Naomichi Nishiura and Domingo Santana delivered back-to-back solo home runs Tuesday for the Central League-leading Tokyo Yakult Swallows, chasing Yomiuri Giants starter Yuki Takahashi early in a 3-2 win. Yakult starter Yasuhiro Ogawa (9-5) allowed two runs on six hits over six innings, striking out five and walking none as […]
北海道・東川の強風はダウンバーストか 風速は推定約40メートル
井上潜2021年10月5日 20時00分 北海道東川町で強風が発生し、電柱や建物が倒壊するなどした被害を受け、旭川地方気象台は5日、現地調査を行った。気象台によると、積乱雲から吹き下ろす下降気流によるダウンバーストか、積乱雲の下の冷たい空気が流れ出すガストフロントが発生した可能性があるという。風速は推定約40メートル。竜巻については「発生を示唆する情報が得られなかった」という。 東川町では4日午後1時過ぎ、町中心部から隣の旭川市に近い地域にかけて強い突風が吹き、電柱8本が倒壊。住民が割れた窓ガラスで負傷した。電柱が倒れた場所から約4キロ離れた場所でも、建物が飛ばされたり屋根がはがれたりした。 気象庁によると、ダウンバーストは、積乱雲から吹き下ろす下降気流が地表にぶつかることによって発生し、ガストフロントは、積乱雲の下にたまった冷たい空気の塊が、暖かい空気の側に流れ出すことによって起きる。旭川地方気象台は「突風の発生時に活発な積乱雲が付近を通過中だった。突風の発生は比較的短時間だった」としている。 強風で飛ばされた建物を所有する男性(70)によると、建物は使わなくなった木造の作業小屋で、隣接する納屋2棟の屋根もはがれた。近くの住居にいたところ、「ゴーッというすごい風の音がして、窓の外を見るとしけが出たように真っ白だった」。飛ばされた建物の一部と思われる板材が宙を舞っていたといい、「家を直撃していたらと思うとぞっとする」と話した。(井上潜) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「重いペットボトル持ってよう歩かん」断水続く和歌山、苦しむ高齢者
和歌山市の紀の川にかかる六十谷(むそた)水管橋の落橋と断水は、生命線としての「水」への備えのもろさをあらわにした。とくにお年寄りにとって水はひときわ重く、大学生ボランティアが支援に乗りだした。 「不便やなあ」。和歌山市加太でひとり暮らしの幸前成子さん(80)はしみじみと言う。 昨年に腰を骨折し、いつもシルバーカーを押して歩いている。近くの小学校に給水所が設けられたが、「重たいペットボトルを持ってよう歩かん」。自宅の敷地にある井戸の水は塩気があって皿洗いや洗濯にしか使えない。ご飯を炊く時は市内に住む娘やヘルパーさんが持ってきてくれる飲料水に頼っている。なるべく水を使わないようにと冷蔵庫の残り物を食べるようにし、ぬれたタオルで身体を拭いてしのいでいる。 井戸水を家の中に運ぶのも一苦労だ。水を満たしたバケツを持つだけで体がふらつく。腰を痛めた後、転んで救急搬送されたこともあるから怖くて仕方がないという。とくに厄介なのがトイレだ。タンクをいっぱいにするにはバケツ10杯分の水が必要だが、それも3回も流せばおしまいだ。 ためていた水が底をついたからと井戸水をもらいに来る近所の人に、「持っていって」と快く分けている幸前さん。9日ごろに復旧すると知って一安心した。「この生活が1カ月も続くぐらいだったら、施設に入ろうと思っていた」 和歌山大学の学生らでつくる災害ボランティア団体「むすぼら」は5日、和歌山市栄谷の貴志小学校に設置された給水所でボランティアを始めた。16人が参加し、訪れた人の車に水を積み込んだり高齢者宅へ運んだりした。 大学生が給水所でボランティア 同市中の山口浩太郎さん(80)と妻さかえさん(74)は、ポリタンクやペットボトルを自宅まで運んでもらうと、「昨日水を運んでから腰が痛くて。ほんまに助かりましたわ。ありがとう」と目を細めた。さかえさんは4年ほど前に腰を手術した。自宅から給水所までの路面はゴツゴツとしているから、重い水を運ぶのは大変だった。 山口さん宅に水を届けた教育学部3年の源田優一さん(22)は、貴志中学校で1日まであった約1カ月の教育実習期間中、山口さん宅の近くにある寮で生活していた。「お世話になった地域に貢献したいと思って参加しました。すこしでも力になれたら」と話していた。 ◇ 七つの中学校にも応急給水所 和歌山市は5日、紀の川以北にある7中学校に応急給水所を開設した。6日以降も午前7時から午後8時まで使える。給水車は100台以上を確保しているといい、4日に設けた21小学校の応急給水所も同じ時間帯で引き続き使える。11支所・連絡所と15公園には簡易トイレを設置した。断水していない以南の17連絡所と12支所は午前9時から午後5時まで、4コミュニティセンターは午前9時から午後9時半まで給水に利用できる。 また、和歌山市は6日午前10時から復旧工事を始める。水のうかい路をつくるため、六十谷水管橋の隣の六十谷橋(県道)が復旧が完了するまで全面通行止めになる。(国方萌乃、下地達也、下地毅) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「長崎くんち」の諏訪神社宮司がセクハラか 本人は否定「事実ない」
三沢敦2021年10月6日 9時14分 長崎の秋の風物詩「長崎くんち」で知られる諏訪神社(長崎市上西山町)の70代男性宮司がセクハラ行為をした疑いがあるとして、神社の責任役員らが辞任を求めていることが分かった。被害者の代理人弁護士らは「宮司の言動はセクハラにあたる」と主張。一方、宮司は「そのような事実はありません」とするコメントを発表している。 代理人らによると、セクハラの疑いが持たれる行為があったのは8月20日。神社内で市内の20代女性の手を引き寄せて顔を近づけ、握手やキスを求め、マスクを外そうとしたという。 女性は翌日、神社側に相談。9月1日に補佐役の禰宜(ねぎ)2人が宮司に聴取をした。その結果を踏まえ、「不適切な行為が行われた可能性がある」として責任役員2人、禰宜2人が連名で辞任を求める意見書を7日付で本人に提出した。今月4日には県神社庁の求めに応じ、聴取時の録音データなどの資料を提出している。 宮司を除いて6人いる責任役員と13人の常任総代の多くは、「大きな社会問題であり、神社の権威に関わる」として長崎くんちの主要神事である8日の例大祭には参列しない意向を示しているという。 5日に記者会見した青野悠弁護士は「女性の説明は詳細であり、宮司の言動は明らかにセクハラだ。損害賠償が発生する不法行為だと考えている。今後の対応については女性らと相談し検討したい」と話した。 一方、宮司は4日、神社関係者に宛てた文書を公表し、「真実ではない」と行為を否定。「(勇退勧告は)私を排除したい意向の部内者2人が責任役員に働きかけた結果」と主張し、「今後私はあらゆる機会を通じ、身の潔白を主張するとともに、宮司職に励む」としている。 長崎くんちは、江戸時代から387年の歴史を誇る同神社の秋の大祭。旧長崎市街の各町(踊町〈おどりちょう〉)が7年に1度回ってくる当番の年に、各町に伝わる自慢の演(だ)し物を奉納。県内外からの見物客でにぎわう。例年10月7~9日に行われるが、コロナの感染拡大を受け、例大祭などを除き、奉納踊や神輿(みこし)行列の中止が昨年に続き決定している。(三沢敦) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「県警として承服しがたい」は削除 無罪否定の書面、滋賀県が訂正
安藤仙一朗2021年10月5日 20時00分 滋賀県の湖東記念病院で2003年に死亡した男性患者への殺人罪で服役後、昨年に再審無罪が確定した元看護助手の西山美香さん(41)が国と県に国家賠償を求めた訴訟で、県が5日、大津地裁に提出していた書面の一部訂正を申し立てた。西山さんの弁護団が明らかにした。書面には無罪判決を否定する表現があり、知事や県警本部長が謝罪する事態になっていた。 訂正申立書によると、訂正は7カ所。昨年3月の再審判決は患者が病死した可能性を指摘していたのに、「心肺停止状態にさせたのは、原告である」と断定した部分については、末尾に「と判断する相当な理由があった」を加えた。県警によると、有罪判決が言い渡された当時の認識だと分かるように訂正したという。 また、「取り調べ担当官に好意と信頼を寄せて虚偽の殺害行為を自白することなど、根本的にあり得ない」としていた部分は削除。再審判決の際、刑事司法関係者に捜査の改善を求めた裁判長の説諭について、「県警として承服しがたい」と主張していた部分も削除した。 西山さんは「批判を受けた部分の表現を訂正しただけで、県警の認識は何ら変わっていないとしか受け止められない。余計に傷つけられた思いだ」とのコメントを発表。代理人を務める井戸謙一弁護士も、取材に対し「書面の表現を改めたところで、県警が西山さんを犯人視する認識は変わっていない」と批判した。 問題の書面は、先月15日に提出された。2日後、三日月大造知事が会見を開き「西山さんの心を深く傷つける極めて不適切な表現があった」と謝罪。さらに28日、滝沢依子・県警本部長も県議会で「書面の表現に不十分な点があった」と訂正する考えを示し、報道陣の取材に「再審無罪判決は重く受け止めている」と釈明した。県警監察官室の担当者も「判決を真摯(しんし)に受け止めている」としており、再審無罪判決の内容については争わない方針という。(安藤仙一朗) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
岩手県沖で地震、青森で震度5強 津波の心配はなし
吉沢英将2021年10月6日 3時34分 6日午前2時46分ごろ、岩手県沖を震源とする地震があり、青森県階上(はしかみ)町で最大震度5強を観測した。気象庁によると、地震の規模を示すマグニチュードは5・9、震源の深さは56キロ。津波の心配はないという。 このほか、震度5弱を青森県八戸市や南部町、盛岡市で観測するなど、北海道から関東の広い範囲で揺れた。 気象庁は6日未明に会見し、「発生後は1週間程度、最大震度5強程度の地震に注意を」と呼びかけた。また、青森県階上町の南にあり、震度3を観測した岩手県洋野町では6日明け方までの24時間で90ミリ以上の雨が降り、地盤が緩んで落石や崖崩れの危険性が高まっている指摘した。(吉沢英将) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
プラモのお礼、おばあさんの1万円札 お礼へのお礼でお互いが笑顔に
軍事フォトジャーナリストの菊池雅之さん(46)が、中学時代に通っていた店がある。 自宅から自転車で15分ぐらいの距離で、住宅街の一角にあったおもちゃ屋だ。 ガンダムのプラモデルや鉄道模型、エアガンなどを売っていた。 小学生時代の駄菓子屋からステップアップした先で、何を買うでもなく眺めているだけで楽しい場所だった。 店主がいるカウンター横にはテーブルと椅子があって、そこは常連が座る席。 大学生のお兄さんたちが、いつも店主と楽しそうにやりとりしていた。 お兄さんたちとは趣味を通してつながっている関係だった。 年齢による上下関係はなく、作り方などのアドバイスをしてくれたり、工具を譲ってくれたり。 大人と接する機会が少ない年頃だったが、その雰囲気が心地よかった。 おばあさんが訪ねてきて 店頭のショーウィンドーには、常連たちが制作したプラモの完成品が展示されていた。 ある日、おばあさんが店を訪ねてきて、店主に話しかけた。 「あそこに飾ってあるプラモ… この記事は有料会員記事です。残り1315文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 【10/25まで】スタンダードコース(月額1,980円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
アメリカザリガニ、ペット飼育は可・放出は禁止 環境省が規制案
環境省は5日、生態系への影響が深刻な外来種のアメリカザリガニとアカミミガメ(ミドリガメ)について、一般人が捕まえた個体をペットとして飼うことは認めたうえで、野外への放出などは禁止する新たな規制の素案を示した。来年の通常国会に外来生物法の改正案を提出したい考えだ。 この日の中央環境審議会の小委員会で、答申の素案が大筋で了承された。意見募集したうえで正式に決める。 答申の素案では、外来生物法で無許可に野外放出や飼育などを禁じる「特定外来生物」の枠組みに、この2種のために例外を設ける。野外放出や販売などは禁止しながら一般の人が捕まえたり、すでに飼っていたりする個体をペットとして飼育、譲渡することを認める規制の仕組みが必要とした。 アメリカザリガニやミドリガ… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
岸田首相、早くも「板挟み」 1.5億円の説明で後ろ盾に配慮?
岸田文雄首相が「政治とカネ」で早くも苦しい状況に立たされている。2019年の参院選広島選挙区で、自民党本部が提供した1億5千万円をめぐる問題だ。岸田首相の地元では解明に期待が高まるが、新政権の後ろ盾とされる安倍晋三元首相ら大物も絡む。「板挟み」となった岸田首相の言い回しはあいまいで、衆院選へのダメージを懸念する声も漏れる。 「広島県民、国民は納得していませんよ」。党広島県連ナンバー2の中本隆志・県議会議長は5日、首相官邸で、就任わずか2日目の岸田首相に迫った。中本氏によると面会は約20分間で、資金提供に関する党の説明と謝罪が必要との認識を改めて伝え、首相は必要ならば説明をするなどと応じたという。 中本氏が問題視するのは甘利明幹事長の発言だ。3日のNHK番組で、河井案里氏=公職選挙法違反罪で有罪判決が確定、参院議員を失職=側への1億5千万円の資金提供について「再調査する考え方はない」との認識を示し、「(岸田)総裁がはっきりおっしゃっています」とも強調した。発言が広島県連に与えた衝撃は大きく、中本氏が「岸田首相に(真意を)直接確認する」として上京した。 広島県連が岸田首相からの説明に期待を寄せるのには理由がある。案里氏の失職に伴う4月の参院再選挙は「政治とカネ」への不信を深めた自民支持層が離れたことで敗北。危機感を強めた県連幹部は、説明しない党執行部を「県民への侮辱だ」などの強い言葉で公然と批判してきた。 県連会長の岸田氏も5月には… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
日本の資産家、相続対策で海外生保に加入 専門家「法の想定外」
国内の資産家が将来の相続税の支払いなどに備え、タックスヘイブン(租税回避地)に設けた法人などを介し、利率が高い海外の生命保険を契約している実態が、タックスヘイブンに関する「パンドラ文書」で明らかになった。朝日新聞と共同通信が参加する国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)が文書を入手し、分析した。 保険業法は、日本に支店を持たない外国の保険会社が日本に住む人と契約を結ぶことを禁じている。また、例外的に国の許可を得た場合を除き、日本の居住者側にも契約を原則禁じている。金融庁は、居住者が海外の法人を介して契約していても「法に違反する」との見解を示している。 パンドラ文書 英領バージン諸島やケイマン諸島などの租税回避地に法人や組合を設立するのを専門とする業者や法律事務所から流出したとみられる1190万件余の電子ファイル群。匿名の人物から国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)に提供された。 「シンガポールを旅行した際、『あなたのように所得の高い人は保険に入っておいたら』と勧められた」 全国で美容事業を展開する6… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル