2021年9月1日 20時30分 名古屋市や岐阜市の風俗店から用心棒代を受け取ったとして、愛知県警は1日、指定暴力団山口組弘道会系組長で高山組幹部の棚町勝利容疑者(59)=名古屋市港区=と、会社員の蜂谷誠容疑者(54)=碧南市=を県暴力団排除条例違反などの疑いで逮捕し、発表した。 高山組は弘道会の最有力組織の一つで、県警は昨年、組長とナンバー2を相次いで摘発。主要幹部が不在のなか、棚町容疑者が実質的に組の運営に関わっていたとみている。 捜査4課によると、棚町容疑者らは6月30日、名古屋市中区と岐阜市のホストクラブやバーの経営者4人から、用心棒代として現金30万円を受け取った疑いがある。 県警は、棚町容疑者らが2013年1月ごろから21年6月まで、少なくとも3300万円以上を徴収していたとみている。現金は、店の経営者から棚町容疑者の知人の夫婦を介して蜂谷容疑者に渡っていたという。県警は用心棒代の支払いが発覚しないよう複数の人を介したとみている。 県警の調べに、棚町容疑者は「まったく知らない」と容疑を否認。蜂谷容疑者は「何も話したくありません」と話しているという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
高3遺棄容疑の妻「気持ち整理つかず」 SNS交流に嫉妬し殺害か
東京都墨田区の高校3年生、鷲野花夏さん(18)の遺体が山梨県内の倉庫で見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された夫婦が「車に積んでいたロープを使って倉庫で首を絞めた」と供述していることが捜査関係者への取材でわかった。妻は「夫とSNSで交流していて嫉妬した。気持ちの整理がつかなくなり、殺した」とも話しているという。警視庁が経緯を慎重に調べている。 警視庁は1日、2人を送検し、群馬県渋川市の自宅や遺体が見つかった倉庫を捜索。倉庫からはナイフやロープが見つかっている。 逮捕・送検されたのは職業不詳の小森章平(27)と妻和美(いずみ)(28)の両容疑者。 捜査1課によると、2人は8月30日、山梨県早川町の民家の倉庫に生徒の遺体を放置して遺棄した疑いがある。遺体には背中に4カ所の刺し傷があり、首にはロープで絞められたような痕があった。司法解剖で、死因は首を圧迫されたことによる窒息の影響が強いとされた。2人は倉庫で殺害し、遺体を放置したことを認めているという。 被害者のスマホ捨て家族へ連絡遮断か 章平容疑者は生徒について「… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:331文字/全文:799文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
草彅剛さんが東京パラリンピック表彰式に 杉村英孝が金のボッチャ
2021年9月1日 23時32分 杉村英孝選手が金メダルを獲得したボッチャ個人(脳性まひBC2)の表彰式に1日夜、国際パラリンピック委員会(IPC)特別親善大使を務める草彅剛さんが登場した。 紺色のスーツに身を包んだ草彅さんは3人のメダリストを拍手で迎えると、盆に載った三つのメダルを選手の元へ。深く一礼をし、贈呈する役を担った。スタンドの関係者から選手をたたえるウェーブが起こる間も、拍手を送り続けた。 草彅さんは、今大会で金を含む計四つのメダルを獲得している競泳の鈴木孝幸選手らと対談したことがあり、開幕直前に「素晴らしいパフォーマンスを期待している」と語っていた。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Vaccins Moderna au Japon : ce que l’on sait des particules étrangères trouvées dans les doses de la firme américaine
Un préparateur japonais s’apprête à effectuer une injection de vaccin contre le Covid-19 avec le produit de Moderna, à Tokyo, le 24 mai 2021. POOL NEW / REUTERS La suspension préventive de millions de doses de Moderna au Japon après la découverte de corps étrangers encore non identifiés suscite interrogations, inquiétudes et […]
「密フェス」主催者、 県庁で釈明 飲酒関連「事実でなかった」
新型コロナウイルス対策が不十分な野外音楽フェスティバルが中部空港島の愛知県国際展示場(同県常滑市)で開かれた問題で、大村秀章知事は1日、フェス主催者が8月31日夕に県庁を訪れ、酒を販売したことを「(準備した酒の)半分は買い取らなければならず、損になるので売らざるを得なかった」と釈明したと明かした。主催者がホームページで公表した経緯の説明のなかで「過度な飲酒でなければ提供は可能と県から話があった」と記述した点も、「事実ではなかった」と認めたという。 大村氏は、この問題に危機感を抱いた音楽業界や興行関係者に感染対策の徹底を申し合わせる動きがあると言及。それを踏まえ、経緯を検証する県の第三者委員会で業界関係者にも意見を聞き、イベントで守るべき感染対策や参加者への周知のあり方を提言に盛り込む考えを示した。(岡本智) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
接種予約の電話、何度かけても「ブチッ」 設定ミス、通話料発生 堺
堺市は1日、新型コロナワクチンの接種予約のコールセンターで、用意した160回線の半分で着信直後に通話が切れてしまう設定ミスがあったと発表した。ミスのあった回線は所定の通話料がかかるナビダイヤルで、対象となる着信数は約5万5千回、約58万円の通話料が発生した。 発表によると、ミスをしたのは、市のコールセンターでシステム業務を担った業者(東京)。このシステム業者が誤って、増強した80回線の有効期限を6月11日夜に設定したという。 コールセンターの回線数は、市民から「つながりにくい」という声が上がったため、5月20日から増強。160回線が予約受け付け用だった。 市民が予約する際、0570で始まるコールセンターの番号にかけると、ひもづけされた160回線の番号に転送され、オペレーターが対応する仕組み。つながると、携帯電話は20秒11円、固定電話は3分9・35円がかかる。機能しない番号に割り振られると、すぐに切れるが通話料は発生する。 8月2日に40歳以上の予約を始めた際、電話がつながりにくい状況が続いたことを不審に思った市職員が受信状況を確認。通話時間が極端に短い着信が多数あることに気がついた。業者が原因を調べ、同日午前中に復旧したという。 6月12日~8月2日の復旧までの間にあった80回線への着信数は約5万5千回。市民らが負担した通話料は計約58万円。すぐに切れるため、機能していた回線に割り振られるまで何度もかけた人もおり、最もかけた人は計83回にのぼる。非通知でかけた約1千件を除き、特定できた番号約1万1500件にはコールセンター設置を市から委託された別業者(東京)が電話をして謝罪する。 この業者が窓口(0120・125・188)でも対応する。被害額が手数料より少ないケースがほとんどのため、「振り込みは考えていない」という。(井石栄司) 堺市役所 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
119番から3時間、救急車内で心肺停止 自宅療養の男性死亡、千葉
千葉県船橋市は1日、新型コロナウイルスに感染し、自宅療養をしていた同市在住の20代男性が死亡したと発表した。容体悪化で家族が119番通報したものの、入院調整に時間がかかり、救急車内で心肺停止になったという。 市によると、男性は家族と同居し、基礎疾患はなく、ワクチンは接種していなかった。8月23日に発熱などの症状が出て、24日に陽性と判明した。 男性は自宅療養中の30日に容体が急変。家族から同日午前7時40分ごろ、「酸素飽和度が低下し、息が荒くなった」と連絡があり、市は入院調整を開始。市内では受け入れ先が見つからず、県も市外の病院との入院調整を始めた。 家族は午前9時ごろ119番通報し、救急車が到着すると男性の酸素飽和度は90%以下だった。最初の家族の連絡から3時間あまり経過した午前11時、市外で搬送先が見つかったが、男性は意識レベルが低下。酸素飽和度や血圧なども悪化する中、午前11時47分にはより近い市外の病院が見つかったが、男性は午前11時50分に救急車内で心肺停止状態となった。搬送先の病院で午後0時45分に死亡が確認された。 千葉県によると、船橋市がある東葛南部地域の2次保健医療圏の病床稼働率は、31日現在で80%を超えている。(酒井祥宏) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
空港でドローン撮影?「炎上狙った」 容疑で男4人書類送検
古畑航希2021年9月1日 19時27分 福岡空港(福岡市)内でドローンで撮影したと思わせる動画をネットに公開し、空港の業務を妨げたとして、福岡県警は1日、熊本市や山口県防府市に住む19~26歳の理学療法士や会社員の男4人を偽計業務妨害の疑いで福岡地検に書類送検し、発表した。4人は閲覧者から批判のコメントが集中する「炎上」を狙ったといい、「動画の再生回数やフォロワーを増やしたかった」と容疑を認めているという。 福岡空港署によると、4人は6月27日午後4時ごろ、福岡空港国内線ターミナルの展望デッキで、ドローンを使って撮ったように見せかける動画を撮影。同日夜に動画投稿サイトに投稿するなどして、空港運営会社「福岡国際空港」の業務を妨害した疑いがある。 空港は小型無人機等飛行禁止法などでドローンの飛行が禁止されている。投稿を見た人から「福岡空港でドローンを飛ばしている映像が出ている」と署に通報があったほか、連絡を受けた同社は、問い合わせに対応したり、ドローンが飛んだ形跡を調査したりしたという。 4人は実際にはドローンを飛ばしておらず、長さ約3メートルの棒に360度撮影できるカメラを取り付けて風景を撮影。動画は20秒ほどで、コントローラーでドローンを操作するような様子や、空を指さす場面も映していた。投稿の数日後には、種明かしの動画も投稿したが、批判のコメントが寄せられて後日どちらの動画も削除していたという。(古畑航希) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
秋の高山祭、中止に 若者へのワクチン接種も考慮
10月9、10の両日に岐阜県高山市で予定していた「秋の高山祭」について、主催する桜山八幡宮は1日、中止を決めた。行事を縮小して開催することを模索したが、県に緊急事態宣言が出されるなど新型コロナウイルスの感染状況から開催を断念した。昨年同様、関係者のみの神事はする。 この日、神社や祭りの関係者が協議し判断した。若年層へのワクチン接種が進んでいないことも考慮した。神社の氏子総代会の嶋田政吾会長は「感染が収まらない現状では仕方ない」と話した。 「秋の高山祭」は絢爛(けんらん)豪華な祭り屋台で知られ、別の神社の例祭「春の高山祭」とともに、日本三大美祭の一つに数えられる。例年20万人が訪れる。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
入札情報を漏らした疑いで高知県香南市課長と市議ら逮捕 高知県警
冨田悦央2021年9月1日 19時30分 高知県香南市発注の市営団地解体工事をめぐり、最低制限価格に近い金額を市議を通じて建設会社に漏らしたとして、県警は1日、市住宅管財課長の村山敦容疑者(58)=同市野市町西野=を官製談合防止法違反と公契約関係競売入札妨害の疑いで、市議の志磨村(しまむら)公夫(61)=同市赤岡町=と建設会社前社長の北代(きただい)達也(53)=同=の両容疑者を公契約関係競売入札妨害の疑いで逮捕し、発表した。3人の認否は明らかにしていない。 県警捜査2課によると、村山容疑者は昨年12月17日にあった工事の入札を前に、最低制限価格(2890万円)に近い金額を志磨村容疑者を通じて北代容疑者に伝えた疑いがある。北代容疑者が当時社長を務めていた会社は2900万円でこの工事を落札した。 県警は贈収賄の疑いも視野に入れ、3人の間に金銭授受がなかったかなどを調べている。香南市の清藤真司(きよとうまさし)市長は「がくぜんとするとともに、ゆゆしき事態だ。事実関係を把握し、厳正に対処する」との談話を出した。 市議会事務局によると、志磨村容疑者は4期目で、議長も経験している。(冨田悦央) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル