2021年12月30日 17時32分 1月1日にかけて日本上空が強い冬型の気圧配置となり、北日本から西日本の日本海側を中心に大雪や荒れた天気になる見込みだとして、気象庁は、積雪や路面の凍結による交通障害、暴風雪などへの警戒を呼びかけている。 同庁によると、降雪量は多いところで、31日午後6時までの24時間で北陸地方が90センチ、関東甲信地方が70センチ、東海、近畿、中国地方が60センチ、東北地方が50センチと予想。1日午後6時までの24時間の予想降雪量は、北陸地方が50~70センチ、東北、関東甲信地方が40~60センチ、近畿地方が30~50センチとしている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
縁起物華やかに 浅草・仲見世にぎわう
東京・浅草の仲見世通りは30日、来年の干支(えと)の「寅(とら)」を描いた絵馬や羽子板などの正月の縁起物で彩られ、マスク姿の人波が続いた。 土産物や数珠を売る店を営む朝比奈裕次さん(51)は「人が少なくてずっと耐えた1年だった。今はようやく他県からも人が来るようになり、商売をしていると感じられる。来年は外国からも人が来て、とにかく『普通』が戻ってほしい」と願っていた。(福留庸友) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
分身キャラへの中傷、「現実の自分が傷ついた」 Vチューバーが提訴
自分の分身としてネット空間で活動させるキャラクターへの中傷は、本人への非難と同じだ――。キャラの姿を借りて動画を投稿する「バーチャルユーチューバー」(Vチューバー)の女性が、そんな主張で東京地裁に訴訟を起こしている。仮想(バーチャル)のキャラに、現実(リアル)の人間の権利は及ぶのか。 原告の女性がVチューバーとして活動を始めたのは2019年。女性自身は動画に映らず、代わりにキャラの少女が登場する。女性が手足を動かすとキャラも同じように動き言葉や表情も連動するため、キャラを通じて歌ったりトークをしたりして視聴者を楽しませてきた。動画投稿チャンネルの登録者は数十万人に及ぶ。 だが20年、別のVチューバーを「(女性のキャラが)いじめた」との情報がネットで広がり、女性のキャラに対して「辞めろ」「首つれ」など1万件以上のメッセージが届いた。 Vチューバーの女性 「人生がぐちゃぐちゃになった」 思い出すたびに息苦しくなったという女性の動画投稿は1年以上止まったまま。このため、「いじめ」の情報を最初に投稿したVチューバーの個人情報の開示を求める訴訟を提起することに決めた。実名などが特定できれば、法的責任を追及するという。30日夜、提訴していることをネットで報告した。 幼い頃に母と死別して頼れる… この記事は有料会員記事です。残り765文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 【1/24まで】2つの記事読み放題コースが今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大阪ビル放火殺人、容疑者の男が死亡 事件の解明困難になる恐れ
2021年12月30日 20時02分 大阪市北区の雑居ビル内のクリニックで17日に発生し、25人が死亡した放火殺人事件で、住所、職業不詳の谷本盛雄容疑者(61)が30日夜、市内の病院で死亡した。大阪府警が明らかにした。谷本容疑者は事件後に心肺停止状態で救急搬送されて治療を受けたが、重度の一酸化炭素中毒などで意識不明になっていた。 府警は31日に司法解剖し、死因を調べる予定。 死亡により、刑事責任の追及はできなくなった。府警による事情聴取は実現せず、事件の解明が困難になる恐れがある。府警は今後、客観的な証拠を積み上げ、容疑者死亡のまま書類送検する方針だ。 府警によると、谷本容疑者は17日午前10時18分ごろ、大阪市北区の「堂島北ビル」に放火し、数十人を殺害した殺人と現住建造物等放火の疑いがある。事件では4階のクリニックにいた西沢弘太郎院長らスタッフと患者、谷本容疑者自身の計27人が心肺停止状態で搬送された。女性1人が今も意識不明状態にある。 府警によると、谷本容疑者は事件の1カ月ほど前からビルの約3・5キロ西にある3階建て住宅に滞在。事件の約3週間前、近くのガソリンスタンドでガソリン約10リットルを購入していた。 事件後にこの住宅を家宅捜索し、2019年の「京都アニメーション」放火殺人事件など複数の放火事件に関する新聞記事や、「消火栓」「放火殺人」などと記した手書きのメモを発見、押収した。 クリニックの消火栓扉や非常扉には動きにくくする工作がされており、事件前に谷本容疑者が関与した疑いがある。府警は谷本容疑者が周到に準備し、多くの人を巻き込んで自殺しようと放火に及んだとみて調べていた。 谷本容疑者の容体が重篤だったことなどから、府警は逮捕状を請求していなかったが、19日未明に谷本容疑者の名前を公表。「被害者、ご遺族が被疑者の早期特定を望んでいる。事案の重大性に鑑みた」と異例の対応の理由を説明した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大阪・鶴橋で火災 人気焼き肉店焼ける
2021年12月30日 22時49分 30日午後8時半ごろ、大阪市天王寺区下味原町1丁目の焼き肉店「空」付近から出火した。市消防局によると、店員から「火が出た」と通報があったという。木造3階建ての店舗延べ約215平方メートルのうち、2階と3階の計95平方メートルが焼け、約1時間半後にほぼ消し止めた。けが人は確認されていないという。 現場はJR鶴橋駅の近くで、焼き肉店などの飲食店が密集する地域。「空」は行列が絶えない人気店として知られていた。 近くにいた男性会社員(36)は「風が強く、燃え広がらないか心配だった。煙がたくさん出ていて怖かった」と話した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
府警幹部「全容は推定するしかなくなった」ビル放火殺人の容疑者死亡
大阪市北区のクリニックで25人が死亡した放火殺人事件で、重篤な状況が続いていた谷本盛雄容疑者(61)が30日、死亡した。大阪府警は捜査を続けているが、事情聴取ができないまま容疑者が死亡したことで、動機など事件の解明は困難になりそうだ。 「これまで通り、動機を解明するために色々な捜査をする」。谷本容疑者の死亡を受け、府警捜査1課の幹部は30日夜、報道陣の取材に淡々と答えた。 府警幹部の1人は朝日新聞の取材に、「動機を含めた事件の全容は推定するしかなくなった。今後、どうすればこうした事件を防げるか考えるためにも、(死亡は)残念」と話す。 別の府警幹部は「事件後、重篤な状態が続いていた。供述に頼らない捜査をしており、捜査に大きな影響はない」とする一方、「被害者・遺族にも、本人の話を元に事件についてきちんと説明したかった」と話した。府警は容疑者死亡のまま書類送検する方針だが、この幹部は「送検内容で動機について説明するには今後、周辺を必死に捜査する必要がある」と言う。 府警への取材で、谷本容疑者は事件時にクリニックで、二つしかない出入り口の両方に火を放ち、逃げ道を塞いだとみられている。さらに、出入り口に向かおうとする人に体当たりして奥に追い込むなど、強い殺意を持って事件を起こした可能性がある。 大阪市西淀川区の滞在先の住宅からは、2019年7月の「京都アニメーション」放火殺人事件など複数の放火事件の新聞記事のほか、「放火」「殺人」などと書かれたメモも見つかった。ガソリンを11月下旬に目的を偽って入手するなど、府警は計画的に事件を起こしたとみている。 「事件を『終わったもの』とするべきではない」 谷本容疑者は2011年4月、長男を出刃包丁で殺そうとしたとして府警に殺人未遂容疑で逮捕され、同年に大阪地裁で懲役4年の実刑判決を受けた。確定した判決は、谷本容疑者が「孤独感などから自殺を考えるように」なり、「死ぬのが怖くてなかなか自殺に踏み切れなかったため、誰かを殺せば死ねるのではないか」と考えた、と認定した。 府警によると、今回の事件で… この記事は会員記事です。残り723文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。 【1/24まで】2つの記事読み放題コースが今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
尼崎で住宅火災、5棟が燃え焼け跡から遺体 住人の80代女性か
2021年12月30日 20時07分 30日午後3時35分ごろ、兵庫県尼崎市潮江3丁目の住宅付近から出火し、木造2階建ての建物が全焼した。県警によると、焼け跡から遺体が見つかり、連絡が取れなくなっている住人の80代女性とみて身元の確認を進めている。 市消防局などによると、この住宅を含めて約5棟が焼け、約2時間40分後に鎮火した。 現場はJR尼崎駅の北約700メートルの住宅街。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
元看護師、相当量の空気を複数回注入か 茨城・介護施設連続殺人事件
林瞬2021年12月30日 20時30分 茨城県古河市の介護老人保健施設で入所者の男性2人が相次いで殺害された事件で、元施設職員の赤間恵美容疑者(36)が点滴中のチューブに注射筒(シリンジ)を接続して相当な量の空気を注入していた疑いがあることが捜査関係者への取材でわかった。シリンジで1回で注入できる空気量は限られるといい、専門家は短時間に複数回にわたって注入した可能性があるとみている。 県警によると、入所者の吉田節次さん(当時76)と、鈴木喜作さん(当時84)はいずれも点滴中に容体が急変して亡くなった。吉田さんは足の血管に、鈴木さんは腕の血管にチューブをつないで点滴中で、県警はいずれも赤間容疑者がチューブに、シリンジを接続して体内に致死量の空気を注入したとみている。 吉田さんの死因は司法解剖の結果、血管に空気が詰まって急激に血液の循環が悪化する空気塞栓(そくせん)症による急性循環不全だった。鈴木さんは司法解剖されていないが、救急搬送先の病院が撮ったCT画像で、体内の血管に空気がたまった状態だったことを確認しているという。 循環器医療に詳しい国際医療福祉大学の下川宏明・副大学院長によると、仮に過失で少量の空気が体内に入ったとしても、急死に至る可能性は低いという。死に至る空気の量は200cc以上は必要と推定され、一般的なシリンジでは10回分の注入に相当する量だと指摘する。2人の容体が急変している状況から、短時間に大量の空気が注入された可能性が高いとみる。 県警によると、鈴木さんが亡くなった昨年5月30日時点で、赤間容疑者は看護師として勤務していたが、鈴木さんの死後、6月中旬に看護職から介護職に配置換えになり、シリンジを扱う立場ではなくなった。だが、吉田さんが死亡した7月6日に吉田さんのそばでシリンジを操作している姿を同僚に目撃されていた。(林瞬) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
かしいかえん 65年の歴史に幕 今年最多の9000人が別れ惜しむ
福岡市内で唯一の遊園地「かしいかえんシルバニアガーデン」(福岡市東区)が30日、閉園した。1956年4月に開業した前身の「西鉄香椎花園」から数えて65年の歴史に幕を下ろした。 園側によると、この日は今年最多の約9千人が来園した。 親子2代、3代にわたって何度も遊びに来たという家族連れも多く、お気に入りの遊具を楽しんだり、思い思いの場所で写真を撮ったりしていた。 閉園時間の午後5時を過ぎても、多くの来園者が名残惜しそうにゲート周辺から立ち去らずにいた。 地元の劇団「ギンギラ太陽’s」の5人がゲート前に登場し、ショートストーリーを披露。かぶりモノでゲートや園内のチューリップなどに扮し、「私はみなさんの笑顔を見守るのが本当に幸せでした」と、園の思いを代弁した。 続いて橋本典明園長(41)… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
La puissance évocatrice de l’architecture contemporaine japonaise
Jardin d’enfants Muku, à Shizuoka (Japon), 2018, parTezuka Architects. KIDA KATSUHISA/FOTOTECA On aurait pu faire moins déroutant comme entrée en matière pour une exposition consacrée à l’architecture japonaise contemporaine qu’un exposé sur l’histoire de l’Asile flottant, la péniche que Le Corbusier avait réhabilitée en 1929 à la demande de l’Armée du […]