高知県は30日、県内の40歳代の男性が新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」に感染したと発表した。男性は海外から24日に関西空港に到着した際の検査で、新型コロナの陽性が判明し、宿泊療養施設に滞在していた。 高知市の高知医療センターに移送された後、オミクロン株への感染がわかった。現在も同センターに入院しているが、症状はないという。(羽賀和紀) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
兵庫県でもオミクロン株確認、3人が市中感染か
兵庫県は30日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」に3人が感染したと発表した。県内で同株の感染者が確認されたのは初めて。いずれも海外渡航歴はなく、市中感染とみられる。 兵庫県によると、県内在住の20代、30代、60代の女性3人で、12月下旬に発熱やのどの痛みなどの症状を訴えてPCR検査を受け、コロナの陽性が判明。ゲノム解析の結果、30日未明にオミクロン株のへ感染がわかった。軽症または無症状で、現在は入院療養をしている。全員がワクチンを2回接種済みだったという。 兵庫県内でオミクロン株の感染が初めて確認されたことを受け、県は30日、飲食店や映画館、旅館などの施設に感染対策の徹底を要請した。「同一テーブル4人以内」などを呼びかけている。(岩本修弥) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Mariners’ hot corner staple Kyle Seager retires after 11 seasons
Free agent third baseman Kyle Seager announced his retirement Wednesday after 11 seasons with the Seattle Mariners. Seager, who turned 34 in November, set career highs with 35 home runs and 101 RBIs during the Mariners’ 90-win season in 2021. “Today I’m announcing my retirement from Major League Baseball. Thank […]
「悪魔のおにぎり」ルーツは南極にあり 天かす入りの夜食の誘惑
2018年10月にコンビニで発売され大ヒットした「悪魔のおにぎり」。ほどよく味のついたご飯に天かすのコクとうまみが加わり、「やみつきになる」味わいだ。発売から1年でシリーズ累計5600万個を売り上げた。 あのコンビニおにぎりのルーツは、実は南極だった。 現在は伊藤ハムで商品開発の仕事をしながら、食のイベントなども手がける渡貫淳子さん(48)が、南極行きを志したのは、ある映画がきっかけだった。 南極のドームふじ基地で隊員8人が越冬する様子を軽妙なタッチで描いた映画「南極料理人」(2009年)。海上保安庁から派遣された調理担当隊員の著作が原作で、レンタルDVDを見た渡貫さんに「こんな非日常空間で、隊員たちのために食事を作りたい」との思いが芽生えた。 調理師専門学校を卒業後も、子育て中の一時期を除いて調理の仕事に携わってきた渡貫さん。もともと、食べる人の顔が見える環境で、食べる人の反応を見ながら作るのが好きだった。南極・昭和基地で越冬しながら隊員の食事をつくる調理隊員に応募。2015年、3度目で合格した。 その年の12月に現地へ派遣され、日本料理の渡貫さんとフランス料理専門の調理隊員計2人で1年間、シフトを組んで30人分の食事づくりにあたった。 食事は、日本で食べているものと変わらないものを出すようにしていた。普段食べているものが食べられないと、ストレスになるためだ。朝はご飯とパン、おかずのビュッフェスタイル。昼は牛丼や天ぷらうどん。夜はご飯に焼き魚に納豆、煮物といった定食。金曜の昼は必ずカレー――といった具合だ。 ただ、南極ならではの事情もあった。 記事の最後には、渡貫さんによる「悪魔のおにぎり」の簡単レシピがあります。 一つは、食材は最初に持ち込… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
東大の女子枠に女子が反対したわけ 上野千鶴子さん、逆差別が何か?
このところ理系に女性を増やせというのが至上命令となり、来年度には国立奈良女子大に初の工学部が新設されることになった。 女子と男子の偏差値分布は100%一致する。優秀な女子に活躍してもらわなければ先端科学分野における国際競争に勝てないし、事実、女性の加わった研究開発チームの特許の経済性が高いというデータもある。そういえば、メッセンジャーRNAを応用していちはやくコロナワクチンを開発したのは、カタリン・カリコというアメリカの移民女性だった。 工学部といえば、女子の大学進学率が上がっても、もっとも女子の少ない学部である。東京大学では一時工学部女子枠を作る計画が持ち上がったが、当の工学部女子たちの反対に出会って頓挫した。 なぜ女子学生たちは反対した… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
新東名の下り線、多重事故で9人軽傷 浜松で一時6キロ超の渋滞に
2021年12月30日 12時56分 30日午前8時20分ごろ、浜松市北区の新東名高速下り線浜松いなさジャンクション付近で、車4台が絡む事故があった。静岡県警高速隊や消防によると、乗車していた13人のうち9人が軽傷を負ったという。事故の影響で、付近では午前11時35分まで下り線の一部車線を規制し、最大約6・5キロの渋滞が発生した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「人間は越境する動物」 ゴリラ先生が語る自然環境の「境界」
【動画】様々な「境界」について話す山極寿一前京大総長=松尾一郎撮影 社会に存在するさまざまな「境界」の今を探り、問題解決には何が必要か、望ましい境界の未来を模索する連載企画「ボーダー2.0」。連載開始直前インタビューは、ゴリラ研究で知られる京都大学前総長の山極寿一さん(69)。生物としての人間や動物、そして自然環境を取り巻く「境界」について語ってもらいました。 ――2021年のニュースで「境界」の存在を感じたのは何ですか 「一番は、東京五輪・パラリンピックです。国と国との戦いというのは時代遅れ。酷暑の時期や体調を整えるのが大変な夜間に競技が行われるなど、商業主義が目に余る。一方で選手たちは、自分の努力が実り、支えてくれた周りの人たちに感謝する人が結構多かった。スポーツでは、もう国境をなくした方がよい」 「ノーベル賞で国籍を強く意識しているのは日本だけです。今年の物理学賞を受けた真鍋淑郎さんは米国で活躍している人であり、日本人だとか、国籍が米国だとかいうことは世界では問題にされない。日本では五輪の金メダルと一緒で『日本人がノーベル賞を取った』という話に還元されてしまう」 ――霊長類学者からみた人間にとっての「境界」とは何でしょうか 「私は、人間は『越境する動物』だと考えてきた。人間はこれまで、自然界のボーダーを様々な能力を使って越え、世界中に広がった。人間は世界中にたった一種、しかも遺伝的多様性が少ない。文化の力で様々な境界を乗り越えてきた人間こそ、越境する動物なのです。ただ、人間は他の動物の世界へは簡単に入っていけない。アフリカで野生のゴリラと渡り合ってきた私からいわせれば、彼らの世界の中に人間が入っていくためには相当な努力がいる。だから人間は、他の動物との境界を越えるために様々な手段を設けてきた。たとえば、里山は古来、人間が動物との境界をあいまいにするための仕組みだし、動物園もその一つです」 「ゾウがアフリカのサバンナや熱帯雨林にすんでいるように、動物はそれぞれに適した場所がある。ゾウは自ら越境できないので、動物園という人工的な環境をこしらえて人間と対面させてきた。動物園は進化を続けており、以前のように鉄格子越しに動物を見るのではなく、北海道旭川市の旭山動物園のようにモート(堀)を隔てて、あたかもボーダーが存在しないかのように生きた動物を見て、学べる。人間側の学びを通して、人間と動物との間にあるボーダーを意識し直す仕掛けなのです」 ――北海道では住宅密集地に現れたヒグマが人を襲うなど、境界があいまいになっています。人間と動物の境界はどうあるべきでしょうか 「動物に人間の存在をきちんと悟らせて、その間に心理的な境界を設けるってことを、昔から人類はやってきた。アフリカのマサイの人たちはライオンと共存している。野生動物との間に、心理的な壁がきちんとできているのです」 記事の後半で山極さんはコロナ禍と自然のバランスとの関係を語ります。 「日本でも昔は奥山に分け入るのは猟師だけだった。猟師は怖いから、サルもシカもクマも近づかなかった。ところが、現代では自然の恐ろしさを知らない登山者が簡単に入っていく。近くに隠れているクマにとっては人間などたわいもない存在に見える。しかも畑が放棄され、おいしい食べ物が得られる。人家のそばにはいっぱい食べ物がある。クマが出てこないわけがない。ここから先には出てきてはダメ、人間に近づいてはダメ、という心理的な壁をどうつくるか。それができなければ物理的な障壁を設けるしかありません」 「兵庫県の森林動物研究セン… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
牛乳余り、県庁職員が一肌脱いだ 1千人超が288リットル飲み干す
大畠正吾2021年12月30日 9時30分 コロナ禍による牛乳消費の落ち込みで生乳が廃棄されるのを防ごうと、宮崎県の河野俊嗣知事は県民に「年末年始は牛乳を飲んで」と呼びかけた。県庁では「牛乳を飲んで仕事納めを」という呼びかけに職員1441人が協力し、27、28日に計288リットルを消費した。 県内では酪農家215戸が乳牛約1万3600頭を飼っている(今年2月現在)。飼育数は全国では13位、九州では熊本県に次いで2番目に多い。だが、県内でもコロナ感染防止に伴う外食産業の時短営業などで、牛乳や加工品の消費が減少。子どもたちの給食がなくなる冬休みは「牛乳消費の底」と言われている。 河野知事は24日の記者会見で食事中もお茶代わりに牛乳を飲んでいることを披露し、「あと1杯2杯の消費への協力をお願いしたい」と訴えた。 県畜産振興課の担当者は「たんぱく質やビタミンの豊富な牛乳やチーズを鍋や一品料理に使って冬を元気に過ごしてほしい」と呼びかけている。(大畠正吾) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ずぶ濡れ4歳児…国道にひとりぼっち 命守ってくれた2人に手紙届く
杉山あかり2021年12月30日 9時30分 土砂降りの中、傘も差さずに1人で国道を渡る小さな男の子。通りすがりの夫婦が声をかけると、雨に震え、靴は左右バラバラ。いったいどうしたのか――。当時4歳だった男児を保護した福岡県糸島市の夫婦に11月19日、糸島署が感謝状を贈った。贈呈式には男児が母親とともに参加し、夫婦に「ありがとうございました」と書いた手紙を手渡した。 夫婦は、自営業の柿木貴志さん(30)と亜美さん(29)。2人は10月16日午後2時ごろ、長男と3人で買い物に車で向かっていたところ、目的の店に近い国道202号を1人で横切る男児を目撃。この日は土砂降りだったが、男児は傘を差していなかった。対向車線のタクシーにひかれそうになりながら店に向かうのを見て、「話しかけてみるか」と2人で話した。 貴志さんが「どうしたと」と声をかけると、男児はずぶぬれで震えていたという。左右で違う靴を履いていたことなどから、付近に保護者がいないのではと考え、署に連絡。警察官が駆けつけるまでの間、店の前で、もっていたブランケットで男児をくるみ、乾かしたりさすったりした。男児は警察官に保護され、家族のもとに無事帰った。 男児はほかの家族と家にいたが、外出した母親を追いかけて外に出てしまったという。 貴志さんは「事件や事故にならずに良かった」、亜美さんは「元気な姿を見られて安心できた」と、男児との再会を喜んだ。有馬健一署長は「慈悲深い行動で、命を守ってくれた。感謝申し上げる」と話した。(杉山あかり) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大阪府、61人のコロナ感染確認 オミクロン株は新たに11人
大阪府は29日、府内で新たに61人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。51人だった前日に続き、2日連続で50人を上回った。60人以上となるのは、64人だった11月11日以来。新たな死者は確認されなかった。府内の感染者は延べ20万3726人、死者は計3064人。 また、変異株「オミクロン株」への感染は府内で新たに11人が確認された。いずれも無症状か軽症。このうち3人はオミクロン株の感染者や感染の疑いのある人との接触が確認されておらず、感染経路が特定できないという。オミクロン株によるクラスター(感染者集団)が確認された寝屋川市の高齢者施設では、これまでに判明していた利用者と職員5人に加えて、新たに利用者2人のオミクロン株への感染が判明した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル