2021年12月3日 22時00分 JR北海道は3日、札幌駅の男性助役(44)が超過勤務手当を水増し請求し、約61万円を着服したと発表した。同社はこの社員を11月30日付で解雇した。 JR北によると、助役は2019年6月~今年9月、タイムカードで自動記録される帰宅時間を手書きするなどして、計104回・約187時間分の超過勤務手当を水増し請求した。10月に社内窓口へ匿名の相談があり発覚した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
タクシーが歩道に乗り上げる 「車同士の事故」乗客ら搬送 福岡市
2021年12月3日 22時01分 3日午後7時半ごろ、福岡市中央区警固1丁目の市道(通称大正通り)で、タクシーが歩道に乗り上げ、店舗の壁にぶつかった。 中央署や市消防局によると、「車同士の事故があった」と110番通報があった。タクシーに乗っていた60代の男性運転手と20代の女性の乗客の計2人が市内の病院に救急搬送された。いずれも意識はあるという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
被爆者・坪井直さんの「お別れの会」、22日に広島で開催
2021年12月3日 18時30分 10月に96歳で亡くなった前広島県原爆被害者団体協議会(被団協)理事長の坪井直(すなお)さんの「お別れの会」が22日午後2~3時、広島市中区の広島平和記念資料館メモリアルホールで開かれる。広島県被団協が主催する。 問い合わせは県被団協(082・241・7226)。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「太陽がまぶしくて」路線バス運転手、散歩の男性はね死亡させた疑い
2021年12月3日 18時59分 3日午前8時25分ごろ、東京都瑞穂町箱根ケ崎西松原の交差点で、犬の散歩中だった会社員宮原隆彦さん(56)=同町長岡1丁目=が、立川バス(本社・東京都立川市)の路線バスにはねられた後に下敷きになった。宮原さんは、全身を強く打つなどして搬送先の病院で死亡した。乗客3人にけがはなかった。 警視庁福生署は、運転手の藤沢道郎容疑者(56)=東京都昭島市武蔵野2丁目=を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)容疑で現行犯逮捕し、容疑を同致死に切り替えて調べている。署によると、バスは交差点を右折した際、横断歩道を渡っていた宮原さんをはねた疑いがあるという。連れていた犬も死んだ。藤沢容疑者は調べに「太陽の光がまぶしくて歩行者に気がつかなかった」などと話しているという。 立川バスの担当者は取材に「情報を確認中です。ご迷惑をおかけしてしまい、大変申し訳ございません」と話した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
山梨、和歌山で震度5弱 富士山や南海トラフは「関係ない」と気象庁
吉沢英将2021年12月3日 19時03分 山梨県大月市と和歌山県御坊市で3日午前、最大震度5弱を観測する地震が相次いだ。震源はそれぞれ活火山の富士山、巨大地震が想定される南海トラフから近かったものの、気象庁はいずれも「関係がない」との認識を示した。ただ、揺れが強かった地域ではいずれも約1週間、同程度の大きさの地震に注意するよう呼びかけている。 午前6時37分ごろ、山梨県東部・富士五湖の深さ19キロを震源とするマグニチュード(地震の規模、M)4・8の地震が発生。震源は富士山から北東に約30~40キロ離れており、会見した束田(つかだ)進也・地震津波監視課長は「火山の観測データに特段の異常はない」とした。 約3時間後の午前9時28分ごろには、紀伊水道を震源とするM5・4の地震が起きた。震源の深さは18キロで、同庁は陸側のプレート内部で起こった地震とみている。南海トラフ地震はプレート境界を震源としており、その発生可能性が「平常時より高まっているとは考えていない」という。(吉沢英将) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
MLB trades barbs with union amid prospect lockout could endanger start of 2022 season
New York – Major League Baseball’s first work stoppage since a strike wiped out the 1994 World Series could drag on long enough to jeopardize the start of the 2022 season. On the day team owners locked out players upon the expiration of the collective bargaining agreement, no talks were […]
Dappiのツイート、誰が投稿? 平日に作業集中、頻出単語は…
Dappiの投稿日時の傾向 ツイッターアカウント「Dappi」による投稿で名誉を傷つけられたとして、立憲民主党の参院議員2人が訴訟を起こした。第1回口頭弁論は12月10日に予定されている。 Dappiは、一部を切り取った動画を元に野党や報道機関に対して誤った印象を与える投稿をするなどして、問題になっていた。 訴訟を起こした立憲民主の小西洋之、杉尾秀哉両議員の開示請求で、投稿に使われたインターネット回線の契約者は、東京都内のウェブコンサルティング会社と判明。ただ、プロバイダー側が提出した書面では、回線契約者と投稿者が異なることを示唆しており、契約者と投稿者の関係は分かっていない。 一体、誰が投稿していたのか。 ブラインドは閉められたまま、応対もなし 都心に近い駅から徒歩約5分ほど、幹線道路から路地に入ってすぐの4階建てのオフホワイト色の雑居ビル。オートロックの入り口にあるフロア案内板によると、この2階が、ウェブコンサル会社の事務所のようだ。 信用調査会社によると、従業員は15人。取引先には、自民党や大手出版社とある。 記者はDappiとのつながりについて聞こうと、10月以降、何度か訪れた。だが、インターホンを押しても反応はなかった。窓のブラインドは閉められたままで、社内の様子はわからない。 朝夕に出入りしている社員の姿も確認できず、日中に会社に電話をしても、「本日の営業は終了しました」との自動音声が流れ、つながらない状態が続いた。 ただ、同社の取引先の関係者によると、10月半ばに提訴について報じられ始めてからも、業務は続けていたようだ。社員の一人が「うちの会社がご迷惑をおかけしてすいません」と話していたという。 同社社長や取締役らにも接触を試みたが、一度も会えていない。 フォロワー17万人 Dappiのアカウント(@dappi2019)が開設されたのは2019年6月。フォロワーは21年12月3日現在、約17万8千人だ。開設後2日でフォロワーが1万人を超え、その後も毎月1万人ずつくらいのペースでフォロワーを増やしてきた。 プロフィル欄には、ティアドロップ型のサングラスのアイコン。「日本が大好きです。偏向報道をするマスコミは嫌いです。国会中継を見てます。」と書かれている。 Dappiのアカウント このアカウント以前にも、同じ「Dappi」名のアカウント(@take_off_dress)が15年1月に開設されていた。約12万人のフォロワーがいたが、19年6月にアカウントは凍結され、現在もツイッターの「ルールに違反している」として凍結が続いている。 二つのアカウントの関係は分かっていないが、いずれもプロフィル欄に、「DAPPIのセイジコウサツ」というdappiを名乗るブログと、相互にリンクがはられている。ブログでは18年12月まで、以前のアカウントのツイートを引用した投稿が行われていた。 投稿は平日に集中 朝日新聞がSNS分析ツール「ブランドウォッチ」を使い、@dappi2019のアカウントを調べたところ、19年6月22日~21年10月1日に、5110件ツイートやリツイートをしていた。 投稿数は1日平均6件で、最も多い日で1日35件。最も投稿が多かったのが木曜日(1167件)で、逆に週末は極端に減り、土曜日が139件、日曜日が143件だった。時間帯は、午前9時ごろから投稿が増え始め、午後1~6時に特に投稿が集中していた。 両議員による発信者情報の開示請求が認められた直後の10月1日、菅義偉前首相のツイートをリツイートして以降、投稿はぱたりと途絶えた。 「野党『ギャーギャー』」 投稿内容を、言葉の出現頻度などを調べることができるテキスト分析ソフト「KHコーダー」を使って分析した。 名詞で最も多く使われていた… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
裏アカ調査「都市伝説ちゃうねん」 SNSリテラシーが必要
就職活動中の学生らが匿名で使うSNSの書き込みを調べて、企業が採用、不採用を決める動きが広がっている。こうした「裏アカウント」の調査をどう考えればよいのだろうか。若者のネット問題に詳しい兵庫県立大准教授の竹内和雄さん(56)に聞いた。 ――この問題をどう考えていますか。 調査の道義的な是非は今後決まっていくと思いますが、違法な手段でこっそり非公開のアカウントに無理やり入っていく、というわけではありませんので、こうした調査はなくならないと思います。 SNSは公開が前提で、そこで書いたことは誰かに見られる可能性がある。それがSNSだという認識が必要でしょう。 これぐらいつぶやいてもよいだろう、みんなやってるから。就活生側はそんな軽い気持ちで投稿しているかもしれませんが、企業の選考は思っているよりはるかに厳しいです。 企業側「定年まで雇用したら3億円」 ――採用企業側はどんな考えなのでしょうか。 こうした調査を依頼している企業の幹部に聞くと、「定年まで雇用したら3億円以上かかるので、入社前にしっかり調べるのは当然だ」と言っていました。 最終選考に残った志望者を対象に調べたら、8割超で問題のある投稿が見つかった年があったそうです。一般論と前置きした上で、「同じ評価の志望者ならSNSで問題を起こすリスクのある人より、ない人をとりたいと考えるのが普通だろう」と話していました。 例えば「飲み会でゲロを吐いた」とか、「あいつむかつく」とかいった書き込みは、学生側は大したことがないように考えるかもしれないが、わざわざSNSに書く必要のないことです。企業幹部は「入社後に同じような投稿をすれば、世間の企業イメージは悪くなる。こうした投稿は論外だ」と言っていました。 一企業の一幹部の見解ですが、こういう考えがあることは少なくとも知っておくべきです。 ――若気の至りをネット上でいつまでも追及するのはどうなのでしょうか。 分かります。昔は学生時代の追い出しコンパとか、服を脱いだり池に飛び込んだり眉をひそめることをしても、就職したら一転してまじめな顔をして働けました。企業側も大目に見て許容する風潮がありました。 若気の至り、一生残る ただ、今は若気の至りを写真に撮られてSNSに投稿されたら、一生残ってしまいます。「そんなリスクのあることをする学生」と思われても仕方ありません。時代が変わったことを理解しなければなりません。 子どものネット問題をテーマにしたオンラインイベントに登壇した兵庫県立大の竹内和雄准教授=2020年10月4日、大阪市北区、新井義顕撮影 本人は若気の至りでやったことかもしれませんが、企業はそう判断してくれません。同じ仲間として一緒に働いてほしいか、3億円の価値があるのかどうか、でしか見ていない。企業側に選択権がある現実を理解することが大切です。 ――具体的な事例はありますか。 ネットで知った事例ですが、体調不良と言って大学のゼミを休んだ学生が、実は遊んでいた様子を写真付きでSNSに投稿し、ゼミの教授が気付きました。教授がSNSに叱責(しっせき)の言葉を書き、一気に炎上状態になってしまいました。実名でのSNS投稿でした。 私が関わった事例では、大学に推薦入学が決まった高校3年生がつらい思いをしました。友だちとお祝いの会の動画をインスタグラムのストーリーズにあげました。お酒がそこに映り込んでおり、その映像を保存、拡散され、高校の先生たちが知るところとなりました。 ――学生側にはそうしたリスクの自覚はないのでしょうか。 少し前までは私が話題に出しても、「都市伝説や」「デジタルホラーや」って信じないことが多かったですが、紹介できる事例が増えてきて、やっと「先生はよ言うて」と焦り出す学生が増えてきました。「都市伝説ちゃうねん。現実や」としっかり伝えるようにしています。 ――この問題の本質は何でしょうか。 SNSという、試行錯誤中で無秩序になりがちな新しいメディアを、的確に使いこなすリテラシーの問題だと思います。 文部科学省が定める学習指導要領では、教育課程全体で、メディアリテラシーやモラルを含めた情報活用能力を育てる重要性がうたわれています。しかし実際は、トラブルに巻き込まれる若者は多く、十分には教えられていないのが現状です。学校教育だけでなく、地域、家庭、社会全体の課題として考えるべきです。 学生へ「今の書き込み、何年か後に誰かが見る」 ――どうすればよいのでしょうか。 学生に伝えたいのは、「あなたの今の書き込みは、何年か後に誰かが見ると思って書いた方がよい」ということです。投稿を進学や就職の時に使われたら困ります。 投稿するかの判断のポイントは、「入試や就活の担当者に読まれたくないことは書かない」ことです。身近な例では、恋人や結婚相手の親に読まれて困るような投稿はやめた方がよいと思います。 小学生にはもっと具体的に、「おじいちゃん、おばあちゃんが読んで悲しくなることは書かない」と教えています。未来の自分のことを考えて、小学生のうちから考えるべき課題だと思います。(聞き手・矢島大輔、市原研吾) 子どものネット問題をテーマとしたオンラインイベントで、視聴者からの質問に答える兵庫県立大の竹内和雄准教授=2020年10月4日、大阪市北区、新井義顕撮影 たけうち・かずお 大阪府内の公立中学校で20年間、生徒指導などを担当。2012年から兵庫県立大准教授。各地で開催されている、小中高生が使い方を話しあう「スマホサミット」に関わる。携帯電話の学校持ち込みに関する文部科学省の有識者会議の委員を務めた。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
フリースクールでの勉強を学校の成績に反映 不登校生サポートの動き
民間のフリースクールなどで学ぶ不登校の子どもたちの学習の成果を、在籍校の成績に反映しようとする試みが長野県内の公立中学校で出てきた。専門家らは「生徒の自己肯定感を高め、社会的な自立につながる」と評価する。 松本市中心街のビルで、不登校の生徒らが通うフリースクール「プリマ」。塩尻市立広陵中学3年の男子生徒は、小学6年から平日は毎日、プリマに通っている。学校に行きづらくなったのは、小学1年の3学期のころだった。集団生活になじめない、と感じたのがきっかけだったという。 プリマは進学塾も経営しており、フリースクールでも学力の向上を重視している。男子生徒は大学進学を視野に、公立高校への進学を希望。外国人講師や教員免許を持つ講師らの個別指導を受けるが、中学2年までは学校の成績に反映されなかった。 学力に問題ないのに受験失敗のケース度々 「成績という形で、がんばっている生徒を認めてあげたい気持ちはずっと持っていた」。広陵中の小松亨校長は言う。 同校は昨年、同市教育委員会と相談し、専門家らの助言などを参考に、学校独自で不登校の生徒に関わる学習評価のガイドラインを作った。今春から本格的に運用を始め、男子生徒の主要教科について、プリマでの学習成果を学校の成績として認めている。 ガイドラインは、学校からの課題への取り組みや自習ノートの記述を評価材料にできる、などと明記。プリマの講師らと学習計画について事前に話し合い、授業で使うプリントを解いたり、定期テストを受けたりしてもらう。実験が必須の理科では、男子生徒に実験の映像を見せるなどしてサポートしたという。 在籍校の成績が付かないと高校受験の内申点が得られず、「受験に不利になるのでは」との不安を感じる生徒も多い。プリマの滝沢昌登校長も「(プリマで)これまでにも学力に問題はないと思っていた生徒が、受験に失敗するケースが度々あった」としたうえで、「生徒の努力が認められ、自信や自立につながる。受験の精神的な負担もなくなる」と話す。 男子生徒は「励みになるし、勉強に専念できる。高校で学校生活を送り直し、部活動にも打ち込んでみたい」。プリマでは中信地方の別の中学に在籍する生徒も、今春から成績に反映されるようになったという。 専門家「公平性を気にしすぎて多様な学び及び腰」 県教委によると、不登校の子… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「過去にも地震たくさん、データ異常なし」富士五湖震源相次ぎ気象庁
2021年12月3日 12時21分 3日午前6時37分ごろ、山梨県東部・富士五湖を震源とする地震があり、同県大月市で最大震度5弱を観測した。気象庁によると、震源の深さは19キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は4・8。気象庁は揺れが強かった地域では1週間程度、同じ程度の地震に注意を呼びかけている。 このほか相模原市、神奈川県厚木市、松田町で震度4、東京、群馬、埼玉、静岡の1都3県で震度3を観測した。 同日午前2時18分と23分には、ほぼ同じ場所を震源とするM4・1(最大震度4)、M3・6(同3)の地震が発生した。気象庁の束田(つかだ)進也・地震津波監視課長は会見で「このあたりでフィリピン海プレートがユーラシアプレートに沈み込んでおり、過去にも地震がたくさん起こっている」と説明した。今回の震源が富士山から数十キロと近いことについても「富士山の火山観測データに特段の異常はない」と話した。 震度5弱の地震の影響で、JR中央線は高尾―甲府間では一時運転を見合わせた。最大60分の遅延が生じ、約2700人に影響した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル