30代女性、就職6年目です。 新卒で入って2年間、配属された部署で管理職と先輩からパワハラを受けていました。業務上のメールや情報から締め出されたり、自分だけ使われていない倉庫の片づけをさせられたり、面談であなたは浮いているから要らない、異動届を出してほしいと言われたりなどです。歯を食いしばって耐えました。これは誰にでもできる仕事ではない、いじめてくる女性の先輩たちが若い頃はもっと厳しい状況だったのだと奮い立たせて。 その後、部署異動を経て上司や環境に恵まれて仕事をしています。元々興味があった仕事内容ではないのですが、突き詰めてみると面白く、今はこの分野で頑張ろうと思っています。 そんな折、今の上司と部門長が私の話をしているのをたまたま聞いてしまいました。前の部署での状況を知っている今の上司は、私のことを強い人間だ、辞めずに残ってくれてよかったと言ってくれたのに対し、部門長はあの部署のいじめはたかが知れている、気にすることはないと話をしていました。私が経験した2年間をたかが知れていると言い放った部門長が信じられなくなりました。 終わったことなのに苦しかった気持ちがよみがえり、涙が出てきます。部門長の言葉をどう解釈したら苦しくなくなるでしょうか。お願いです、教えてください。 回答者 文筆業・清田隆之さん 入社したばかりでは仕事の要… この記事は有料会員記事です。残り980文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
神戸製鋼・加古川製鉄所で黒煙 ベルトコンベヤー焼ける、けが人なし
2021年11月14日 17時09分 【動画】神戸製鋼加古川製鉄所で火災=朝日放送テレビ撮影 14日午前8時半ごろ、兵庫県加古川市金沢町の神戸製鋼加古川製鉄所で「黒煙が上がっている」と通行人から119番通報があった。市消防本部によると、工場内にある長さ約400メートルのベルトコンベヤー4基が焼けたという。 加古川署によると、けが人はなかった。ベルトコンベヤーは鉄鉱石を運ぶためのもので、24時間稼働していたという。出火原因を調べている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
捕鯨母船が山口・下関に入港 生肉を初めて荷揚げ
今年の操業を終えた捕鯨母船「日新丸」(8145トン)が14日、山口県下関市の下関港に入港し、イワシクジラの生肉を荷揚げした。2019年の商業捕鯨再開から3年目、母船式捕鯨でクジラの生肉が下関港に荷揚げされるのは初めて。16日に市場で競りにかけられる。 操業する共同船舶によると、今回の生肉は、北海道の根室沖で11月8日に捕獲した大型のイワシクジラのメス(体長約15メートル、体重約29トン)。最高級部位の「尾の身」など1・4トンを小型コンテナ6個に分けて荷揚げした。捕獲したクジラは通常、母船に積み込まれて解体・冷凍されるが、生肉は一度も冷凍せずに氷温冷蔵することでうまみや鮮度が増すという。 日新丸は6月以降、クジラを実際に捕獲する第3勇新丸との2隻態勢で三陸沖や北海道東部沖で操業。定められた捕獲枠のニタリクジラ187頭、イワシクジラ25頭を取りきり、これまでに仙台港(仙台市)などでも荷揚げした。 共同船舶の所英樹社長は生肉荷揚げの狙いについて「脂が乗って大変おいしい。正しい価値をわかってほしい」と話した。(貞松慎二郎) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
逮捕監禁、死体遺棄容疑の男を殺人疑いで3度目の逮捕 一方的好意か
山梨県笛吹市芦川町上芦川の道路脇で女性の遺体が見つかった事件で、山梨県警は死体遺棄容疑などで逮捕した同市八代町の会社員山口正司容疑者(55)を14日、殺人の疑いで再逮捕し、発表した。山口容疑者は、容疑を認めているという。 県警によると、山口容疑者は9月29日午後9時から10時までの間に、笛吹市芦川町上芦川の路上で、隣に住んでいた地域相談員古屋美紀さん(当時54)を、殺意をもって、固い棒状のものや手などで何度も暴行を加えて殺害した疑いがある。山口容疑者は古屋さんに一方的に好意をもっていたとほのめかしているという。山口容疑者が古屋さんが職場から帰宅した後に監禁し、車に乗せて山中に連れて行き、殺害したとみている。 山口容疑者は、「殺すしかないと思った」と供述しているといい、県警は被害者の女性への思いがかなわず犯行に及んだとみている。 山口容疑者は古屋さんを車で連れ回したとして10月上旬、逮捕監禁の疑いで逮捕された。その後、死体遺棄容疑で再逮捕し、今回で3度目の逮捕。笛吹署に捜査本部を設置して捜査を進めていた。(平山亜理) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
メイドさんの怒声、響く研究室 「ツンデレ」を国立大が究めたら
【動画】「ツンデレ」効果は仕事のモチベーションに影響を与えるか?=伊藤誠撮影、奈良先端科学技術大学院大学提供 ツンツンと冷たく対応したかと思えば、デレデレと甘えてくる。そんな二面性の態度を表す「ツンデレ」が、仕事や勉強のやる気を引き出すのに効果的かもしれない。取り組んでいるのは奈良県の国立大学法人という。研究室へ向かった。(伊藤誠) リアルのメイドさんと動作撮影のリハーサルをする奈良先端大の学生(動画より)=大阪市内、奈良先端大提供 大阪のベッドタウン、奈良県生駒市の中心部から車で約15分、国立大学法人・奈良先端科学技術大学院大学のキャンパスは丘陵地に広がっていた。 お目当ての研究室を訪れると、およそ大学院大学らしからぬ声が響いていた。 「イスもあんたを支えてるほどヒマはないんだから、さっさっさと始めなさい!」 ツンツンした、メイドカフェで働くメイドさんの怒声だ。イスに座った男子学生が叱られていた。なんだか居心地が悪かった。 学生が叱られていた 学生は被験者。目のまわりにゴーグル状のディスプレー装置を着けていた。 ツンデレのCG作成用のセンサー付きスーツを着て動画を撮影するメイドさん=2021年10月26日、大阪市浪速区、伊藤誠撮影 装置を起動させると、CGで作られたアニメキャラクターのメイドさんが、眼前に現れる仕組み。学生には、黒いワンピースに白のエプロン姿のメイドさんが見えているそうだ。 腕には脈拍や体温など、体調を測る腕時計型の端末も着けていた。 「疲れた顔も頑張った証拠です。私がご主人様を癒やしてあげます」 奈良の国立大学法人の研究グループがツンデレの効果を検証しています。遊びのような、まじめな研究。そこには大きな期待が込められていました デレデレのセリフも、いくつ… この記事は有料会員記事です。残り2177文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
さよなら自由が丘の美術館 もう見られない半世紀かけたコレクション
大村美香2021年11月14日 16時00分 世界各地の民族染織品を公開してきた東京・自由が丘の小さな美術館が、12月で展示を終える。館長の岩立広子さん(87)が半世紀以上にわたり収集した品々が並び、染織工芸にひかれる人々の間ではよく知られた場所だったが、財政的な苦境から休止を決意した。一般の人が貴重な収蔵品を見る機会は失われる。 東急・自由が丘駅近くのビル3階にある「岩立フォークテキスタイルミュージアム」(東京都目黒区)はわずか1室と展示空間は小さい。だが、中央アジアの華やかなししゅう布・スザニ、アフガニスタンの敷物・キリム、インドの木版更紗(さらさ)など、他の美術館にはない独自のテーマで企画展示をしてきた。 岩立さんは1965年に中南米に行き、伝統的な染織品の高い技術と古びないデザインに魅せられて収集を始めた。集落を訪れ、作り手の女性たちに会い、職人の話を聞き、敷物やショール、民族衣装など手仕事での巧まざる美があると感じた品を集めてきた。中でも、5千年にわたる染織の歴史があるインドは70年に初めて訪れて以来訪問回数は80回になる。 実物を見られる場を作りたいと館を開いたのは2009年。収蔵品はインドの染織品約4千点のほか、アフガニスタンやシリア、中国などのものも合わせて計約8千点に上る。 衣類や実用の品は散逸しやすく、今では手に入らないものや、現地で伝統が途絶えてしまったものも数多い。高級品か庶民の品かを問わず、専門家の目で美を認めた品を選び抜いたコレクションは貴重と評価される。コレクションを基に日本民藝館などで展覧会が何度か開かれた。 開館以来、赤字続きで、コロナ禍でも休館はしなかったが、岩立さんは「このままの形では続けられない」と判断した。今後は収蔵品の維持管理を中心にして、機会があれば催しを開きたい考えだ。「ここまでやれたのは布の導きのおかげ。手仕事の品は人にパワーをくれる。コレクションの良さを伝え、次の人々に残す方法を考えたい」と話している。 開催中の最後の企画展は「カンタ――母からの贈り物」。カンタはインド・西ベンガル州やバングラデシュの刺し子布。使い古しの白い木綿布に色糸で文様をししゅうしてある。身の回りの事物を糸でつづったデザインの伸びやかさに魅了される。 12月11日まで。開館は木、金、土曜の午前10時~午後5時。入場料500円。予約必要。サイト(https://iwatate-hiroko.com/)か、電話03・3724・5407(午前10時~午後5時、日・月曜休み)で。(大村美香) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
投票に行くのは無謀?揺れる母 重度知的障害の娘が一票を投じるまで
愛知県瀬戸市の池戸智美さんは、悩んでいた。2016年7月にあった参院選の時のこと。当時19歳の長女美優(みゆ)さんに、人生初の投票所への入場券が届いたのだ。 美優さんには、先天性の重度の知的障害がある。字は書けず、声を出して話すことや指でさすことも難しい。政党の違いや選挙公約は「多分、理解できていないと思う」。身長は124センチと小柄で、前年までは投票所に行くと子どもに間違えられて風船をもらうほど、幼く見られた。 娘を、投票に連れて行ってもいいのだろうか――。 二つの夢 1996年、美優さんは1950グラムの低体重で生まれた翌日、片肺が破れて自力で呼吸ができなくなった。21番染色体の片方の上下が欠損し、くっついて丸くなっている「環状21番染色体」という、世界的にも報告例が少ない疾患があることがわかった。 医師からは「大きくなることは難しいかもしれない」と告げられた。幼い頃は体が弱く、発熱やけいれんで入退院を繰り返した。 娘が成長して成人式に出ること、投票に行くこと。 いつしか、この二つが智美さんの夢になった。だから、2016年に初めて届いた選挙の入場券は、社会の一員として認められた証しのようでうれしかった。 だが、思いは揺れた。 意思確認が難しい娘を、投票に連れて行くことに意味はあるのか。どのように候補者を選ばせるのか。判断や対応も自治体によってまちまちな中、親子で必死に投じた「一票」の物語。 同じように障害がある子を育… この記事は有料会員記事です。残り2994文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
韓国エンタメに大差で負け、作るべきは「鉄棒」 秋元康×小島瑠璃子
日本のエンタメは、韓国に大差で負けている――。ヒットメーカーとして知られる作詞家の秋元康さんは、そんな言葉を口にした。TOKYO FMの新番組「いいこと、聴いた」(日曜午後1時)でパーソナリティーを務める秋元さんとタレントの小島瑠璃子さんに、今求められるラジオ番組の姿や、「イカゲーム」、K-POPを含めた日韓エンタメ論、乃木坂46などのオーディションで原石を発掘しプロデュースする方法論について聞いた。 ――番組が始まって1カ月あまり経ちましたが、お互いの印象はいかがですか? 小島「秋元さんは、私にツッコんでくれるのがものすごくうまいんです。私が言ったことで、そのまま放置されたらリスナーの人がわかりづらいかもしれないことを、あらかじめ回収しておいてくださるんです(笑)。私は『しっかりしている』と思われがちなんですけど、非常にノーガードの人間なので、そこが本当に助かっています」 秋元「小島瑠璃子という人は、『こうしなきゃいけないんだ』と、かなり殻を作っているんですよね。そういうのが『もったいないな』と思うことがあるので、『もっと暴れていいんじゃないかな』と思います。彼女は本当に『知的な狂人』ですから」 小島「『きょうじん』は狂うほうの『狂人』ですね(笑)」 秋元「せっかくのフリートークの番組だから『もっと普通で良いのにな』と思うんだけど、局アナ的にまとめちゃう。台本にこう書いてあろうが、脱線したほうが聴いている人にとっては面白いから、そっちに行っても良いと思うんですけど、ちゃんと台本に戻そうとする。根が真面目なんだよね」 小島「そうなんです。今日の収録で秋元さんに言われて、キョトンとして爆笑しちゃったのが、『小島さん、もっとダラダラやろうね』って言われたんです。『人生で言われたことがなかったな』と思って、ハッとしました。私は長女だからか、しっかりしなきゃいけないという気持ちが強く、『ダラダラやろうね』という言葉にはびっくりしました。数年経ったらこの番組は、私が暴れながらおいしいものをバクバク食べている番組になるかもしれないですね(笑)」 秋元「たぶんラジオって、今は過渡期だと思うんです。(音声SNSの)『クラブハウス』がなぜ一時期あんなに爆発的に流行したかというと、(従うべき台本のような)フォーマットがなかったからだと思うんですよね。フォーマットがないから『何があるんだろう?』と思って聴くわけです」 「だけど、ラジオには台本があって、クリスマスシーズンであればクリスマスの話になるし、1年を振り返る時期には流行語大賞とかの話になる。それはたぶん、僕がラジオの放送作家だった頃と変わっていないんです。そういえば僕も、山口百恵さんの番組をやっていたときには『クリスマスの思い出をお話しください』というような台本を書いていたと思うんです。でも今は、そういうところから脱線した話がきっと面白いんじゃないかなと思います」 「僕がなぜ、小島さんが(パーソナリティーとして)良いかなと思ったかというと、小島さんのことを何も知らないからなんです。これがもし指原(莉乃)だったら、指原のことはだいたい分かっているから、何を言うかもわかるし、エピソードもこれを出してくるだろうなというのがわかるから、つまらないんです。やっぱり知らないことのほうが面白いじゃないですか」 ――予定調和ではなく、小島さんからどんな話が飛び出してくるのかわからないのが面白い、ということですね。 秋元「そうです」 小島「私がもうちょっとビビらずに、開放できるようになったら良いんですね」 秋元「でも、あんまり開放しちゃうとなぁ……」 小島「使いどころがなくてほとんどカットになって、オンエアを聴いたら音楽番組みたいになっちゃうかも知れないですね(笑)」 ――お二人は日本のエンタメ界で活躍されていますが、韓国のドラマやK-POPアイドルが世界を席巻している中で、日本のエンタメはこれからどうしていくべきだと思いますか? 秋元「(小島さんは)どう思いますか?」 小島「やっぱり『イカゲーム』(ネットフリックスで配信中の人気韓国ドラマ)はすごく面白いですね。秋元さんからも『こういうところが面白かったね』とラインをいただいて、ちょっとだけお話しさせていただきました。私は今、秋元さんに言われて思ったのですが、やっちゃダメなことはないのに『これはダメ』となっていたものを、いったん本当にダメなのかどうかを見直さなきゃいけないと思いますね」 秋元「そういうところが真面目だよね」 小島「そうですね(笑)」 秋元「日本のエンターテインメントで言えば、韓国に大差で負けていると思います」 「それはなんでかと言うと… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
【写真まとめ】小室眞子さん圭さん夫妻がNYへ 歩みを振り返る
小室圭さんと秋篠宮家の長女眞子さまが、21年10月26日に結婚しました。 2人は11月14日、新生活のため、米国行きの飛行機に乗り、ニューヨークに向かいました。婚約が内定してからの2人を写真で振り返ります。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
関西の駐車場、なぜモータープール? 東京が捨て、大阪が拾った言葉
大阪に赴任して間もなく、街で「モータープール」と書かれた看板を見かけた。記者は関東出身。初めて目にした言葉に、想像がふくらんだ。大阪万博で話題を呼んだ「人間洗濯機」を生み出した関西のことだから、車を泡のプールで丸洗いしてしまう全自動洗車場だろうか? いやいや、もちろんただの駐車場のこと。でもなぜパーキングではなく、モータープールと呼ぶのか。ちょっと昭和の香る和製英語っぽくもある。これって、ヨコ文字の方言? ネットの職業別電話帳「iタウンページ」で調べてみた。47都道府県ごとに、モータープールというキーワードで検索。駐車場、月極(つきぎめ)駐車場に分類されている事業所を数えた。1位は大阪府で、ダントツの190件。2位は奈良県と兵庫県(ともに23件)、4位は和歌山県(17件)と関西勢が上位を占める。 5位の静岡県(13件)とい… この記事は有料会員記事です。残り1124文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル