渡辺純子2021年11月11日 21時25分 福岡県朝倉市は11日、2017年の九州北部豪雨で被災し、県に「長期避難世帯」と認定されている乙石、黒松両地区の27世帯について、認定の解除を申請した。県は年内にも解除する見通しで、解除されれば17年の九州北部豪雨での長期避難世帯はなくなる。 長期避難世帯に認定されている朝倉市の黒松地区にできた治山ダムを視察する林裕二市長ら=2021年11月10日午後3時21分、福岡県朝倉市黒川、渡辺純子撮影 朝倉市では18年10月、6地区91世帯が長期避難世帯に認定された。4地区64世帯は昨年4月に解除されたが、市によると戻ったのは4世帯10人。新たに解除を申請した2地区では、27世帯56人のうち2世帯3人が仮住まいで、地区に戻る意向を示しているが、ほかは地区外に自宅を確保しているという。 林裕二市長は10日、「年内に解除してもらい、お正月に里帰りしていただきたい」と話した。この日は2地区を視察し、治山ダムなどの復旧工事が進み、避難路を含めて安全性が確保されたことを確認した。(渡辺純子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
精算機能付きカートで「一括キャンセル」 食品60点万引きの疑い
古畑航希2021年11月11日 23時00分 福岡県新宮町のスーパーで、精算機能付きのカートに載せた食料品60点を「一括キャンセル」し盗んだとして、福岡県警は11日、同町夜臼の職業不詳古野真莉奈容疑者(20)を窃盗容疑で現行犯逮捕し、発表した。「間違いありません」と容疑を認めている。 粕屋署によると、古野容疑者は11日午前11時40分ごろ、スーパーで弁当や菓子など60点(計約1万1千円)を盗んだ疑いがある。 署によると、この店では、支払い機能がついた会員証と商品をカートでスキャンすれば、カート上で精算できる。スキャンした商品を取り消す機能もあり、古野容疑者は全商品を一括キャンセルしたという。 古野容疑者は過去にも一括キャンセルをしたことがあり、事件当日は、会員証をスキャンした時点で店側は注意をしていたといい、精算をせずに店外に出た古野容疑者を、保安員が現行犯逮捕した。署は余罪があるとみて捜査している。(古畑航希) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
竹の棒にガムをつけ、さい銭箱の隙間から… 盗みの疑いで男を逮捕
杉山あかり2021年11月11日 23時00分 ガムにくっつけてお金を取り出す手口で神社のさい銭箱から現金を盗んだとして、福岡県警は9日、住居不定、無職清水史容疑者(35)を窃盗の疑いで再逮捕し、発表した。「お金が欲しかった」と容疑を認めているという。 南署によると、清水容疑者は10月2日午前2時10分ごろ、福岡市南区皿山1丁目の山王神社のさい銭箱から現金4200円を盗んだ疑いがある。竹の棒にガムをつけて、さい銭箱の隙間から入れ、お金をくっつけて取り出したという。 清水容疑者は10月9日にも、同じ神社のさい銭箱から同様の手口で現金を盗んだとして、窃盗の疑いで現行犯逮捕された。2日に被害を神社が届け出て、警察官が警戒していたという。(杉山あかり) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
飲食店「混雑時対応できない」 大阪府が実証実験結果を公表
大阪府は11日、大阪市内の飲食店12店で10月下旬に実施した実証実験の結果を公表した。実験では客にワクチン接種証明や陰性証明の提示などを求めたが、客の9割が「簡単だった」とする一方、飲食店からは「手間がかかった」との声が上がった。 実験は、新型コロナウイルスの感染再拡大で再び緊急事態宣言が出ても、ワクチン接種証明などを活用することで、飲食店やイベントなどの制限緩和を可能にすることが狙い。 大阪・ミナミの道頓堀周辺の12店舗が25~29日に参加し、12店のうち11店がアンケートに回答。「混雑時には対応できない」「外国人の来客への対応が難しかった」といった意見が出た。実際に導入するかについては、「積極的に参加したい」はゼロ。7店が「認証の要件にされるか、導入により制限が緩和されたら採用する」と答えた。 客は来店した816人のうち… この記事は会員記事です。残り378文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「自宅ポストにカードや通帳を」特殊詐欺手口か 男を容疑で逮捕
2021年11月11日 19時45分 高齢女性からキャッシュカードなどをだましとったとして、大阪府警は11日、詐欺容疑で住居不定無職の中国籍、隋子睿容疑者(24)を逮捕したと発表した。府警は認否を明らかにしていない。 寝屋川署などによると、隋容疑者は何者かと共謀し10月13日、金融機関の職員になりすまして東大阪市内の80代女性に「あなたのカードで現金を引き出そうとした男が逃げていった」「カードと通帳を切り替える必要がある。キャッシュカードと通帳を封筒に入れてポストに挟んで下さい、後で取りにうかがいます」などと電話で話し、女性が自宅ポストに入れたキャッシュカード2枚や通帳1通をだまし取った疑いがある。 女性の口座から少なくとも14万8千円が引き出されているといい、同署は、ポストからカードなどを受け取った隋容疑者の他に電話をしたり、金を引き出したりした人物がいるとみて調べている。 女性が近くの郵便局で一連の話をしたところ、職員が「それは詐欺だ」と府警に相談して事件が発覚。隋容疑者は10月20日、寝屋川市内の80代女性から同様の方法でキャッシュカードなどをだまし取ったとして、詐欺容疑で寝屋川署に逮捕された。女性の口座からは300万円が引き出されていた。手口が似ていたことなどから今回の容疑が浮上したという。 府警特殊詐欺対策室によると、府内では9~11月、ポストにカードなどを入れさせる手口の詐欺事件が18件発生しており、隋容疑者を含む4人の容疑者は全員が外国籍だという。同室は、詐欺グループが被害者と直接話さず済むようにこうした手口を使った可能性があるとみている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「ウィシュマさんもDV被害者」 支援団体が対策求める声明
荒ちひろ、編集委員・北野隆一2021年11月11日 20時15分 名古屋出入国在留管理局の施設に収容されていたスリランカ人のウィシュマ・サンダマリさん(当時33)が死亡した問題で、家庭内暴力(DV)被害者支援などに取り組む団体が11日、外国人DV被害者の適切な保護を求める共同声明を出した。ウィシュマさんは生前、元交際相手からの暴力被害を訴えていた。共同声明を出したのはNPO法人「全国女性シェルターネット」や「ヒューマンライツ・ナウ」など5団体。 出入国在留管理庁(入管庁)の報告書によると、ウィシュマさんは昨年8月に警察に出頭し、名古屋入管に引き渡された際、元交際相手から殴る蹴るなどの暴力を受けたと訴えた。しかし入管庁は、庁内のDV事案措置要領が定める聞き取りや保護をしなかった。 専門家の詳細な調査もないまま、DV被害に否定的な結論を入管庁が出したことに対し、共同声明は「DVに対する認識不足も甚だしい」と断じた。声明は、ウィシュマさんがDV被害を訴えたことへの入管庁の対応についての再検証や、国籍や在留資格にかかわらず被害者が適切な保護を受けられるよう入管法やDV防止法の改正を求めた。 「移住者と連帯する全国ネットワーク」の山岸素子事務局長は「調査報告書はDVに関する常識から外れ、法務省として恥ずかしい内容。再検証は絶対に必要だ」と述べた。(荒ちひろ、編集委員・北野隆一) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
11月12日は「四季の日」 ココイチ創業者がレコードに込めた思い
11月12日は「四季の日」――。カレーハウスCoCo壱番屋(ココイチ)創業者の宗次(むねつぐ)徳二さん(73)が独自に決めた記念日だ。ビバルディの「四季」を夫婦やカップルに楽しんでほしい、との思いで定めた記念日は、1枚のレコードとの出会いがきっかけだった。 現在オーナーを務める名古屋・栄の音楽ホール「宗次ホール」では、毎年この日に「四季の日コンサート」を開き、今年で11回目の開催となる。 きっかけは約半世紀前。宗次さんは川崎市で不動産会社の営業として働いていた。21歳の時、無類のクラシック好きだった宗次さんは、10回払いの月賦で5万円のオーディオセットを買った。 その足で、レコード屋へ。「一番売れているレコードをください」と伝え、勧められた1枚がイタリアの室内楽団「イ・ムジチ合奏団」によるビバルディの「四季」だった。念願のオーディオセットで何度も聞き、お気に入りの1枚となった。 当時、宗次さんには、会社の… この記事は会員記事です。残り904文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
地元産の再エネ電力で天守閣照らす 広がる「再エネ100%」自治体
趣深い天守閣や石垣が闇の中に浮かび上がる。丹波を平定した明智光秀が築き、一度は取り壊されたものの再現された福知山城だ。 ライトアップする電気は、昨年10月から再生可能エネルギー100%になっている。天守閣のある城としては全国で初めて。城がある京都府福知山市のエネルギー・環境戦略課主査、岩木保憲さん(36)は「福知山城は市の象徴。地元の再エネに照らされていることに誇りを感じる」と言う。 電気は地元の新電力会社「たんたんエナジー」が供給する。気候変動対策や地域活性化に取り組む人らが出資し、2018年12月10日につくった。その21年前に開かれた地球温暖化防止京都会議(COP3)の最終日にあたる日だ。この時の市民活動の流れをくむ環境NGO「気候ネットワーク」のメンバーも役員に名を連ねる。 市は出資こそしていないもの… この記事は会員記事です。残り989文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「コロナ陽性のまま退院」医師がLINEでデマ拡散、元患者が提訴
新屋絵理2021年11月11日 17時11分 新型コロナウイルスに感染したまま退院する患者がいる――。そんなデマを入院先の男性医師にLINEで流されて拡散を呼びかけられたとして、元患者の40代女性が、医師と病院側に330万円の賠償支払いを求める訴訟を起こした。医師は発信内容の誤りを認め、「医療従事者として不適切だった」と謝罪しているという。 女性が入院していたのは、鹿児島県徳之島町にある「徳之島徳洲会病院」。 訴えなどによると、同病院の医師は今年5月、「うちの患者が飲酒行為などをしたため保健所から強制退院の指示が出て、陽性のまま退院します。拡散してください」とのメッセージを、知人らが参加するLINEグループに送信。女性の実名や年齢、勤務先なども記された内容が実際に広まったという。 メッセージを送った理由として「個人情報より人の命が大事なので拡散してください」とも書き込んだという。 「コロナのやつを雇うな」 職場に電話も しかし陽性のまま退院する事実はなく、女性は「人口約2万人の島で『村八分』も予想され精神的苦痛は甚大だ」と鹿児島地裁名瀬支部に訴訟を提起。LINEで発信された後、勤務先に「コロナのやつを雇うな」「やめさせろ」などの電話が続き、仕事を約1カ月休んだと訴えている。また、女性の夫も1カ月自宅待機となり、小学生の息子は同級生から「母親は非常識」と揶揄(やゆ)されたという。 病院側は取材に「係争中のためコメントは控える」としている。(新屋絵理) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Buffaloes ace Yoshinobu Yamamoto shines again on big stage in playoff debut
When Orix Buffaloes manager Satoshi Nakajima was asked to recap his team’s victory in its postseason opener on Wednesday, there was only one thing on his mind. “Yamamoto, Yamamoto, Yamamoto — right?” Nakajima said. The Chiba Lotte Marines were probably muttering the same thing in the visiting clubhouse, only more […]