光墨祥吾、白石昌幸2021年10月29日 21時39分 【動画】軽石漂流のシミュレーション=海洋研究開発機構提供 小笠原諸島の海底火山「福徳岡ノ場」の噴火でできた大量の軽石が沖縄本島などに漂着している問題で、沖縄県は29日、本島北部の国頭村にある辺土名(へんとな)漁港で軽石の撤去作業を始めた。撤去には2~3週間を見込んでいる。 沖縄本島の南、人口約220人の久高島(南城市)では、本島との間を結ぶフェリーや高速船が軽石の影響で入港できず、28日午後から運休。南城市によると、衆院選の投開票日の31日、久高島の投票箱は船で本島に運んで開票するが、運べない場合に備え、海上保安庁などに協力を求めてヘリコプターで運ぶことなども検討している。運休が長引けば食料品や薬品などが運べず、住民の生活に影響が出る可能性もある。 県水産課によると、モズクの一大産地のうるま市では、モズクの養殖作業が滞っている。水槽で種付けをして海に移すが、船が出られないという。 また鹿児島県は29日、奄美群島の市町村や第10管区海上保安本部などと対策調整会議を開いた。県によると28日時点で、奄美群島内の港湾や海岸の83カ所に軽石が漂着。計12隻の漁船に被害が出たほか、フェリーの一部が欠航している。塩田康一知事は「県民生活に与える影響が少なくなるよう必要な対策を取る」と述べた。(光墨祥吾、白石昌幸) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Controversial ‘Tomahawk Chop’ set to return to World Series in Game 3
Washington – The Atlanta Braves, unbeaten at home in this year’s playoffs, will try to reclaim the lead in the World Series when they meet the Houston Astros on Friday in Atlanta. The Braves will be trying to bounce back from a 7-2 loss in Game 2 on Wednesday that […]
前金150万円で雇われた「殺し屋」 サンダル履きの男の奇妙な要求
「あなたを殺してくれと言われています」 名古屋市の会社顧問の男性(71)は、突然自宅を訪ねてきた大柄の男から、玄関先で告げられた。 「殺し屋か」と身構えた。 だが、男は短パン姿でサンダル履き。口調も淡々としていた。刃物のような凶器も持っていなかった――。 愛知県警は翌日、無職の男(38)を脅迫容疑で、別の無職の男(71)を殺人予備容疑でそれぞれ逮捕した。会社顧問の男性が朝日新聞の取材に、当時のいきさつを語った。 10月12日午後3時半ごろ、住宅街にある会社顧問宅を男(38)が訪ねてきた。 「この車の持ち主はいますか」 男は長袖のTシャツにオレンジ色の短パン、サンダル姿で、数台の携帯電話を持っていた。 妻から来訪を知らされ、会社顧問は不審に思いながら玄関前車庫で男と向き合った。 近くで道路工事をしている作業員の姿が目に入った。何かあったら人のいるところに逃げよう……。そう思い、とっさに傘を手にしていた。 「この写真はあなたに間違いないですか?」 男は、会社顧問の名前や写真3枚が印刷された、A4判の「手配書」を見せてきた。 写真の1枚は、会社顧問が半袖姿で車に乗り込む場面。残る2枚はダウンを羽織り、マスク姿で公園などを歩く場面だった。 会社顧問はマスクを外して… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「見えない心の潤いを想像して」 芸術が政治に求めるもの
コロナ禍の大阪市立芸術創造館の会場。座席の距離を空け、人数も制限した=2021年8月、大阪市旭区、同館提供 今月15日夜。舞台劇が上演された大阪市立芸術創造館を訪ねた。 大阪で新型コロナの緊急事態宣言が解除されて約2週間が経過していたが、主催者の意向で座席数は約7割におさえた。訪れた約25人の観客は、マスクを着用し、要請に従って一席ずつ空けて着席した。上演前には出演者が舞台に立ち、「息苦しいかもしれませんが、マスクの着用をお願いします。皆様のご協力で演劇という文化が成り立っています」と呼びかけた。 コロナ禍のいま コロナ禍を経て、観光や保育、畜産、町工場といった現場がどう変わり、何を望むのか。大阪のいまを取材した。 コロナ前の大阪市立芸術創造館の会場の様子。密を気にせず、人々が隣り合って座っていた(写真の一部を加工し、司会者の顔をぼかしています)=2016年、大阪市旭区、同館提供 「個人の尊厳、創造性、自主性が尊重されなくなるのではないかと危惧している」 今年5月下旬、17の劇団、13名の個人で構成するNPO法人「大阪現代舞台芸術協会」(大阪市)はホームページでこう訴えた。 このころ、大阪では府が確保する重症病床の使用率は80%を超え、府は音楽や演劇などのイベントについて、無観客での開催を要請していた。協会は危機的な医療体制に理解を示しつつも、「(無観客開催の要請の)根拠を十分に説明する責任がある」として、無観客開催の再考を求める要望書を府と市に提出した。 コロナ禍の文化芸術関係者への影響 協会理事長の小原延之さん(53)は「客観的な根拠というよりも、政治的なムードでその時々の政策が決められたという思いが強い」と説明する。 小原さんによると、脚本や演出、ワークショップの講師など、演劇に関わる職業を生業にしているのは大阪ではほんの一握り。他の仕事をしながら演劇に携わっている人が大多数を占める。特にコロナ禍でダメージを受けたのが大学や養成機関を経て、小劇場で活動する若者だ。公演の先行きが見えないなか、1年以上演劇活動を中止した若手劇団も相次いだという。 政治に求めるものは、と尋ねると、小原さんは「演劇の上演で、お客さんにどう潤いを与えるのかという部分は数値化できないし、見えない。その見えない部分に政治家は想像力を働かせてほしい。政治家に最も足りていないのは、そこだと思う」と答えた。 コロナの影響は、演劇だけにとどまりませんでした。音楽公演を行う楽団関係者の思いを紹介します。 コロナの影響は舞台だけでは… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
コロナ2年目の大学祭、リアル開催復活 予約制、「飲食禁止」も
会員記事 桑原紀彦、狩野浩平、上野創2021年10月29日 19時30分 あちこちで大学祭が行われる季節。昨年は、コロナ禍で多くが中止になったり、オンラインのみの開催になったりしたが、今秋は感染が収まっていることもあり、キャンパスに人を入れる「リアル開催」が復活しつつある。オンライン配信を組み合わせたハイブリッド型にする大学も多い。学生たちは感染対策に気を配りながら、コロナによる閉塞(へいそく)感を打ち破り、表現する場をつくろうと苦心している。 事前予約にしたらアクセス殺到 キャンパス入り口近くの屋外ステージで、華やかな衣装の学生たちが息の合ったダンスを披露する。観客が拍手を送る脇では、ビデオカメラとパソコンで動画を同時に配信――。 埼玉県所沢市の早稲田大学所沢キャンパスで10月24日にあった「所沢キャンパス祭2021」。事前予約者限定だったが、2年ぶりに、構内に人を入れる形で開催された。 屋外のステージでは来場者の前でダンスパフォーマンスが続き、ライブでの配信もあった=2021年10月24日、埼玉県所沢市の早稲田大学所沢キャンパス、上野創撮影 輪なげや射的を楽しめる部屋、高校生と保護者向けの公開体験授業などもあったほか、オンラインでは、卒業生である陸上選手の寺田明日香さんと元プロ野球選手の江尻慎太郎さんの対談や、在学生が構内を案内するツアーの動画なども配信された。 「ここまで大変でしたが、天気がよくてほっとしました」と実行委員長の尾崎篤さん。 昨年は中止の可能性もあるなか、先輩たちが中心になりオンラインで開催した。自身も委員として関わったが、事前の打ち合わせもオンラインで十分とはいえず、初めての配信に戸惑いもあった。 また、厳しい感染対策のため、当日、構内で配信作業をする実行委員の人数すら絞らざるを得なかった。参加団体からは、無観客でカメラに向かってパフォーマンスをすることについて、「やりづらい」との声も聞こえてきた。 「予算と能力が限られるなか、仕方がなかった。なんとか無事にできてよかった」と尾崎さんは話す。 今年は来場者ありの形での開… この記事は会員記事です。残り3500文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Former star outfielder Tsuyoshi Shinjo announced as next Fighters manager
Sapporo – The Hokkaido Nippon Ham Fighters on Friday named colorful former outfielder Tsuyoshi Shinjo as their next manager after the Pacific League club fell short of the postseason for the third straight year under outgoing skipper Hideki Kuriyama. The 49-year-old Shinjo began his career with the Central League’s Hanshin […]
「会いたかった」があいさつになる日 安田桃寧が信じたファンとの絆
会員記事 構成・阪本輝昭2021年10月29日 17時00分 安田桃寧さん 大阪・難波を拠点とするアイドルグループ「NMB48」が10月、結成11周年を迎えた。気軽に「会いに行ける」ことをコンセプトとした活動は、この1年半あまり、コロナ禍で大きな制約を受けてきた。新たなアイドルとファンの関係性をどう築き、12年目に向けてどんな活動に力を入れていくのか。活動7年目に入ったメンバーの安田桃寧さん(20)に聞いた。「NMB48のレッツ・スタディー!」番外編としてお届けする。 ◇ コロナ下で見つけた「自分の強み」 ――「レッツ・スタディー!」で小論文(3回分)を担当していただいたのが2019年暮れから20年初めにかけてでした。 安田 その後ぐらいにコロナ禍があり、いろいろなことが激変しました。ずいぶん昔のように感じます。小論文を通じて、自分の気持ちや考えを徹底的に見つめ直す練習をしたことが、この間、「自分は何をしたいのか、どうすればいいのか」を考えるうえで役だったと思います。 大変だったことを挙げればきりがありません。例えば劇場公演やライブでのMC(トーク)。ふだんは客席からの笑いの多さや掛け声の有無などで反応を探りながら進めていました。声出しNG、お客さんもみんなマスクとなってからは、客席からの声は聞こえず、表情も見えないという状況で、本当に真っ暗な中を手探りで歩いているような日々でした。いま、ようやく感染状況も落ち着きをみせはじめていますが、緊張感は解けません。「新しい日常」のなかで、私たちアイドルの活動も新しいスタイルでの活動に挑戦し続けていきたいです。 安田桃寧さん 一方、得意の「料理」を生かした動画配信など、コロナ下だからこそ見つけられた自分の強み、自分なりのファンへの感謝の表し方というものもあります。決して全てを後ろ向きにはとらえていません。 「表情づくり」にかけてきた ――「強み」という部分を、もう少し詳しく。 安田 私は「アイドルは表情である」と思ってきました。何かを表現するときに、顔の表情で表現する、体の動きで表現する、もしくは全身で表現する――いろんな方法がありますが、私が初期からずっと心がけてきたのは「表情づくり」です。尊敬する卒業生の渡辺美優紀さんへのあこがれもありました。ファン一人ひとりへの応対が丁寧で、「神対応」と呼ばれた先輩ですが、そのなかでも視線の配り方、表情のつくり方など、表現者としての部分も抜きんでていました。 「目を奪う」という言葉があ… この記事は会員記事です。残り1880文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
今日も漁を続ける 海洋放出反対 でも現実との折り合いも考え
午前2時半過ぎ。きらめく星空の下で、福島県いわき市の刺し網漁師・新妻和夫さん(70)は久之浜漁港を出港し、30分ほど船を走らせた。漁船の照明が、自らの船体を暗闇の海に浮かび上がらせる。前日に仕掛けた網を一人、黙々と引きあげた。 31日の衆院選投票日、人々は何を託そうとしているのでしょうか。私たちの現在地を写真でお伝えします。 あの事故が起こるまで東京電力福島第一原発周辺は「いい漁場だった」。今も原発から10キロ以内の漁は行っていない。「基準を超える魚がかかるのも嫌だし、みんなできるだけ近づかないね」 福島沿岸の漁師たちは震災翌年の6月から漁を再開。検査によって安全性を証明するデータを積み上げ、水揚げできる魚種も徐々に増やしてきた。「ここまで半歩ずつ、1歩ずつそれぞれが進んできた」(新妻さん) 今年4月、政府は原発の汚染水を浄化処理して海に流す方針を決めた。「これから続く後継者も不安を持つ」と新妻さん。決定に対し風評被害を懸念し、福島県漁連だけでなく、全国漁業協同組合連合会も反対している。 新妻さんは「安全だと言われると信じるしかない。安心の担保がある程度きっちりしないのでは、反対とと言うしかないよね」。複雑な心境を漏らした。(福留庸友) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ランキング44位 かかわりのねえこって 地味でも、魅力満載の上州
東京から群馬に転勤して半年が過ぎた。ワンルームのマンションの家賃は3万9千円、駐車場8千円。赤城山が目の前にどんとそびえており、晴れた日には県北部の山々も見える。 とはいえ単身赴任なので時折、東京の自宅に帰る。朝の通勤ラッシュに出くわすことがあるが、コロナ禍で呼びかけられた「オフピーク通勤」ってどうなってしまったのだろう。リモートワークはどうなってしまったのだろうか。 車内にはつり革を握り、スマホを操作している人たちがいる。無言で窓の外を見ている人たちもいる。昨日の仕事の失敗を思い起こしているのか、嫌いな上司の顔を思い浮かべているのだろうか。 前橋の老舗居酒屋。緊急事態… この記事は会員記事です。残り1002文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Chunichi names “Mr. Dragons” Kazuyoshi Tatsunami as new manager
Nagoya – The Chunichi Dragons named former star infielder Kazuyoshi Tatsunami as new manager of the Central League club on Friday. The 52-year-old, whose club record 2,480 hits is the eighth-most in NPB, accepted an official offer from the club, which is looking to shore up its lackluster offense after […]