないよう呼びかけている。同村の担当者は「感染者はいつか出てしまうと思っていた。感染対策をしっかりしていたからこそ、少し残念だ」と話した。 また、県は2日、今後の経済活動の再開に向けた方針を発表。1日の新規感染者数が100~200人程度に減れば、「段階的解除期間」とし、大規模な集客施設の休業要請などを徐々に緩和していくという。新規感染者が前週と比較して0・8倍で推移すれば、解除期間は10月ごろ。0・7倍であれば、9月中旬から10月上旬と推計している。 2日の新規感染者は、前週の同じ曜日と比べると115人少ないが、県の集計では直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者数は267・54人で全国最多。病床使用率は82・0%で、重症者用の病床使用率も75・7%と高い。 在沖米軍からは、新たに空軍嘉手納基地(嘉手納町など)で8人など計33人の感染が確認されたと県に報告があった。県のまとめでは、在沖米軍関連の感染者は計2284人。(光墨祥吾) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
俳優の小澤征悦さんとNHK桑子真帆アナ結婚 小澤征爾さん誕生日に
2021年9月2日 16時40分 俳優の小澤征悦さん(47)とNHKアナウンサーの桑子真帆さんが結婚した。2日、小澤さんが日本テレビの番組で「昨日9月1日に結婚させていただきました」と報告した。 1日は小澤さんの父で指揮者の小澤征爾さんの誕生日で、その日にあわせて婚姻届を提出したという。桑子さんは「NHKニュースおはよう日本」のキャスターを務めている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
海外にもあった!「たばこ部屋」のなぞ 多様性こそ重要
現場へ! オールド・ボーイズ・クラブ④ オールド・ボーイズ・クラブ(OBC)はそもそも英語。OBCは日本以外にもある問題だ。その例をみてみたい。 その名も「ジ・オールド・ボーイズ・クラブ」という論文を米ハーバード・ビジネススクールのゾーイ・B・カレン准教授(37)と米カリフォルニア大バークリー校のリカルド・ペレストラグリア准教授(37)が2019年に発表した。副題は「雑談と男女格差」。 「アジアの大手銀行」を例に、従業員と管理職の性別や異動、昇進、報酬の関係を調べた。すると男性管理職の部下の男性従業員の方が、女性管理職の部下の男性より早く昇進していた。男性管理職は部下の男性と一緒に休憩を取り、雑談することが多かった。 特にたばこを吸う男性管理職… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り:979文字/全文:1310文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
千葉市は延期を要請 18、19日開催予定のスーパーソニック
千葉市のZOZOマリンスタジアムで18、19日に開催が予定されている大規模音楽イベント「スーパーソニック」について、千葉市の神谷俊一市長は2日の定例会見で、主催者に開催延期を求めていることを明らかにした。市はスタジアムを所有し、同イベントを後援している。 神谷市長は、仮に会場使用の拒否にまで踏み込めば、主催者側に億単位の補償金を支払うことになるとし、「市民の理解が得られない」と語った。一方、開催する場合は後援を取り消し、入場者を5千人以下にするよう求めるという。 神谷市長は「事業継続が必要という音楽業界や主催者の考えも痛いほど分かる。(新型コロナウイルスの)感染状況が悪化、長期化する中で基準の見直しが必要」と指摘した。 この日は千葉県の熊谷俊人知事も定例会見で、同イベントで入場者数を減らすよう主催者側に要望したことを明らかにした。「医療が逼迫(ひっぱく)する中での開催というのは非常に厳しいものがある」と語った。 主催者側への要請内容が中止や延期でないことについては「(県はコロナ対応の)特措法の権限を持つ自治体であり、我々が延期を求めれば一定の意味合いを持つことになる。その場合の営業補償などの側面を考えたときに、できる限り人数を減らす、感染対策の徹底など、現在の県の立場で許されるギリギリの線で主催者と協議している」と説明した。 千葉県には緊急事態宣言が出ており、県はイベントの参加人数を「5千人以下かつ収容率50%以下」にするよう求めている。 例年延べ数万人以上が訪れる「サマーソニック」から今年、名称を改めた「スーパーソニック」は、テクノポップユニット「Perfume(パフューム)」ら国内の人気アーティストのほか海外のミュージシャンの参加も予定されている。大阪府でも18、19日に予定されていたが、中止が決まっている。(小木雄太、真田香菜子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
飛び出す恐竜、たたずむカニ…これ焼き物? 土に命吹き込む熟練の技
今にも飛びかかってきそうな恐竜、目が合えばサッと隠れそうなカニ、大きく口を開けて親鳥から餌をもらうひな鳥――。緻密(ちみつ)に再現されたうろこも羽毛も、すべて焼き物だ。これらは熊本県八代市坂本町に工房をもつ陶芸家、上村慶次郎さん(51)の作品。土に命を吹き込み、生き生きとした姿をつくりあげている。 陶芸を始めたのは約20年前。それまでは、イラストレーターやパン屋などを経験してきた。大工だったころに工事現場で粘土を見つけ、「これで何か作れるんじゃないか」と興味を持った。作家の書籍を見て連絡先を調べ、そのまま弟子入り。茶わんや皿、つぼなどの制作に取り組んできた。 立体的な生き物の作品は、陶芸を始めたころから試してきた。針金で骨格を作り、粘土で肉付けする方法を試したが、乾燥すると縮む粘土と針金の相性が悪く、割れてしまった。試行錯誤を繰り返し、粘土だけで細かく造形する技術を身につけた。 その粘土は、上村さん自身が掘ったものだ。車にスコップなどを積み、運転中に工事現場を見つけると、粘土をもらえないか交渉するという。模様をつける道具は、網や拾ったサンゴのかけら、植物など様々だ。 子どもの頃から観察すること… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:325文字/全文:834文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
食べよし 来よし 愛ある言葉を使ってみよし
5月に亡くなった歌舞伎俳優の片岡秀太郎さん。忘れられない思い出があると関東生まれの同僚は言う。 10年ほど前、取材で楽屋を訪ねたときのこと。「おいしいから食べよし~」。上方歌舞伎を代表する女形はやわらかく言い、ドーナツを勧めてくれた。気づかいもさることながら、ホントに「よし」と言うんだと感じ入ったと。 私もライターの島﨑今日子さんに「さあ、食べよし」と勧められたことがある。島﨑さんは京都生まれ。子どものころ大阪市内に引っ越した。近所の子と遊んでいて「こっちに来よし」と言うと、「きよしは散髪屋のおっちゃん!」と返ってきたそうな。さすが大阪の子やな~。 食べよし、来よし、起きよし。この「よし」って、いったい何? 記事の最後では料理研究家・大原千鶴さんおすすめの「食べよし」もご紹介しています 動詞連用形につける助詞で… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り:1219文字/全文:1558文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
母子死亡の池袋暴走事故、被告に禁錮5年の実刑判決
新屋絵理2021年9月2日 14時04分 東京・池袋で2019年4月、暴走した乗用車で母子が死亡するなどした事故で、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)の罪に問われた旧通産省工業技術院元院長・飯塚幸三被告(90)に対し、東京地裁は2日、禁錮5年の実刑判決を言い渡した。 判決は、事故原因について「ブレーキと間違えてアクセルを踏み込んだ過失が(被告に)ある」と認定した。この日は一般傍聴席22席に対し、563人が傍聴券を求めて並んだ。 事故では、横断歩道を自転車で渡っていた松永真菜さん(当時31)と長女莉子ちゃん(同3)が亡くなり、9人が重軽傷を負った。 検察は事故から約10カ月後の20年2月、ブレーキとアクセルの踏み間違いで事故を起こしたとして飯塚被告を在宅のまま起訴した。 飯塚被告は昨年10月に始まった公判で、「アクセルを踏み続けたことはないと記憶している。車に何らかの異常が生じ暴走した」と無罪を主張。今年6月の公判では、真菜さんの夫の拓也さん(35)から「主張に無理があるとは思わないか」と直接質問され、「暴走状態になった車を止められなかったことは悔やんでいる」と答えた。 検察側は論告で、事故後の検査で電気系統の不具合を示す痕跡は確認できず正常に機能していたことなどをふまえ、「初歩的な操作に対する注意義務に違反した過失は大きい」と指摘。法定刑の上限にあたる禁錮7年を求刑していた。(新屋絵理) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Issei Suda, le Japon à la volée
Par Roxana Azimi Publié aujourd’hui à 06h00 Réservé à nos abonnés En imagesDans les années 1960-1970, le photographe japonais a saisi ses compatriotes, avec un regard radical et empreint de poésie, à l’heure de mutations sans précédent. Son travail est exposé pour la première fois hors du Japon, au Fomu d’Anvers. La […]