2021年11月8日 7時00分 天皇、皇后両陛下や皇族方の予定を毎週更新します。皇室の方々は様々な行事や式典、宮中祭祀(さいし)などで多忙な日々を送っています。紙面では掲載しきれない公務も紹介します。 宮内庁は8~14日の予定を発表した。天皇陛下は9日、大綬章親授式に臨む(表記は宮内庁発表に準じます。予定は変更されることがあります)。 天皇、皇后両陛下、愛子さま 11/9(火) 天皇陛下 宮殿(大綬章親授式) 皇嗣家(秋篠宮ご一家) 11/11(木) 秋篠宮さま 宮邸(第22回種保存会議にオンライン出席) 常陸宮家 11/10(水) 常陸宮さま ザ・プリンスさくらタワー東京(第55回ねむの木賞及び高木賞贈呈式) 三笠宮家 11/10、11(水、木) 信子さま 大分県(令和3年度九州八県赤十字大会) 11/11(木) 彬子さま 宮邸(英国大使夫妻と面会) 11/14(日) 彬子さま EXシアター六本木(寛仁親王牌第36回童謡こどもの歌コンクールグランプリ大会) 高円宮家 11/8(月) 久子さま、承子さま 宮邸(スリランカ大使夫妻と面会) 11/9、10(火、水) 久子さま 奈良県、京都府(第73回正倉院展) 11/11(木) 久子さま 宮邸(全日本弓道連盟会長らと面会) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ウイスキーのようだけど、のどごし軽め 津波免れた古酒が蔵出し
星乃勇介2021年11月8日 9時00分 13年前に仕込まれ、震災を乗り越えた日本酒が、古酒として10月27日、蔵出しされた。名前は「琥珀(こはく)の粋」。ウイスキーを思わせる色合いだが、通常の日本酒より低アルコール。読書の秋にあわせ、蔵元は「本を片手に、ほろ酔いで秋の夜長を楽しんで」と話している。 津波で被災した宮城県気仙沼市の「男山本店」。菅原大樹専務が今年、杜氏(とうじ)から存在を教えられた。そこで、中小企業の事業開発を後押しする無料相談所「気仙沼ビズ」に相談。「本に合う古酒」として売り出すことにした。 アルコール度数は通常より低い11度で、甘みと酸味の一体感と、のどごしの軽さが特徴という。500ミリリットルで税込み2200円。1200本限定。問い合わせは同社(0226・24・8088)。(星乃勇介) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
旭川中2死亡、母が語る娘の様子「何をされたらいじめか」 一問一答
北海道旭川市で今年3月、自宅を出た後に行方不明になっていた市立中学2年の広瀬爽彩(さあや)さん(当時14)が遺体で見つかり、市教育委員会の第三者委員会が過去のいじめの有無などを調べている問題で、母親が5日、朝日新聞のインタビューに応じた。当時の娘の様子や学校とのやり取りを振り返り、現在の心境を語った。 ――どのようなお子さんでしたか 中学校に入った時は、将来、生徒会に入りたいとか、部活に入りたいとか、やる気満々な感じでした。 ――変化はいつごろから感じましたか 入学後の4月後半くらいから。部屋にこもるようになって、泣いたり、誰かに謝っていたりする声が聞こえてくるようになり、変だな、と。ゴールデンウィークには夜中に出かけようとするので、追いかけて制止すると「(先輩から)呼ばれたから絶対行かなきゃ」と泣いていました。「お母さんが駄目って言ったからって言いなさい」と言って思いとどまらせました。 ――学校に相談は? 「いじめられていませんか」と、何度か相談しましたが、「いじめじゃないです、大丈夫です」と言われました。 学校から電話、駆けつけると堤防に子ども十数人 ――「いじめ」と気づいたのはいつですか 6月に学校から「(広瀬さん… この記事は有料会員記事です。残り1710文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
公明・遠山元議員、現金受領認める 「謝礼」は否定 融資仲介事件
独自 2021年11月8日 5時00分 新型コロナウイルス関連の融資の違法な仲介に公明党衆院議員の秘書らが関わったとされる事件で、東京地検特捜部が7日までに、同党の遠山清彦・元衆院議員(52)を任意で事情聴取したことが分かった。遠山氏側は仲介業者から現金を受け取ったことがあると認めたうえで、「個人的な応援」と説明。融資仲介に協力した謝礼という趣旨は否定する意向とみられる。 特捜部が任意聴取 関係者によると、貸金業法違反の疑いが持たれているのは、社長が詐欺罪で起訴された太陽光関連会社「テクノシステム」(横浜市)の元顧問2人。コロナ禍で売り上げが減った企業などが日本政策金融公庫など政府系金融機関の融資を希望した際、貸金業の登録をせずに仲介を繰り返して手数料を得た疑いがある。 元顧問の1人は遠山氏の政策秘書(当時)らに、融資を望む企業などが所在する地域の公庫支店の担当者を紹介するよう依頼。秘書らは2020年4月ごろ以降で200件弱に対応したという。元顧問がこの時期に遠山氏側に計数百万円を渡した疑いがあることが既に判明していた。 特捜部は6~7日、遠山氏の関連先の捜索や本人の任意聴取を行った。遠山氏は「元顧問とは長年の付き合いで、現金を受け取ったことはある」などと説明。融資との関連性は否定する考えだという。 元顧問「6、7年前から年間500万円ほど渡した」 元顧問は朝日新聞の取材に「(20年4月ごろ以降に)遠山氏に六、七百万円を渡した」とする一方、「自分は遠山氏の応援団で、6、7年前から平均して年間500万円ほど渡してきた。融資のお礼ではない」と話した。ただ、遠山氏の政治団体の政治資金収支報告書には元顧問からの寄付の記載はない。 遠山氏は19年9月~20年9月に公庫を所管する財務省の副大臣を務めた。特捜部は今年8月、遠山氏の自宅や会社などを先行して捜索していた。遠山氏は同月の取材に「公庫の窓口紹介はほとんどの議員事務所でやっている。うちは件数が多いのかもしれないが、公庫に審査の圧力をかけたことはない」と答えた。 比例九州選出だった遠山氏は今年2月、緊急事態宣言中に東京・銀座のクラブに行った問題で辞職した。繰り上げ当選した吉田宣弘氏が秘書らを引き継いでおり、特捜部は吉田氏の議員会館事務所も捜索している。また、もう1人のテクノ社元顧問は同党の太田昌孝・前衆院議員の元政策秘書に同様の依頼をした疑いがあり、太田氏事務所も捜索を受けた。太田氏は責任を取って衆院選(比例北陸信越)の公認を辞退した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
99歳祖母「死んだら気楽に開けて」 遺品の茶封筒、中身に笑い泣き
きよきよさんの祖母が亡くなったのは2017年9月。 4カ月前に数え年で100歳になったお祝いをしたばかりだった。 心臓が悪くて何度か入院したこともあったが、そのたびに復活。 朝起きてこなかったので叔母が声をかけにいったら、眠ったまま逝っていたそうだ。 生前、ドナーカードを持ち歩いて臓器提供の意思表示をしていた時期があった。 家族からは「まだ誰かに寄生して生きていたいんかい」と突っ込まれ、「命のリサイクルと言え」と返していた。 この時、臓器提供者には年齢制限があることを知らなかったようだ。 もちろん、祖母の臓器が提供されることはなかった。 枕元の茶封筒 70歳を過ぎたころから、祖母は「茶封筒」の存在を周囲に話していた。 いつも枕元の台の上に置いてあり、遺言が書かれているのだという。 「遺産関係ではないから、その時は気楽に開けてよ」 そう言いながら、何年かに一度のペースで中身を書き換えていたらしい。 99歳で旅立った後、子どもや孫が集まって封筒を開けた。 中から出てきたのは祖父の写… この記事は有料会員記事です。残り2017文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
あなどれぬ伝統の「霞堤」 戦国時代からの治水工法に秘められた機能
伝統的な治水工法である「霞堤(かすみてい)」の役割が見直されている。堤防をあえて途切れさせておき、遊水地のように川の水をのがす仕組みで、頻発する豪雨への対策として新たに計画に採り入れる動きもでてきた。下流の被害を小さくするだけにとどまらない役割もある。現地見学会に同行し、その効果や課題を探った。 わざと途切れた堤防 あふれる場所をつくる 「橋のところ、堤防が不連続になっていますね。水位が上がってくると、ここから逆流します」 10月中旬、総合地球環境学研究所(京都市)が、福井県小浜市の北川流域で霞堤の見学会を開いた。霞堤の役割を探る研究の一環で、住民らが参加しオンラインでも中継した。 北川は、滋賀県の山中から北西に流れ、日本海へと注ぐ。河口近くには小浜市の市街地があり、途中の両岸には水田が広がる。流域には11カ所の霞堤がある。 河口から4キロほどの地点を訪ねると、水田からの小さな川が堤防を横切る形で北川の本流へ注いでいた。水門は見あたらない。本流が増水すれば逆流してくる構造で、実際、付近の水田はよく冠水するという。 このように堤防を途切れさせ、二重に配置するなどしてあふれる場所をつくっておくのが霞堤だ。遊水地のように下流の水位を下げるほか、氾濫(はんらん)した水を川へと誘導して被害の拡大を防ぐ機能がある。勾配が小さいところは遊水、大きいところは誘導の役割が大きいという。 「霞堤を閉じてしまうと下流の負担が大きくなり、堤防も壊れやすくなる。水もはけにくくなってしまいます」と滋賀県立大の瀧健太郎准教授が解説した。 閉鎖した場合をシミュレーションすると、大きいときで下流の水位が30センチほど上がる結果が出たという。水田側が水につかる時間も倍増し、1日半ほどかかる結果になった。 霞堤は、国が昨年から推し進める「流域治水」でも手段の一つになっている。ただ、その役割は治水だけとも限らない。 ■川から水田まで生きものが行… この記事は会員記事です。残り1268文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
深呼吸をして、目の前で旅立った義母 自宅でみとる私の覚悟
■井上三枝子さん(66)=岡山市 義母の最期の瞬間は真夜中だった。 深呼吸を一つして、私の目の前で旅立っていった。人間のいのちが尽きる時にそうすると聞いたことがあったが、私には初めての光景だった。 乳がん末期の義母が我が家にやってきたのは亡くなる3カ月前のことだ。私たち夫婦は仕事の忙しさを理由に、長い独り暮らしで苦労したはずの義母の世話から長年、逃げていた。 私自身は医療者の端くれとし… この記事は有料会員記事です。残り1172文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
自称「IQ133」の男につけ込まれ 失った3千万円の老後資金
日本家屋の一室に、ジーパンにシャツを着た細身の男が現れた。「私はIQ133。ロンドンの銀行で活躍した」「東日本大震災の時、私の投資情報を世界の投資家が買った」。「オカモト」と名乗る男はしゃべり続けた。 「確かな投資だと思っていた」。岡山県の70代の男性は声を落とした。3年半前、「オカモト」の話につい耳を傾けたために、老後の蓄えを使い果たした。 「オカモト」らは今年夏、岡山県警に出資法違反容疑で逮捕された。「韓国の金取引市場への投資」を名目に、知人らを勧誘させるマルチ商法の手法を使い、多額の資金を集めていたとみられている。 男性は自身だけでなく、知人らにも出資を持ちかけていた。その話から、多くの人が巻き込まれていった「金投資マルチ」の構図を探った。 「配当率の良い投資があるんやけど、セミナーに参加してみない?」 2018年6月だった。パソコン好きが高じ、地元の人を集めて開かれているパソコン教室の帰り道、男性は昔からつきあいがある知人女性に声をかけられた。 地元の大手企業に約40年勤め、定年退職したばかりだった。妻は介護施設に入っており、持ち家の一軒家に一人で暮らす。 楽しみは、ゲーム感覚で始めた外国為替証拠金取引(FX)への投資だった。たまに利益が出ると面白さにやみつきになった。 老後のお金の心配をせずに過ごしたい。話を聞くくらいなら。そんな軽い気持ちで、セミナーに参加することにした。 約2週間後、指定された会場の日本家屋へ行った。塀に囲まれ、敷地に蔵もある家だった。20畳ほどの和室に通されると、10人ほどの高齢男女が集まっていた。 「オカモト」とは何者だったのか。被害者を加害者にもしてしまう投資マルチの危うさについて、専門家にも聞きました。 そこに「オカモト」が現れた… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
下関海響マラソンに5千人 ランナーは陰性確認、スタートまでマスク
山口県下関市で7日、「下関海響マラソン2021」が開かれ、全国からフルマラソンに4710人、「2キロファンラン」に204人が出走した。今年で14回目の大会で、昨年は新型コロナウイルスの影響で初めて中止され、開催は2年ぶり。感染症予防対策マニュアルを作り「ウィズコロナ」での対策を徹底した。 全走者に新型コロナの抗原検査キットを送って陰性を確認してもらい、大会1週間前からの体調チェック管理シートの提出も求めた。定員を半減し、5キロの部は中止に。飲食を伴う前夜祭や出店も取りやめた。走者にはスタートするまでマスクの着用を求めた。 大阪市の会社員松下一樹さん(47)は「初めて参加した。開催してくれてありがたい」。東京パラリンピック女子マラソン金メダリストで下関市出身の道下美里選手(44)もゲストランナーとして走った。(貞松慎二郎) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
博多駅前彩る冬の風物詩 今年も夜空にきらめくイルミネーション
吉本美奈子2021年11月7日 18時00分 夜空にきらめくイルミネーションが、JR博多駅前広場を彩っている。 今年で11回目を迎える冬の風物詩「光の街・博多」の催しで、約80万個のLED電球が使われている。訪れた人々は写真や動画を撮り、笑顔を見せていた。混雑を避けるため、初日の点灯式は行われなかった。点灯時間は午後5時~午前0時。来年1月5日まで。(吉本美奈子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル