Minnesota Twins ace right-hander Kenta Maeda underwent Tommy John surgery on his pitching arm Wednesday, ending his season prematurely and shelving him well into the 2022 campaign. Twins manager Rocco Baldelli shared the news with media members before the team’s Wednesday night home game against the Chicago Cubs. Baldelli intimated […]
高齢者がATMで電話…「詐欺かも」大学生が通報し防ぐ
林知聡2021年9月2日 10時03分 還付金詐欺の被害を未然に防いだとして、大学生の石塚桃子さん(20)に神奈川県警藤沢署から感謝状が贈られた。 7月8日、JR辻堂駅近くのATMコーナーで、女性(85)が携帯電話で話しながら操作していた。不審に思った石塚さんは「電話を切ったほうがいいですよ」と声をかけたが、女性が通話をとめなかったため近くの交番に通報した。署員が女性から事情を聴くと、還付金詐欺であることが判明し、被害を免れた。 署によると、女性には藤沢市役所を名乗る者から「医療費の還付金が約2万3千円ほどある」と電話があり、その後、女性が利用している金融機関名を名乗る者から無人のATMに行くよう指示され、操作を誘導されていたという。 石塚さんは、特殊詐欺の被害が多発していることは知っていたというが、「まさか目の前で起きるとは思わなかった。身近なところで起きているのだと実感した」。声をかけるのをためらったが、ATMコーナーにある注意喚起のポスターに背中を押されたという。 藤沢署管内では7月末までに18件の還付金詐欺が確認された。被害額は約1800万円に上り県内でワースト1位。一方で、金融機関職員の機転などにより被害を抑止したケースが42件あった。(林知聡) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
白ナンバー車の飲酒検知器検査、来年4月から義務化 死傷事故受け
2021年9月2日 10時36分 警察庁は2日、道路交通法施行規則の改正案をまとめ、発表した。自社製品の配送などで「白ナンバー」の車を一定の台数以上使う事業者に対し、アルコール検知器による酒気帯びの確認を義務づける内容を盛り込んだ。施行は来年4月1日で、対象の事業者は検知器を備える必要がある。今月3日から10月2日まで、一般から意見を募る。 今回の改正は、千葉県八街市で6月、飲酒運転の白ナンバーのトラックが児童5人を死傷させた事故を受け、政府が進める飲酒運転対策の一環。 対象となるのは、ドライバーへの安全教育を担う安全運転管理者を選任した事業者で、今年3月時点で全国に約34万ある。現状では、酒気を帯びているか確認する方法は具体的に定められていない。改正案では、運転前後のドライバーに対し、呼気に含まれるアルコールを検知する機器による酒気帯びの有無の確認▽確認した内容の記録▽記録の1年間保存――などを新たに盛り込んだ。 業務で車を5台以上使うといった事業者は安全運転管理者を選任する義務があるが、怠っている事業者も一定数あるとみられる。警察は、車庫証明の業務と連携するなどして、そうした事業者をなくす取り組みを進める。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
始業式、玄関から動けず…不登校のSOS コロナ禍、子どもの心は
長期化するコロナ禍で、ストレスを抱え込む子どもが増えている。夏休み明けとなる8月28、29日に大阪府の元教員らが企画した電話相談には、2学期の登校に悩む子どもや家族の悩みが寄せられた。元教員らは「コロナの影響が、昨年以上に深く子どもたちの心に及んでいる」と危機感を抱く。(加藤あず佐) 「コロナがうつる」友達から遠ざけられ……家族にも言えない 29日午後、NPO法人「おおさか教育相談研究所」の元教員ら7人が、大阪市内の相談室で電話に耳を傾けていた。 「しんどいよね。よく我慢したね」。元中学教員の女性(72)が、相づちをうちながら語りかける。相談は中学生から。家族に医療従事者がいることを理由に、「コロナがうつる」と友達に遠ざけられるのだと、沈んだ声で打ち明けた。1学期は登校したが、友達の言葉を思い出し、夏休み明けから学校に足が向かないという。 家族には言えないと言葉を詰まらせる生徒に、元教員は「誰でもしんどいとき、休みたくなるやん? 休んでもいいんだよ」と諭した。その瞬間、生徒の声が少し明るくなった。 元中学教員の男性(75)は、中学生の母親からの相談を受けた。25日から2学期が始まったが、「クラブも友達も勉強も全てが面白くない」と話し、学校を休んでいる。オンライン学習も拒否し、机の前でパジャマのまま、ぼーっとしているという。 感染対策のため、クラブ活動は停止となり、給食でも友達と話せない。そんな様々な制限が、生徒の心を不安定にさせていると元教員はみた。「両親はいつも味方だということを伝え、家では心が休まる雰囲気をつくってあげてください」とアドバイスした。 28、29日の2日間では、子どもや家族、教員らから27件の相談が寄せられた。 「鼻炎をコロナと冷やかされて学校に行きにくくなり、始業式の日は玄関に立ったまま動けなかった」という小学生の母親は、「『死にたい』とも話していて、どう対応したら良いか分からない」と打ち明けた。 子どもだけではなく、家庭に介入する難しさに悩む小学校教員からの相談も寄せられました。相談員を務めた元教員は「昨年より心が弱っている人が多いと感じた」と言います。記事後半では、臨床心理士からのアドバイスや、相談先を紹介します。 ある小学校教員は、7月以降… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「車に異常」 池袋暴走事故、無罪主張の飯塚被告にきょう判決
新屋絵理2021年9月2日 7時00分 東京・池袋で2019年4月、乗用車が暴走して母子が死亡するなどした事故で、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)の罪に問われた旧通産省工業技術院元院長・飯塚幸三被告(90)に対する判決が2日午後、東京地裁で言い渡される。暴走の原因は車の不具合だったとして無罪を訴える飯塚被告の過失について、どう判断されるのかが注目される。 昨年10月に始まった公判の争点は、事故の原因がブレーキとアクセルの踏み間違いなのか、車の異常かだ。 飯塚被告は初公判で「車に異常が生じて暴走した」と無罪を主張。最終意見陳述で「被害者や遺族の気持ちを考えると心苦しい。しかし踏み間違えた記憶は全くない」と訴えた。 これに対し検察側は、事故後の検査で電気系統の不具合を示す痕跡は確認できず正常に機能していたことなどから、事故原因はペダルの踏み間違いだと指摘。飯塚被告が事故当時に運転したハイブリッド車「プリウス」を生産したトヨタ側も、公判や会見で「車両に異常や技術的な問題は認められなかった」と説明しており、検察側は法定刑の上限にあたる禁錮7年を求刑した。 事故では松永真菜さん(当時31)と長女の莉子ちゃん(同3)が亡くなり、9人が重軽傷を負った。 真菜さんの夫の拓也さん(35)は事故後、交通事故被害者の遺族らでつくる一般社団法人「関東交通犯罪遺族の会(あいの会)」に所属し、被害者側が裁判の傍聴時に会社を特別に休める制度の新設を政府に求める活動などをしてきた。 今年8月に更新した自身のブログでは、判決前に飯塚被告に伝えたいこととして、「一審の判決が出たら何も生み出さない無益な争い、やめませんか」と書き込んだ。「私にこの先何年も人を恨み続ける道を歩ませないで欲しい。2人の愛してくれた、私らしい私でいさせて欲しい」とも訴えた。(新屋絵理) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「紫の人!」の声に「僕?」 夜の追跡劇、生きた3年間の自転車通学
追跡劇の現場となったあべのハルカス(奥)周辺の街並み=8月31日午後7時26分、大阪市阿倍野区、華野優気撮影 体中に汗がまとわりつくような、蒸し暑い夜だった。事件は日本一高いビルとして知られる「あべのハルカス」(地上300メートル、大阪市阿倍野区)近くの路上で起きた。 7月20日午後11時前。帰宅途中の女性(27)が駐輪場から出て自転車をこぎ始めようとした瞬間、前かごから現金約3万8千円が入った肩掛けバッグを奪われた。 「ひったくりや!」 10メートルほど離れた場所で折りたたみ自転車にまたがり、信号待ちをしていた会社員の児玉礼善(らいぜん)さん(18)=大阪市東住吉区=が、女性の悲鳴に振り返ると、自転車の男が目の前を猛スピードで走り去っていった。 「そこの紫の人、捕まえて!」 再び女性の叫び声。児玉さんは周囲を見回したが、紫色の服を着ているのは自分だけ。まさか、「指名」されたのか――。 「しゃあない、取り返さないと」 反射的にペダルに足をかけ、小さな車輪を回しながら、男の背中を追いかけた。 追跡劇の現場となったあべのハルカス(奥)周辺の街並み=8月31日午後7時23分、大阪市阿倍野区、華野優気撮影 あべのハルカスの足元に広がる市街地を、男は大通りから路地へと逃げていく。どれぐらい追いかけただろうか。児玉さんは男が左折のために減速したタイミングを見はからって追いつき、進路を塞いだ。すぐに自転車を乗り捨てて男に駆け寄り、抵抗を制しながらバッグを取り返した。 「何でこんなことしたんですか」 汗だくの児玉さんが息を切らして問いかけると、男は「金がいるんや」と答え、諦めたように座り込んだ。児玉さんは男の自転車に鍵をかけ、再び逃げないようにした。 その様子を見ていた通行人が110番通報し、男は駆けつけた大阪府警阿倍野署員に引き渡された。児玉さんはその後、阿倍野署で被害女性から謝意を伝えられた。 ◇ 阿倍野署から感謝状を贈られた児玉礼善さん=2021年8月31日午前10時33分、大阪市阿倍野区、華野優気撮影 阿倍野署の井上光浩署長は8月31日、児玉さんに感謝状を贈った。署によると、追跡は約10分間で約1・5キロに及んだとみられる。男は大阪市西成区内の無職の40代で、窃盗容疑で逮捕された。調べに対し、ひったくりをしたことを認めたという。 児玉さんは今春に高校を卒業したばかりで、現在は運送会社で警備員として働いている。取材に「高校時代はボードゲームを楽しむ『インドア競技部』で、スポーツ経験はありません。でも、片道40分の自転車通学で培った脚力が生きたのかも。とにかく、無我夢中でした」とはにかんだ様子で話した。(華野優気) 井上光浩・阿倍野署長から感謝状を受け取る児玉礼善さん=2021年8月31日午前10時31分、大阪市阿倍野区、華野優気撮影 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
航空券買えるポイントはふるさと納税の返礼品? 大阪府と自治体対立
関西空港のある大阪府の泉佐野、泉南、田尻の3市町と、府の間でふるさと納税をめぐって争いが生じている。返礼品として、地元の格安航空会社(LCC)「ピーチ・アビエーション」の航空券を買えるポイントを認めるか否か。両者の言い分は真っ向から対立している。 ふるさと納税は、出身地や応援したい地域に寄付ができる制度で、税額控除のほか、返礼品を受け取ることができる。返礼品は寄付への対価ではなくお礼の品という扱いだ。 3市町は7月、関西空港を拠点とするピーチ社の航空券が買えるピーチポイントを共通の返礼品として認められるよう府に要望した。しかし、府は「ふるさと納税の趣旨に反するような返礼品として、ポイントやマイルなどの金銭類似性が高いものは送付しない」として、これを認めなかった。判断の根拠としたのは、総務省の通知だ。 府の決定を不服として、泉佐野市の幹部は8月27日、大阪府庁を訪れ、府に質問書を提出。「ふるさと納税の趣旨に反している」とする理由と根拠を求めた。 3市町を代表して会見した泉佐野市の八島弘之副市長は、「航空需要がコロナで激減する中で、終息後に関空を活性化するための一つのツールだ。地域の活性化につながる」と訴えた。 泉佐野市では、過度な返礼品… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:685文字/全文:1216文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
全国の休校状況調査へ 文科省、コロナ「第5波」受け
新型コロナウイルス感染の「第5波」を受け、文部科学省は9月1日時点の全国の公立の幼稚園と小中高校の休校状況について調査を始めた。期間や休校中の学習指導方法、子どもの居場所が確保されているかどうかなどの実態を把握する。 調査では、夏休みの延長や臨時休校の有無と期間▽短縮授業・分散登校の有無と期間▽休校中の学習指導をどうしているか▽学童保育など休校中の子どもの居場所は確保されているか▽自治体で教職員にワクチンの優先接種をしているか――について、都道府県教育委員会と各市町村教委から、管轄する幼稚園と小中高校の状況を報告してもらう。(桑原紀彦) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「かけ算楽しみ」 都内の小中学校で始業式 分散登校準備も
高浜行人2021年9月1日 20時30分 新型コロナウイルスによる緊急事態宣言下の東京都内の多くの小中学校で1日、2学期が始まった。世田谷区立用賀小学校ではコロナ禍でも95%ほどの児童が出席。1カ所に集まることを避けるため、各教室でテレビ越しに始業式があった。 同区では3日から、分散登校とオンライン授業が始まる。始業式では青鹿和裕校長が「オンライン授業もあり、皆さんにとっては不安な始まりだと思います。行事はあきらめずにできるようにがんばりたいと思いますので、夢中になって思い出をつくりましょう」とあいさつ。児童3人が2学期の目標を発表した。2年の斎藤実佳さんは「かけ算を勉強するのが楽しみ」と話した。 始業式の後は、各教室でタブレット端末を使ってオンライン授業の準備をした。4年生のクラスでは、担任の鈴木裕介・主幹教諭が遠隔会議システム「Teams(チームズ)」の使い方を説明。多くの端末が同時に通信したためか、つながらなかったり、映像がフリーズしてしまったりすることもあった。鈴木さんは児童に「いろんなトラブルが起きると思います。内容がわからなければ学校に来た時に聞いてください」と呼びかけた。 8月24日に分散登校が決まってから夏休みが明けるまでに、同校ではTeamsについての校内研修を開くなどして備えてきた。ただ、技術的な限界や教員の習熟度の差があり、対面授業と同じように進めるのは難しい面もあるという。鈴木さんは「無理に進めようとするより、在宅の児童とのつながりを保つというつもりでやっていきたい」と話す。(高浜行人) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
見破れない店に「おかわり」 フェンディの偽物を質入れした疑い
高絢実2021年9月1日 20時30分 高級ブランド「ルイ・ヴィトン」の偽物の取引をめぐって弁護士らが逮捕された事件で、愛知県警は1日、「フェンディ」の偽物を質入れして現金を詐取したとして、同県一宮市の無職鈴木和也容疑者(37)=別の商標法違反罪で起訴=を詐欺と商標法違反の疑いで再逮捕し、発表した。 鑑定士でも誤認しかねないほど精巧な偽物は「スーパーコピー」と呼ばれ、生活経済課によると、鈴木容疑者が扱ったバッグも質屋の目をくぐり抜けていた。 鑑定能力がないとみた質屋には、「おかわり」と称し、繰り返し偽物を持ち込んでいたという。 県警によると、昨年8月以降、愛知、岐阜、静岡、大阪の4府県の質屋など35店舗で、計約4600万円の被害を確認。鈴木容疑者は詐欺グループの「指示役」とみられ、全国展開のブランド品買い取り店とフランチャイズ契約を締結し、愛知県内でブランド品のリサイクル店の出店を計画していたという。スーパーコピー品を売ろうとした可能性もあるとみて、仕入れ先などを調べている。 再逮捕容疑は、1月21日、フェンディのハンドバッグのコピー品など2個を浜松市の質屋2店舗に質入れし、現金計約32万円をだまし取ったというもの。この事件では、偽物の保管場所を提供したとして、弁護士の矢田政弘容疑者(70)=同県一宮市=も商標法違反の幇助(ほうじょ)罪で起訴された。(高絢実) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル